結論から言うと、メィリィ(メイリィ)・ポートルートはArc8「情愛の帝都ルプガナ決戦編(大災編)」には直接参戦していません。帝都決戦の主戦場はヴォラキア帝国側で、メィリィはペトラ・フレデリカ・ベアトリスらとともにルグニカ王国・ロズワール邸で「帰る場所を守る側」に回っているからです。彼女の魔獣使いとしての“活躍のピーク”はその前のArc6「プレアデス監視塔編」にあり、Arc8期は「敵から仲間へ変わった少女が、日常を守って待っている時期」と理解するのが正確です。
この記事では、検索される「メィリィ Arc8」「メイリィ その後」「メィリィ 魔獣使い」という疑問に最初に直答したうえで、(1)魔操の加護の正体、(2)Arc6監視塔編での具体的な活躍、(3)Arc7〜Arc8(大災編)でどうなったか、(4)Arc10「獅子王の国」までの最新の立ち位置を、原作小説の流れに沿って約11,000字で徹底解説します。表記は作品内で「メィリィ」「メイリィ」どちらも見かけますが、本稿では原則「メィリィ」で統一します。
まず結論:メィリィのArc8(大災編)での立ち位置
「Arc8でメィリィはどうなった?」という疑問は、検索者が最も知りたいポイントです。ここで先に答えをまとめます。
| 論点 | 答え |
|---|---|
| Arc8(大災編)に参戦した? | いいえ。帝都決戦はヴォラキア側が主戦場で、メィリィは登場しない |
| では何をしている? | ルグニカ王国・ロズワール邸でペトラ・フレデリカらと留守を守る側 |
| 活躍のピークはどこ? | Arc6「プレアデス監視塔編」(砂丘越え・紅蠍シャウラ戦・スバルとの和解) |
| 正式に仲間になったのは? | Arc6終盤。自分の意志でエミリア陣営の一員になることを選ぶ |
| 生存している? | はい。本稿執筆時点の原作(書籍38巻/Web版第十章進行中)でも生存 |
つまり「Arc8のメィリィ」を探している読者が本当に知りたいのは、多くの場合「敵だった魔獣使いの少女が、最終的にどうなったのか=その後」という物語の着地点です。その答えはArc6にあり、Arc7・Arc8期は“守る側として日常を生きている”という続きになります。以下、その全体像を順に解説します。なお、Arc8(大災編)そのものの流れはArc8「大災編」完全まとめで、帝都決戦の中心人物はヴィンセント・ヴォラキアのArc8解説で詳しく追えます。
メィリィ・ポートルートのプロフィール
その後の運命を理解するために、まずはメィリィの基本情報を整理します。Arc4で初登場した時点では「アーラム村に呪いの魔獣をけしかけた敵」でしたが、Arc6では立場が決定的に変化します。彼女の総合的な人物像はメィリィ完全解説(再演の魔女・Arc5の影の主役)でも掘り下げています。
キャラクター基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フルネーム | メィリィ・ポートルート(Meili Portroute) |
| 外見年齢 | 10歳前後(原作で正確な年齢は明示なし) |
| 髪・瞳 | 青い長髪(三つ編み)/碧の瞳 |
| 異名 | 魔獣使い(本人は呼ばれるのを嫌う) |
| 加護 | 魔操の加護 |
| 所属 | 元・大罪司教カペラ配下 → Arc6以降エミリア陣営 |
| 声優(CV) | 鈴木絵理 |
| 初登場 | Arc1(姿なき刺客)/正体判明はArc4 |
| 活躍のピーク | Arc6「プレアデス監視塔編」 |
| Arc8での立場 | ルグニカ側で待機(帝都決戦には不参加) |
「魔獣使い」と呼ばれることへの嫌悪
