日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」発の大人気作品「Re:ゼロから始める異世界生活」の小説第14巻のネタバレ解説です。
ネタバレを見たくない方は、ページを閉じて頂きますようお願い致します。
第13巻の詳細について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
第1章「―記憶の旅路」ネタバレ
エミリアの試練がついに“氷結の絆”より昔へ遡る章だよな。パックが涙で『君を見つけられなかった』と謝り、名前を口にしかけて夢が終わる——この“名前”の引っかかりが後々とんでもない伏線になるんだよな。
そうそうそうなんだよ…!フォルトナ母様との再会で、エミリアが覚えてる“自分の姿”があの小さな子供のままだったって描写がもう切ないの。お姫様部屋に閉じ込められて育った理由が、彼女を守るためだったって分かると、エミリアの世間知らずさすら愛おしくなるんだよね。
エミリアは、パックとの出会いの記憶を思い出す。
涙を流して謝るパックに、どうして謝るのと聞く。
君を一人にしたからと言うパックに、どうして一人にしたのと聞く。
君を見つけられなかったからとパックは答える。
エミリアは、名前を聞く。パックは、名前を口にしようとする。そこで夢は終わる。
「氷結の絆」よりももっと遠くの過去へ、試練はエミリアを連れていく。
フォルトナ母様との再会
エミリアとエキドナは、大森林の樹木の道を歩く。
エキドナが虚構世界であることを説明し、エミリアは、前回の挑戦の記憶が全くないことを話した。
森が開け、大森林の中でもひときわ大きい巨木が目の前に現れる。
巨木の麓には洞を活用した厳重な扉付きの空間、「お姫様部屋」がある。
エミリア達がその空間の中に入ると、小さい頃のエミリアとフォルトナ母様が向かい合っていた。
エミリアは、目覚めてから自分の容姿を確認しておらず、この小さなエミリアが、エミリア自身の記憶に残っている自分だった。
お姫様部屋を脱出
フォルトナは、時々エミリアをお姫様部屋に閉じ込めて、外に出かけて行く。
エミリアは、それを大人達が自分に隠れて楽しいことをしているのだと信じて疑わなかった。
施錠された扉を前に佇むエミリアの前に、青い燐光がチカチカと光り、外に出るための抜け穴を指し示す。
腕一本通せるだけの穴は、樹木で覆われていて、精一杯広げれば、体を通すこともできた。その道を通って、エミリアは外に出て、フォルトナ達がいるだろう広場へ向かう。
得意の木登りで広場が一望できる場所に到着すると、広場には集落のエルフ50名程度の全員がいて、黒衣の20名程度の集団から、食料や洋服、本などを受け取っていた。
自分のことを妹のように扱うエルフ「アーチ」もそこにいた。
フォルトナとジュース
エルフの代表はフォルトナが務めており、黒衣の集団の代表の男をジュースと呼んだ。
フォルトナは、ジュースに感謝を伝えると、ジュースは本来もっと厚遇されていい方達であると、恭しく感謝を受け取る。
そして、封印は大丈夫ですかと、毎度しているとされる質問をフォルトナに投げかけた。
フォルトナは大丈夫だと応え、兄と義姉さんのためにも絶対に解かれるわけにはいかないと返した。
荷物の受け渡しが完了し、去り際、ジュースがエミリアは元気ですか?と聞く。
エミリアの胸が少し高鳴り、フォルトナは本当に良い子に育っていると教えた。そして、ジュースと会わせるわけにはいかないとも。
受け取った荷物の処理をアーチに任せ、フォルトナはお姫様部屋で退屈しているだろうエミリアを迎えにいく。
エミリアは急いでお姫様部屋に戻り、遊んでいた細工をする。作ってしまった擦り傷は、青い燐光に癒され、扉を開けたフォルトナを出迎える。
フォルトナはエミリアを抱きしめて、娘に愛を告げた。
エミリアが思い出したもの
エミリアは、思い出を見て「妖精さん」と「ジュース」の存在を思い出す。
