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Re:ゼロから始める異世界生活のネタバレ【小説・アニメ・漫画】

【ネタバレ】Re:ゼロから始める異世界生活【ライトノベル/小説第1巻】

小説家になろう発の大人気作品「Re:ゼロから始める異世界生活」のライトノベル/小説第1巻のネタバレ解説です。

ネタバレを見たくない方は、お読みにならないようにご注意ください。


目次
目次

プロローグ「始まりの余熱」ネタバレ

リゼロ原作小説1巻プロローグを瀕死の瞬間、銀の少女への祈り、死に戻りの入口として整理した図解
原作小説1巻プロローグを、瀕死の瞬間、銀の少女への祈り、死に戻りの入口という観点で整理しています。

リゼロ小説版第1巻プロローグ

物語の始まりの始まり。プロローグは窮地の状況を映し出す。

主人公「ナツキ・スバル」の腹部は、皮一枚だけが繋がり、体がほぼ半分の状態になっている。

視界の絨毯の上には黒靴の人物がおり、恐らく自分をこのような状態にした犯人だろうと予測をする。

自らの血で染まった絨毯に横たわり、今まさに絶命しようという瞬間の中、一人の女性の無事を祈っていた

その時、彼女の声が部屋に入ってきた。声を聞けたことに、喜びが込み上げた。

瞬間、自分の横に彼女の白い体が横たわり、鮮血が絨毯をさらに染めていく。

力のなくなった彼女の手に、精一杯手を伸ばし、かすかに手をつなぐ。

ナツキ・スバルは、彼女を救うことを死の間際まで強く心に刻み、そして絶命した。

登場人物
  • ナツキ・スバル:主人公。プロローグでは死亡
  • 彼女:ナツキ・スバルの思い人。主人公と共に死亡
  • 黒靴の人物:二人を殺害した人物。正体不明

第1章「始まりの終わり」ネタバレ

リゼロ原作小説1巻第1章を王都での出会い、徽章の捜索、盗品蔵へとして整理した図解
原作小説1巻第1章を、王都での出会い、徽章の捜索、盗品蔵へという観点で整理しています。
リゼ男

リゼ男

異世界転生ものって普通はチート能力をもらえるのに、スバルは本当に“手ぶら”の高校生のまま放り出されるんだよな。この「何も持ってない」スタートが、後の死に戻りの過酷さを際立たせてる

リゼ子

リゼ子

そうそう、そこなんだよね…!最初は『俺、無双できるんじゃね?』って浮かれてたのに現実を突きつけられて。読者も一緒に『あれ、思ってたのと違うぞ…』って肩を落とす、この入り方が絶妙なんだよね

ナツキ・スバルは、目が醒めると、いわゆる「異世界」と呼ばれる場所に立っていた

大通りには、カラフルな髪の色をした冒険者や魔法使い、犬耳やリザードマンなどの亜人がいる。見慣れないトカゲの馬車さえある。

この世界では、「黒髪」や「ジャージ姿」の者はなく、ナツキ・スバルは珍奇な眼差しで通りがかる人に見られていた。

一度考えをまとめるため、裏路地に入って状況を整理し、打開策を見つけようと大通りに戻ろうとしたときに、突然両肩を掴まれ、裏路地に押し戻された。

目の前には、大男と二人の仲間。完全に、恐喝を目的とした輩だった

路地裏で三人の男と対峙する

輩の要求は単純明快。有り金全部だしな、というもの

しかし、ナツキ・スバルは異世界転生を自覚している。一般論でいえば、自分がこの世界では強者であるはずだという自信があり、そのため、慣れない喧嘩を始めた

一人目、二人目と順調に倒して、これは本当にこの世界では強者だったのだと確認する。

しかし、三人目に襲いかかろうとした時、相手が取り出したのは、ナイフ。命の危険を脅かす刃物だった。

すると、ナツキ・スバルは見事に土下座を繰り出す。戦わずして、全力で許しをこうたのだ。

倒したはずの二人も復活し、三人からリンチを受けていたときに、裏路地にセミロングの小柄な金髪少女が慌てたように駆け込んできた

金髪のセミロングの少女が登場

ナツキ・スバルは、この少女こそが異世界お決まりの主人公をサポートしてくれる美少女と期待したが、期待はむなしく裏切られ、「忙しいんだ!強く生きてくれ!」とその場を風邪のように去っていった。