メィリィは「魔獣使い」と呼ばれることを極端に嫌い、「メィリィ・ポートルート」というフルネームで呼んでほしがる癖があります。これは単なるわがままではなく、自分を「商売道具」として扱った“ママ”への抵抗と、人間として認められたいという願いの裏返しです。Arc6でスバル一行が「メィリィちゃん」と名前で呼びかけることは、彼女の心の壁を少しずつ崩していく重要な対話になります。なお、彼女を育てた“ママ”の正体については、色欲の大罪司教カペラ・エメラダ・ルグニカであることが原作の描写から示されています。
メィリィの能力「魔操の加護」とは
「メィリィ 魔獣使い」で検索する人が知りたいのは、その能力の中身です。メィリィの戦闘力の核は、生まれ持った「魔操の加護」です。一般的な魔獣使いが「魔獣の角を破壊」または「コア結晶を奪う」ことで操作権を得るのに対し、メィリィは自身の存在そのものが角の代替として機能する稀有な体質を持ちます。リゼロ世界の加護そのものの仕組みは加護とは?代表的な加護一覧で確認できます。
魔操の加護の特徴
- 同時操作数: 一度に約100体規模の魔獣を操れるとされる(Arc1ではウルガルムの群れ、Arc6では砂丘の魔獣群を一斉に統率)
- 操作可能な対象: 大半の野生魔獣(ウルガルム・ギロチン蝶・地下系魔獣など)
- 操作の精度: 単純な誘導から、複数体の連携攻撃まで自在
- 角の不要性: 通常の魔獣使いと違い、角破壊・コア剥奪を要しない点が異質
操作できない例外(三大魔獣)
例外として、災害級の三大魔獣(白鯨・黒蛇・大兎)はメィリィでも操作できないと考えられます。これらは暴食の魔女ダフネが生み出したとされる特別な存在であり、通常の魔獣とは成り立ちが異なるためです。三大魔獣のうち白鯨の正体は白鯨の正体・能力・討伐の全貌、無限増殖する大兎は大兎とは?無限増殖の仕組みで詳しく解説しています。Arc1〜Arc3で白鯨や大兎が登場する場面でメィリィが介入できないのも、この設定で説明できます。
命令の解像度:4階層
原作の描写を総合すると、魔操の加護の有効範囲は「視認できる範囲+気配の届く範囲」と推察されます。命令の精度は、操作対象が増えるほど落ちる傾向があり、100体級を一斉に動かす場合は粗い役割指示までしかできない一方、少数なら緻密な連携も可能です。便宜的に整理すると次の4階層になります。
| 階層 | 命令の解像度 | 例 |
|---|---|---|
| L1 | 方向指示のみ | 「あっちへ行け」「ここから離れろ」 |
| L2 | 役割指示 | 「あの人を包囲しろ」「あいつを噛むな」 |
| L3 | 連携戦術 | 「Aが囮になりBが背後を取る」 |
| L4 | 身代わり・特攻 | 「ご主人様を庇って動け」 |
他の魔獣使いとの比較
リゼロ世界の「魔獣使い」の多くは、魔獣の角を破壊して内部のコア結晶を奪う古典的手法に依存します。この方式では操作対象は事前に角を破壊した個体に限られ、戦闘中の追加スカウトはほぼ不可能です。対してメィリィは「自身が角の代替」となるため、戦闘中に新しい魔獣を見つけても即座に従えられる柔軟性を持ちます。カララギの伝説的な魔獣使いであるハリベルとはタイプが異なり、メィリィは「数の支配」に特化した存在だといえます。
メィリィとエルザ・グランヒルテの関係
メィリィの内面を語るうえで、亡きエルザ・グランヒルテの存在は避けて通れません。二人の関係は単なる仕事仲間ではなく、もっと歪で、もっと切実な“疑似姉妹”でした。エルザ側の視点・哲学・最期についてはエルザは腸狩りの二つ名を持つメィリィのお姉様でも詳述しています。
森での出会い
メィリィは幼少期に森に捨てられ、魔操の加護により魔獣たちに育てられました。そこへ“ママ”の命令でエルザが派遣され、メィリィを育てていた魔獣の群れを皆殺しにして彼女を連れ去ります。本来なら憎むべき相手のはずが、人語を理解できなかった野性児メィリィにとって、はじめて触れた“人間”がエルザでした。
暗殺姉妹としての日々
