「リゼロ」フェルトは、王弟御息女説が濃厚な貧民街出身の「竜の巫女」です。
ロム爺に見守られながら貧民街で育ち、剣聖ラインハルトによって王候補に推挙されました。風に関する加護、充実してきた陣営の仲間達など、リゼロのフェルトを詳しく知りたい方は本記事をご覧ください。
フェルトとは？
貧民街出身の竜の巫女
フェルトは、貧民街でロム爺に育てられていた少女です。
ラインハルトによって「竜の巫女」の資格があることを発見、ルグニカの王候補の一人となりました。
貧民街での生活から、現在のルグニカに対して大きな不満を持っており、現体制を破壊し、その上で国民の声を吸い上げた新しい国家機構を構築することを目指しています。
王弟御息女説が濃厚
フェルトは、王弟御息女説が濃厚です。
当時の王弟がフェルトを助けるため、王城で赤ん坊のフェルトをロム爺に預けており、貧民街で育てられて成長していくこととなりました。
フェルトのみる夢の内容、ロム爺の発言、本名が別にあることなどからこの説はほぼ確定ですが、証明できるものがないため、リゼロ世界では断定されていません。
フェルトの強さ・能力
風に関連する加護
フェルトは、風に関連する加護を持っています。
ルグニカにおいて風関係の加護は「特別な者にしか宿らない加護」であり、これも王族と関係がある説があります。
フェルト自身も風を浴びるのが大好きであり、特に風を強く感じることのできるルグニカ中央、王城付近は居心地が良いと感じていました。
フェルト陣営
フェルト陣営は当初は弱小でしたが、物語が進むにつれて各分野の特異能力者が集まり、現在は最もバランスの良い陣営に成長しています。
「一の騎士」剣聖ラインハルト
フェルトの一の騎士は剣聖ラインハルト、騎士の中の騎士です。
リゼロ世界最強の男であり、直接戦闘においてはラインハルトに敵う者はいません。
大参謀バルガ・クロムウェル
ロム爺は、亜人戦争において亜人族の大幹部の一人として活躍した大参謀バルガ・クロムウェルです。
謀略、戦略に長けており、フェルトの王選においても長期的な戦略はロム爺がいれば鬼に金棒です。
ラチンス
ラチンスは、トンチンカンの判断役であり、王族指南役であるホフマン家の長男です。
政治的やりとりにおいて右に出る者は少なく、六枚舌でさえやり込める腕を持っています。
ガストン
ガストンは、トンチンカンのトンであり、フェルトの「盾」です。
ラインハルトによって鍛え上げられ、「流法」を身につけたことで戦力となりました。
カンバリー
カンバリーは、トンチンカンのカンであり、フェルト陣営の可能性です。
基本的に活躍のない男ですが、仲間は絶対裏切らない男であり「寝技の加護」というミラクルな加護を持っています。
灰色のエッゾ
エッゾは、魔法に長けた小人族であり、ロズワールが三色独占しているため自らを「灰色」と名乗っています。
理想の実現に燃えるロマンティストであると同時に、領地運営など、内政官としても極めて有能です。
グリム＆キャロル
グリムとキャロルは、亜人戦争を戦い抜いた戦士です。ヴィルヘルムが近衛騎士団長となった際に、二人ともアストレア家の従者となっていました。
グリムはヴィルヘルムの相棒として、キャロルはレメンディスの剣士として確かな実力を持っています。
フラム＆グラシス
フラムとグラシスは、グリムとキャロルの孫であり、剣聖に仕えるレメンディスの一族です。
「念話の加護」を持っており、一日に一度、どんなに距離が離れていても連絡を取り合える力があります。
フェルトの主なストーリー
王弟からロム爺に預けられ王城を脱走
フェルトは生まれたばかりの幼い頃、当時の王弟からロム爺に預けられ王城を脱出します。
記憶としては確かに覚えてはいませんが、フェルトはこの夢を繰り返し何度も夢みていました。
貧民街脱出を目指してお金を貯め始める
王都の貧民街でロム爺によって育てられたフェルトは、いつか貧民街を出てロム爺と二人で暮らしていくことを目標に掲げ、お金を貯める生活を始めました。
フェルトは、素早さと盗む技術に秀でており、最初は自分が盗んだものや拾ったものを、ロム爺と修理して販売することで生計を立てていましたが、徐々に周囲から盗みの技術を頼りにされて依頼を受けるようにもなっていきます。
