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Re:ゼロから始める異世界生活のネタバレ【小説・アニメ・漫画】

【リゼロ】七大罪魔女+虚飾・憂鬱 強さ格付けランキング|嫉妬サテラを頂点に9人を原作基準で序列化

「リゼロ」の世界を語るうえで避けて通れないのが、四百年前に世界を脅かした大罪の魔女たちの存在だ。嫉妬・暴食・強欲・憤怒・色欲・怠惰・傲慢——七つの大罪を冠する七大罪魔女に、歴史から名を消された虚飾の魔女パンドラ憂鬱の魔人ヘクトールを加えた計9名は、それぞれが一国を滅ぼしうる「権能」を持つ規格外の存在である。だが彼女たちの強さは決して横並びではない。世界の半分を闇に沈めた者もいれば、戦闘力そのものは人間並みでも触れただけで命を奪う者もいる。

この記事では、9人の魔女・魔人を原作小説の描写を基準に「強さ・格・危険度」で格付けし、9位から1位まで完全序列化する。既存の七大罪魔女プロフィール完全版リゼロ最強キャラランキングTOP20とは異なり、本記事は魔女9人だけを真正面から比較する専用ランキングだ。権能の脅威度、作中で実際に残した戦果、他キャラとの比較を軸に、なぜその順位なのかを徹底的に掘り下げていく。なお、ネット上でしばしば見かける「鉄の魔女」は原作に存在しない俗説なので、本ランキングには含めない。

ランキング早見表【魔女9人の強さ格付け】

まずは結論から。各魔女の順位と大罪属性、そして一言評を一覧で示す。詳細な根拠は後述の各項目で解説する。

順位 魔女・魔人 大罪 一言評
1位 サテラ 嫉妬 六つの大罪魔女を喰らった完全なる別格
2位 パンドラ 虚飾 因果を改変する事実上の不死身
3位 ヘクトール 憂鬱 魔女すら殺せる重力と無の権能
4位 ミネルヴァ 憤怒 世界を歪めた最大の間接的被害者数
5位 セクメト 怠惰 純粋火力No.1の衝撃波
6位 ダフネ 暴食 魔獣を生み出した飢餓の根源
7位 カーミラ 色欲 触れずに殺す魅了の即死権能
8位 ティフォン 傲慢 罪を裁く無垢な処刑人
9位 エキドナ 強欲 知の頂点・戦闘は最弱の頭脳派

「強欲のエキドナが最下位?」と驚いた読者も多いだろう。これは純粋な戦闘・破壊力に限定した序列であり、エキドナの知略や影響力を否定するものではない。なぜこの順位になるのかは、第9位の解説で詳しく述べる。

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リゼロ 魔女 強さランキング【9位→1位】

ここからは下位から順に、一人ずつ格付けの根拠を解説していく。各魔女の権能の本質、作中での戦果、そして他の魔女と比べたときの危険度を整理する。なお魔女たちの権能の全体像はリゼロ権能一覧でも体系的に解説しているので、あわせて参照してほしい。

第9位|強欲の魔女(エキドナ)

大罪属性: 強欲
立ち位置: 四百年前の魔女の中でも「お茶会」の主宰格。白い肌・白い髪に、嫉妬の魔女サテラと色違いの容貌を持つ。死後も魂の状態で「夢の城」に留まり、スバルと幾度も対話する。

強欲の魔女エキドナの権能は「叡智の書(メーティス)」。世界の過去・現在・未来のあらゆる情報——すなわち「世界の記憶」そのものを閲覧できる、知識の極致である。あらゆる知を欲する彼女にとって、これ以上ない権能と言える。事実、彼女の知略は四百年後の物語においてもロズワール・L・メイザースという最強格の魔法使いを駒として動かし、ベアトリスに「禁書庫」を四百年間守らせ続けたほどだ。

では、なぜ最下位なのか。理由は明快で、エキドナの肉体的・戦闘的なスペックが魔女の中で群を抜いて低いからだ。原作では、彼女は体の柔軟運動すらまともにできないほど身体能力が貧弱だと描写されている。魔法戦闘力そのものはロズワールに匹敵するとされるが、それは「権能を除いた純魔法戦」の話であり、権能「叡智の書」は直接的な殺傷・破壊力をまったく持たない。サテラやパンドラのような「その場で世界を壊す力」とは方向性が真逆なのだ。