“ママ”の傘下で、二人は暗殺姉妹として裏稼業を続けます。エルザはメィリィを本物の妹のように可愛がり、メィリィはエルザを姉と慕いました。Arc4のロズワール邸襲撃時、エルザがメィリィの頭を撫でて「お土産を持って帰る」と告げる場面は、その絆を象徴的に示しています。
歪な絆と「死者の書」の真実
ただし、この絆は健全なものではありません。エルザは殺人嗜癖の持ち主であり、メィリィに殺しを教えたのも彼女です。Arc6でメィリィが「あたしはエルザお姉ちゃんが好きだった。でも、あの人を一緒に殺してきたあたし自身が、ちょっとよく分からないの」と独白するように、愛情と罪悪感が同居した複雑な感情を抱えています。後述する監視塔の「死者の書」では、エルザがメィリィを森から連れ出した日の「この子はわたしに似ている」という独白が明かされ、彼女は初めて「エルザに本当に愛されていた」という事実を客観的に受け止めることになります。
Arc1〜Arc5:メィリィの“その後”に至る前史
Arc8の立ち位置を理解するには、そこに至るまでの流れを押さえる必要があります。メィリィの居場所がどう移り変わってきたのかを追います。
Arc1:姿なきウルガルム呪い事件
Arc1でアーラム村にウルガルムをけしかけた一連の事件は、後にメィリィの仕業だったと判明します。ナツキ・スバル・エミリア・パックがウルガルムの群れを撃破した後、メィリィは姿を見せずに撤退しました。この時点では、エルザの「下調べ」役として、ロズワール邸襲撃の事前偵察を兼ねていたとされます。
Arc4:ロズワール邸での敗北と保護
Arc4ではエルザと組んでロズワール邸を強襲。エルザが内部で「腸狩り」として暴れる一方、メィリィは外周をウルガルム・ギロチン蝶などの魔獣で包囲し、逃走者・援軍を一手に潰す“封鎖役”を担いました。最終的にエルザはガーフィールに敗れて消滅。メィリィ自身は生き残りますが、姉を失い、雇い主の指示も失い、行き場のない状態でフレデリカ・ペトラに保護されます。Arc4でのメィリィの末路と保護の経緯はメィリィのその後は?Arc4刺客以降の運命でも詳しく追えます。
Arc5:プリステラ事件への不参加
Arc5の水門都市プリステラ事件中、メィリィはロズワール邸で待機します。エミリア陣営は彼女を「人質」と「保護対象」の中間で遇しており、ペトラやベアトリスとの距離はこの期間にゆっくり縮まりました。村の子供たちの輪に知らぬ間に馴染んでいた描写は、後のArc6での決断の伏線です。Arc5時点の詳しい立ち位置はメィリィ Arc5解説(プリステラ留守番組の真実)を参照してください。なお、プリステラに現れた“ママ”カペラ本人の脅威はシリウス完全解説とあわせて読むと理解が深まります。
Arc6「プレアデス監視塔編」での活躍(事実上のピーク)
「メィリィ Arc8」と検索する読者の多くが本当に観たい“活躍”は、実はここにあります。Arc6でのメィリィは、戦力面でも内面成長面でも、リゼロ全章を通じて最も光る瞬間を迎えます。監視塔編全体の流れは6章(プレアデス監視塔編)完全解説、章の核心は第六章「記憶の回廊」完全解説で確認できます。
砂丘越え:100体級の魔獣統御
Arc6開幕、スバルはプレアデス監視塔を目指して旅立ちます。同行が決まったメィリィの真価は、強力な魔獣が群棲するアウグリア砂丘で発揮されました。砂虎・砂蚯蚓・ギロチン蝶などの群れに対し、メィリィは魔操の加護で「敵対しない/道を開ける」よう指示し、戦闘を回避。一行が監視塔の入口にたどり着けたのは、ほぼ彼女一人の功績です。同行メンバーにはユリウス・ラム・愛竜パトラッシュもいました。
監視塔到着:シャウラとの邂逅
監視塔の管理者シャウラと対面したメィリィは、「お師様(フリューゲル)に似ているスバル」を歓迎するシャウラに子供らしい好奇心を見せます。一方で、シャウラの正体が400年幽閉されてきた存在だと知った後は、自身の境遇と重ね合わせて複雑な表情を見せます。塔を支配する伝説の三英傑のひとりフリューゲルの存在も、この章の鍵になります。
