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Re:ゼロから始める異世界生活のネタバレ【小説・アニメ・漫画】

【リゼロ】ナツキ・スバルのArc10「獅子王の国」での活躍|アルデバラン封印後の新たな死に戻り

リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)の主人公・ナツキ・スバルは、第九章「名も無き星の光」でアルデバラン=ナツキ・リゲルを封印するという、物語最大の決断を下した。132,044回のループを経てラインハルト・ヴァン・アストレアに打ち勝ったアルを封印した黒球を首から下げ、スバルはArc10「獅子王の国」へと踏み込む。

本記事では、Arc9終幕「Reweave」後のスバルの精神状態から始まり、Arc10(原作小説44巻〜)における活躍、死に戻りの変化、仲間たちとの関係進化、神龍教会との対峙まで、最新の原作情報に基づいて詳しく解説する。

リゼロのアニメをまとめて楽しむならDMM TVが充実。Arc1〜Arc6のアニメを視聴して、Arc10の原作に挑むのがおすすめだ。

目次

スバルのプロフィール(Arc10時点)

まずArc10時点のスバルの基本データを整理する。

項目 内容
氏名 ナツキ・スバル
異世界での立場 エミリア陣営の騎士・作戦参謀
権能 死に戻り(Return by Death)/コル・レオニス・セカンドシフト
Arc10開幕時の状態 アルデバラン(ナツキ・リゲル)の封印黒球を首から下げ、精神的消耗を抱えつつ王都へ帰還
目的 エミリアの王選勝利を支援・ロイ・アルファルドからユリウスの記憶を回収・神龍教会への対処
主な変化 Arc9の132,044ループ経験が生み出した「別の自分」との対峙後の深い覚悟

Arc10「獅子王の国」の開幕(原作小説44巻収録)では、スバルはペトラ、ラム、オットー、フレデリカとともに王都ルグニカへ向かう。記憶の戻らないレムもこの一行に含まれており、「いつかレムの記憶を必ず取り戻す」という誓いがスバルの行動原理のひとつとなっている。

Arc9終幕で変わったこととして特筆すべきは、スバルが「答えのないループ」に折り合いをつけた点だ。132,044回ものループを経てアルデバランを封印したという事実は、スバルに「どんな回数を重ねても意味はある」という確信を与えた。Arc1のヘタレで感情的な主人公が、Arc10ではチームを牽引する「作戦の要」へと変貌している。

Arc9終幕「Reweave」の選択とArc10への影響

Arc9「名も無き星の光」の終幕は、「Reweave(織り直し)」と名付けられた。この言葉が示す通り、スバルはArc9で起きた出来事を死に戻りによってリセットし、プリシラの死者の書を読むために監視塔へ向かった時点まで戻る選択をした。そしてオル・シャマク(龍剣レイドが応えた禁術)によるカウンターで、アルデバランを黒球の中へ逆封印したのだ。

首から下げる黒球の重さ

アルデバラン=ナツキ・リゲルを封印した黒球。スバルはこれを首から下げて持ち歩いている。単なるトロフィーではない。この球の中には、「スバルが別の選択をしていたら辿り着いていたかもしれない自分」が封じられている。

アルは400年前にサテラ討伐戦で隻腕を失い、その後の長い時間の中で「サテラを愛しながらも彼女を殺そうとする」という矛盾した目的を持ち続けた。彼がスバルに向けた「世界の外への追放(死に戻り不能化)」という試みは、Arc9でスバルが132,044回のループ経験を通して積み上げた「覚悟」によって打ち破られた。スバルはアルを「倒した」のではなく、「封じた」のだ。この違いが重要である。

黒球を下げるということは、スバルが「自分の可能性の別形態」を常に意識し続けるということだ。Arc10でスバルが神龍教会の圧力に屈せず、複雑な政治的状況を生き抜けるのも、この覚悟が根底にあるからだろう。

死に戻りを使わなかった(または使えなかった)Arc9終幕

Arc9終幕「Reweave」の最大の特徴は、スバルが自らの意志で死に戻りを選択したことだ。Arc9全体の出来事をリセットするために、スバルは意図的に死ぬ選択をした。これは「死に戻りに振り回される」過去のスバルではなく、「死に戻りを武器として使いこなす」Arc10以降のスバルの姿を予告している。

