「リゼロ」ガーフィールは、エミリア陣営の「最強の盾」である武官です。
聖域解放をきっかけにエミリア陣営に参画、初戦でエルザ撃破を成し遂げるなど大活躍を見せました。複雑な家族関係、最強への険しい道など、リゼロのガーフィールを詳しく知りたい方は本記事をご覧ください。
ガーフィールとは?
エミリア陣営の武官
ガーフィールは、エミリア陣営の武官であり、「最強の盾」を自称する攻防の要です。
聖域での出会いを通じて、エミリアの「世界中全てを聖域にする」という理想に共感、スバルを「大将」、オットーを「オットー兄ぃ」と呼んで尊敬しながら、エミリア陣営に参加しています。
最強を目指す虎人の半獣
ガーフィールは、大切な人達を守り抜くために「最強」を目指す虎人の半獣です。
家族や仲間達を大切に思う純粋な青年であり、聖域時代は自分こそが聖域の守り手だと自覚し、リューズや仲間達を守り抜くために鍛錬を重ねていきました。
虎人の半獣ですが、亜人の血に対する反発があるせいか、獣化した際は理性が飛ぶというデメリットもあります。
家族・仲間想い
ガーフは、家族や仲間を大切に思う少年です。
特に完全なるお婆ちゃん子であり、エミリア陣営に参画してロズワール邸に拠点を移してからも、毎日のようにアーラム村にいるリューズに手紙を書いていました。
姉フレデリカに対しては、聖域を出て行った際、母と同じように自分を見捨てたと感じていたため、ガーフィールの方は、聖域時代は特に思い出すこともありませんでした。
しかし、ミロード家で再会して母リーシア譲りのパイ作りを一緒に行い、工業都市コスツールへ一緒にお出かけしたりする中でわだかまりも解消、元の仲の良い姉弟の関係に戻っています。
ガーフィールの強さ・能力
エルザを撃破する最強の盾
ガーフィールは、エミリア陣営の中でも非常に高い戦闘能力を持った戦士です。
聖域時代もリューズ達を守り抜くためにひたすら鍛え続けており、ロズワール邸でフレデリカと再会した際は、その成長ぶりを驚かれていました。
「守る」ために最強を目指すガーフィールは、拳に盾をつけて戦う戦闘スタイルであり、エルザやメィリィ、不死王の秘蹟で操られた八ツ腕のクルガンに勝利するなど、主に物理攻撃主体の相手に勝利を収めています。
獣化
獣化は、ガーフィールの中に流れる虎の亜人の力を目覚めさせるスキルです。
獣化したガーフィールは大虎となり、通常形態よりも爆発的な力の上昇を獲得することができます。
ただし、フレデリカとは異なり、自らの中に流れる亜人の血を否定しているガーフィールは、獣化すると理性を失ってしまうため、味方が近くにいる戦闘では用いることができない状況です。
治癒魔法
「守る」ことに重きを置くガーフィールは、優しさの象徴である治癒魔法を使うことができます。
才能はフェリスと比較してしまうと大きな差がありますが、レムが眠り姫となっている間は、エミリア陣営の貴重な回復係でもありました。
ガーフィールの主なストーリー
幼いときに母リーシアが崩落に巻き込まれる
ガーフィールが生まれてまだ間もない頃、母リーシアが子育てには父親が必要だと感じ、聖域の外にガーフィールの父親を探しに向かいます。
しかし、聖域を出てすぐにリーシアは崖の崩落に巻き込まれてしまいました。
墓所の試練に挑む
母との再会を胸に秘めたガーフィールは、聖域を解放するため墓所の試練に挑みます。
しかし、その中で母リーシアが崖の崩落に巻き込まれた過去の映像を見てしまい、愛する母が既にいなくなった現実を受け入れられなかった幼いガーフィールは、母リーシアは自分とフレデリカを置いて聖域を出て、今も幸せに暮らしていると記憶を改ざんします。
その過程で聖域の壁に額を何度も打ち付け、成長した後も残る傷跡ができました。
姉フレデリカが聖域を出ていく
聖域解放派から保守派にガーフィールが転じた一方で、フレデリカは聖域を出てロズワールのメイドとなります。