暴食大罪司教の襲撃と魔獣防衛
監視塔では試練の最中に暴食の大罪司教が襲撃します。メィリィは正面戦闘ではなく、塔内の防衛・砂丘から呼び寄せた援軍魔獣の制御を担当。スバルがレムの名前を取り戻す死闘の裏で、外周を守る“見えない盾”として機能しました。レムの記憶と名前を喰った元凶である暴食司教ライ・バテンカイトス、その兄妹ロイ・アルファルド・ルイ・アルネブがこの章の敵です。
紅蠍シャウラとの力比べ
監視塔のルール違反が発生すると、シャウラは強制的に「紅蠍」の姿に変貌し、塔内の挑戦者を排除しようとします。理性を失った巨大魔獣シャウラに対し、メィリィは魔操の加護で「魔獣としてのシャウラ」へ干渉を試み、注意を引きつけるという前例のない使い方をしました。最終的に紅蠍は、メィリィの能力統御+ユリウスとベアトリスの支援+エミリアの「絶対零度」の合わせ技で抑え込まれます。「魔獣使い」としてのメィリィのキャリアの頂点といえる戦いです。
「死者の書」をめぐるスバルとの和解
監視塔にはエルザ・グランヒルテの「死者の書」があり、メィリィは夜にひとりで探しに行きます。スバルがエルザの過去を追体験して「お前のお姉ちゃんは、お前を本当に妹だと思っていた」と告げる場面は、Arc6屈指の名シーンです。スバルからの「これからの感情をひとつずつ知っていこう」という約束を受け、メィリィは初めて自分の意志でエミリア陣営の一員になることを選びます。これが「敵から仲間へ」という彼女の物語の到達点です。
Arc7〜Arc8(大災編)でメィリィはどうなった?
ここが本記事の主題「Arc8でどうなった」への本格的な回答です。Arc6で物語的に“完成”したメィリィは、Arc7・Arc8では舞台の中心から外れます。
Arc7開幕:ルグニカ側に残る
Arc6ラストでスバル・記憶なきレム・ルイの三人がヴォラキア帝国へ転移します。一方、メィリィはエミリア・ベアトリス・ユリウスらとともにルグニカ王国へ帰還し、ロズワール邸での生活に戻りました。Arc7「殉情の神聖ヴォラキア帝国編」の主戦場である帝国編にメィリィは直接登場せず、ペトラ・フレデリカ・ベアトリスとともに「留守を守るチーム」として位置づけられます。帝国編でスバルを苦しめた最強の帝国兵トッドや、皇帝ヴィンセント・ヴォラキアが中心となるこの章は、メィリィにとっては“待機期間”でした。
Arc8(大災編):帝都決戦には不参加
Arc8「情愛の帝都ルプガナ決戦編(通称・大災編)」では、ヴォラキア帝都ルプガナでの決戦が主軸となります。メィリィはこの帝都決戦には参加しておらず、引き続きルグニカ側で日常を守る側に回っています。大災編では魔女スピンクスが引き起こした屍人(アンデッド)の大群が帝国を席巻しますが、その脅威は主にヴォラキア領内のものであり、ルグニカのメィリィが前線で魔操の加護を振るう描写は原作にありません。本稿執筆時点でメィリィのArc8直接参戦は描かれていないため、断定的な戦闘描写は避けます。Arc8全体の流れはArc8「大災編」完全まとめ、第八章のクライマックスであるプリシラ Arc8解説(王選初の脱落者)、書籍版の決着は38巻ネタバレ(第八章完結・プリシラ最期)で確認できます。
「守られる側」から「守る側」へ──Arc8期メィリィの意味
かつて「人を襲う側」だった少女が、Arc8期には「帰る場所と仲間を守る側」に立っている――この対比こそ、メィリィの“その後”が描く救済のかたちです。前線で派手に戦わないことそのものが、彼女が暗殺者の日々から完全に離れ、ロズワール邸という居場所を手に入れたことの証でもあります。Arc8で世界を焼いた太陽姫プリシラが前線で散る一方、ルグニカで日常を守るメィリィもまた、リゼロという物語のもう一つの最前線を生きているのです。
Arc10「獅子王の国」での最新の立ち位置