微精霊に対して、邪精霊の一種である「妖精」と呼ぶことにエキドナが怪訝を示すが、エミリアが読んでいた童話集の中に、妖精が良いものであるように書かれていたため、この時は「妖精さん」と呼んでいたのだと説明する。
エキドナが、過去に向き合う準備はできたかと問うが、まだだと話し、エミリアが森の奥に足を向ける。
そこには、「封印」があった。
エミリアとフーイン
幼少のエミリアは、お姫様部屋を脱獄するのが当たり前の習慣となっていた。
この日も、フォルトナ達がジュースから物資を受け取っている姿を観察している。
ジュースに向ける優しいフォルトナの表情に、エミリアは少しムッとしていた。
二人の間で、恒例の確認がされる。「フーイン」。エミリアは、フーインが実の両親と関わりのあることなのではないかと考えていた。
エミリアは、微精霊に助けてもらいながら、森の探索を進めていき、奥にただ扉だけが佇む「フーイン」にたどり着いた。
エミリアとジュース
ただ扉だけが倒れもせずに存在する不思議さに、エミリアは好奇心でできることは何でもしてみた。
結果、何も起きなかったけれど、フーインを見つけられたことに満足したエミリアは、そのまま家路に着こうとした。
すると、妖精さんが点滅して、エミリアを草むらの中に誘う。エミリアがその先について行くと、そこにはエルフの集落に向かおうとしていたジュースがいた。
エミリアの顔を見たジュースは崩れ落ちて、喜びの涙を流す。
エミリアは、ジュースのその姿を見て、優しく包み込んで、大丈夫だよと言った。
エミリアの記憶をパックが封じた理由
エミリアは、大切なことを忘れてしまっていたことに愕然とする。
しかし同時に、準備ができていない状態でこの記憶を思い出していたら、きっと心が壊れてしまったのだろうと感じていた。
だからこそ、パックは、契約を理由にエミリアの記憶に蓋をした。エミリア自身の記憶から、エミリア自身の心を守るために。
エミリアは、準備が終わったことを確認すると、エキドナはそれを肯定し、試練の始まりを告げる。
ジュースと手を繋いだ幼少のエミリアは、二人でエルフの集落に戻り、二人でフォルトナから烈火の如く怒られた。
招かれざる試練
過保護のジュースを振り回し、エミリアが元気に駆け回る。
その姿を見て、フォルトナがありえない憧憬を見ているかのように目を細めていた。
フォルトナがエミリアを呼び寄せ、約束の大切さを説く。涙を瞳に浮かべるエミリアを抱きしめた。
その姿を見て、今度はジュースが感動で号泣してしまう。
二人の微笑ましい関係を見て、ジュースは鈍感だなとエミリアは感じていた。
フォルトナに言われ、エミリアがお姫様部屋に戻ろうとすると、白髪の青年が道に現れる。
青年は名乗った。
「魔女教大罪司教『強欲』担当、レグルス・コルニカス」
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第2章「聖域の始まりと、崩壊の始まり」ネタバレ
この章で聖域の成り立ちが一気に語られる。リューズ・メイエルが強欲の魔女エキドナの使徒で、その複製体が今のリューズたち——聖域そのものがエキドナの実験場だったって構図、スケールが段違いだよな。
わかる…!しかもベアトリスとリューズの出会い、エキドナが『ジュースに指導させよう』って言う場面、全部が後の禁書庫やロズワールに繋がってるの。“始まり”の章なのに同時に“崩壊の始まり”でもあるってタイトルが、聖域の業の深さを物語ってて鳥肌なんだよね。
墓所の外では、エミリアを見送った一同がスバルの羞恥をからかっている。
そこに、オドの限界が近づき、疲労が如実に現れてきた「リューズ・シーマ」が、昨晩の話の続きをする必要があると、スバルを呼んだ。
シーマが話すのは、墓所に入ったことで見た記憶、「リューズ・メイエル」の過去の記憶であり、それは聖域の成り立ちに関わるものだった。