ナツキ・スバルが唖然としている中、一人がナイフを取り出して近づいてくる。

その時、もう一人別の少女が現れた高貴な雰囲気を身にまとう銀髪の少女は、リンチを静止しようと明確に言葉を放つ

銀髪の高貴な雰囲気の少女が登場

しかし、どこか話が食い違い、「盗んだものを返してくれるなら、今なら許す」という話をしている。

三人は誤解を解き、本当の犯人は既に風のように去ったと方角を示すと、少女はその後を追おうとする。

しかし、足を止め、それとは別に見過ごせる状況ではないと、掌を前に出して、氷の礫を三人の男に向けて放った

一人は昏倒して倒れたが、二人は逆上し、二対一で勝てるものかとすごむ。

その時、二対二だと、少女の左手の指先に、灰色の毛並みの猫のような精霊パックが現れた

精霊魔術師には、男達も太刀打ちできるものではないらしく、倒れた仲間を担いですぐに逃げて行った。

銀髪の少女が盗まれた物は徽章(バッジのようなもの)であると伝え、ナツキ・スバルに盗んだ人物を知っているだろうと問いただすが、知らないと答える。

銀髪の少女は動揺し、精霊パックと今後の動向を話し合っているうちに、ナツキ・スバルはリンチのダメージの影響で気を失った

目を覚ましたら膝枕

ナツキ・スバルが目を覚ますと、巨大化したパックのモフモフの膝枕の上だった。

銀髪の少女は、ナツキ・スバルを放置せずに助けたのは、自分のためだと説明する。

そして、「徽章を盗んだ人を知らないか?」と、気を失う前と同様の質問をする。

当然「知らない」と答えると、「知らないという情報を教えてくれた」と、あくまで自分のためにナツキ・スバルを助けたという表現をする。

そうして颯爽と立ち去ろうとした銀髪の少女に、ナツキ・スバルは自分も一緒に手伝わせてくれと伝えた。

最初は頑なに拒否しようとした銀髪の少女だったが、パックが自分は夜には出てこれないことを伝え、仲間は多いほうが安全だと諭すと、ようやく銀髪の少女が折れ、ナツキ・スバルと行動を共にすることにした。

捜索開始

徽章を盗んだ相手を探すために、微精霊を集めて情報収取を行う銀髪の少女

そこにナツキ・スバルがズケズケと入り込み、微精霊を混乱させ、消えさせてしまった。

自身の都合より優先して自分を助けてくれた銀髪の少女の役に立っていないことに悩むナツキ・スバル。

そこで、本気で考えを巡らし、闇雲に探し回るよりも、スリで生計を立てている人達が生活しているスラム街を探すのが効率的だろうと提案し、これが採用された。銀髪の少女は、少しナツキ・スバルに感心したようだった。

