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Re:ゼロから始める異世界生活のネタバレ【小説・アニメ・漫画】

【リゼロ最新巻ネタバレ】原作小説27巻のあらすじ&感想・考察

リゼロ原作小説最新巻27巻のあらすじネタバレです。

血命の儀」を通じてシュドラクの民の同胞となったスバルは、エルギーナとの戦いで瀕死になるも、帝国陣地から救出されたレムの治癒魔法によって一命を取り留める。

記憶のないレム、正体不明のルイ、理解不能なアベルなど、スバルは混濁した状況の中でレムを守ることだけを考え奮闘していく!?


目次

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目次

リゼロ27巻一章「守りたいモノ」ネタバレ

原作小説27巻一章を守りたいモノ・グァラルへ・皇帝の正体・帰還への道として整理した図解
原作小説27巻一章を、守りたいモノ、グァラルへ、皇帝の正体、帰還への道という観点で整理しています。

スバル目覚める

レムとの再会を果たした後、倒れるように眠りについたスバルはシュドラクの民の小屋の中で目覚める。

朦朧とした状態で覚醒したスバルの側にはレムルイがいて、眠っている間、スバルが無意識にレムの手を握りしめていたが、レムはスバルとの距離が少し変化してきており、その手を無理に振り解くことはしなかった。

目覚めたばかりのスバルが、瀕死の状態の自分のことよりも、すぐにレムが無事かを心配したことで、レムの混迷はますます深くなっていく。

アベルがヴォラキア帝国皇帝と打ち明ける

シュドラクの民の集会場へ移動したスバルは、起きた出来事を確認するため、アベルと二人での会談を求めた。

自分を守るために無茶ばかりをするスバルに対し、レムは少しは嫌味を言おうと、全員が退室する中で居残りを宣言、意地ばかり張るスバルに逆の立場を味合わせようとしたが、ルイに引っ張られて最後には部屋を出ていく。

二人になったスバルは、混濁した記憶の中で自分が感じていたことが事実なのかを問う。

アベルは、シュドラクの民の襲撃により帝国軍が殲滅されたことは真実だと教え、さらに薬草の効能により朦朧としていたスバルから、帝国陣地の情報を取得していたことも明かした。

一度失えば戻ることがないことを知るスバルは、敵であってもできるだけの対話を重ねるべきだと考えていたが、アベルにそれは夢物語であると指摘される。

卓越した考え方を持つアベルに何様なんだと吐き捨てるスバルに、アベルは第七十七代神聖ヴォラキア帝国皇帝ヴィンセント・アベルスクだと打ち明けた。

スバルはルグニカ帰還を目論む

ヴィンセントは、バドハイム密林にヴォラキア帝国軍が進軍してきた真実を語る。

一般兵はシュドラクの民の捜索だと考えているが、帝国軍の本当狙いはヴィンセントであった。

同時に、シュドラクの民は古い時代に帝国皇帝に窮地を救われた過去があり、皇帝の座を追われたヴィンセントに協力する人物がいればシュドラクの民を除いてそれはなく、そのことは政敵も熟知、故にバドハイム密林に軍が派遣され、ヴィンセントとシュドラクの民どちらも殲滅されかけていたのだった。

ヴィンセントとシュドラクの民の間には既に運命共同体としての関係性が構築、これからの帝国軍との戦いに共に身を投じる構えができている。

しかし、スバルの頭の中は「レムを守りたい」この一心だけであり、シュドラクの民を離れ、最寄りの町へ向かうと返した。

城郭都市グァラルへ出発

スバルはこれまでの行動から、自分がレムを守るための行動をすることに抵抗されると考えていた。

しかし、最寄りの町への脱出を提案した際、レムはすんなりと受け入れて協力的な姿勢を見せ、一日で準備を済ませた。スバルが背負う木組みに乗り、数日かかる城郭都市グァラルまでの道を進む。

村では、シュドラクの民を置いて出ていくスバルに対し、族長のミゼルダは「守ることで未来を作る戦いもある」と話し、それがスバルの足を前へと進めさせた。

ホーリィクーナが護衛となり、一同は城郭都市グァラルへ向かって出発した。

スバルとレムの関係性も変化

クーナとホーリィは、同じ日にお隣さん同士で生まれた姉妹のような関係であった。

クーナは弓の腕がない代わりに目がよく、ホーリィは強弓を引ける。二人は役割分担を、完成された関係性の中で自然に見事にこなし、旅の食糧を借りで簡単に確保していった。

一方、スバルとレムの関係性も、不完全ではあるものの徐々に変化していく。自分が感じる感情と視界に映る出来事の埋まらない差に、レムはまだ完全にスバルを信頼することはできていなかったが、スバルを信じるための努力を始めていた。