リューズ・メイエルとベアトリスの出会い
集落に訪れていたエキドナと一緒に、ベアトリスはその片隅で佇んでいた。
それに見惚れていたリューズ・メイエルは、ベアトリスに呼ばれ、何を見ているのかしらと、スバル達が知るのと同じような照れ隠しで、リューズに話をかけた。
エキドナに言葉遣いを注意され、落ち込むベアトリスだったが、エキドナがジュースに指導させようと言うと、さらに落胆した。
エキドナはリューズに声をかけ、今後この集落を訪れる機会が増えるだろうから、ベアトリスと仲良くしてあげて欲しいと頼んだ。
強欲の魔女の使徒たるリューズは、魔女様の頼みに心を震わせる。
リューズ・メイエルとロズワールの出会い
リューズの集落には、頻繁にエキドナが顔を出すようになった。
ある日、藍色の髪をした青年が、この森の集落を治めるメイザース家の当主、ロズワール様が訪れ、リューズにエキドナ様の行方を聞く。
16歳の青年は、エキドナを先生と仰ぎ、宿題に出された四属性の魔法の融合、その先の二属性の融合による虹色の属性の発言を、嬉々としてエキドナに見せていた。
ベアトリスは、変わらずにツンケンとした態度だったが、ロズワール曰くそれは好意の裏返しであり、リューズもそれを確認して、胸の奥を熱くした。
幸せな時間
集落は、混血の亜人が集まる場所だった。
外の世界の差別によって傷付いた人達が寄り集まり、エキドナはその集落の人々が、苦なく暮らしていくことができるように、様々な支援をして、その一切に見返りを持たなかった。
集落の人々にとっては、エキドナは偉大な恩人であった。
エキドナの来訪には、必ずベアトリスがついてきて、リューズの仕事がある時はそれを手伝い、ないときは魔法の勉強に集中していた。
たまに顔を出すロズワールは、エキドナとベアトリスだけには、年相応の青年に戻り、魔法の習熟に苦労するベアトリスをからかい、微笑ましい兄妹喧嘩をしていた。
集落には、笑顔があった。笑顔だけがある、幸せな時間が過ぎていった。
聖域の破綻
スバルは、ここまでの話を聞いて、エキドナが娘や弟子、集落の人々に対して人間味のある接し方をしていたことに非常に驚く。
それは、自分の好奇心のためだけに、ベアトリスを400年間孤独に追いやり、その結果を素晴らしいと評したあの魔女とは重ならなかったからだ。
しかし、リューズの記憶では、エキドナは情に薄い方ではなかったと、リューズは説明する。
スバルは、話の続きを聞こうとする。そこで何があったのかと。
リューズは、「破綻」が訪れたと答えた。
破綻が訪れた日
その日も、幸せな時間が流れていた。
自分の頭越しに、幸せな兄妹のやり取りが続いている。
ベアトリスの姿に憧れて、イ文字を勉強し始めたリューズに、ベアトリスが先生になってくれると約束までしてくれた。
しかし、その時は突然訪れる。
ベアトリスが、お母様に呼ばれていると言い、ロズワールと相談する。
ベアトリスは、扉渡りで一足先にエキドナの元に戻り、リューズはロズワールに連れられ、エキドナの元を訪れた。
対抗策
ロズワールは、エキドナに向けて今すぐに避難するべきだと、叫ぶように提言する。
奴の力は絶対的で、自分でも何の役にも立たないと。
エキドナは、結界の理論の構築は完了しており、条件である血も聖堂に十分集まっていると話す。
ただし、結界を発動させるための核が足りていないとこぼす。
リューズは、自分が核になることはできないでしょうか、と提案する。
ベアトリスから、結界の核としての適性を見られていたという話は聞いており、何度かマナ徴収されたのもその一環だと言われた、と話す。
エキドナは、リューズに核の適性があることを認めながらも、リューズのマナが土壌に馴染む必要があり、それには時間が足りないのだと説明した。
ただし、リューズのオドを核にして結界を展開すれば、土壌にマナが馴染むのを待たずに結界が展開できるとも話す。
リューズは、それで聖域が救済されるのなら、と受け入れる。
