日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」発の大人気作品「Re:ゼロから始める異世界生活」の小説第21巻のネタバレ解説です。
ネタバレを見たくない方は、ページを閉じて頂きますようお願い致します。
第20巻の詳細について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
目次
プロローグ「旅の道中」ネタバレ

スバル達は、メイザース領を目指して、最後の野営をしていた。
ユリウスが、らしくなく、自分はユークリウス家の嫡子ではないんだと、身の上話をした。
抱え込む傾向があると、襟ドナがスバルを指摘すると、お前も悩みの一つなんだけどなと返す。
スバルは、ベアトリスに襟ドナとアナスタシアの入れ替わりを相談していた。
明日には、懐かしの我が家、ロズワール邸に到着する。
スバル一行はメイザース領を目指して野営してるんだぜ。ユリウスが自分はユークリウス家の嫡子じゃないって身の上を語ったんだ。
スバルくんがベアトリスにエキドナとアナスタシアの入れ替わりを相談してるのも気になるよね。明日はロズワール邸に着くんだって!
第一章「君を連れ出す理由」ネタバレ

ロズワール邸に到着すると、ペトラとラムがお出迎えしてくれる。
プリステラから送った手紙は届いており、ロズワールが色々と準備してくれているようだった。
応接間でロズワールの意地悪な質問に明確に答え、レムを連れてプレアデス監視塔へ向かう許可をもらう。
二人きりになったロズワールとベアトリスは、スバルの中に「二つ目」が入ったことを確認する。
ベアトリスは「候補は他にもいるはず」と応えるが、ロズワールは誤魔化すのはやめ給えと優しく諭す。
ベアトリスは、これ以上はさせない、スバルはスバルのままだと言い切った。
フレデリカが座敷牢に案内する
応接間にベアトリスを残したスバル達は、フレデリカの案内で東棟の地下の座敷牢に向かう。
途中、ガーフィールとプリステラの一家の関係性のことに思いを馳せるが、スバルは自分の口から言うべきことではないと押し黙った。
地下への入り口に近づくに連れ、一同が異様な雰囲気を感じて警戒心を高める。
座敷牢の扉を開けると、一人で何役も担ったおままごとをしている最中で、メイリィが恥ずかしさで爆発した。
メイリィが置かれた状況
座敷牢と呼ばれた部屋は、明るい壁紙に絨毯、スバルお手製の縫いぐるみ、本、遊び道具と悠々自適の環境だった。
エミリアは、罰したい訳ではないからと、この部屋の状況と名前の違和感をユリウス達に説明する。
メイリィには「魔操の加護」があり、魔獣の角の役目を担うことができるため、魔獣を操作することができる。その力を持って、1年前にエルザと襲撃してきたが、それに失敗。相棒であるエルザを失い、外に出たら「ママ」に処分されてしまうため、ロズワール邸に匿っている、というのが現状だ。
スバルは、判断のつかない子供に悪いことを命令した人間がいるのなら、悪いのは命令した方だといい、メイリィの責任は自分が持つさ、と話す。
襟ドナは驚くが、エミリアは賛意を示す。メイリィは、スバルにもらったお手製の縫いぐるみに顔を隠していた。
アウグリア砂丘に行く相談
スバル達がアウグリア砂丘を越えてプレアデス監視塔に行くに当たり、問題は3つだった。
迷いの砂漠、魔獣の巣窟、世界一濃い瘴気。
メイリィ曰く、力ずくでアウグリア砂丘を渡ろうとする場合、1週間は寝ずに休まず魔獣と戦闘しなければならないという話だった。
打ち手に困るスバル達に、メイリィが同行してもいいと話し、スバル達は感謝してそれを受け入れた。
ペトラに挨拶
プリステラから帰った後は、暫くゆっくり休むと約束していたペトラは、スバルがまた危険な場所に出て行くことに怒る。
スバルは、自分よりも強く、優しく、高潔な人間はいるけど、レムが目覚める時は、自分の手で目覚めさせたいと話す。
ペトラは、結局スバルのお願いを甘んじて受け入れ、帰ってきた時に最初に出迎えるという特権を手に入れて、スバル達を見送ることにする。