そして、彼女の名前は「サテラ」だと名前を教えてくれた。

泣いている迷子と遭遇

スラム街に行くはずの一行は、途中で泣いている迷子の女の子と出会う。

盗まれた徽章が売られてしまう可能性があるため、先を急ごうとナツキ・スバルは提案するが、サテラは迷子の子供の親を探すことを決める。

無事に子供の母親を見つけ、捜索に戻る。

会話をして行く中で、この街、ルグニカの都市が人口30万人程度であること、サテラがハーフエルフであることが分かった。

この街が大規模な街であることを理解すると、無闇に探し回るより、少しでも確実な方法で探そうと、徽章を盗まれた場所まで戻ることになった。

盗まれた場所の近くは、ナツキ・スバルが異世界転生されてすぐに世界のことを色々と質問した果物屋があり、そこの親父さんが先程の迷子の父親だった。

ナツキ・スバルとサテラに感謝した父親は、二人の探している、王都での盗品が多く持ち込まれていると噂される貧民街への道を教えてくれた

貧民街を捜索

貧民街は荒事に慣れた人間が多いため、危険が多いと聞かされていたが、見窄らしい格好のナツキ・スバルは、仲間だと思われて周囲から優しくされていた。

ここで、パックは時間切れ。無理をしていたパックは、結晶に戻って回復することになった。

パックは、消える直前に、いざとなったら「オド」を使ってでも自分を呼び出すようにと伝えて消えた。

聞き込みを初めて小一時間程度たった頃、金髪の少女の手がかりをつかんだ。名前を「フェルト」というらしい。

そして、盗んだ相手がフェルトであれば、盗品は「盗品蔵」にあるはずだとのこと。

盗品は、蔵に預けて管理し、蔵主の爺さんが市場で売りさばくというシステムらしい。

盗品蔵の場所を聞き出すことに成功した二人は、早速足を向けた。

盗品蔵へ突入

ナツキ・スバルは、まずは弱い自分が先に様子見をすると、一人で盗品蔵へ入ることを提案

サテラは、盗品蔵の外で警戒しながら待つことになった。

ナツキ・スバルは、薄暗い盗品蔵の中へ進んでいく。足元に違和感を感じ、足の裏についた粘着質な何かに気持ち悪さを感じる。

もう少し先に進んだところに、転がる腕が見えた。

その先に、首を大きく裂かれ、片腕を失った大きな老人の死体もあった。

その時、女の冷たくも愉しそうな声がして、ナツキ・スバルは吹き飛ばされていた。

腹を裂かれたナツキ・スバルは、絨毯の上にうつ伏せに沈み、痛みを熱と錯覚していた

熱の正体が痛みだと分かり、自分の死を確信した時、ただサテラの無事を祈っていた

帰りが遅いナツキ・スバルを心配してか、サテラの声が部屋の中に入ってくる。

次の瞬間、サテラも同じように絨毯に沈み、体から力をなくしていった。

ナツキ・スバルとサテラは、ここで命を落とした

第1章の登場人物とストーリーまとめ

登場人物
  • ナツキ・スバル:主人公。異世界召喚された高校三年生
  • サテラ:銀髪少女。チンピラ三人衆からナツキを救う
  • パック:サテラの精霊。
  • フェルト:金髪の少女。サテラの徽章を盗む
  • 盗品蔵の老人:片腕を失って死亡していたところを発見
  • 盗品蔵の中の女:ナツキ、サテラを殺害
  • チンピラ三人衆:異世界召喚したばかりのナツキ・スバルを恐喝
  • 迷子の女の子:果物屋の娘さん
  • 果物屋の旦那:貧民街の場所を教えてくれた

第2章「遅すぎる抗い」ネタバレ

リゼロ原作小説1巻第2章を違和感の再開、盗品蔵の惨劇、死の記憶として整理した図解
原作小説1巻第2章を、違和感の再開、盗品蔵の惨劇、死の記憶という観点で整理しています。
リゼ男

リゼ男

ここ、初見だと『あれ?さっき夕暮れだったよね?』って絶対引っかかるとこだよな。作者がわざと“違和感”だけ置いて、答えを明かさないのがゾクッとする

リゼ子

リゼ子

わかる…!スバル本人もまだ死に戻りに気づいてないから、読者だけが『これ、もしかして時間が戻ってる…?』ってザワザワするの。この“じわじわ来る不気味さ”こそリゼロの真骨頂だよね

ナツキ・スバルは、目が醒めると、迷子の女の子の父親である果物屋の主人に話しかけられていた

先刻に無一文であることを伝えたはずだが、リンガを買わないかと誘ってくる。

もう一度無一文であることを伝えると、冷やかしじゃねえかと突き放され、ナツキ・スバルは困惑した。

サテラを探しに盗品蔵へ向かおうとするが

先程腹を裂かれた時は、確かに夕暮れ時であったが、今は日が高い。

このことに不思議さを感じながらも、ナツキ・スバルはサテラの無事を確かめるため、盗品蔵へ向かおうとしていた

そこに、チンピラ三人衆が現れて、またもナツキ・スバルから恐喝しようとしてきた。

相手が数時間前の出来事を忘れたように接してくることに疑念を感じながら、今度は三人を撃破。盗品蔵へ足を向けた。

盗品蔵の中へ

盗品蔵の中にいると、そこには惨劇の後は一切なく、大きな老人「ロム爺」がいた。

そしてそれは、数時間前にこの盗品蔵の中で死んでいた老人だった。

困惑しながらも二人は話し込み、サテラの徽章を譲ってもらいたいと話を切り出した。

ロム爺は、徽章はまだ持ち込まれておらず、可能性があるとしたら、これから来る客のものだろう、と話した。しかし、金はあるのかと問いただす。

ナツキ・スバルは、金はないが、珍しいものがあると言い、ケータイを取り出して写真を撮って見せた。この世界では、こういった魔法が使える不思議なアイテムを「ミーティア」と言い、非常に価値が高いようだった。これで徽章の入手には問題がなくなった。