家族のことを聞くレムに対し、スバルは意を決してラムのことを話す。レムはスバルの言葉を疑うことはせず、教えられた通り、ラムの存在を確かめるため共感覚の存在を探したが、感じることはできなかった。

城郭都市グァラル到着

四日の道のりを経て、一同は城郭都市グァラルに到着した。

ホーリィから、先の路銀にするため、希少資源である魔獣エルギーナの角が渡される。スバルはその厚意に一瞬シュドラクの民に戻ろうか迷うが、すぐにクーナに止められ、互いに「守るべきモノ」を守るために戦うだけだと説得された。

別れ際、クーナはスバルに「アンタを見てル」と二度伝える。ルイはホーリィ達との別れを惜しみ、懸命に魔獣の角を落とすまいと運んでいった。

レムを大罪司教の脅威から守るために、ルイへの警戒を解かずにきていたスバルだったが、徐々にルイへの印象も変わりつつあった。

リゼロ27巻一章「守りたいモノ」の感想・考察ネタバレ

スバルの口癖が「馬鹿か、俺は。いや、馬鹿だ俺は」と変わっている意味

スバルは、特に神聖ヴォラキア帝国に転移されてから、「馬鹿か、俺は。いや、馬鹿だ俺は」というセリフが増えています。

これは、一年ぶりに目覚めたレムを二度とは失わないという決心の中で、自分の未熟さを認めて、その上で守ることを自分に改めるための言葉であると考えることができます。

この考え方によってより用心深くなれば、未知なる脅威に対して多少はましな行動・言動が取れるようになるでしょう。

一方、レムを守り切ることに精神をすり減らすスバルは、またも自分の力だけを頼ろうとする様子が出てきており、この辺りが第七章を通じてスバルがどう変化していくのか、注目してみていきたい箇所になります。

ヴィンセントの考え方はアルと酷似

スバルの考えを「夢物語」と切り捨てたヴィンセントの立ち位置は、水門都市でスバルを「英雄願望」と切り捨てたアルと似ています。

水門都市では多くの味方と協力することによって局面を打開し、英雄願望を現実にしてみせたスバルでしたが、この時は構図がシンプルであり、味方と敵が綺麗に分かれていました。

ヴォラキア帝国での戦いは、「流血の帝国外交」のように謀略に次ぐ謀略が渦巻くので、味方と敵の境が曖昧になります。

つまり、ここで求められているのは、頼りにできる人物が曖昧である中、自分が守ると決めたたった一人の人物のため、スバルは他者を切り捨てないでいられるのか、その上でレムを守りきれるのかという点になるでしょう。

リゼロ27巻二章「忍び寄る凶器」ネタバレ

城郭都市グァラルに入ることに成功

スバルとレムはルグニカ出身であるため、城郭都市グァラルの検閲を通過することは難しい状況だった。そこで、大門に向かう前にフロップミディアムのオコーネル兄妹の協力を得て、二人の従者としてグァラルに入ることに成功する。

二人は兄妹で、フロップは行商、ミディアムが護衛として、互いの弱点を補い合う関係で生き抜いてきた商人であり、スバルの木組みの背負子の譲渡を条件にスバル達を同行者とし、検閲を掻い潜る手伝いをしたのだった。

フロップ達には最初兄妹という設定を疑われ、レムがとっさに「妻です」と話したことで夫婦として信じてもらうことができていた。

ミディアムに嘘を疑われた際、スバルはトッドが豹変したことを思い出し、頭の中が真っ白になってしまう。このことに対して「下手な失敗はできないのに」とスバルは必要以上に自分を責めていたが、レムはスバルの状況を理解しており許していた。

死に戻り発動

フロップの親切により魔獣の角の換金、良宿の手配が終わると、スバルは護衛と騎獣が必要だと考え、フロップに護衛を紹介してもらいに酒場へ向かう。

酒場へ向かう途中、フロップは帝国流の考え方を踏まえつつも、武力だけが力ではないと自分の主義を説明する。知恵や長所を持ち寄り生き抜く考え方は、帝国では特殊だがスバルにも理解しやすかった。