ラムも同行
スバルは、レムの寝室に赴き、プリステラでの出来事を話す。
そこにラムが来て、レムのお世話を嫋やかな手で優しく包み込むように行っていく。スバルはそこに、ラムのレムへの愛情を見ていた。
ラムも、プレアデス監視塔へ同行すると聞かされる。
出発の朝
プレアデス監視塔までは、二ヶ月の旅程がかかる。
ロズワールがスバル、エミリア、ユリウスを呼んで、ラムの治療のことを話した。ラムの体は不調を抱えており、倦怠と苦痛が常に襲いかかっている。
毎晩、ロズワールがラムの体の不備を調整していたが、長期間離れるこの機会ではそれができない。それを、多属性の扱いに長けているユリウスに任せたいと願い出る。
ユリウスは、申受けたいが、「暴食」の影響で六種類の準精霊との契約は切れており、今側にいてくれるのは慈悲でしかない。自分では役に立つことができないと話す。
ラムの体の調整は、ベアトリスとラムに聞きながら、エミリアが行うことになった。
フレデリカ、ペトラ、ロズワールに見送られながら、スバル達は屋敷を後にする。
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ロズワール邸でメイリィの座敷牢を訪ねたんだぜ。魔操の加護持ちの彼女は、エルザを失って外じゃ「ママ」に処分されちまうから匿われてるんだ。
スバルくんがメイリィの責任は自分が持つって言いきったの、すごく頼もしいよね。ペトラとの別れ際も切なくて、レムを目覚めさせたいって決意が伝わってきたの。
第二章「砂時間を超えろ!」ネタバレ
スバルが竜車の御者として、ユリウスが周囲の警戒としてその隣に座る。
二人はラインハルトの心境に思いを馳せる。5歳の頃に「剣聖」を継ぎ、10歳の頃にユリウスが出会った頃には、既にラインハルトは、現在のラインハルトと同じように完成していた。
その出会いはユリウスに多大な影響を及ぼしたと、かつての光景を憧憬を望むように語る。
一行は、アウグリア砂丘の最寄りの宿場町、「ミルーラ」に到着した。
ミルーラの町の酒場の店主の忠告
スバルとエミリアは、砂嵐が舞う時間「砂時間」に外に出て、ミルーラの酒場に向かう。
酒場の店主にミルクを頼み、アウグリア砂丘について話を聞く。
砂海にプレアデス監視塔が建って400年。栄誉や賢者の知恵を求めて、多くの人がアウグリア砂丘を踏破しようと試みたが、命を持ち帰ることができれば御の字という状況だと、店主は話す。
最大の問題は、世界一濃いともされる魔女の瘴気で、汚染されたマナである瘴気を体内に取り込み続けると、いずれ体も心も汚染され死に至るのだ、と話す。
エミリアが多めのチップを渡すと、店主は手段がなくなったら鳥の跡を追え、とアドバイスをする。鳥は監視塔に向かって飛んでいく、と話した。
二人は話をしてくれた店主に感謝を示し、外に出る。エミリアは、店主の足が片方なかったことに気付いていた。
アウグリア砂丘に出発
ミルーラで一日の小休憩を置き、翌早朝に一同は入り口で集合する。
パトラッシュに加え、砂地に強い固有種の「ガイラス種」の地竜を迎え、竜車の準備も万全だ。
ちなみに、パトラッシュはプリステラで厩舎に置き去りにされ、スバルが謝るまで完全に拗ねていた。オットー曰く、スバルの窮地に側に居られなかった自分を恥じていた、ということらしい。
エミリアが治療を続けているが、ラムにもいつものキレがない。しかし、自分を置いていくなんて言わないで、とラムらしからぬ素直な発言もあり、スバル達は全員揃ってアウグリア砂丘に出発する。
アウグリア砂丘の脅威
ミルーラでの情報収集で、アウグリア砂丘には朝昼深夜の1日3回「砂時間」が訪れることが分かった。
特に深夜の「砂時間」は何時間にも及ぶため、行軍は早朝から夕方までに行われることとなる。
パトラッシュにスバルとベアトリスが騎乗しており、ベアトリスが西の果ての「ギラル赤丘」よりはマシだと話す。ギラル赤丘は、砂粒が全て魔石の欠片で構成されており、年中爆発を繰り返している場所とのことだった。