フェルトが盗品蔵に到着

元の世界から持ってきたコンソメのポテチを食べながら時間を潰し、ようやく予定していた来客が到着した。

来客は、金髪の少女、サテラから徽章を盗んだフェルトだった。

フェルトは、自分が盗難をした事実と、徽章を持っている事実を知っているナツキ・スバルに警戒しながらも、ロム爺を仲介にして交渉が始まった。

徽章は金貨4枚程度の価値だが、ミーティアは聖金貨20枚以上=金貨40枚以上の価値があり、単純に10倍以上の価格になる。

そのため、交換すること自体に問題はないが、フェルトには元々の依頼主がおり、その依頼主がより多くの金貨を提示した場合は、そちらと交換するということになった。

依頼主が盗品蔵へ到着

フェルトの元々の依頼主が盗品蔵へ到着した。

20代前半ぐらいに見える妖艶なお姉さん「エルザ」に、ナツキ・スバルはドギマギしていた。

エルザが依頼主に渡されていた金貨は、聖金貨20枚。ミーティアは聖金貨20枚「以上」であることから、交渉はナツキ・スバルに傾いた

エルザも、徽章が手元にある必要はないと言い、おとなしく交渉の内容を飲み込んだ。

エルザが帰ろうとするが

交渉も終わり、エルザは帰ろうとする

帰り際に、ナツキ・スバルに徽章をどうするのかと問い、ナツキ・スバルは「元の持ち主に返す」と答える

その瞬間、凶器が振られた

フェルトにタックルされ、間一髪直撃を避けることができたナツキ・スバル。

ロム爺がエルザに襲いかかり、戦いを続けるが、ロム爺の右腕が切断され、宙に浮いた。

相打ちを狙い、そのままエルザに掴みかかろうとするが、喉元を引き裂かれ、ロム爺ば絶命した。

フェルトVSエルザ

物心ついた頃からの関係であるロム爺が殺され、フェルトは怒りのままにエルザに襲い掛かった。

フェルトは風の加護を受けており、俊敏な動きでエルザを翻弄する。

エルザは、世界から愛されているフェルトを、妬ましいと恍惚する。

次の瞬間、フェルトは肩から撫で斬りにされ、絶命した。

ナツキ・スバルVSエルザ

ナツキ・スバルは、ようやく立ち上がり、エルザに立ち向かう

実力の差は明白で、弄ばれるナツキ・スバル。加護も技術も自分にはないが、意地があると立ち向かい続ける。

エルザの上体に回し蹴りを入れるが、腹は裂かれており、血と内臓が吹き出た。

暫くの逡巡の時が過ぎ、ナツキ・スバルは絶命した。

第2章の登場人物とストーリーまとめ

登場人物
  • ナツキ・スバル:主人公。異世界召喚された高校三年生
  • フェルト:金髪の少女。サテラの徽章を盗む。交渉で徽章をナツキ・スバルに渡すと決めるが、エルザに撫で斬りにされて死亡
  • ロム爺:盗品蔵の主人。交渉を仲介していたが、エルザに腕と喉を裂かれて死亡
  • エルザ:フェルトの元々の依頼主。ナツキ、フェルト、ロム爺を殺害
  • チンピラ三人衆:裏路地でナツキ・スバルを恐喝。撃破される
  • 果物屋の旦那:無一文のナツキ・スバルにリンガを売ろうとする

第3章「終わりと始まり」ネタバレ

リゼロ原作小説1巻第3章を再び王都へ、フェルト登場、盗品蔵への道として整理した図解
原作小説1巻第3章を、再び王都へ、フェルト登場、盗品蔵への道という観点で整理しています。
リゼ男

リゼ男

「嫉妬の魔女の名前で呼ぶな」ってサテラに一蹴される場面、さらっと流されるけど実はこの世界“最大のタブー”に触れた瞬間なんだよな。銀髪ハーフエルフの彼女が偽名を使う理由も、ここに全部詰まってる

リゼ子

リゼ子

そうそうそうなんだよ…!1巻の何気ない一言が、何十巻もかけて回収される伏線になってるの、リゼロで一番ゾクゾクするとこ。しかも徽章を盗んだフェルトの登場もここなの、覚えてる人意外と少ないかも?