また、貧民街の盗賊団がラインハルトによって一斉検挙される事件が起きた後、ロム爺と共に盗賊団の拠点だった酒場を占拠、盗品蔵としてその後の活動拠点にしました。
エルザに依頼されエミリアの徽章を狙う
フェルトの噂が広まった頃、エルザから聖金貨10枚という破格の依頼を受けます。
エミリアの徽章を狙って動き出したフェルトは、あまりのエミリアの無防備さに驚かされますが、自分が行かなくても他の人間が行くと決意、徽章を盗って盗品蔵へと向かいました。
この一件でエミリア、スバルと出会い、剣聖ラインハルトに身柄を保護されることとなります。
剣聖ラインハルトにより王候補に推挙
当時の王弟御息女だと判断したラインハルトはフェルトを屋敷に保護、そのまま王城の玉座の間に連れていかれます。
当初、王選には参加しないと主張していたフェルトでしたが、ロム爺が自分を庇った王選から抜け出させようとしたことで意見を翻し、自ら進んで王選に参加することとなります。
しかし、フェルトの望みは現在の王国の体制の気に食わない点を破壊することであり、その発言に王国上層部は驚かされることとなりました。
ハクチュリでカリファとイリアを庇護
アストレア家本邸のあるハクチュリに移動した後、フェルトは屋敷でカリファとイリアに出会います。
イリアの父親が五大都市フランダースの裏社会を牛耳る「黒銀貨」の頭領ドルテロと判明すると、自身も捨てられた経験があるフェルトはドルテロに対し激怒、直接フランダースの黒銀貨へ乗り込み、ドルテロの意志を確認しました。
実際には、ドルテロではなく部下サーフィスがドルテロのために行ったことでしたが、理由は関係なく、カリファとイリアではなく、組織を選んだドルテロにフェルトは怒りをぶつけて去っていきます。
この一件により、カリファとイリアはフランダースで暮らすようになり、フェルトはドルテロに一目置かれるようになります。
フランダース騒乱で裏社会の支持を得る
フランダース騒乱が発生すると、フェルトは陣営を引き連れてフランダースに積極関与していきます。
トンチンカンもそれぞれ成長、ラチンスによって騒動の裏に「六枚舌」が関与していることが暴かれ、事件はフェルト達によって解決することとなりました。
フランダース騒乱によって、フェルト陣営に灰色のロッゾが加入、フェルトはアナスタシアに借りを一つ作り、同時に友達となります。
水門都市でロイ・アルファルドを撃破
アナスタシアの招待で水門都市プリステラに向かうも、大罪司教の襲撃に巻き込まれてしまいます。
フェルトは暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスと遭遇、エッゾとロム爺から渡されたミーティをベアトリスと共に使用、大威力の魔法によってバテンカイトスの撃破に成功しました。
この時、フェルトにはフェルトという名前ではない本当の名前があると明かされます。
憤怒の大罪司教シリウスを王都まで連行
水門都市から憤怒の大罪司教シリウスを王都に連行される役目を担ったフェルトは、ラインハルトと二人でシリウスを護送していきます。
途中何度も奇妙な襲撃やハプニングに遭い、シリウスはフェルトのことを気に入って身の上話を聞かされることとなりました。
王都の監獄塔にシリウスを収監した後、ラッセルに誘われて豪勢な屋敷を訪れ、そこでヴォラキア帝国内乱の噂を教えられます。
フェルトはラッセルが「情報で人を操る男」と感じて警戒、そしてヴォラキアの件に関しては他の王候補が対処するだろうと楽観的に考えました。
フェルトの主な関係者
| フェルト陣営関係者 | |||
|---|---|---|---|
| フェルト | ラインハルト | ロム爺 | エッゾ |
| ガストン | カンバリー | ラチンス | カリファ |
| キャロル | フラム | ||
| 王族関係者 | |||
|---|---|---|---|
| ルグニカ | ジオニス | ランドハル | ファルセイル |
| フーリエ | マイクロトフ | リッケルト | エメラダ |
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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