竜車にはユリウスとメイリィが御者台に座っており、スバルがメイリィに仕事しているのかと失言をしてしまうと、メイリィがこれ見よがしに、体長20mにも及ぶ「砂ミミズ」を地下から呼び出した。
スバル、ユリウス、ベアトリス全員が絶句した。
作戦会議
夕日が沈む頃、深夜の砂時間に備えて夜営の準備がされていく。
エミリアが氷壁を作り上げて砂嵐を防ぎ、ベアトリスと一緒にラムの治療を始める。
襟ドナは、ユリウス、スバルを呼び出して半日で分かったことと攻略方法を説明した。
半日かけて進んでもプレアデス監視塔は近づかず、これは瘴気による天然の空間の捻れが原因だと考えられる。
プレアデス監視塔の目的は、アウグリア砂丘の東の果ての何処かにある、嫉妬の魔女の祠を見張る為のもの。つまり、この天然の結界を利用して建てられ可能性が高い。
「砂嵐」は空間の捻れ、戻り、が引き起こすものであり、この先にプレアデス監視塔に繋がる本物の砂海がある可能性が高い。その綻びを見つけることが必要。
それを突破する為の鍵は千里眼を持つ「ラム」。
「砂時間」を超える
それから数日、メイリィが魔獣の居場所を教え、ラムが千里眼で魔獣の視界を捉えて周囲を見る。
そこに綻びが見つかれば、そこから結界を越えられるはずだが、ラムの消耗だけが続いていた。
砂時間が終わり、晴れ晴れとした空が現れると、スバルがそこに飛んでいる鳥を見る。
酒場の店主の話を思い出し、ラムに鳥に対して千里眼を使うように頼む。ラムが鳥の視界を捉え、竜車をガイラス種の「ヨーゼフ」が引っ張る。
ラムの千里眼を頼りに、一同は砂嵐の中を突き進む。鳥の視界は監視塔から離れない。
突然、砂嵐の時間が終わり、スバル達は結界を抜ける。目の前には近づいた監視塔、瘴気のない美しい星空、そして一面の花畑があった。
花魁熊と光
メイリィが、花畑は「花魁熊」という花に化けて人を襲う魔獣だと話す。
体長数mもある熊がゾロゾロと起き上がり、一向に襲撃を仕掛けてきた。
スバル達はプレアデス監視塔を目指して走り出す。
エミリアが氷魔法で、ユリウスが剣技で、ベアトリスとスバルが陰魔法で、メイリィが6対もの「砂蚯蚓」を呼び出して、凶悪な花魁熊を殲滅していく。
プレアデス監視塔が目前に迫る中、スバルは光を見た。それに疑問を思う間も無く、スバルは命を落とす。
一向も、全員が光の光線に蒸発し、命を落とした。
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— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) December 27, 2020
ミルーラの宿場町で酒場の店主から、瘴気と砂時間の脅威を教わったんだぜ。鳥の跡を追えってアドバイスも貰ったぞ。
メイリィが体長20mの砂ミミズを呼び出してスバルくんたちを絶句させた場面、笑っちゃったよね。パトラッシュの拗ね方も可愛かったの!
第3章「監視塔の洗礼」ネタバレ
メイリィが花魁熊の注意を惹きつけている場面に戻り、スバルは死に戻りを自覚した。
それでも為す術もなく、前回と同じ流れをたどってしまう。
メイリィが砂蚯蚓を出したところで、ラムにも叫び、方向転換をするが、光線が砂蚯蚓を切り裂き、その遺体が倒れて来る衝撃にスバルとベアトリスは竜車と分断される。
監視塔の中腹から光が見え、次の瞬間パトラッシュがスバルを庇うように現れるが、どちらも致命傷を負う。
腹に穴が空いたスバルを見てベアトリスが慌てて駆け寄り、スバルを抱きしめるが、その光線はベアトリスさえ消失させた。
スバルの周りを花魁熊が囲んでおり、その爪がスバルに届く前に命が消えた。
見えざる手で死に戻りを回避
メイリィが花魁熊の注意を惹きつけている。
ここで、ヨーゼスが叫ぶことで周囲の花魁熊が起き、そうすれば2回目までと同じ流れになってしまう。
スバルは、インビジブル・プロヴィデンス、見えざる手を出現させ、ヨーゼスの首筋を撫でて安心させる。
