「リゼロ」エルザは、腸狩りの二つ名を持ち、メィリィと暗殺姉妹として活躍していた女性です。
エルザが受けた「祝福」である呪い人形の効果、カペラやメィリィとの関係性、ガーフィールとの戦いでメィリィを庇った意味など、リゼロのエルザを詳しく知りたい方は本記事をご覧ください。
エルザとは?
フェザーランの姉妹の末娘
エルザは、フェザーランの姉妹の末娘です。
グステコ聖王国で奴隷として過ごしていたエルザは、フェザーランに買われ「呪い人形」としての祝福を与えられます。
適性が高かったため、異常に高い戦闘能力と治癒能力を獲得、さらに姉妹同士での争いを通じて「呪い人形」として覚醒、完成体に近い強さを手に入れました。
メィリィの姉様
フェザーラン同士の戦いが終わった後、色欲の大罪司教カペラが現れ、エルザはカペラの娘となります。
最初の指令で魔獣の女王の確保を命じられ、森の中でメィリィと出会い、カペラの元に連れていきました。
二人は暗殺姉妹として暗躍していくこととなり、エルザはメィリィを妹のように可愛がるようになります。
「腸狩り」
グステコ聖王国を中心に活動していったエルザは、国内でも「腸狩り」として有名人になります。
その後、グステコ聖教への攻撃とみなされる出来事を引き起こし、指名手配にかけられると、メィリィと共にルグニカ王国に移住しました。
エルザの強さ・能力
覚醒した「呪い人形」
エルザは、覚醒した「呪い人形」としての強さを持っています。
フェザーランの姉妹の中でも適性が高かったエルザですが、タチアナの犠牲により覚醒、意識を保ったまま呪い人形としての力を解放することができるようになっています。
粉々に砕けても復活可能
呪い人形は、目的を達成するまで死ぬことのない体を与える呪術です。
治癒能力は適正によって異なりますが、エルザは粉々に砕かれた状態からでも復活することが可能となっています。
当初、ホロッセオ・フェザーランにかけられた呪いは姉妹同士での争いでしたが、エルザはドロテアを聖地に残してきているため、呪いが解呪されておらず、呪い人形としての呪術がかかったままでした。
異常な戦闘能力
また、呪い人形としての祝福を受けた際に、異常な戦闘能力を獲得しており、エルザの強さはパックでさえ驚くほどでした。
呪い人形としての過酷な日々は、エルザに痛覚を中心とした感覚を鈍らせており、そのため身をきる戦い方も躊躇うことがなく、生きていると感じる強者との戦いに快感を感じるようになっています。
エルザの復活はあり得る?
タイゲタの書庫でエルザの「死者の書」は見つかっていない
プレアデス監視塔の二階層タイゲタの書庫において、メィリィはスバル達と打ち解けてからエルザの死者の書を探しました。
しかし、現時点でタイゲタの書庫にエルザの「死者の書」は発見されておらず、まだ命を完全に終えたと断定することができていません。
塵になっても復活は可能か
旧ロズワール邸の最後では、塵となって終わっていますが、エルザは完全ではないものの「呪い人形」として覚醒しており、復活できる範囲の限界はとても広いものがあります。
ベアトリスに粉々に砕かれても復活していたことから、もし塵の状態からも復活できるのであれば、エルザ再登場の可能性もまだ残されています。
自我のないエルザを「不死王の秘蹟」で操るシナリオ
ただし、エルザの自我自体はガーフィールとの戦いで終わりを迎えているので、復活する場合もエルザの肉体のみとなる可能性が高いです。
その場合は「呪い人形」としてただ暴れてしまうだけの存在になりますが、大罪司教側に「不死王の秘蹟」を操れるスピンクスがついているので、再登場時はテレシアやクルガン同様、屍兵の状態となって現れてきそうですね。
エルザの主なストーリー
フェザーランの姉妹の末娘となる
グステコ聖王国の奴隷であったエルザは、フェザーランの姉妹の末娘として迎え入れられます。
フェザーランに「祝福」を与えられたエルザは、「呪い人形」として適応し、他の五人の姉妹と共に、グステコ聖王国の治安を守る裏組織の一員として活動をしていきました。
しかし、フェザーランが「呪い人形」の完成のため、蠱毒のように姉妹達を争わせる計画を始めたことで、エルザもその争いに巻き込まれていきます。
「呪い人形」として覚醒
「呪い人形」への高い適性を持っていたエルザでしたが、力を解放すると自意識が飛んでしまう弱点がありました。
しかし、可愛がっていた妹分のタチアナが争いに巻き込まれて犠牲になると、エルザの中の「呪い人形」の祝福が覚醒、他の姉妹を圧倒する力を発揮しながら、同時に自我を保てる最強の存在となります。
呪い人形の蠱毒は、全ての姉妹を倒すことで完成するものでしたが、エルザはドルテアを倒さずに残し、完成を迎えないままフェザーランの屋敷を出ていきます。
カペラを「ママ」と呼ぶ娘になる