本ランキングはあくまで強さ・破壊力・危険度の格付けであるため、純戦闘力で最弱のエキドナを9位とした。ただし「物語への影響力」「したたかさ」で順位を付けるなら、彼女は間違いなく上位に食い込む。詳細は強欲の魔女エキドナの正体・権能・目的エキドナのキャラクター考察で深掘りしている。

第8位|傲慢の魔女(ティフォン)

大罪属性: 傲慢
立ち位置: 幼い少女の姿をした魔女。怠惰の魔女セクメトを「ハハ」と呼び、母娘同然の関係にある。罪を裁くことに一切の悪意がなく、純粋無垢な笑顔で相手を粉砕する点が最も恐ろしい。

ティフォン(テュフォン)の権能「罪の裁定」は、対象の心の中にある罪悪感に作用する。能力を行使された相手が何らかの罪の意識を抱いていれば、その体の一部がガラスのように砕け散る。罪が重ければ重いほど、砕ける範囲も大きくなる。

この権能は二層構造になっている点が見逃せない。第一層は前述の「罪の意識に応じて体を砕く」攻撃。そして第二層は、対象が自らを「咎人(罪人)である」と自覚している場合、その身体を物理的に拘束し、動けなくするというもの。無理に動こうとすれば体が粉々に砕けるため、罪を背負った者ほどティフォンの前では身動きが取れなくなる。

危険度は決して低くないが、本ランキングでは8位とした。理由は、この権能が「相手の罪悪感」という極めて主観的な条件に依存するからだ。罪の意識を持たない相手——あるいは罪を罪と感じない人格——には効果が薄い、あるいは効かない可能性がある。広範囲を無差別に破壊するセクメトやヘクトールと比べると、発動条件の厳しさが順位を下げる要因となった。とはいえ、対人戦においては理屈抜きで脅威であることに変わりはない。詳しくは傲慢の魔女テュフォンの権能と過去、ならびにテュフォン完全考察(お茶会での姿)を参照。

第7位|色欲の魔女(カーミラ)

大罪属性: 色欲
立ち位置: 「無貌の花嫁」の異名を持つ魔女。見る者によって姿が変わるため、誰も彼女の本当の顔を知らない。愛を求めて彷徨い続けた過去を持ち、自己愛の歪みが権能の根幹にある。

カーミラの権能は、見た者の理想や幻想を相手自身に投影させる「魅了」である。常時発動しているこの力により、彼女と対峙した者は、その姿を「自分にとって最も理想的な誰か」として認識してしまう。これが「無貌の花嫁」と呼ばれる所以だ。

そして恐ろしいのはその先である。カーミラに魅了された者は、彼女から目を離せなくなり、やがて呼吸を忘れ、瞬きを忘れ、最終的には心臓の鼓動さえ止まって死に至る。物理的な攻撃を一切行わず、ただ「見られる」だけで相手を絶命させる——これは紛れもない即死級の権能である。触れる必要すらない殺傷力という一点において、カーミラは極めて危険な魔女と言える。

7位という位置づけは、この即死性能を高く評価しつつも、対象が「一人ずつ」「視線が合った相手」に限定される点を考慮した結果だ。広域殲滅型の上位魔女と比べると、戦場全体を制圧する力には欠ける。だが暗殺・対個人という局面では、サテラを除けば随一の即効性を誇る。なお作中では、色欲の魔女因子は後に大罪司教カペラ・エメラダ・ルグニカに受け継がれている。

第6位|暴食の魔女(ダフネ)

大罪属性: 暴食
立ち位置: 普段は「百足棺(むかでひつぎ)」と呼ばれる魔獣の棺に収まったまま過ごす魔女。常に飢餓に苛まれており、その飢えこそが彼女の権能と存在の根源である。