ナツキ・スバルは、目が醒めると、また果物屋の前に立っていた

果物屋の主人は、相変わらずリンガを買わないかと勧めてくる。

状況が理解できず混乱しているナツキ・スバルの目の前を、サテラが通り過ぎようとしていた

「サテラ!」と思わず声をかけるナツキ・スバル。

しかし、サテラは「嫉妬の魔女の名前で呼ぶなんて趣味が悪い」と一瞥し、その場を去ろうとした。

フェルト登場

サテラがその場を去ろうとした時、屋台の上から飛び立った金髪の少女、フェルトが現れた。

颯爽とサテラから徽章を盗み、すぐさまその場を風のように走り抜けていく。

その後を追って走り出す、サテラ。

少しの呆然とした間の後、ナツキ・スバルも二人を追って走り出した。

チンピラ三人衆登場

ナツキ・スバルが二人を追って裏路地に迷い込んだ時、またもチンピラ三人衆が登場した。

時間と心に余裕がないと息巻くナツキ・スバル。

しかし、ここで時間を奪われては二人に追いつけないと判断し、欲しいものがあればくれてやることにした。

手持ちのものを前に広げようとした時、ロム爺に確かに食べられたはずのスナック菓子が、袋も開かれずにあることが分かり、ナツキ・スバルは愕然した。

やはりこの三人衆に構っていられないと判断し、すぐにその場を去ろうとするが、小柄な男「カン」に止められ、ナイフを持っていた男「チン」に刺されてしまった。

巨漢の男「トン」が慌てて状況を確認しようとするが、ナイフは内臓を傷つけており、致命傷だった。

ナツキ・スバルは、絶命する前に少しでも情報を掴もうと、耳に意識を集中させる。「衛兵」という言葉が聞こえたような気がした。

そして、ナツキ・スバルは3度目の命を落とした

果物屋の主人再び

ナツキ・スバルは、目が醒めると、果物屋の前に立っていた

果物屋の主人は、相変わらずリンガを勧めてくる。

自分の顔を見るのは何回目だと質問したが、果物屋の主人は初めてだと答える。

今日は「タンムズの月、十四日」であることも教えてくれた。

この時、ナツキ・スバルは、自分が「死に戻り」をしていることを自覚した。

第3章の登場人物とストーリーまとめ

登場人物
  • ナツキ・スバル:主人公。異世界召喚された高校三年生
  • サテラ:徽章を盗まれた銀髪の少女。サテラと呼ぶと怒られた
  • フェルト:金髪の少女。サテラの徽章を盗む。颯爽と逃げる
  • トン:チンピラ三人衆の一人。巨漢の男。リーダー的存在
  • チン:チンピラ三人衆の一人。ナイフ所持。ナツキ・スバルを刺して殺害
  • カン:チンピラ三人衆の一人。小柄の男。すばしっこい。
  • 果物屋の旦那:無一文のナツキ・スバルにリンガを売ろうとする。「死に戻り」を自覚させた

第4章「四度目の正直」ネタバレ

リゼロ原作小説1巻第4章を徽章は盗まれた後、ロム爺の盗品蔵、銀の少女と再会として整理した図解
原作小説1巻第4章を、徽章は盗まれた後、ロム爺の盗品蔵、銀の少女と再会という観点で整理しています。
リゼ男

リゼ男

ついに“死に戻り”を自覚する章。普通なら『やり直せてラッキー』だけど、スバルは死ぬ痛みを毎回フルで味わう上に、戻れるのは決まった“セーブポイント”だけ。チートというより呪いに近いんだよな

リゼ子

リゼ子

そうなんだよね…しかも誰にも言えないの。打ち明けようとした瞬間、嫉妬の魔女の呪いで心臓を握り潰される“制約”があって。この絶対的な孤独を抱えたまま『それでも全員救う』って決めるスバルに、私たちは惹き込まれちゃうんだよね