また、皇帝ヴィンセント・ヴォラキアから声明が発表されており、帝都で騒動が起き、皇帝が出陣されたことを教えられる。

帝国の中でも自分に近い考え方を持つフロップにスバルは好感をもち、スバルはフロップとミディアムに護衛を頼もうとする。しかし、聞き覚えのある硬い音が聞こえ、死に戻りが発動した。

フロップへの疑いは晴れる

死に戻りが発動し、路地裏の状況で自分が意識する間も無く権能が発動したことから、スバルは狙撃の可能性を疑う。

同時に、念の為に側にいたフロップも警戒、自分を助けてくれる理由を聞いた。

フロップは、スバルに親切をする理由は世界への復讐だと応える。フロップとミディアムは、幼い頃に両親に捨てられ、劣悪な環境下で過ごしていた。毎晩脱出することを考え、ある人の手伝いによってそこから出ることに成功する。

しかし、自分達を虐げていた大人達も悲しい人物であることに気付き、不幸を押し付ける世界に対して復讐するため、自分達が幸せになり、同時に少しでも人々を助けて不幸から抜け出させようとしていたのだった。

スバルは、フロップを善良な人間だと確信し、出会えたことに感謝をする。フロップを信じると決めたスバルは襲撃者に頭を切り替え、即座に迂回路を提案して動き出したが、今度は近接で背後から襲撃されて死に戻りを発動した。

大通りに脱出

前後の道で失敗したスバルは、今度はすぐに大通りに出る。

レムの元へ合流することを考えていたが、万が一でも襲撃者にレムの居場所を知られる訳にはいかないと逆方向に向かった。

しかし、大通りではスバルとフロップ以外の人も巻き込んで竜車が突進、死に戻りが発動した。

酒場に向けて全力で走る

全方向塞がれたスバルは、今度は全力で酒場に向かって走り転がり込んだ。

すぐに酒場で一番の腕利き「ロウアン」を紹介してもらうと、魔獣の角を売った全財産を出して護衛として雇うことに成功する。

その直後、ロウアンが怪しい気配に気づき、爆弾攻撃で酒場が炎上、スバル達は炎上する酒場を裏口から脱出しようと試みるが、そこも罠であり、スバル以外全員が命を落とす。

襲撃者の相手がトッドと判明すると、スバルも死に戻りを発動した。

リゼロ27巻二章「忍び寄る凶器」の感想・考察ネタバレ

皇帝の出陣は何を意味する?

帝都では皇帝の名において声明が出されており、皇帝本人が出陣したと知れ渡っていました。

しかし皇帝はヴィンセントであるため、出陣したとされる皇帝は、恐らくヴィンセントの影武者を務めていた九神将「チシャ・ゴールド」だと思われます。

チシャは、「選定の儀」からヴィンセントに仕えている忠臣であり、帝国の流血外交の時もヴィンセントの計画を半分程度知っていた人物です。

バルロイ・テメグリフと共謀した計画の時も、ヴィンセントは自分を囮にして敵勢力を炙り出そうとしていたので、今回もチシャが絡んでくるのであれば、全力で闘争はしつつも、実は今回の件もベルステツを殲滅するためのヴィンセントの謀略である可能性が捨てきれなくなります。

チシャが本気でヴィンセントに迫れば、そもそも帝都から脱出することも難しく、帝国側が後手後手になることはないでしょう。

トッドが城郭都市グァラルにいた理由

トッドはバドハイム密林に陣地を構えていましたが、スバルが陣地に滞在していた初回のループで、二将に報告しにどこかへ向かっています。

これは、本拠地が別の場所にあることを示唆しており、この城郭都市グァラルが帝国軍の駐屯地だったということになるでしょう。

エルギーナとの戦いで全員が生き延びたかはわかりませんが、少なくともトッドだけは生還、陣地が壊滅していたため、本拠地である城郭都市グァラルに戻ってきたのだと思われます。

リゼロ27巻三章「城郭都市グァラル攻防戦」ネタバレ

トッドはスバルの天敵

今度は二手に分かれ、フロップはレムのいる宿屋、スバルは酒場へ向かうと判断する。

しかし、スバルよりもトッドの方が一枚上手であり、トッドはフロップを襲撃、フロップを助けに近寄ってきたスバルを制圧した。

トッドは感情の起伏がなく、スバルに恨みさえ持っていない。ただ危険人物だと認定して排除しているだけであり、その警戒心故に何も聞かない、させない、言わせないを徹底していた。