屋敷を出てすぐ、黒龍の姿をしたカペラが現れ、自分の娘になるように要求されます。
カペラはフェザーランの長女シトニアの長女であり、シトニアが失われたことで娘を補充するために来ていました。聖域にオリバーとドルテアがいたことで、エルザに断る選択肢はなく、カペラをママにすることを決めます。
魔獣の女王メィリィを仲間に引き込む
カペラの娘となってすぐ、魔獣の女王の噂を聞いたカペラにより、女王を連れ帰るよう指示されます。
森の奥深くへ向かったエルザは、魔獣達を従えるメィリィと出会い、護衛の魔獣を殲滅、無理やりメィリィを連れ帰ってカペラの娘にしました。
二人は一緒の時間を過ごすことが多くなり、姉妹のような関係となっていきます。
エルザは、末娘であった自分に妹ができたことを喜び、メィリィを本当の妹のように可愛がるようになります。
グステコ聖王国で指名手配となり引越し
生まれ故郷のグステコ聖王国で仕事をすることが多く、「腸狩り」の名前が広がっていくことになります。
オルコス領の内乱では、グステコ聖王国の幹部を殲滅、神殿騎士も数人撃滅してしまったことで、グステコ聖教に対する反抗と見做され、国中で指名手配となってしまいました。
メィリィと共にグステコを脱したエルザは、ルグニカ王国へと向かい、そこで新しい仕事である徽章の取得を頼まれます。
盗品蔵の戦いでラインハルト相手に敗北
ルグニカ王都では、ロズワールからエミリアの持つ徽章の盗難を依頼され、腕利きと噂のフェルトに仕事を依頼します。
その結果、盗品蔵での戦いが展開され、パック&エミリアとの戦い、ラインハルトの戦いを展開、最後はスバルに渾身の一撃を防がれ、一時撤退を判断しました。
夜のうちにメィリィと合流したエルザは王都を脱出、しばらくは静養することとなります。
アーラム村から脱出したメィリィを保護
メィリィが単独任務でアーラム村へ向かうと、ウルガルムによる襲撃が破られてしまいます。
ロズワールによって火災が広がる森の中をメィリィがボロボロの状態で逃走していると、メィリィを助けに来ていたエルザが合流、そのままメィリィを背負って拠点へと山越えをしていきました。
メィリィとのコンビでロズワール邸を襲撃
二人とも全快した後は、再びロズワールからの依頼を受け、ロズワール邸の襲撃を仕掛けます。
ロズワールからの依頼はベアトリスのみでしたが、エルザとメィリィは他の第三者からの指令も受けており、フレデリカやペトラ、レムさえも狙っていきます。
ロズワールが仕掛けた詰みの局面効果もあり、二人の襲撃のせいで何度もフレデリカ達は倒れることとなりました。
ガーフィールに敗北し自我を喪失
確定した周回では、エルザはエミリア陣営に加わったガーフィールと対峙します。
途中でメィリィも加わり、魔獣ワッグピッグを向かわせますが獣化したガーフィールによって敗北、その影響で始まった建物の倒壊からメィリィを守ろうとし、その隙を突かれて敗北してしまう結果となりました。
これにより「呪い人形」の力は底をつき、エルザの自我は消失しますが、自我を失った体だけとなって復活してしまいます。
呪い人形の成れの果てとなるもスバルにより消滅
呪い人形の成れの果てとなったエルザは、火災からボロボロになりながらも出てきたギルティラウを仕留め、その足でスバルを追いかけていきました。
屋敷に残された地下の最後の扉の先にスバルが入ると、エルザだった存在もその扉を開きます。
先に入ったスバルは禁書庫へ導かれたため無事でしたが、エルザが扉を開けるとバックドラフトが発生、その火炎によって今度こそ回復不可能な塵となり、完全なる眠りにつくこととなりました。
※リゼロ最新巻29巻が126円(600円割引)で読める!!
リゼロ最新刊29巻が2022年3月25日に発売されました。U-NEXTの31日間無料トライアルに登録することでリゼロの最新刊を600円割引の「126円」で読むことができます。
九神将「ヨルナ・ミシグレ」を陣営に引き入れるため魔都カオスフレームに向かったスバル達は、「幼児化」の危機にさらされ「かくれんぼ」を提案される。再びの窮地に立ち向かうため、スバルはついにルイ・アルネブと向き合うこととなる…!?
本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
下記のリゼロのアニメ・OVAの映像作品は動画配信サービスを利用することで視聴できます。
- リゼロアニメ 1st season
- リゼロアニメ 2nd season
- リゼロOVA「Memory Snow」
- リゼロ劇場版「氷結の絆」
動画配信サービスには初回登録時に無料で利用できるトライアル期間があり、無料期間を活用することで、リゼロの映像作品を無料で楽しむことができます。
リゼロ作品の取り扱いがあり、かつ無料トライアルの提供がある動画配信サービスを調査しましたので参考にしてください。