Arc10開幕時のスバルの精神状態

132,044回のループという想像を絶する精神的負荷。その後のリセット。「Reweave」という選択が生み出した重みを背負いながら、スバルはArc10に突入する。ただし、彼は折れていない。むしろArc1〜Arc9の蓄積によって「何があっても前に進む」という精神的土台が固まっている。Arc10のスバルは、消耗を抱えつつも最も成熟した状態にある。

「ナツキ・リゲル」との対決が変えたもの

Arc9最大の衝撃は、アルデバランの真名が「ナツキ・リゲル」だったことだ。スバルが「ナツキ・スバル」なら、アルは「ナツキ・リゲル」。同じナツキ姓を持ち、サテラを愛するという点でも一致している二人は、まさに鏡像の関係だった。

自分の「可能性の欠片」と戦うことの意味

リゲルは天文学的にはアルデバランと同じ星座に属する星ではなく、むしろ「ベテルギウスの隣にある青い巨星」だ。アルデバランがおうし座の一等星(赤い巨星)であるのに対し、リゲルはオリオン座の青い超巨星。同じ一等星でありながら、色も位置も異なる。この名前の対比は偶然ではないだろう。

「もしスバルが別の選択をしていたら」という鏡をアルの存在が映し出していた。アルは400年という時の中でサテラへの愛を持ちながら彼女を殺そうとするという矛盾に囚われた。スバルはその鏡を見て、「自分はそうはならない」という選択を確認した。Arc9での戦いは、スバルが自分自身の可能性の一形態と決着をつけた戦いでもあった。

Arc9でスバルが得た覚悟・失ったもの

得たもの:「どんなループ数でも諦めない」という経験則。「死に戻りを自分の意志で使いこなす」という技術的成熟。「別の自分」と戦い、それでも「ナツキ・スバル」であり続けるという自己同一性の確立。

失ったもの:Arc9でのプリシラ(Arc8で死亡・「Reweave」によりリセット)や、Arc9中の多くの仲間の死という経験の重み。132,044回分の精神的消耗は、たとえリセットしても記憶としてスバルの中に残る。

Arc10「獅子王の国」でスバルに課される試練

Arc10「獅子王の国」というタイトルは、フーリエ・ルグニカが幼少期にクルシュに「余が其方の獅子王になろう」と約束した言葉に由来する。王選の最終局面に向かうArc10では、スバルは「王選候補エミリアのナイト」として、かつてなく複雑な政治的場面に挑むことになる。

Arc10でのスバルの立場

44巻時点でのスバルの立場は「エミリア陣営の実質的参謀」だ。純粋な武力でラインハルトやユリウスに勝てるスバルではないが、情報収集・死に戻りによる試行錯誤・仲間の能力の最適化という点では、誰よりも優れた作戦立案者だ。Arc9での経験が、このロールをさらに深化させている。

神龍教会(新生竜教団)との対決

Arc10の主要な新勢力は「神龍教会」だ。この組織は「ルグニカ王国の根幹をなす神龍ボルカニカとの盟約は、もはや形骸化しつつある」という信念のもと、王選そのものを揺さぶろうとしている。

神龍教会から現れた「聖女フィルオーレ」は、Arc9で明らかになったフェルト(フィルオーレ・ルグニカ)と同じ名前を持ち、王家の象徴である金髪赤目を持つ謎の人物だ。「本物のフィルオーレはどちらか」という問いが、44巻の核心をなしている。

スバルにとって神龍教会は、単なる敵対勢力ではない。彼らが主張する「盟約の形骸化」が事実であれば、エミリアが王選で勝利したとしても、それが「意味のある勝利」になるかどうかが問われる。スバルは記憶操作系の能力に強い警戒を示しており、神龍教会の「記憶にまつわる秘蹟」にも同様の姿勢で臨んでいる。

聖女フィルオーレとスバルの接触の可能性

44巻の展開では、聖女フィルオーレはクルシュに残っていた龍の血呪い(黒斑)を浄化している。この「浄化の力」は、Arc9後のスバルが首に下げるアルの封印黒球と何らかの関係があるのかどうか、読者の関心を集めている。スバルとフィルオーレの直接的な接触の詳細はWeb版で順次描かれており、2026年1月30日からの連載で少しずつ明らかになっている。