原作は現在、第十章「獅子王の国」が進行中です(書籍版は2025年12月刊行の43巻まで到達)。Arc8で帝国の大災が収束した後、舞台は再びルグニカ寄りへと動きつつあり、メィリィたち留守番組の再登場が注目されています。Arc10でのメィリィの動向はメィリィのArc10での活躍|魔獣使い少女の成長と「獅子王の国」で最新情報を追っています。
Arc10で動き出すルグニカ勢
Arc10では「獅子王の国」を舞台に、ルグニカの王選が再び大きく動きます。エミリア陣営の参謀オットー、共に監視塔を旅したベアトリスの動向(ベアトリスのArc10解説)、そしてスバル自身の新たな戦い(スバルのArc10での活躍)が描かれる中で、メィリィの魔操の加護が再び戦力として注目される可能性があります。記憶を巡る物語が続くレムの現在はArc10のレムはどうなった?で確認できます。
「魔獣を兵器化する敵」へのカウンター適性
四国を巻き込む大規模戦が予想されるArc10以降、もし「魔獣を兵器として運用する敵陣営」が登場すれば、それを無効化できるカウンターとしてメィリィの役割が際立つ可能性があります。原作未確定の予想ではありますが、Web版の今後の更新で要注目のキャラクターです。
メィリィの内面・成長物語
Arc6を通じて、メィリィは「魔獣使いの仕事人」から「ひとりの少女」へと変わっていきます。その内面の軌跡を整理しましょう。
「仕事人」として生きてきた背景
“ママ”と慕う大罪司教カペラに育てられたメィリィは、幼少期から「殺しの仕事は当たり前」という価値観の中で育ちました。エルザと組んで複数の暗殺任務を遂行し、自分の存在意義を「魔獣使いとして役に立つこと」に置いてきた背景があります。Arc1でアーラム村に呪いの魔獣をけしかけたのも、表向きは“仕事”でした。その依頼系統の裏には、叡智の書に従って動いたロズワールの計略も絡んでいたとされます。
スバル陣営での変化
Arc4以降のメィリィの変化は、ペトラ・フレデリカ・ベアトリスらとの日常的な交流から始まりました。ペトラに「メィリィちゃん」と名前で呼ばれ、ベアトリスに本を読み聞かせられ、フレデリカに食事を作ってもらう日々は、彼女が初めて経験する「殺し以外の生活」でした。Arc6での旅は、その変化を試す“仕上げ”の役割を果たしています。
禁忌:魔獣同士の同士討ち命令
メィリィは「魔獣同士を殺し合わせる命令」を出すことに極めて消極的だと描かれます。「魔獣はあたしの家族だから、仲間同士で噛ませるのはイヤなの」と零す場面があり、彼女の魔獣観は単なる道具ではなく「家族の延長」として位置づけられています。森で育てられた幼少期の記憶が、その倫理観の根底にあります。
メィリィを語る上で押さえたい3つの名場面
名場面1:「お姉ちゃんの匂いがする」
Arc4でロズワール邸襲撃中、エルザと別行動になったメィリィが「お姉ちゃんの匂いがする」と微笑む場面。一見無邪気な台詞ですが、エルザの「血の匂い=任務遂行中」を察知した発言であり、二人の絆の深さと、その絆が暴力で結ばれていることの両面を象徴しています。
名場面2:「あたしは魔獣使いじゃないの。メィリィなの」
Arc6でスバルが何気なく「魔獣使い」と呼んだ時、メィリィが珍しく強い口調で訂正した場面。「仕事人としての自分」ではなく「メィリィ・ポートルートという一人の少女」として認められたいという願いが、はじめて表に出た瞬間です。
名場面3:「ありがとう、スバルのお兄ちゃん」
Arc6終盤、スバルとエミリアからエミリア陣営への正式加入を提案された時、メィリィが涙ぐみながら告げた言葉。それまで「スバルおにいさん」とからかい混じりに呼んでいた彼女が、初めて素直に「スバルのお兄ちゃん」と呼んだ瞬間は、ファンの間で「メィリィ完落ち」と呼ばれる名場面です。
FAQ:メィリィ(メイリィ)に関するよくある質問
Q1. メィリィはArc8(大災編)で何をしていますか?