ユリウスがヨーゼスの動きに気付き、興奮していた地竜をきっちりと宥めた。
スバルは、ユリウスに花魁熊のいないスペースを指差し、そこでの話し合いを提案する。
話し合いと対抗策
メイリィは、自分が同時に操れる魔獣の数は百が限界だと話す。
花畑には一万に届く魔獣がいる可能性があるため、その全てを操作することはできない。それでも、通り道にいる花魁熊だけをどかすなら可能ということだった。
襟ドナが、ベアトリスに意見を求めると、「砂時間」の突破は陰魔法の「扉渡り」と似た構造だったと説明する。つまり、花畑にも「砂時間」のように別の出口がある可能性もあると指摘する。
スバルは、頭の中にある危険、「監視塔の光」の話題を出す。ラムが、ふと、スバルの胸に光る赤い光を見る。
光の正体と対処方法
スバルの頭に、「レーザーポインター」という単語が頭に浮かぶ。
瞬間、エミリアが氷の盾を形成するが、光はそれを貫通する。貫通した光をユリウスが騎士剣で切りつける。奇跡的に防ぐことのできた光は、細長い白い針のような形をしていた。
スバルとベアトリスは、編み出したオリジナルの絶対無効化魔法「E・M・T」を発動し、白い空間を周囲に張り巡らせる。その空間に入った白い針は、勢いをなくす。この空間では、魔法の力が無効化される。
ただし、スバルのマナが尽きると効果が終了するため、一堂はすぐに退避しようとする。
ラムが、「千里眼」で監視塔にいる人物の視界を捉えると、スバルをずっと見ていることが分かる。ただし、ラムは無理がたたり、目から血が流れ出てくる。
綻びに引き込まれるスバル達
「E・M・T」が空間の結界に触れ、時空の綻びのなかにスバル達は落ちていってしまう。
監視塔にいた人物は、賢者は、「見つけた」と呟き、足早に塔の螺旋階段を下りていった。
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監視塔から放たれた白い針みたいな光線が、パトラッシュもベアトリスも貫いて死に戻りを繰り返したんだぜ。レーザーポインターって表現がリアルだったな。
スバルくんとベアトリスのオリジナル魔法「E・M・T」が発動したの熱かったよね! でも結界が時空の綻びに触れて、みんな落ちちゃったの…。
第4章「砂上の信頼」ネタバレ
空間の歪みに落ちたスバルは、落ちて行く時に抱きしめたラムによって起こされる。
ラムの他にも襟ドナとパトラッシュがいて、他の仲間とは分断されてしまっていた。
空気の冷たさが、その場所が地下であることを物語り、瘴気の濃さがアウグリア砂丘のどこかであることを語る。
レム、エミリア達と合流するべき、三人と一頭は動き出した。
二又の分かれ道と鉄の扉とパトラッシュ
地下の砂の通路を、ラムが感じる風を頼りに進んで行く。
途中で道が二又に分かれ、スバルは右側を選択する。
その先には鉄の塊があった。襟ドナとラムは、ただの鉄の塊にしか見えなかったが、スバルはそれを「鉄の扉」と自然に認識する。そして、スバルがその鉄扉に触れると淡く光り、その場から消失する。
三人は進む決断をするが、パトラッシュが動こうとしない。しかし、スバルの説得に、最後には折れた。
瘴気の影響
二枚目の扉も同じように消え、スバル達はさらにその先へ進んでいく。
瘴気の影響はスバル達の心身に負担となり、体が重く、気分が沈んでいく。
その影響を最も受けているはラムであり、口数が少なくなっていた。
気分を上げようと会話を試みるスバルに対し、冷たく「黙って歩きなさい」と突き放し、スバルも心がササクレ立っていった。
四枚目の扉の前での惨劇
四枚目の扉がついに開かなくなり、スバル達は行き止まりになる。
扉に苛立ちをぶつけるスバルに対し、ラムが舌打ちをする。それを契機に始まった。
ラムとスバルが本気の殺し合いを始め、もう止められないと判断した襟ドナが、ラムの後ろからナイフで一突きにする。
ラムを置いて二人で脱出しようと握手を差し出す襟ドナを、スバルは見えざる手で殺そうとするが、その前にラムの風魔法が襟ドナの体を上下二つに分ける。