フレデリカの本心は、いつかガーフィールが立ち直り、聖域を解放する時に居場所を用意するというものでしたが、それらの本心を知らないガーフィールは、フレデリカも聖域を捨てたと感じ、それから送られてくる手紙も一切読まない状態が続いていました。
聖域に現れたラムに一目惚れ
聖域の守護者となったガーフィールの元に、鬼族の隠れ里から保護されたラムとレムが、ロズワールに伴って聖域に来るようになります。
ラムに完全に一目惚れしてしまったガーフィールは、ラムに相応しい賢い強い男になると決意、本を読み始め、偉人の言葉や慣用句を口走るようになっていきます。
また、聖域の美しい白雪桜の手入れを担当し、ロズワールに根回しをしてラムとレムの休暇を獲得、二人に感動すら覚えるほどの美しい桜を見せるなど、甲斐甲斐しくアピールを続けていきました。
聖域に連れてこられた人間のお世話
魔女教襲撃の際、ラムがアーラム村の住民を率いて聖域に避難してくると、ガーフィールは最初、外部者を聖域に連れてきたことに怒ります。
しかし、大聖堂に拠点を構えることになった住民達が快適に暮らせるよう尽力し、住民達からも大いに感謝されていました。
過去と向き合い未来に目を向ける
聖域編では、聖域の守護者としてスバル達の前に立ちはだかります。
しかし、スバル達に敗北後、ラムの後押しで再び墓所の試練に挑み、そこで自分の記憶とは異なる真実の過去を知ることとなります。そこには、ガーフィールが自ら改竄した記憶である母へ捨てられた過去はなく、あったのは母から愛されていた事実でした。
母リーシアの愛を取り戻し、その死を受け入れたガーフィールは、過去を乗り越え、未来へと目を向けられるようになります。
エミリア陣営の武官として陣営参加
スバルを「大将」と慕い、エミリア陣営に参画することとなったガーフィールは、エミリアの目指す「世界中を聖域にする」という理想に共感します。
そして、エミリア陣営の「最強の盾」として、ロズワールに宣戦布告後、スバル、オットーと共にもう一つの戦場であるロズワール邸へと向かいました。
ロズワール邸でエルザ撃破、初陣を飾る
ロズワール邸では姉フレデリカと再会、成長した姿をみせ、フレデリカを感動させます。
エルザとメィリィを相手取ることになりますが、フレデリカと協力しながらエルザを撃破、幼いメィリィは捕虜として確保し、「最強の盾」としての初陣を見事に勝利で飾りました。
光虫騒動で獅子人を圧倒、フレデリカを救出
新ロズワール邸に移動後、フレデリカと工業都市コスツールにお出かけすることとなり、そこで光虫騒動に巻き込まれます。
ガーフィールは、フレデリカを気絶させて攫った獅子人のヘイデンと対峙しますが、圧倒的な力の差で勝利、無事にフレデリカを救出することに成功しました。
土蜘蛛との戦いを契機にオットーを慕うようになる
オットーの地元凱旋の際には、スバルと共に護衛として同行します。
途中で土蜘蛛騒動に巻き込まれますが、オットーが知力でこれを解決、ガーフィールは自分の武力以外にも強さがあることを知り、その力に優れたオットーを尊敬、「オットー兄ぃ」と親しみを込めて呼ぶようになりました。
ミミに一目惚れされる
聖域解放から1年が経つ頃、アナスタシアの使者としてヨシュアが屋敷に訪れ、護衛として同行していたミミにゴロゴロドガーンと一目惚れされます。
ミミの愛情は情熱的であり、水門都市プリステラの水の羽衣邸を訪れた際も、ガーフィールを視認した瞬間飛びつき、あちこちに引っ張り回されることとなりました。
ミミは、アナスタシア陣営の愛されキャラであるため、ガーフィールはアナスタシアにも危険視され、ミミの弟であり重度のシスコンのヘータロー、ティビーには普通に直接戦闘を仕掛けられることとなります。
ラインハルトと出会い「最強」との距離を感じる