大罪司教との戦いにおいても、少しでも情報を持ち帰り次に活かすのがスバルのやり方だったが、何一つ情報を残さないトッドはスバルにとって天敵となりうる存在だった。

トッドの柔軟性につけ込む

打つ手がないように見えたスバルだったが、トッドの手段に執着しない柔軟性は逆手取れると判断、大声でトッドに対して挑発を仕掛けてハッタリをかける。

自分への危険をできるだけ排除し最も合理的な手段をとるトッドは、スバルに奇襲がバレている時点で計画を中止、別の作戦を考え直すとスバルは考えていた。

スバルの思惑は成功し、フロップと共に大通りまで脱出することに成功、すぐにグァラルを出ることを決意し、レムのいる宿へと向かった。

グァラル脱出

宿屋に戻ると、レムは荷解きをしておらず、すぐに脱走の準備が整う。レムが自分を置いていこうと考えていたと察知したスバルは一瞬硬直するが、フロップに言われすぐに行動を開始した。

フロップの愛牛ボテグリフが引く荷車に乗ると、トッドにより集められた帝国兵を率いたジャマルが待ち構えており、ミディアムを中心になんとか突破、正門へと向かう。

正門を抜ける直前、死角からトッドが襲撃してくるが、スバルはこれを予期しており、奇襲の一撃を完璧に防いで見せた。

直後、スバルがクーナとホーリィにやってくれと叫ぶ。すると、ホーリィの矢が飛んできてトッドに命中、トッドは車台から落ち、スバル達は脱走に成功した。

トッドとジャマルは立て直しを図る

横になって倒れているトッドにジャマルが合流、ジャマルが追撃しようとするがトッドがそれを止めた。

トッドはスバル達の危険度を説明。自分の身を囮にして外におびき寄せ、卓越した弓の技術を持つ伏兵を用意、敵は戦いの申し子であり、小勢で追いかけても狩られるのはこちらだと伝えた。

軍人であるジャマルは戦いにおける理解は早く、トッドの考えが正いと判断、二人は次の機会を待って立て直しを図ることとなった。

リゼロ27巻三章「城郭都市グァラル攻防戦」の感想・考察ネタバレ

レムが荷解きをせずに待っていた理由

レムは、荷解きせずに宿屋で待っていましたが、これはスバルを置いてルグニカへ向かうためではありません。

27巻の店舗特典小説で、レムがこの行動をとっていた理由が描かれています。

クーナ、ホーリィがグァラル外で待機していた理由とも関わっています。

リゼロ27巻四章「皇帝/商人/ナツキ・スバル」ネタバレ

原作小説27巻四章を皇帝と商人・ナツキスバル・交渉の局面・開城案として整理した図解
原作小説27巻四章を、皇帝と商人、ナツキ・スバル、交渉の局面、開城案という観点で整理しています。

シュドラクの民の集落に戻る

シュドラクの民の集落に戻ったスバルは、周囲が止める声も聞こえず、ヴィンセントに一撃を入れた。

ヴィンセントはグァラルでスバル達が帝国兵に襲われると理解して向かわせていたが、その目的はスバルに危機を理解させることだった。

言葉で語っても経験するまで理解できないスバルに対し、ヴィンセントの判断は無駄がなく、結局逃げ場はないとスバルは痛感させられることになる。

会議場にフロップが登場すると、ヴィンセントは初めてスバルを褒め、行商人であるフロップにグァラルの抜け道を聞いた。ヴィンセントの次の狙いは、城郭都市グァラルを自分の拠点にすることであった。

ヴィンセントとフロップの交渉開始

スバルとレムは、例え潜入できたとしても兵力差は大きく、敵将は堅実な打ち手で隙がないと定評のあるズィクル・オスマン、付け入る隙はないと主張する。

しかし、それでもヴィンセントは引かず、抜け道を通じて中に潜入することができれば、直接対峙せずとも毒などやりようはいくらでもあると説明した。

フロップはヴィンセントが皇帝陛下であることをほぼ確信しながら、その上で、グァラル襲撃の目的であれば抜け道は教えないときっぱり断る。ヴィンセントが皇帝の威圧感を発するも、クロップは屈せず、その姿勢を厄介と褒められることになる。

これにより、ヴィンセントとフロップの交渉が始まり、互いの妥協点の探り合いが始まった。

レムがスバルに期待を寄せる

会議場でヴィンセントとフロップの交渉が行われる中、スバルとレムは丘の上で話し合いをする。

先の会議についての話になると、レムは既に戦いを受け入れているかのような考えを持っていた。争いを嫌うレムが戦いを受け入れており、スバルはレムが分からなくて辛いと溢す。そして、勇気を持てずに避けていた、グァラルの荷解きの件に言及した。