ラムがスバルの命も奪おうと近づき、パトラッシュがラムの命を奪う。
スバルはパトラッシュに感謝するが、こちらを向かないパトラッシュに怒りをぶつける。
パトラッシュがスバルの命を奪った。
砂の地下で目覚めるスバル
死に戻りをしたスバルは、空間の歪みに飲み込まれた直後、砂の地下空洞で目を覚ます。
側にはラムがいて、混乱して嘔吐するスバルを、ラムらしい優しで包み込んだ。
襟ドナ、パトラッシュが戻ってくる。
スバルは、直前のあり得ない不和を振り切り、乗り越える決意をする。
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瘴気の影響でラム、エキドナ、スバルが本気の殺し合いに発展しちまったんだぜ。パトラッシュにすら命を奪われる結末でな…。
死に戻りして地下空洞で目覚めたスバルくんを、ラムが優しく包み込んでくれた場面に救われたよね。仲間との不和を乗り越える決意が描かれてるの。
第5章「監視塔の番人」ネタバレ
スバル達は、二又の道を左に進む。
不自然なスバルの紳士ぶりにラムと襟ドナが不信を感じるが、右の道を選んだ時のような不和は起きていない。
しかし、道の先から火の匂いが立ち込め、スバルが一人で斥候として確認してくることになる。
スバルが先に進むと、突然地面が崩壊し、砂山を滑落していくように10メートル以上落下する。
そこはドーム状の広い空間で、天井までは数十メートルもあった。恐らくは天井は地上のアウグリア砂丘であり、天然の落とし穴となっていると予想された。
その証拠に、その空間にいた花魁熊がスバルに襲いかかる。しかし、スバルに爪が届く寸前、異様な姿の魔獣が花魁熊を突き飛ばし、炎に焼いた。火の匂いの原因はこの魔獣だった。
魔獣「ケンタウロス」との戦い
異形の姿の魔獣を、スバルは「ケンタウロス」と名付ける。
ケンタウロスの姿形から、スバルは視覚と嗅覚がないと判断し、息を潜める。スバルの居場所を見失った様子のケンタウロスに、スバルは水筒や小銭を投げて、音に反応することを確認した。
スバルの選択肢は奥に進むか、砂山を登ってラム達と合流するかの二択。この機会を活かすために奥に進もうと考えるが、ラムの脅しに屈し、スバルは砂山を登って戻ろうとする。
その時、ケンタウロスが叫び声を上げる。瞬間、スバルを反響によって認識し襲撃を仕掛ける。
スバルを助けに向かったパトラッシュ、ラムもケンタウロスの炎の攻撃に巻き込まれ、瀕死に追い込まれる。
スバルは「インビジブル・プロヴィデンス」を発現させようとするが、頭が割れるような痛みが起きて、失敗してしまう。
ケンタウロスの攻撃が、スバルを守るように立つラムに襲いかかる瞬間、無数の白光がケンタウロスに襲いかかり、その姿が完全に消失した。
スバルが意識を手放す寸前、姿を表したのは笑みを浮かべる女性で、「見つけた」と言っていた。
全員と再会
スバルは竜車の寝台の上で目を覚まし、そこには手を握りながら眠っているエミリアがいた。
声がする方に振り返るとベアトリスがいて、スバルの目覚めを喜び、全員無事に揃っていると話す。
スバルは竜車の外に尋常ではないプレッシャーを感じると、ベアトリスを連れて外に出た。
外は、半径数百メートルにも及ぶ広い空間が円柱型につづいていて、スバルはここがプレアデス監視塔の中だと話す。
地下で最後に出会ったが立っていて、スバルに近づいて「三つ」と囁く。
そして、賢者シャウラがスバルを抱きしめて「お師様、長かったっす〜」と再会を喜んだ。
https://twitter.com/Rezero_official/status/1342762078050766849
魔獣ケンタウロスとの戦いでパトラッシュとラムが瀕死になったところに、白光がケンタウロスを消滅させたんだぜ。あの「見つけた」って言った女の正体がな…。
賢者シャウラが「お師様、長かったっす〜」って抱きついてきた再会シーン、印象的だよね! ついにプレアデス監視塔に到達したの!