ダフネの権能の中核は「飢餓の魔眼」。左目を見た者に、ダフネ自身が抱える底なしの飢餓感を植え付けるというものだ。この飢えは食事では決して満たされず、対象を内側から壊していく。同じ四百年の魔女であるエキドナですら「目を合わせるな、触れるな、拘束を解くな」と最大級の警戒を示したほどで、その危険性は折り紙付きである。なお右目の能力は原作でも明言されておらず、左目以上に恐ろしいとされる——という示唆のみが残されている。

さらにダフネは「第三の口」から魔獣を生み出す能力を持つとされる。リゼロ世界に蔓延る魔獣の多くがダフネの飢餓に由来すると考えると、世界規模で見た「被害の総量」は決して小さくない。白鯨・大兎・黒蛇といった三大魔獣もまた、暴食の魔女に連なる存在だ。

6位とした理由は、権能の即時的な戦闘力は高いものの、ダフネ本人が棺から出て直接戦う描写に乏しく、機動力に欠けること。即死級のカーミラと比べて「視界に入れば必ず死ぬ」というほどの確実性はなく、対象に飢餓を「植え付ける」段階を要する。とはいえ、魔獣の根源という点で世界に与えた影響は甚大であり、6位は妥当な評価と言える。

第5位|怠惰の魔女(セクメト)

大罪属性: 怠惰
立ち位置: 「夢の城」で傲慢の魔女ティフォンから「ハハ」と慕われる魔女。極度の無気力・けだるさを体現するが、その内に秘めた破壊力は魔女随一とされる。

セクメトの権能は「とてつもない破壊力を持った衝撃波(衝撃破)を操る」もの。怠惰という大罪のイメージとは裏腹に、その火力は単純な攻撃力という意味で七大罪魔女の中でも最高峰と評されることが多い。エキドナのような搦め手ではなく、純然たる物理的破壊をもって相手を粉砕する直球型の権能である。

本ランキングで5位、すなわち「純粋火力No.1」と位置づけた最大の理由がこの破壊力だ。発動条件が相手の心理状態に依存するティフォン、視線を要するカーミラ、棺から動きにくいダフネと違い、セクメトの衝撃波は条件を問わず一方的に叩き込める汎用性を持つ。対個人・対集団のどちらにも対応でき、戦場での使い勝手は魔女の中でも屈指である。

では、なぜTOP3に入らないのか。それは上位3名が「破壊力」という尺度そのものを超えた異次元の存在だからに他ならない。重力で空間ごと押し潰すヘクトール、因果を書き換えて無効化するパンドラ、そして六魔女を喰らったサテラ——彼女たちの前では、いかに強力な衝撃波も「対処可能な攻撃」の範疇に収まってしまう。逆に言えば、セクメトは「真正面からの殴り合いで最も強い魔女」であり、その評価は揺るがない。詳細は怠惰の魔女セクメトの権能・性格セクメト完全考察で確認できる。

第4位|憤怒の魔女(ミネルヴァ)

大罪属性: 憤怒
立ち位置: 戦士のような出で立ちの魔女。理不尽な死や傷に対して激しい怒りを燃やし、世界中を駆け回って人々を「癒す」ことに生涯を捧げた。「暴力の魔女」と俗称されることもあるが、正式には憤怒の魔女である。

ミネルヴァの権能は、一見すると魔女らしからぬ「癒しの力」だ。破壊のエネルギーを治癒のエネルギーへと変換し、相手を殴る——つまり「攻撃することで癒す」という逆説的な能力である。傷ついた者を救おうとする彼女の善意そのものが権能の形をとっている。

だが、この権能こそがリゼロ世界で最も深刻な「間接的被害」を生んだ。大規模な治癒を行うために、ミネルヴァは世界の根源たる「オド・ラグナ」に魂の回廊を強制接続し、世界中に巡るはずのマナを横取りしていた。結果、彼女が誰かを癒すたびに各地でマナが枯渇し、天変地異が多発する事態を招いたのである。地震・噴火・異常気象——本来世界を巡るはずだったマナを奪われた地域が、災害という形でしっぺ返しを受けた。