また、水の羽衣邸の前で剣聖ラインハルトと出会い、ガーフィールは本物の「最強」の前に自信を打ち砕かれます。
聖域を出てから、全てが上手くいきすぎていたガーフィールは、あまりの力の差に愕然とし、ショックを受けてプリステラの街をブラブラと悩みながら歩いていくこととなりました。
記憶を失った母リーシアと再会
一人になりたいガーフィールを、ミミは一人にしてくれず、二人は街をブラブラとしていきます。
街で助けた少年を家に送り届けた際、ガーフィールが亡くなったと考えていた母リーシアが、記憶を失ったリアラとして現れ、ガーフィールは驚愕しますが、自分が息子であると打ち明けても何にもならないと考え、その場を去っていくことを決めます。
ミミに打ち明けたガーフィールは、そのまま一晩号泣しながら慰められ、翌日スバル達の元に戻ろうとしたところ、大罪司教による都市庁舎占拠、放送が開始されてしまいました。
八ツ腕のクルガンを撃破
リーシアの夫が都市庁舎勤務だと知ったガーフィールは、ミミの忠告を効かず、都市庁舎前にいた八ツ腕のクルガン、剣聖テレシアと対峙します。
しかし、ガーフィールの力は二人に及ばず、ガーフを助けたミミが「死神の加護」を持つテレシアに刺され、重傷を負う結果となってしまいました。
ミミを助けるため、都市庁舎奪還作戦に参加するも失敗してしまいます。
三度目の正直で挑んだ制御塔奪還作戦では八ツ腕のクルガンに対峙して勝利、テレシアはヴィルヘルム、ラインハルトが撃破したことで、ミミを救うことができました。
リーシアに自分が息子だと打ち明ける
最強ラインハルトとの差、ヴォラキアの英雄であるクルガンを撃破した実績、この二つの間でガーフィールは自分の力の位置に悩みます。
ヴィルヘルムに悩みを打ち明けた所、素質はあるが、目指す頂ははるか遠くにあると言われ、ガーフィールはますます悩みの深みに嵌っていきました。
近くで見ていたミミは、まず解決できる悩みである母親の元へガーフィールを連れていきます。
ガーフィールは、ついにここで決壊、自分が息子であると打ち明けて号泣しますが、リーシアは記憶を取り戻しながらも、ガーフィールがここで立ち止まらないように記憶がないフリをして、ガーフィールを見送りました。
しかし、弟フレド、妹ラフィールと、記憶をなくしてまで自分達への愛情がなくなっていないことに気付いたガーフィールの気持ちは少し晴れ、再び足を前に進めて行けるようになります。
水門都市の地下大神殿から魔女の遺骨を回収
水門都市の復興作業に従事していたガーフィールは、リリアナからの依頼で地下大神殿に保管されている魔女の遺骨の回収へと向かいます。
最奥の部屋でテュフォンの権能に囚われたガーフィールは、リカードやエッゾよりも強く影響を受けますが、援軍として到着したオットーに、ガーフィールが抱えている罪を全て許すと言われて権能から解放、地下大神殿の仕組みを突破して、魔女の遺骨の回収に成功しました。
フレデリカやリューズを水門都市に呼ぶ
地上に戻ってきたガーフィールは、リーシアとの話し合いを設けるため、フレデリカとリューズもプリステラに呼びます。
ガーフィールの主な関係者
エミリア陣営関係者 | |||
---|---|---|---|
エミリア | パック | スバル | ロズワール |
ラム | レム | オットー | ガーフィール |
ベアトリス | フレデリカ | リューズ | ペトラ |
パトラッシュ | アンネローゼ | クリンド |
ガーフの家族 | |||
---|---|---|---|
ガーフ | フレデリカ | リューズ | リーシア |
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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