死に戻りを自覚したナツキ・スバルは状況の整理を開始した。

1度目に盗品蔵で殺害されたときも、相手は恐らくエルザだろう。

また、死んでいた老人は、やはりロム爺で間違いなかった。

盗品蔵へ行けば、エルザと邂逅する。それは、ナツキ・スバルにとって死の危険性があることだ。

しかし、ナツキ・スバルは、フェルト、ロム爺、そしてサテラを見捨てられないと判断し、事態をどうにかすることに決めた。

まずは、サテラに会いにいく

チンピラ三人衆トンチンカン登場

裏路地に入り込むと、またもやチンピラ三人衆トンチンカンが現れた。

ナツキ・スバルは、前回の最後に耳にしたことを思い出し、「衛兵さーーん!!」と助けを呼んだ

しばらくたつと、一人の紅い髪の青年「剣聖」ラインハルトが現れ、トンチンカンは逃走した。

ラインハルトは衛兵の一人でもあり、今日は非番で、たまたま近くに居合わせたのだ。

助けてもらったお礼を言い、ラインハルトとは別れ、再びサテラの捜索を開始した。

徽章は盗まれた後だった

果物屋の前に戻ると、恐らくフェルトがサテラの徽章を盗んだ後だった。

通りには、サテラの魔法であるだろう氷の魔法がぶつかった後が散見される。

盗難が発生してしまったのであれば、徽章を持っているフェルトとの合流が優先だと判断し、盗品蔵に到着する前のフェルトを見つけることを決めた

貧民街で捜索

ナツキ・スバルは、貧民街では優しくしてもらえる。

フェルトの住居も教えてもらい、向かう途中、一人の女性とぶつかってしまった。エルザだった。

無人のフェルトの寝ぐらに入ると、予想外に中は見すぼらしかった。

そこにフェルトが戻ってきて、用件を聞いてくる。

ナツキ・スバルは、盗んだ徽章を交換してもらいたいと伝えた

ケータイは聖金貨20枚以上の価値だと伝えたが、フェルトでは判断がつかない。

第三者の意見を求めるため、結局ロム爺に会いに盗品蔵へ行くことになった。

道すがら、フェルトは貧民街での生活に満足している路上の人たちを蔑んだ。自分は絶対に脱出するのだと。

ナツキ・スバルは、聖金貨20枚で脱出はできそうかと聞く。フェルトは、一人ならギリギリ、だからまだできないと答える。

ナツキ・スバルは、恐らく、フェルトはロム爺と一緒に脱出するための資金を貯めようとしているのだろうと感じ、ニヤケた。

盗品蔵に到着。ロム爺登場

ナツキ・スバルとフェルトは、無事に盗品蔵に到着し、ロム爺と会った

ロム爺から、ナツキ・スバルのミーティアが聖金貨20枚以上になるとお墨付きをもらい、ナツキ・スバルは改めてサテラの徽章との交換を申し込んだ。

フェルトは、ミーティアの価値は了承した。しかし、ナツキ・スバルがなぜそれほどまでに徽章を欲しがるのかを気にかけた。

つまり、徽章には実は、聖金貨20枚以上の価値があるのではと考えたのだ。

しかし、この考え方はBAD ENDに繋がってしまう。ナツキ・スバルとフェルトとの口論は続く。

ナツキ・スバルは、徽章にそのような価値はなく、元の持ち主に返したいだけだと正直に伝えた。ロム爺はその言葉を信じる。フェルトは、半信半疑だ。

そのとき、盗品蔵の扉がノックされた。

銀髪の少女「サテラ」が登場

ナツキ・スバルは、エルザが予定より早く到着したと思い「開けるな。殺されるぞ」と忠告をしたが、登場したのはサテラだった。

いきなり殺すようなおっかないことはしないと、サテラは仏頂面をして現れた。

第4章「四度目の正直」登場人物とストーリーまとめ

登場人物
  • ナツキ・スバル:主人公。異世界召喚された高校三年生
  • サテラ:徽章を盗まれた銀髪の少女。エルザより早く盗品蔵へ到着。
  • フェルト:金髪の少女。サテラの徽章を盗む。盗難をするのは貧民街をロム爺と一緒に脱出するためだと判明
  • トン:チンピラ三人衆の一人。巨漢の男。リーダー的存在。ラインハルトの登場で逃走
  • チン:チンピラ三人衆の一人。ナイフ所持。ラインハルトの登場で逃走
  • カン:チンピラ三人衆の一人。小柄の男。すばしっこい。ラインハルトの登場で逃走
  • ラインハルト:剣聖と呼ばれる紅い髪の青年。衛兵の一人で、チンピラ三人衆からナツキ・スバルを助ける
  • ロム爺:盗品蔵の主人。ナツキ・スバルのミーティアを聖金貨20枚以上の価値と保証する
  • 果物屋の旦那:無一文のナツキ・スバルにリンガを売ろうとする。迷子の娘をサテラに助けてもらう

https://twitter.com/Rezero_official/status/1337018076269670400

第5章「ゼロから始まる異世界生活」ネタバレ

リゼロ原作小説1巻第5章をエルザ襲撃、剣士の参戦、勝利への道として整理した図解
原作小説1巻第5章を、エルザ襲撃、剣士の参戦、勝利への道という観点で整理しています。
リゼ男

リゼ男

精霊パックが魔法陣でエルザの刃を止める場面、そしてラインハルトが“剣も抜かず”にエルザを圧倒する場面——この世界の戦闘スケールを一気に見せつけられてゾクッとするよな

リゼ子

リゼ子

そうそう、ここでやっとスバルの足掻きが報われ始めるのが嬉しくて…!何度も死んで、痛い思いして、それでも諦めなかったから辿り着けた結末——そう思うと、タイトルの『ゼロから始まる』が胸に刺さるんだよね