エキドナは、ロズワールに時間稼ぎを頼み、ベアトリスを説明をするために呼び、早速結界構築の準備を始めた。
ロズワール vs 憂鬱の魔人ヘクトール
ロズワールは、間違いなく天才だった。
人類が上り詰めることのできる魔導の最高位におり、なおも魔女の弟子として研鑽を積む、本物の天才だった。
そのロズワールが圧倒的に、圧倒的に為す術もなくボロボロになっていく。原理は分からないが、ヘクトールのかざす手の方角に圧力が加わり、ロズワールの体は簡単にひしゃげていくのだ。
近くの小屋で戦況を見守っていたリューズにも気付くが、エキドナでないのなら興味がないと、命を落とす間一髪で攻撃が止まる。
エキドナが小屋の前に立ち、旧知であったらしいヘクトールと会話を交わす。
その隙にベアトリスがリューズの前に現れ、エキドナからの伝言「準備は整った」という言葉を伝え、リューズを連れていくようにと指示された、森の中の変な匂いのする建物に渡る。
ベアトリスは、エキドナの指示で様々なものをこの建物に運び込んでいたのだ。
リューズとベアトリスの別れ
魔水晶に魅入られるリューズに、触ると取り込まれるからとベアトリスは注意する。
そして、リューズの不安を消すために、すぐにベティーとお母様であの男を退治すると話しをする。
リューズは、ベアトリスにお別れを告げる。自分が結晶石の中に入り、聖域を展開すると。
ベアトリスは、その行動を止めるための、全ての言い訳を並べ立ててリューズを止める。
しかし、そのどれにも、リューズを止める力はなかった。
リューズは、もらったものを数えて、描く未来を同じにできる友達を得られた幸せを感じながら、「ありがとう。さようなら、ベティー」と微笑んで、魔水晶の中に入っていった。
引き継がれる思い
シーマの話を聞き終えたスバル達は、聖域が残っているということは、リューズ・メイエルの願いは果たされたのだろうと話す。
しかし、シーマの話は、リューズとスバルが知っていた聖域の成り立ちや目的とは、全く異なるものだった。
それは、「憂鬱の魔人」を歴史から消すための巧妙な嘘で、そうまでして憂鬱の存在を隠したかったエキドナの意図が現れていた。
シーマは、肩の荷をおろしたかのように、リューズは、これまで信じていた使命が偽りだったことのショックに、それぞれ体の力を抜いて座り込む。
シーマは、結界を解くことは、始祖である「リューズ・メイエル」の意思に背くのではないかと考え、世の中が変わってもそれに固執し、聖域の解放に反対していたのだと話した。
スバルは、エミリアは「公平な世の中を作る」と王選で自らの志を掲げたことを話した。
そして、エミリアが玉座についた時には、世界の全てが「聖域」になるのだと話す。もちろん、混血への差別をすぐになくすことはできないだろうけれども。
ガーフィールは、その話に乗る。リューズ達も賛同する。エミリア陣営に、強力な仲間が加わった。
ラムが、リューズ、シーマを休ませるために小屋に案内する。
スバル、オットー、ガーフィールは、ロズワールの建物へ向かった。
『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season
後半クール 2021年1月より放送開始スバルの決意、エミリアの試練、それぞれの思惑……後半クールの放送までお待ちください‼https://t.co/W2sdaU8uCG#rezero #リゼロ pic.twitter.com/vF5vH5rLZX
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) September 30, 2020
第4章「エリオール大森林の永久凍土」ネタバレ
エミリアの過去の核心、エリオール大森林の悲劇だよな。パンドラが『自身を鍵だと思いなさい』と誘導して封印を解かせようとする——エミリアにしか見えない鍵っていう設定が不穏で仕方ない。