レムはスバルを見捨てていこうとしたわけではないとたどたどしく答えるが、その先を言葉にする前に、ウタカタとルイがやってきて話は中断する。

話題は会議場での交渉に戻り、レムはヴィンセントが考えるような戦いになるのは嫌だが、フロップが考えるように逃げ続けることも現実的ではないと話す。

そして、スバルであれば、自分にはない解決策を提示してくれることを期待し、懇願する問いを投げた。レムに頼られたスバルは使命感に打たれ、レムの英雄としてその問いを受け、第三の答えを導き出した。

グァラル無血開城案を提案

スバルは会議場へと向かい、平行線をたどっていた交渉に割って入る。

そして、グァラル無血開城案であれば、フロップとヴィンセントも歩み寄れるのではと提案した。

リゼロ27巻四章「皇帝/商人/ナツキ・スバル」の感想・考察ネタバレ

スバルのオドはホーシンの方か

無血開城案がスバルから出されましたが、これは荒地のホーシンの「無血開城」とかぶります。

ホーシンとフリューゲルは「同じオドを元とした別存在」である可能性が高く、そのオドを継がれたのがスバルとアルだと考えられています。

アルの過去回想や思考様式はフリューゲルと似ており、スバルの考えや評判、行動様式はホーシンと類似、今回の「無血開城案」によってさらに可能性は高くなったのではと思われます。

リゼロ27巻五章「楽士ナツミ・シュバルツ」ネタバレ

スバルの化粧・女装スキルが再び炸裂

無血開城の具体的な手立てを求められると、スバルは論より証拠と考える。

フロップを化粧してフローラが誕生すると、ヴィンセントが興味を持ち、狙いは「女好き」ズィクル・オスマンかとスバルの考えを読み切った。

この方策でグァラル陥落を目指すこととなり、ヴィンセントも化粧と女装を施されビアンカが誕生、これにナツミ・シュバルツ、クーナ、タリッタが加わり、旅芸人の一団としてグァラルに向かうこととなった。

グァラルで話題となりズィクルに呼ばれる

ナツミ達はグァラルに入ってすぐに正門付近で芸を披露。反響は想像以上に大きく、観賞していた衛兵や街の人々を魅了、衛兵達には夜に馴染みの店で踊って欲しいとまでお願いされた。

帝国軍滞在と待機によるストレスで、グァラルの人々は娯楽に飢えており、ナツミ達は三日で十回の公演を実施、その全てが大成功となり、街での知名度も上がっていく。そしてその噂は狙いであるズィクルにも届いた。

ナツミ達の宿に突然ジャマルが現れると、都市庁舎のズィクル二将の酒宴に招待され、そこで舞いを見せることとなる。

スバルとトッドが邂逅

控え室に閉じ込められたナツミ達は、外部のミゼルダ達と作戦実行の連絡を取る必要があった。

ナツミが都市庁舎の控え室を出てトイレに向かい、連絡手段を模索するも手立てはなく、逆にトイレを出ると見張りの衛兵とは別にトッドが登場してしまう。

突然のトッドの登場にスバルは動揺、トッドはその動揺の理由をきくが、スバルは嘘はバレると判断、少し怖いと打ち明けてことなきを得た。

直後にトッドを探してジャマルも登場、二人はスバルの予想通り抜け道を潰している最中だった。

リゼロ27巻五章「楽士ナツミ・シュバルツ」の感想・考察ネタバレ

まさかの三度目の女装作戦

スバルのまさかの三回目の女装作戦が敢行され、何年越しかのナツミ・シュバルツの登場がありましたね。

ディアスの料理を食べるためにパックとのコンビで誕生したナツミは、体調を崩したラムの代わりにロズワールに同伴するため再登場、そしてヴォラキア帝国で三度目の降臨となりました。

リゼロ27巻六章「傲岸不遜な紅」ネタバレ

城郭都市グァラルの無血開城が成る

「将」のみで構成された帝国兵三十人の前で舞いを見せ、ビアンカが剣舞のための剣をズィクルに求めると勝負あり、剣をとったヴィンセントがズィクルを制圧した。

他の帝国将兵の一部は抵抗を続けようとするも、クーナとタリッタが止め、その間にズィクルがビアンカの正体が皇帝ヴィンセント・ヴォラキアだと気付き、部下を止め、武装解除を約束する。