サテラの到着に、歯ぎしりをするフェルト。

ナツキ・スバルは、エルザよりも早くサテラが到着したことに困惑していた。

サテラは、氷柱を空中に浮かび上がらせ、魔法を放つ態勢を取りながら、徽章を返すことを求めた

四人が話し合いを続けていると、黒い影がサテラの背後に忍び寄っていた。

エルザ登場

ナツキ・スバルは、叫ぶようにパックに防げと命令する。

精霊パックが現れて、エルザの刃は魔法陣によって止められた。間一髪だった。

突然の凶行にフェルトはエルザに向けて怒りの言葉を放った。

エルザは、持ち主までいては話が違う。この場にいる者は全員殺すと宣言した。

ナツキ・スバルも怒りに任せてエルザに文句を言い続ける。しかし、これは時間稼ぎの意味もあった。

精霊パックは、氷柱を20本以上エルザの周りに出現させ、次の瞬間全身に向けて叩きつけた

サテラ&パックVSエルザ

エルザのコートは、一度だけ魔法を払うことができるものであり、パックの攻撃は無効化されていた。

サテラが防御、パックが攻撃を担うため、戦況はサテラ側が有利に進んでいた。

ロム爺が助太刀に入ろうとするが、過去の事例を知っているナツキ・スバルが止めに入る

不利な状況ながらも、エルザは驚異的な戦闘技術でパックの攻撃を受け流す。パックはそれに驚きを示した。

しかし、圧倒的な戦闘力を有するパックは、エルザの足元を氷漬けに、動きを封じ手から最大魔力の攻撃を放った。

これで、勝負はついたかに思われた。が、エルザは自身の足の底を切り落とし、攻撃を逃れていた

そして、パックはマナを使い果たし、消滅するように消えてしまった。

ロム爺、フェルト、ナツキ・スバル参戦

サテラとエルザの1対1になってから、戦況はエルザに傾いていた

このままではまずいとロム爺が参戦。

しかし、エルザの圧倒的な戦闘技術が上回り、窮地を迎える。

そこに助けを入れたのがフェルトだったが、今度はエルザの刃がフェルトに向く。

フェルトに刃が届きかける瞬間、ナツキ・スバルが助太刀に入った。

フェルトを逃す

ロム爺は頭部を打たれて気絶している。

サテラとナツキ・スバルがエルザと戦う隙に、フェルトに逃げるように叫ぶ。

二人の献身により、フェルトは逃走に成功した。

サテラとナツキ・スバルは、必死の抵抗を見せる。

サテラが氷柱の弾幕と氷の盾で戦い、ナツキ・スバルがロム爺の棍棒で一撃離脱を繰り返す。

かろうじて戦況は拮抗しているが、徐々にエルザ有利の状況になっていく。

暫くの戦闘が継続した後、ついにナツキ・スバルがエルザに捕まれ、その足に向けて刃が振り下ろされることになった。

ラインハルト参戦

BAD ENDを迎える寸前。盗品蔵の中央に炎の柱が出現し、天井を突き抜け、室内を席巻した。

エルザはナツキ・スバルを放し、これを回避する。

紅い髪の青年、「剣聖」ラインハルトが登場したのだ。

フェルトは、盗品蔵を抜け出した後、ひたすら逃げ続けた。心のうちは、自分を守るために戦ってくれた三人がいる。

「お願い、助けて」フェルトは心のうちを絞り出した。

「わかった、助けるよ」ラインハルトはその声に応えたのだ。

ラインハルトVSエルザ

ラインハルトの踏み込みは、床に亀裂を生み出し、衝撃波を発生させる。

エルザの急襲も、ラインハルトの前では力の差があった。

エルザのナイフの刀身は、ラインハルトが盗品蔵の中に転がっていた古い両手剣によって切断された。勝負はあった。

ロム爺が意識を取り戻し、サテラが回復の魔法をかける

安堵の空気が流れる瞬間、ナツキ・スバルはエルザは二本ナイフを持っていることを思い出し、ラインハルトに警告した。

エルザの2本目のナイフは、ラインハルトに向けて降られたが、前髪だけを捉えただけで、ラインハルトは回避することができた。

ラインハルトの一撃

ラインハルトとエルザの戦いは、暫く膠着状態が続いていた。

ナツキ・スバルは、ラインハルトでさえ決め手に欠くのかと心配をしたが、サテラはそうでないと言う。

ラインハルトが力を出そうとすると、大気中のマナは全て彼の方に向かう。

すると、ロム爺への回復魔法が使えなくなる。だから、ラインハルトは回復が完了するのを待っていると言うのだ。

そして、回復が完了し、ナツキ・スバルがラインハルトに向けて合図を出す

すると、大気が歪み、気温は急激に下がり、部屋の空気が一変した。ラインハルトが振り下ろした剣は、空間を切り裂き、暴風を引き起こした。エルザは、もはや影すらなかった

盗品蔵は廃屋になった

ラインハルトの一撃により、盗品蔵は既に平たい廃墟となっていた。

そこに、フェルトの姿が現れ、ナツキ・スバルは安堵する。