そうなんだよ…!フォルトナとジュースの最大出力の連携攻撃、でもジュースの見えざる手がフォルトナに致命傷を与えてしまうの。母を救おうとした力が母を殺すっていう最悪の悲劇——エミリアの記憶が凍りついていた本当の理由がここで明かされて、涙が止まらないんだよね。
パンドラは、エミリアに対してフォルトナはジュースは無事だと伝える。
そして、エミリアに鍵で封印を解くように願い出た。
エミリアは、封印を解けば帰ってくれるというパンドラの言葉を信じ、パンドラに「自身を鍵だと思いなさい」と言われると、手に大きな鍵が現れる。
その鍵はパンドラには見えておらず、世界で二人だけしか見る資格がないだろうと説明する。
エミリアは、封印の扉を開けようとするが、フォルトナとの約束が頭を過ぎり、寸前で封印を開けられないとパンドラに断った。
フォルトナとの再会
フォルトナがその場に現れ、エミリアがいることに驚きつつも、パンドラに攻撃を仕掛け続ける。
その度に復活するパンドラは、エミリアがフォルトナとの約束を守って封印を解いてくれないと説明し、フォルトナにエミリアを説得するようにお願いする。
フォルトナはエミリアを抱きしめて、優しく褒める。
そこにジュースが現れ、フォルトナとジュースの最大出力の連携攻撃がパンドラに襲いかかる。
一撃の顛末
ジュースの見えざる手は、フォルトナに致命傷を与えた。
エミリアは、大量の血を流す母の元に駆け寄り、ただただ抱きしめる。
ジュースは、エミリアの姿を見て驚き、自分が一撃を与えた相手がフォルトナだと分かり、発狂する。
パンドラが、ジュースは「見間違えた」のだから仕方がないと説明した。
ジュースは、意思の力で抑え込んでいた抵抗がなくなり、心を壊し、ペテルギウス・ロマネコンティと化す。
フォルトナは、エミリアの腕の中で命を終えた。
エミリアの雪
パンドラは、これで封印を解かない約束は無効になったと言い、改めて封印を解くことをエミリアに求める。
また、微精霊を呼び、エミリアをここまで案内してくれたことに感謝を告げた。
エミリアは、膨大なマナを使い、パンドラに無慈悲な攻撃を加え続ける。
しかし、取り込むマナに、放出するマナが追いつかなくなり、自身も氷はじめ、大森林が凍土に変わっていく。
パンドラは、これ以上はエミリアの体に悪いと判断し、封印の扉とペテルギウスを連れて、森を去っていった。
そして、エミリアは氷像となり、100年の眠りにつく。
エミリアの試練
過去が終わり、エキドナはエミリアに試練の答えを求める。
エミリアは、約束を守り、封印の扉を開かなかったことを後悔していないと言った。後悔するとしたら、その時にパンドラを倒すだけの力がなかったことだと。
そして、フォルトナ母様が描いていた未来、いつかみんなが森を出て自由に生きていく世界を、自分が作る。雪の下で氷像となっている仲間を起こし、たくさん謝って、その世界で、フォルトナの望んだ世界で自分は幸せに生きていると報告するのだと。
エキドナに対し、エミリアは幸せな未来予想を伝えた。
エキドナは納得して、その考え方はエミリアの母親そっくりだと話す。エミリアは驚くが、エキドナはエミリアの実の母親を知っており、それがエミリアに対するやっかみとなり、この態度に繋がっているのだと説明した。
世界が崩壊し、試練が終わった。
試練の後で
墓所の石室で目覚めたエミリアは、フォルトナ母様を悼んで一人、涙を流す。
100年前に流すはずだった涙を、決して枯れない涙を流し、母からもらった全ての愛を一身に受け止めた。
顔を自らの両手でパンと張り、ヒビ割れた結晶石に手を当て、パックを必ず迎えにいくと決意を新たにする。
フォルトナ母様が望んだ世界を作り上げていくために、まずは試練の突破を報告しようと、墓所の遺跡の外に出た。
自分を見送ってくれたはずの大勢の人の姿がなく、親愛を伝えてくれたスバルの姿もなく、ポツンとラムだけが立ち、「お帰りなさいませ」と出迎えてくれた。