幕間「ゴージャス・タイガー・リローデッド」ネタバレ
ガーフィールは、町の復興作業の手伝いをしていた。
胸のうちには、クルガンが「見事」と最後に告げた言葉の意味を図りかねている。スバルが自分をここに置いていった理由も分かりかねている。
それでも悩む暇もなく、ミミがガーフィールの元に訪れて、上機嫌で話しかけてくれる。
ミミがガーフィールを助けた理由
ミミは、命をかけて自分を助けてくれたへータローとティビーを、ありがとうと言った後にガッツリ怒るのだと話す。
ミミにとって二人の弟の命はとても大切で、それを自分のためとはいえ、賭けたことに姉として怒らなければいけないと決める。
ガーフィールは、尚更、そんな大切な弟二人がいるのに、なぜ自分を庇ったのかと聞く。
ミミは、ガーフィールに惚れており、ツガイになれば何百年と一緒にいる。その関係の前借りであり、一緒に死ぬかもと思えることは、一緒に生きたいという想いの裏返しだと話した。
ガーフィールは、ミミの言葉に悩みの突破口を見たような気がした。
食事処でヴィルヘルムと出会う
ミミと一緒に昼食を取りに食事処を訪れると、ヴィルヘルムが中にいて手招きしてくれる。
ガーフィールが、クルガンに勝利した自分が、果たして本当に「八ツ腕のクルガン」の領域に届いたのかと疑問を打ち明ける。
ヴィルヘルムは、テレシアとクルガンは、最後の瞬間だけ本人に戻ったが、それまでは屍人であり、強さは全盛期に程遠いと話す。もし二人が全盛期の力があれば、自分達二人は今、肉片になっているはずだと告げる。
ガーフィールは自分だってと言った瞬間、ヴィルヘルムが「驕るな、若造」と激しい剣気を向ける。途端、ガーフィールは後ずさって入り口にまで移動する。
ヴィルヘルムは、ガーフィールにも器はあるが、目指す頂は今の段階で指が届くほど浅いものではないと話す。
ガーフィールは、自分の強さへの納得も、プリステラでやるべきことも、どちらの悩みがこんがらがる一方だった。
ガーフィールの弟と妹の元へ
ミミが、ガーフィールが今するべき一番のことは家族に会うことだと話す。
家を訪れたガーフィールは、フレドと妹、リーシアは歓迎する。
リーシアは、黒竜となった夫ギャレクとも会い、それを受け入れ、その帰りをすぐだと信じていた。
ふと、予想外に、リーシアがなぜガーフィールがこんなに良くしてくれるのか、と聞いてくる。
ガーフィールは誤魔化そうとするが、誤魔化しきることができなくて、「母さん」と呟いた。
ミミが、「ゴージャス・タイガー」の名前は「ガーフィールだよ」と教え、リーシアが「ガーフィール、おいで」と両手で迎え入れる。
ガーフィールは、母の胸の中で、温もりを感じながら号泣した。
リーシアの演技
ミミは、弟妹を外に連れ出しており、ガーフィールが泣き止むと家の中に戻ってきた。
ガーフィールは、弟妹に打ち明けるべきか悩んでいると、リーシアに「一人で悩むのはやめたんじゃなかったの、ガーフィール」と言われ、「母さん」と返してしまう。
ガーフィールが「母さん」と言ったことで、弟妹は自分たちの母さんを奪いにきたと勘違いしてしまった。
その二人をリーシアが優しく抱きしめて、ガーフィールの母親が自分にそっくりだったの、と説明した。
愛の証明
肩透かしを食らったまま、潮時だとガーフィールは家から退散する。
別れ際、リーシアが妹の名前を「ラフィール」だと話し、弟妹どちらも自分が思い浮かんで名付けだと話す。
フレデリカと、ガーフィール。
フレドと、ラフィール。
それは、リーシアの愛であり、リアラの愛だった。
ガーフィールは、いつかフレデリカとリューズも連れて、また来ようと思う。
リーシアは涙を流していて、心配するフレドに「忘れ物が見つかったから」と言い、ガーフィールに愛してると囁いていた。
ガーフィールの笑顔
治療院のベッドの上で休んでいるオットーの元に、ガーフィールとミミが訪れた。
オットーは、ガーフィールの表情を見て、何か良いことがあったのかと聞く。
ミミがすかさず、良いことがあった!と答え、ガーフィールも笑う。
そして、ミミとオットーに向けて、牙を見せる素敵な笑顔で「ありがとうよォ」と言った。
次巻、第22巻のネタバレについて詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。
https://twitter.com/Rezero_official/status/1344271363146563586