つかの間、ラインハルトが、スバルの名前を叫ぶ。エルザが急襲してきたのだ。

狙いはサテラ。サテラはマナの影響からか、体調を崩して動けない。ラインハルトは遠い。

ナツキ・スバルは、棍棒を腹の前に構え、エルザのサテラへの一撃を防いだ。

ラインハルトが間合いを詰めた瞬間、エルザはナイフをラインハルトに向けて投擲し、その隙をついて逃走した。

ナツキ・スバルは、サテラに向けて、自分が命の恩人だと主張する。慌てるサテラ。

命の恩人に対する相応のお礼を要求するナツキ・スバル。要求は、1つ。本当の名前を教えて欲しい、というものだった。

サテラは、ふふっと微笑み、「エミリア」だと教えてくれた。二人は握手を交わした。

握手の後で

ラインハルトは、ナツキ・スバルがよくぞ無事だったと感心し、エルザの攻撃を防いだ棍棒を持ち上げる。

棍棒は、真っ二つに切られており、片方がストンと地面に落ちた。

ナツキ・スバルの腹に、横一線の赤い線がにじみ出る。攻撃は通っていたのだ

ナツキ・スバルは、ここで意識をなくした

第5章「ゼロから始まる異世界生活」登場人物とストーリーまとめ

登場人物
  • ナツキ・スバル:主人公。異世界召喚された高校三年生
  • エミリア:徽章を盗まれた銀髪の少女。魔法でエルザと対峙。ロム爺を回復魔法で助ける
  • パック:エミリアが使役する精霊。エルザとの攻防では圧倒的な攻撃力を見せるがマナ切れで一時消失。
  • フェルト:金髪の少女。サテラの徽章を盗む。一時盗品蔵を脱出するが、ラインハルトを連れて戻る
  • ロム爺:盗品蔵の主人。パック消失後にエルザ戦に参戦。一撃で気絶。エミリアの回復魔法で治療してもらう
  • ラインハルト:フェルトの助けに応じ、間一髪でエミリア、ナツキスバルの窮地に駆けつける。一撃で空間を切り裂く
  • エルザ:腑狩りの異名を持つ。後一歩まで追いつけるが、ラインハルトの参戦で逃走

エピローグ「お月さまが見てる」ネタバレ

リゼロ原作小説1巻エピローグを握手の余韻、名前を交わす、次の物語へとして整理した図解
原作小説1巻エピローグを、握手の余韻、名前を交わす、次の物語へという観点で整理しています。
リゼ男

リゼ男

エミリアが『裁くべき罪は見当たらない』ってスバルを許す場面、彼女の“過剰なまでの公平さと優しさ”が表れてるよな。この性格が、後の王選での苦難にも繋がっていくのが見逃せない

リゼ子

リゼ子

そうなんだよね…!しかもここでロズワールの名前がチラッと出るの、1巻の時点でもう全部の糸が繋がり始めてるって鳥肌もの。月明かりの下の穏やかなラスト、何度読んでも沁みるよね〜

エミリアがナツキ・スバルの治療をしている

ナツキ・スバルの顔に赤みが戻り、ようやく峠を越したらしい。

ラインハルトは、膝をつき、「エミリア様」と呼び止め、此度の事態について謝罪をした。

エミリアは、ラインハルトには何の責任もないのに、不思議な人だという。お礼をし、裁くべき罪は見当たらないという。

二人は、今回の顛末に関して話し合っていた。エミリアは、「変態」ロズワール辺境伯が関わっているのでは、と疑うが、ラインハルトは、ロズワール伯は変わり者だが立派な方だと返した。

ナツキ・スバルについては、エミリアが家に持ち帰ることになった

フェルトの徽章の盗難については、ナツキ・スバルの顔に免じて許すこととなった。

しかし、フェルトからエミリアへ徽章を渡そうとした瞬間、ラインハルトがフェルトの手を掴んだ。驚いたのはエミリアとフェルトだった。

ラインハルトは、フェルトの家名を聞こうとするが、フェルトは家名などはないという。ラインハルトは、フェルトには大きな罪があり、その理由により自分が身を預かると言い、フェルトを気絶させた。

そして、ラインハルトとエミリアは分かれ、それぞれの家路についた。

エピローグ「お月さまが見てる」登場人物とストーリーまとめ

登場人物
  • ナツキ・スバル:主人公。気絶中。エルザに裂かれた腹をエミリアが回復
  • エミリア:徽章を盗まれた銀髪の少女。ハーフエルフ。特別に高貴な存在
  • フェルト:金髪の少女。サテラに徽章を返そうとするが、ラインハルトに気絶させられ持ち帰られる。
  • ラインハルト:騎士の中の騎士。フェルトに対して大きな罪があると言う。

次巻、第2巻のネタバレについて詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

リゼロ小説版2巻ネタバレ解説
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