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33話の放送前に、エミリアとパックの物語でパワーを充電しておいてください☃https://t.co/rUNqFdKM17#rezero #リゼロ— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) August 26, 2020
第5章「唇には紅を引いて」ネタバレ
章タイトル『唇には紅を引いて』、ロズワールが戦化粧をして降伏勧告を撥ねつける章だよな。『死に戻りを手放してただの人になった劣等のお前に覆せるか』って激情、彼の信念が剥き出しになる。
そうそうそうなんだよ…!ロズワールは『人は後悔を乗り越えられない、想いは不変だ』って信じきってるの。だからこそガーフィールが試練で過去を乗り越えたことが彼には許せない。スバルの『人は前を向ける』との価値観のぶつかり合いが、聖域編全体の決着そのものなんだよね。
スバル、オットー、ガーフィールは、足早に状況共有をしながらロズワールの寝室に向かう。
寝室では、ロズワールが戦化粧と称したいつもの化粧をした姿で立っており、要件を聞く。
スバルは、ロズワールに降伏勧告を告げた。
ロズワールの判断
オットーとガーフィールがこの場にいることを見て、ロズワールも状況が変わったことを認める。
想いは不変で絶対的なものと信じるロズワールは、ガーフィールの心変わりを糾弾した。
ガーフィールは、ラムの後押しで、試練で自分の過去を見て、それで乗り越えたのだと話す。
スバルは、改めて、屋敷への刺客を止めて降伏しろと要求する。
ロズワールは、怒りを瞳に宿して、それを断る。
ロズワールの怒りとスバルの怒り
ロズワールは、屋敷の襲撃を止めることができなければ、スバルの敗北だと告げる。
そして、死に戻りという権能を手放して、ただの人となった劣等のお前に、覆すことができるものかと、これまでにない激情で怒鳴りつける。
ロズワールは、想いが変わらないことを信じる。人は後悔を乗り越えることができないのだと。だから、人が後悔を乗り越えて前を向けると、想うことの強さを信じるスバルとは絶対に相容れない。
スバルは、エミリアが弱いままだと信じるロズワールに怒りをぶつける。
エミリアは必ず、試練を乗り越え、想いが変わらないと信じるロズワールを否定しにくると。
交渉は決裂し、スバル達はロズワールの寝室を後にした。
ロズワール邸へ
ガーフィールが、自分はクウォーターであり、聖域の結界にはかからないと打ち明ける。
オットーとスバルは、これならばと、ガーフィールを連れて屋敷に戻ることを決断する。
大聖堂に戻ったスバル達は、アーラム村の住民達に迫り来る魔獣の脅威や結界のことに簡単に説明する。
村人達は、既に「内政官様」から状況は聞き及んでいると答え、スバル達を見送る。
大聖堂に戻ったラムに、エミリアのことを任せ、夜明けまでにロズワール邸に戻るため、すぐに竜車を走らせた。
今夜より新編集版第4話・第5話が📺放送開始です。
見どころは、リゼロ唯一のお風呂回🛀 🛀 🛀第4話「ロズワール邸の団欒」
第5話「約束した朝は遠く」https://t.co/j7xoprYIQx📺AT-X 22:30~
💻AbemaTV・dアニメストア 23:00~
📺TOKYO MX 23:30~
📺BS11 25:00~#rezero #リゼロ pic.twitter.com/nkt9ms5Cdv— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) January 14, 2020
第六章「嘘を願いに」ネタバレ
ラムがエミリアに『ロズワール様をお救いください』と懇願する章、泣けるんだよな。エミリアが玉座に座ることで、道を外れた先でも想いは果たされると教えてあげてほしいって——ラムの一途さの極み。