Arc8の帝都決戦には参加していません。ルグニカ王国・ロズワール邸でペトラ・フレデリカ・ベアトリスらと留守を守っています。帝都決戦の主役は皇帝ヴィンセントやプリシラなどヴォラキア側の人物で、メィリィの直接的な戦闘描写は原作にありません。
Q2. メィリィの「その後」はどうなりましたか?
Arc6終盤で自分の意志でエミリア陣営の一員となり、以降はロズワール邸で日常を送っています。「敵だった魔獣使いの少女」が「仲間を守る側」に変わったのが彼女の到達点で、Arc7・Arc8でもその立場が続いています。詳しくはメィリィのその後解説を参照してください。
Q3. メィリィは最終的に死亡しますか?
本稿執筆時点(2026年)の原作Web版・書籍版(38巻時点、第十章進行中)では、メィリィは生存しています。Arc9以降での生死については原作未確定です。
Q4. 「メィリィ」と「メイリィ」どちらが正しい表記ですか?
原作の表記は「メィリィ・ポートルート」(小さい「ィ」を含む)です。検索では「メイリィ」と打つ人も多く、どちらでも同じキャラクターを指します。本記事では原則「メィリィ」で統一しています。
Q5. メィリィの「魔操の加護」はラインハルトの加護群とどう違いますか?
ラインハルトの加護群は「必要に応じて流動的に取得する」性質で自身の戦闘力強化が中心なのに対し、メィリィの「魔操の加護」は生まれつき固定で持つ特殊加護で、「他者(魔獣)の操作」という性質です。運用思想が根本的に異なります。
Q6. メィリィはアニメで活躍しますか?
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まとめ
メィリィ(メイリィ)・ポートルートは、Arc4で敵として登場した「魔獣使いの少女」から、Arc6プレアデス監視塔編で「ひとりの普通の少女」へと変わっていく、リゼロでも屈指の成長アークを持つキャラクターです。砂丘越え・紅蠍シャウラとの力比べ・死者の書をめぐるスバルとの和解という三段階で、彼女は戦力としても内面としても物語に深く刻まれました。
そして肝心のArc8(大災編)では、メィリィは帝都決戦には参加せず、ルグニカ王国で“帰る場所を守る側”として日常を生きています。前線で派手に戦わないこと自体が、暗殺者だった彼女の救済の証です。第十章「獅子王の国」が進む今、留守番組の再起用が期待されるメィリィの動向から、今後も目が離せません。原作小説でその歩みを最初から追うなら、ぜひ手に取ってみてください。
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下記のリゼロのアニメ・OVAの映像作品は動画配信サービスを利用することで視聴できます。
- リゼロアニメ 1st season
- リゼロアニメ 2nd season
- リゼロOVA「Memory Snow」
- リゼロ劇場版「氷結の絆」
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リゼロ作品の取り扱いがあり、かつ無料トライアルの提供がある動画配信サービスを調査しましたので参考にしてください。