「治す」という慈悲が、より広範な「破壊」をもたらす。この救いようのない皮肉のため、七魔女の中で最も多くの間接的犠牲者を出したのはミネルヴァだとされる。本人に殺意は一切なく、ただ純粋に人を救おうとした結果が、世界規模の災厄だったのだ。直接的な殺傷力ではセクメトに劣るが、「世界そのものを歪めた被害規模」という観点でミネルヴァを4位に置いた。彼女の悲劇の全貌は憤怒の魔女ミネルヴァの権能の正体、およびミネルヴァと狂死の真相(治癒の代償)で詳しく解説している。

第3位|憂鬱の魔人(ヘクトール)

大罪属性: 憂鬱(七大罪には含まれない第8の災い)
立ち位置: 七大罪魔女には数えられない、歴史から名を消された「魔人」。女性である魔女たちと異なり、ヘクトールは数少ない男性の存在であり、エキドナと敵対関係にあったことが示唆されている。

ヘクトールの憂鬱の権能は「重力・圧力の操作」。重力を自在に操って人体を圧し潰し、さらには魔法そのものを打ち消すことができるとされる。攻撃を「無」に帰し、空間ごと対象を潰すこの力は、極めて広範かつ理不尽な制圧力を持つ。

3位という高評価の根拠は、ヘクトールが「魔女を殺し得る側」の存在だという点にある。七大罪魔女の中には、互いに殺し合えるほどの力を持つ者は限られる。だがヘクトールは、その重力と「無」の権能によって、魔女級の相手すら制圧できる数少ない存在として描かれている。魔法を打ち消す能力は、エキドナのような魔法戦闘型の魔女に対する明確なメタ(天敵)となり得る。

七大罪の枠外にありながら、その実力は明確にTOP3級——これがヘクトールの恐ろしさだ。虚飾のパンドラと並んで「歴史に名を残さなかった強者」として語られる彼の詳細は、憂鬱の魔人ヘクトールの権能とエキドナとの敵対理由で深掘りしている。なお憂鬱が「七大罪」に含まれない理由など、リゼロ世界の根幹に関わる謎はリゼロ最大の謎・伏線考察でも扱っている。

第2位|虚飾の魔女(パンドラ)

大罪属性: 虚飾(七大罪には含まれない第9の災い)
立ち位置: 透き通るような美貌を持つ、優美にして冷酷な魔女。エミリアの故郷「エリオール大森林」を滅ぼした張本人であり、エミリアの過去に深く関わる。七大罪に名を連ねないが、その実力は全魔女屈指。

パンドラの権能は「事象の改変」——「虚飾」の名の通り、彼女の言葉通りに起きた出来事を都合よく書き換える力である。たとえば自分が致命傷を負っても「傷など負わなかった」ことにし、死亡すらも「死ななかった」ことにできる。つまり事実上の不死身だ。

この権能の脅威は、その絶対的な耐久力にある。原作では、暴れ狂う大罪司教レグルス・ペテルギウス——後述する規格外の権能者たち——をいとも容易く抑えつけたと描写されており、全魔女の中でも耐久力は最高峰と評される。どれほどの攻撃を受けようとも「なかったこと」にしてしまうのだから、通常の戦闘で彼女を倒すことは原理的にほぼ不可能だ。

ただし、この改変には制約がある。あくまで「起こった事を後から都合のいい筋書きに書き換える」だけであり、自分から能動的に攻撃したり、閉じた扉の鍵を開けたりといった「能動的な改変」はできないとされる。受動的・防御的な万能性に特化した権能なのだ。それでも、「絶対に殺せない相手」という一点だけでサテラに次ぐ2位とするに十分な脅威である。攻めきれずとも、決して倒せない——これほど厄介な敵はいない。エミリアとの因縁を含む彼女の全貌は虚飾の魔女パンドラの権能と弱点パンドラ完全考察で確認してほしい。

第1位|嫉妬の魔女(サテラ)

大罪属性: 嫉妬
立ち位置: 銀髪の美しい少女の姿をした、リゼロ世界における最大にして最悪の存在。主人公ナツキ・スバルを狂気的なまでに深く愛しており、物語全体の根幹に関わる。「半妖精」として生まれ、嫉妬の魔女因子を取り込んだことで「サテラ」と「嫉妬の魔女」という二重人格を抱えた。