うん…そしてロズワールが悪意を孕んだ賛辞で『スバルの理想を押し付けられ可哀想に』とエミリアを揺さぶるの。でもエミリアがはっきり否定するのが熱いの。スバルに酷い言葉をかけられたことすら自分の弱さと向き合う糧にした、っていう成長を本人の口で語らせる構成が見事なんだよね。
ラムがスバル達がここにいない事情を説明し、エミリアの凛と立つ姿を見て、強くなられたのですねと言葉を零す。
そして、ラムがスバルやオットー達に協力したのは、エミリアにお願いをする前に、尽くす必要があったからだと言う。
エミリアがラムのお願い事を聞くと、ラムは「ロズワール様をお救いください」と言う。
エミリアが玉座に座ることで、ロズワールの願いは果たされる。既に道を外れてしまった先でも、想いが果たされるということを、ロズワールに教えてあげて欲しいと、ラムがエミリアに懇願する。
エミリアは、ラムの話していること全てを理解できていないまでも、ラムの切実さにその願いを聞き入れた。
そこに、ロズワールが姿を現し、試練の突破のお祝いをする。
ロズワールの悪意とエミリアの反論
ロズワールは、エミリアに対して悪意を孕んだ賛辞を送る。
スバルの理想を押し付けられ、見たくもない過去を見させられ、それでも試練を乗り越えたのでしょうと、そのエミリアの在り方に同情した。
エミリアは、それをはっきりと否定する。
スバルは、エミリアにたくさんの酷い言葉をかけた。自分の弱いところを見た上で、それでも信じてると言ってくれた。だから自分は、自分の意思で、試練を乗り越えたのだと。
そして、ロズワールはエミリアに怒られたくてここに来たのではないかと聞いた。
終わる世界に対するエミリアの反抗
ロズワールは、エミリアの変容を気高く素晴らしいものだと評しながら、世界が終わっていく今となっては、無意味なことだと同情する。
エミリアは、私とロズワールで始めたことを勝手に終わらせないでと怒る。
しかし、ロズワールは、始めたのは「私と先生だ」と修正した。
エミリアは、ラムとの約束を守るため、第二の試練に向かう。
ロズワールとラム
エミリアが去った後、ロズワールはラムの忠誠を労う。
エミリアが自分に危害を加えていれば、それでスバルとの賭けは終わりだった。ラムがエミリアに跪いていたのも、そのためだったと理解していた。
ロズワールは以前、魔書の示す結末のために、全てを犠牲にしている。
ロズワールは、ラムにエミリア様の帰りを待つように指示し、自身は森の中に入っていった。
ラムは、千里眼を使って、リューズ・メイエルの複製施設にたどり着いていた。
千里眼は、格上のものに対しては、相手が心を開いていない限り使うことができない。これまで、一度もロズワールの視界を借りることはできなかった。
それがここに来て、ロズワールに千里眼をかけられたことに、ラムは高揚していた。
ロズワールは、ラムがここに来たことを不可解に思いながら、用件を聞いた。
ラムは、魔女の妄執からあなたを奪いにきましたと、自分の角で作った魔杖の矛先をロズワールに向けた。
ロズワールの考えるラムの目的
ラムの行動に対して、ロズワールはその思惑について逡巡する。
ラムは、幼少期の頃、仇である魔女教徒を殲滅するためにロズワールの力を借りている。そして、ロズワールに「忠誠」と「ロズワールの願いを滅ぼすこと」の二つの条件で契約を結んでいた。
ロズワールは、魔女教徒の襲撃の一因であり、ラムは自分を恨んでいるのだろうと考えていた。
そして、魔書を滅ぼして抜け殻となった自分でよければ、ラムの好きにしていいとも誓っていた。
だからこそ、ラムはこのタイミングで襲撃をしてきたのだと考える。
ロズワールは、これから魔書の記述に従い、魔水晶を触媒に天候を変える大魔法を使う。その術式の構築の間は無防備となるため、そこをラムに襲われていたら、自分でも命を奪われていただろうと考えた。