Arc10でのスバルの死に戻り

Arc10がWeb版で始まったのは2026年1月30日。44巻(書籍版Arc10第1巻)が2026年3月25日発売。Arc10は現在進行中の連載であり、スバルがArc10でどのような死に戻りを経験するかは、今後の更新で明らかになっていく。ただし、神龍教会という巨大な政治的・宗教的勢力が王都で暗躍する中、スバルが危機的状況に陥る可能性は十分にある。

スバルの「死に戻り」の変容(Arc10視点)

死に戻りは「サテラとの契約」に基づく権能だ。正確には、嫉妬の魔女因子によるものであり、スバルが死亡した際に魂(記憶)をオド・ラグナへ還さず、サテラが指定するセーブポイントまで時間を強制的に巻き戻す仕組みを持つ。

Arc9後の死に戻りの変化

Arc9で「自らの意志で死に戻りを発動する(Reweave)」という高度な使用法を確立したスバルにとって、Arc10の死に戻りはより「ツール」としての性格を帯びている。もはや「突然の死に恐怖する」段階ではなく、「いつ・どのように死に戻りを使うか」という戦術的判断ができるレベルに達している。

首の黒球(アル封印)が死に戻りに影響するか

アルの能力「領域(テリトリー)」は、自律的にセーブポイントを設定できる短時間死に戻りだった。これをオル・シャマクで封印した黒球を持ち歩くスバルに、何らかの影響があるかどうかは、Arc10の大きな伏線のひとつだ。

論理的に考えると、封印された「領域」の能力がスバルのセーブポイント設定に干渉する可能性や、逆に黒球がスバルの死に戻りのセーブポイントを安定させる効果を持つ可能性など、様々な考察が可能だ。長月達平先生が14年間温め続けたアルの秘密が封印された黒球は、Arc10での新たな伏線の核になる可能性が高い。

コル・レオニス・セカンドシフトとの関係

スバルはArc5でレグルスから強欲の魔女因子を取り込み、「コル・レオニス」を習得した。その後Arc8で「セカンドシフト(負担の再分配)」に進化。これは死に戻りとは別の権能だが、「仲間の精神的負荷を引き受ける」という点で、死に戻りの「スバル一人が記憶を保持する孤独」という性質と対をなしている。Arc10では、この二つの権能の組み合わせがスバルの戦術の幅をさらに広げることが予想される。

Arc10でのスバルとエミリア(CV: 高橋李依)の関係

エミリアの声優は高橋李依さん。Arc10でのスバルとエミリアの関係は、「ナイトと主」から「共に戦う戦友」へとさらに深化している。

「ナイトと主」から「戦友」へ進化した関係

Arc4でスバルがエミリアに「好きだ、愛している」と告白して以来、二人の関係は徐々に相互理解へと深まってきた。Arc5でのプリステラ防衛戦、Arc6のプレアデス監視塔での苦闘、Arc7〜9のヴォラキア帝国編を経て、エミリアはスバルの「死に戻り」を理解した上で共に戦う存在になっている。

Arc10開幕時点でエミリアはすでに王選候補として「氷結の魔女」という異名を持つほど戦力として成熟している。スバルはそのエミリアを支える「最強のサポーター」として、自分の役割を明確に自覚している。Arc9での「Reweave」を選択したのも、「エミリアのいる未来を守るため」という選択だったといえる。

Arc9でエミリアと約束したこと

Arc9終幕「Reweave」でスバルがリセットを選んだことで、Arc9中のエミリアとの記憶の一部は消えている。しかしスバルの心の中には「エミリアと共に歩む」という変わらない選択が残り、Arc10への持続力になっている。Arc10の王都での再会シーンは、44巻の重要な場面として描かれている。

Arc10で二人が直面する新たな壁

神龍教会の出現は、エミリアの王選そのものの意義を問い直す事態を引き起こす。「神龍ボルカニカとの盟約が形骸化しているなら、王選で誰が選ばれても意味がないのでは」という問いは、エミリアが王選に参加する理由の根幹を揺さぶる。スバルがこの問いにどう向き合い、エミリアを支えるかが、Arc10の感情的な核心となる。