サテラを1位とすることに、異論を挟む余地はない。なぜなら彼女は残る六人の大罪魔女(暴食・強欲・憤怒・色欲・怠惰・傲慢)をすべて喰らった存在だからだ。つまりサテラ一人の中に、ここまで解説してきた魔女たちの権能が——少なくともその力の残滓が——内包されている。格付けの次元が根本から異なる、文字通りの別格である。

その力の片鱗を示すのが、「影を操る力」だ。サテラは「影の手」を最大2000本同時に操り、その圧倒的な力で世界の半分を闇に沈め、滅ぼしかけたとされる。一個人が一国どころか世界の半分を滅ぼすという戦果は、他のどの魔女も到達していない領域である。セクメトの最高火力も、パンドラの不死身も、サテラの前では「世界の半分を滅ぼす力」の一部分でしかない。

さらにサテラは、主人公スバルに与えられた権能「死に戻り」の源でもある。スバルが死ぬたびに時間が巻き戻るこの力は、サテラの寵愛に由来する。死の記憶を口外しようとすると、サテラの「見えざる手」がスバルの心臓を握り潰そうとする——この描写一つをとっても、彼女が物語世界そのものに干渉できるほどの存在であることがわかる。詳しくは死に戻りの仕組みでも解説している。

権能の規模、作中の戦果、物語への影響力——あらゆる尺度において、サテラは他の8人を圧倒する。嫉妬の魔女サテラこそ、リゼロ最強の魔女であり、世界の脅威の頂点だ。彼女の正体や二重人格、エミリアとの関係を含む完全考察は嫉妬の魔女サテラの正体・真実サテラとスバルの関係で徹底的に掘り下げている。

魔女の強さ比較表

ここまでの解説を、権能・脅威度・作中の被害規模という3つの観点で一覧に整理する。順位の根拠を俯瞰的に把握するための比較表だ。

魔女 大罪 権能 脅威度 作中の被害規模
サテラ 嫉妬 影の操作(2000本の影の手)+六魔女の力 ★★★★★+ 世界の半分を滅ぼしかけた
パンドラ 虚飾 事象の改変(受動的な不死身) ★★★★★ エリオール大森林を滅亡させた
ヘクトール 憂鬱 重力・圧力操作+魔法打ち消し ★★★★☆ 魔女級を制圧可能
ミネルヴァ 憤怒 癒しの力(マナ強奪の副作用で天変地異) ★★★★☆ 七魔女中、間接的犠牲者が最多
セクメト 怠惰 超破壊力の衝撃波 ★★★★☆ 純粋火力は魔女最高峰
ダフネ 暴食 飢餓の魔眼+魔獣の生成 ★★★☆☆ 世界の魔獣の根源
カーミラ 色欲 魅了(呼吸・鼓動を止める即死) ★★★☆☆ 対個人で即死級
ティフォン 傲慢 罪の裁定(二層構造の粉砕・拘束) ★★★☆☆ 罪を持つ者に致命的
エキドナ 強欲 叡智の書(全知だが非戦闘) ★★☆☆☆ 戦闘力は魔女最弱/知略は最強

こうして並べると、本ランキングが「破壊力・戦闘・危険度」を基準にしていることが改めて明確になる。エキドナの脅威度を低く評価しているのは戦闘面に限った話であり、知略・影響力を加味すれば評価は一変する。逆にサテラは、あらゆる尺度で他を寄せ付けない。各魔女の権能をさらに細かく比較したい場合は七大罪魔女プロフィール完全版を、リゼロ世界の権能・魔法・加護の体系については用語集・基本設定を参照すると理解が深まる。

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番外:大罪司教との関係

四百年前の魔女たちの「権能」は、彼女たちの死後も「魔女因子」という形でこの世界に残り続けた。そしてその因子を受け継ぎ、暴走させているのが、現代の物語に立ちはだかる魔女教の大罪司教たちである。魔女と大罪司教は、同じ大罪・同じ系統の権能を共有しながらも、その精神性と扱い方はまるで異なる。ここで主要な対応関係を整理しておこう。