だからこそ、ラムの襲撃は少し早かったと、惜しんだ。
ラムの切り札
ラムは、ロズワールはやはり何も分かっていないと嘆息する。
そして、服の内側から青い輝石を取り出した。そこに、パックが顕現する。
ロズワールは、ラムの周到な準備に歓喜する。
そして、戦いの火蓋が切って落とされた。
『Re:ゼロから始める異世界生活』ちょっと楽しいシーン⑧
ロズワール邸で執事として働くスバル。ラム姉さまは掃除に厳しいですよ🧹
掃除をしたらもしかしたらお宝を発見するかもしれませんね💎✨▶ https://t.co/kmWUodTvct#rezero #リゼロ pic.twitter.com/jTRQlCw2cA
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) April 29, 2020
第7章「咆哮の再会」ネタバレ
屋敷側の地獄、エルザの襲撃が始まる章だよな。ペトラがスバルに頼まれた『レム』を思い出して、震える勇気を振り絞って階段を上るの、あの普通の女の子の勇気が一番胸に来る。
そうそうそうなんだよ…!エルザのターゲットがフレデリカ・ペトラ・ベアトリスでレムは除外、って情報がさらっと怖いの。フレデリカが命がけで時間を稼ぎ、ペトラが禁書庫に繋がらない扉を必死に探す——聖域の決着と並行して屋敷でも命が懸かってる二正面の緊張が、14巻のクライマックスを盛り上げてるんだよね。
ペトラは夜中にフレデリカに起こされ、食堂の勝手口から屋敷を出て、アーラム村に走って向かうように告げられる。
この数ヶ月で何度か感じた危険の香りは、ペトラに状況をすぐに理解させた。
大好きなフレデリカ姉様に抱きつき、ドアの前で別れ、東館から本館へ向かう。
そのまま本館の一階へ向かえばよかったのに、スバルから「レム」を頼まれたことを思い出し、震える勇気を振り絞って、階段を上に登っていく。
可能な限りの音を消して、レムの部屋の前にたどり着く。
しかし、その3歩先には、エルザがいて、「あなたが小さな方のメイドさん?」と声をかけてきた。
エルザの襲撃
エルザの手に持たれたククリナイフがペトラに向けて襲いかかる。そこに、間一髪のタイミングでフレデリカが駆けつける。
エルザのターゲットが二人とベアトリスだと聞き出し、レムは除外されていることを確認すると、今度こそペトラに逃げなさいと告げた。
ペトラは、今度こそ本館に向かうが、それはフレデリカが命を落とすことに繋がると理解している。
ベアトリス様なら、と思ってドアを開けていくが、どこも禁書庫には繋がらない。
思わず、スバルに助けを求める。スバルが分かった、と声をかけた。
驚くペトラに、スバルは安心させるように慰め、フレデリカの方にも援軍が向かっていると話す。
フレデリカの助勢
フレデリカとエルザの力量差は明らかで、徐々に傷付き消耗していくフレデリカに対して、エルザは息も乱れず、腹だけを狙う余裕を見せていた。
フレデリカが死を予感した瞬間、ガーフィールが助勢に入る。
フレデリカと幼少期に遊んでいた盾を、武器として両腕につけ、エルザと激しい攻防をかわす。
フレデリカとガーフィールは、10年越しの再会を喜び合いながら、強敵の前に気を引き締めた。
ガーフィールは、フレデリカにレムを助けて屋敷から出てくれと頼む。
フレデリカはそれを了承し、動いた。
ベアトリスの救出
ロズワール邸に向かう竜車の中で、ベアトリスはスバル以外に救出できないだろうという結論が出ていた。
ベアトリスは、呼んでいないスバルが禁書庫に入ってこれたことに驚く。
スバルは、今度こそお前を連れ出すと宣言する。
次巻、第15巻のネタバレについて詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。
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