Arc10でのスバルと仲間たちの関係

Arc10のスバル陣営は、Arc9を経てより結束が固まった布陣だ。

ベアトリス(CV: 新井里美)との魔法パートナー

ベアトリスはエキドナが作った人工精霊(大精霊)であり、Arc4でスバルと「愛の契約」を結んだ。声優は新井里美さん。Arc6以降、ベアトリスはスバルの魔力の供給源であり、同時に感情的な支えでもある。

スバルのゲートはArc3でシャマクを使いすぎて破損しており、魔法を直接行使できない。そのベアトリスとの契約で、ベアトリスの魔力をスバルが使える状態になっている。Arc10でもこのパートナーシップは継続しており、ベアトリスのE・M・T(エミリアたんマジ天使)・E・M・M(エミリアたんマジ女神)という固有魔法が重要な場面で機能する。

44巻でベアトリスが「呪いは解けていない、別の場所に移っているだけ」と警告している点は、Arc10の重要な伏線だ。この「呪いの移動」が神龍教会の「秘蹟」と関連する可能性も高い。

オットー(CV: 天﨑滉平)との参謀コンビ

オットーの声優は天﨑滉平さん。「言霊の加護(動物・昆虫・地竜との意思疎通)」を持つオットーは、Arc7でゾッダの虫10万匹を使った作戦でヴォラキア帝国編における最高のパフォーマンスを見せた。Arc10では引き続き「スバルの参謀・実務担当」として、商人の視点から王都の政治を読み解く役割が期待される。

スバルとオットーの「バカと天才」的なコンビプレーは、Arc10でも健在だろう。神龍教会という宗教的・政治的組織への対処には、オットーの情報収集能力と人脈が重要な役割を果たすはずだ。

レム(CV: 水瀬いのり)の記憶完全回復後との再出発

レムの声優は水瀬いのりさん。Arc9第35話「目覚めの星」で、レムは自室のモーニングスターに触れた瞬間に権能が逆流し、記憶が完全回復した。スバルへの愛・ラムへの姉への思い・暴食の大罪司教に名前と記憶を奪われてから現在までの経験、すべてが「少し変わったレム」として統合されて戻ってきた。

しかしArc10開幕(44巻)の時点では、レムはまだ記憶のない状態で一行と行動している。Arc10の途中での記憶回復のタイムラインは、Web版の更新で明らかになっていく。記憶を取り戻したレムがスバルと再会する場面は、Arc10最大の感動シーンのひとつになるだろう。

Arc9でレムはスバルを「殺す」選択をしている。これは死に戻りをさせるという「究極の信頼の行為」として描かれており、Arc10のスバルとレムの関係は新たな次元の信頼関係を基盤にしている。

スバルの「感情の制御」の進歩(Arc9→Arc10)

Arc1のスバルを振り返ると、彼は感情的で、恐怖に負けて「死に戻りを使えば解決できる」という安易な思考に陥り、周囲の信頼を失うことも多かった。Arc2・3ではラムやレムから「ヘタレ」と評され、Arc3白鯨討伐でようやく仲間としての信頼を得た。

Arc1から積み上げた精神的成長の軌跡

  • Arc1:感情的・死に戻りに振り回される・レムに「帰れ」と言われる
  • Arc3:白鯨討伐で「ヘタレだけど諦めない奴」として認められる
  • Arc4:聖域の試練・茶会・エミリアへの告白で自己を確立
  • Arc5:プリステラでの政治的作戦を主導・コル・レオニス習得
  • Arc6:記憶を失いながらも自己同一性を守り抜く
  • Arc7〜9:ヴォラキア帝国で軍事作戦に参謀として関与・132,044ループを経験
  • Arc10:死に戻りを武器として使いこなす「作戦の要」

しかしArc10で再び揺らぎが生じる可能性

スバルの成長物語がどれだけ深化しても、「揺らぎ」が訪れる余地は常にある。神龍教会という新勢力の登場・フィルオーレという謎の人物・ロイ・アルファルドの問題(ユリウスの記憶回収)など、Arc10には感情的に揺さぶられる要素が多い。スバルが「成熟した作戦家」として振る舞いながらも、どこかで感情が溢れる場面が来るとすれば、それこそリゼロという物語の醍醐味だ。