大罪 四百年前の魔女 現代の大罪司教
怠惰 セクメト ペテルギウス・ロマネコンティ(見えざる手)
傲慢 ティフォン レグルス・コルニアス(獅子の心臓)
色欲 カーミラ カペラ・エメラダ・ルグニカ(変化)
憤怒 ミネルヴァ シリウス・ロマネコンティ(共感の伝播)
暴食 ダフネ ロイルイ・ライ(蝕/星食)

興味深いのは、魔女と大罪司教で権能の「現れ方」が異なる点だ。たとえば怠惰の魔女セクメトの権能が「破壊的な衝撃波」だったのに対し、怠惰の大罪司教ペテルギウスは「見えざる手」という形で力を行使する。同じ大罪因子でも、宿主の精神性によって発現の仕方が変わるという、リゼロ世界の奥深い設定がここに表れている。

とりわけ暴食の大罪司教は「ライ・バテンカイトス」「ロイ・アルファルド」「ルイ・アルネブ」という三人格を擁し、その権能「蝕」は対象の「名前」と「記憶」を喰らう。レムが長く眠りについていたのも、この暴食の権能によるものだ。魔女から大罪司教へと連なる「大罪」の系譜は、リゼロという物語の根幹そのものと言える。なお、ヴォラキア帝国を舞台とした別系統の強者ランキングについては九神将 強さ序列ランキングで扱っているので、強さ比較に興味がある読者はあわせてどうぞ。

各大罪司教の権能と魔女因子の対応をさらに詳しく知りたい場合は、リゼロ権能一覧で系統立てて整理している。また、サテラの寵愛に由来する主人公の権能「死に戻り」については死に戻り完全解説を参照してほしい。

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まとめ

リゼロに登場する9人の魔女・魔人を、原作の描写を基準に強さ・格・危険度で格付けした結果が以下である。

  • 1位 嫉妬(サテラ)——六魔女を喰らい世界の半分を滅ぼしかけた完全なる別格。
  • 2位 虚飾(パンドラ)——因果を改変する事実上の不死身。決して倒せない脅威。
  • 3位 憂鬱(ヘクトール)——重力と「無」の権能で魔女すら制圧する魔人。
  • 4位 憤怒(ミネルヴァ)——善意の癒しが天変地異を招き、間接的被害は最多。
  • 5位 怠惰(セクメト)——条件を問わず叩き込める純粋火力No.1。
  • 6位 暴食(ダフネ)——飢餓の魔眼と魔獣生成、世界の魔獣の根源。
  • 7位 色欲(カーミラ)——触れずに呼吸と鼓動を止める即死の魅了。
  • 8位 傲慢(ティフォン)——罪を裁き粉砕する、無垢ゆえに恐ろしい処刑人。
  • 9位 強欲(エキドナ)——戦闘は最弱だが、知略と影響力では最強格。

改めて強調しておきたいのは、本ランキングが「戦闘・破壊力・危険度」を基準とした一つの見方に過ぎないということだ。エキドナを最下位に置いたが、もし「物語を裏で動かした影響力」で順位を付ければ、彼女はサテラに次ぐ存在になるだろう。魔女たちの強さは、単純な火力では測りきれない奥行きを持っている。それこそがリゼロという作品の魅力だ。

サテラを頂点とするこの序列が示すのは、四百年前の魔女たちがいかに規格外の存在だったかという事実である。彼女たちの「大罪」は死後も魔女因子として残り、現代の大罪司教へと受け継がれ、ナツキ・スバルの戦いに暗い影を落とし続けている。魔女という存在を理解することは、リゼロの物語の根幹を理解することに他ならない。

さらにリゼロの世界を深掘りしたい方は、以下の記事もおすすめだ。物語の全体像を掴むならリゼロ全体あらすじ完全まとめ、心揺さぶる名場面を振り返るなら名シーン・名場面ランキング30選、そして気になる結末については原作は完結する?現在地・結末予想で考察している。魔女と並ぶ強者集団については九神将 強さ序列ランキングを、全キャラ横断の強さ比較はリゼロ最強キャラランキングTOP20を参照してほしい。エミリアの母とも噂されるミネルヴァについてはエミリアのキャラクター解説もあわせて読むと、四百年前と現代の繋がりが見えてくるはずだ。

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