ファンの評価・考察

「リゼロはスバルの成長物語である」という評価は、Arc10時点でいよいよ「到達点」の議論に入りつつある。Arc1〜Arc9を通じて描かれてきたスバルの変遷は、「感情的なヘタレ少年が、死という極限状態を繰り返しながら精神的に成長し、最終的に「別の自分」とも対峙できる人間になる」というテーマを体現している。

「リゼロはスバルの成長物語」というテーマの到達点

Arc9終幕「Reweave」でスバルがアルデバランを封印したことは、単なる敵との戦闘の決着ではない。「もし自分が違う選択をしていたら」という問いに対して、「それでも自分はナツキ・スバルである」という答えを出したことだ。この自己確立こそ、Arc1から続いてきたスバルの成長物語のひとつの頂点といえる。

ファンの間では、Arc10以降のスバルについて以下のような考察が盛んだ:

  • アルの封印黒球が今後の死に戻りに何らかの影響を与えるのか
  • フィルオーレとスバルの接触が死に戻りのセーブポイントに関わるか
  • スバルとサテラの「契約」がArc10以降でどのような形で明らかになるか
  • 神龍教会の「記憶にまつわる秘蹟」がレムの記憶回復と絡んでいるのか

Arc10以降の主人公像予想

長月達平先生は「全11章構想」と述べており、Arc10は終盤に差し掛かっている。Arc9でアルという大きなピースが解決した今、残るはサテラとスバルの「契約」の全貌、エミリアの「嫉妬の魔女の器」という属性の意味、そして王選の真の目的だろう。スバルが単なる「王選候補のナイト」を超えた存在としてArc10以降に描かれる可能性は十分にある。

Arc10のWeb版は2026年1月30日に開始し、現在19話+幕間1話が公開されている(2026年5月時点)。書籍版では44巻がArc10第1巻として2026年3月25日に発売された。今後の展開を追う上では、Web版の更新(毎週〜隔週ペース)が最も早い。

まとめ

ナツキ・スバルのArc10「獅子王の国」での活躍をまとめると、以下の通りだ。

  • Arc9終幕「Reweave」でアルデバラン(ナツキ・リゲル)を封印し、黒球を首から下げてArc10へ
  • 精神的消耗を抱えながらも、「死に戻りを武器として使いこなす作戦の要」として王都へ帰還
  • 神龍教会という新勢力・聖女フィルオーレという謎の人物が王選を揺るがす中、エミリア陣営の中核として奮闘
  • ベアトリス・オットー・レムなど仲間との関係は、Arc9の経験を経てさらに深まった
  • Arc10のWeb版は2026年1月30日開始・書籍版44巻は2026年3月25日発売

Arc9で「別の自分」と対峙したスバルが、Arc10でどのような選択をし、どのように成長するのか。リゼロという物語の終盤戦に向けて、目が離せない。

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補足:スバルとアルデバランの封印を巡る考察

Arc9でスバルがアルデバラン(ナツキ・リゲル)を封印した手段「オル・シャマク」は、龍剣レイドがスバルに応えたことで発動した禁術だ。Arc9第58話「オル・シャマク」で描かれたこの瞬間は、「剣聖でない者が龍剣を使いこなした」という前例のない出来事でもある。スバルが死に戻りを自らの意志で発動して黒球を生成し、アルを内側から封印したこの結末は、「勝利でも敗北でもない、第三の道」として読者の間で評価が高い。Arc10以降、この黒球がストーリーにどう絡んでくるかは最大の注目点だ。

スバルの「コル・レオニス」とArc10での戦術的活用

コル・レオニス(強欲の魔女因子由来の権能)は、スバルがArc5でレグルス・コルニアスとの戦闘で取り込んだ強欲の魔女因子が小説24巻で開花した権能だ。味方の位置把握・魂の回廊接続・仲間の負担引き受けが可能で、小説25巻(Arc8幼児化編)では「コル・レオニス・セカンドシフト」に進化し、負担の再分配が可能になった。

Arc10でこの権能がどう機能するかは重要な論点だ。神龍教会との対立では、フィルオーレの「記憶にまつわる秘蹟」がどのような能力かが問題になる。コル・レオニスの「魂の回廊接続」は、記憶や意識の操作系能力への対抗手段として機能する可能性がある。スバルが死に戻りとコル・レオニスを組み合わせた戦術は、Arc10でさらに洗練されることが期待される。

Arc10での戦力バランスにおけるスバルの位置付け

Arc10の王都ルグニカには、王選候補の各陣営が集結している。戦力として考えると:

  • エミリア陣営:エミリア(氷結魔法・絶対零度)、ベアトリス(E・M・T/E・M・M)、ガーフィール(地霊の加護・鬼化)、ラム(千里眼・滅却)、オットー(言霊の加護)、そしてスバル(死に戻り・コル・レオニス)
  • クルシュ陣営:記憶回復したクルシュ(百人一太刀)、フェリス(水の加護・治癒術)、ユリウス(誘精の加護・七色精霊)
  • フェルト陣営:フェルト(フィルオーレ・ルグニカ・風の加護)、ラインハルト(剣聖・40以上の加護)

これだけの戦力が王都に集まる中、スバルが「純粋な戦闘力」で貢献できる場面は限られる。しかし「死に戻りによる情報収集と試行錯誤」「コル・レオニスによる仲間の能力最適化」「神龍教会の動きを先読みする作戦立案」という点で、スバルは他の誰にも代替できない役割を担っている。

Arc9から Arc10へ:スバルをめぐる伏線の引き継ぎ

Arc10に持ち越された伏線のうち、スバルに関するものを整理しておく。

ロイ・アルファルドとユリウスの記憶問題

Arc5でライ・バテンカイトスの権能「蝕」によって、世界中の人間の記憶からユリウスの存在が消えた。スバルだけがArc5の死に戻り経験でユリウスの名前を保持している。ロイ・アルファルドの「悪食」権能でユリウスが喰われた記憶を、何らかの形で取り戻すことがユリウスの完全復活に必要だ。

Arc10(44巻)では、ロイ・アルファルドが牢獄で悲惨な状態で発見されている。ユリウスに捕縛されていたロイが、何者かによって手を加えられた可能性がある。スバルにとって、「ロイからユリウスの記憶を回収する」という課題は、Arc10の縦糸のひとつだ。

サテラとの「契約」の行方

死に戻りの源泉はサテラ(嫉妬の魔女)との契約だ。スバルが「死に戻り」を発動するたびに、サテラはスバルの魂をオド・ラグナへ還さずにセーブポイントまで送り返している。この「契約」の詳細は、Arc1から伏線として張られてきたが、Arc9終幕の時点でもまだ完全には明かされていない。

Arc10以降では、神龍教会が主張する「盟約の形骸化」という文脈で、スバルとサテラの「契約」が新たな意味を持つ可能性がある。神龍ボルカニカがルグニカ王家と結んだ盟約が揺らぐとすれば、サテラがスバルと結んだ契約もまた、Arc10以降に何らかの変化を見せるのかもしれない。

エミリアとサテラの関係

エミリアが「嫉妬の魔女の器(器)」である可能性は、Arc6のモノリスで「エミリアの手形が三英傑(フリューゲル・レイド・ファルセイル)と並んで刻まれている」という伏線で強化された。Arc10でエミリアが王選の核心に近づくとき、この「サテラとの類似性」が問題として浮上する可能性がある。

スバルがサテラを愛し、エミリアを愛している。アルデバランもサテラを愛しながら彼女を殺そうとしていた。「愛するがゆえの矛盾」という主題が、Arc10以降のスバルとエミリアの関係にも影響してくるだろう。

長月達平先生の構想:全11章とArc10の位置付け

長月達平先生はリゼロを「全11章構想」で描いていると述べている。Arc10「獅子王の国」は第十章であり、残るはArc11(最終章)のみだ。つまりArc10は「終盤前の最後の大きな章」であり、最終章への布石を多く含んでいる。

Arc10で神龍教会・聖女フィルオーレ・ロイの問題・クルシュの記憶回復・王選の最終局面が描かれることで、Arc11への伏線が整理されていくと考えられる。スバルにとってのArc10は「最終決戦前の試練の章」であり、Arc11への準備期間でもある。

2026年5月現在、Arc10のWeb版は19話+幕間1話が公開中。書籍版は44巻(2026年3月25日発売)が最新。長月達平先生のペースで連載が続く限り、Arc10の展開を追いかけながらArc11への想像を膨らませるのもリゼロの楽しみ方のひとつだ。

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