その後、ミゼルダ達への合図のためスバルが屋上の旗を燃やしに向かった。

トッド、ジャマルは脱出

トッドとジャマルは巡回中に都市庁舎の旗が燃やされたのを発見する。

トッドの目は特別性であり、都市庁舎の屋上で旗を燃やしたナツミを発見、ナツミの正体がスバルであると紐付けた。

既に都市庁舎は手遅れ、すぐにシュドラクの民が押し入り、武装解除となると流れを呼んだトッドは、そうなる前に最寄りの抜け穴から都市を脱出した。

アラキアの襲撃開始

都市庁舎の大広間にはミゼルダやレム達も合流する。

レムはスバルを心配、さらに無血開城を成し遂げたことを褒め、二人の関係はより前進を見せていくこととなる。

奥の指揮官室ではヴィンセントとズィクルが二人だけで会議をしており、そこにスバルも向かう。ズィクルは跪いてヴィンセントに忠誠を誓い、まず帝国からの増援を招き入れて味方にすることを献策した。

その瞬間、ヴィンセントは正門を閉じ、誰も入れるなと命じる。タリッタが向かうも既に手遅れであり、ルイが大広間の隅を泣きながら指差すと、ヴィンセントの命令でミゼルダが弓を放ち、そこからアラキアが登場する。

アラキアに物理攻撃は通用せず、一瞬でミゼルダを炎で包んで戦闘不能とした。

プリシラ・バーリエルが登場

アラキアは九神将の「弐」まで上り詰めており、大広間に竜巻を起こしてその場にいたほとんどの存在を戦闘不能に変える。

立てるのはヴィンセントとスバル、レムだけであるが、唯一戦闘能力を持つレムの攻撃も全く通用せず、逆に大威力の攻撃がレムに向けられてしまう。

それをスバルが命がけで庇うも、スバルの目の前にプリシラが現れ、アラキアの攻撃からスバル達を守ってみせた。

リゼロ27巻六章「傲岸不遜な紅」の感想・考察ネタバレ

チシャがヴィンセント側なのはほぼ確定

チシャ・ゴールドが敵に回った描写がありましたが、ここまでの情報でヴィンセントと共謀して動いている可能性がほぼ間違いない状態となりました。

まず、チシャが派遣したと思われる人物達は、全てヴィンセントの援軍となる人物です。

  • ヴィンセントに忠誠心のあるズィクル二将
  • アラキア
  • プリシラ

チシャはヴィンセントの影武者を務める智将であり、当然ヴィンセントと同様に「将」についても熟知しているでしょう。ズィクルを向かわせれば、ヴィンセントの配下となる可能性が高いのは情報を知っていれば分かります。

つまり、ベルステツ宰相らと対抗するための戦力を提供するため、ズィクルの部隊を派遣するよう、敵陣営の中にいて誘導したというのがチシャの動きになるでしょう。

さらに、アラキアについては「ヴィンセントが約束を破った」と嘘をついており、本来抵抗できない立場のアラキアをヴィンセントに向かわせています。

そして、チシャの発言が嘘であると分かるようにプリシラが登場しています。これは、恐らくはチシャとドラクロイ上級伯の連携で実現した動きです。

アラキアはプリシラが生きていれば従属することは疑いようがなく、プリシラとヴィンセントが手を組めば敵はほぼいません。

既に反乱者が誰かは暴かれた後なので、この戦力で粛々と粛清していけば、ヴィンセントは皇帝の座に戻り、プリシラは自分に刺客を送ってくる相手を撃破できることになります。

プリシラとアラキアの約束の刻

アラキアはついにプリシラと再会することとなりました。

ヴォラキアでの最後の別れ際では、プリシラとなったプリスカから、次に会った時に身の振り方を決めておけと言われており、これはもし自分と共に来るのであれば、帝国が敵に回るという意味だと捉えられます。

そして約束の再会の刻がついに訪れましたが、九神将の「弐」まで上り詰めたアラキアは当時の強さとは比較にならず、プリシラを守る自信を持っていると考えられ、今後は間違いなくプリシラについていくことが予想されます。

また、元々プリスカの命の保証をする代わりに、二度とプリスカに会えないという話になっていましたが、元はと言えば、これは選定の儀において二人の生存者を許さない帝国の体質が原因です。

その最たるものが今回の内乱を誘導した宰相ベルステツであり、ここを制圧することさえできれば、プリシラとアラキアを分けていた原因もほぼなくなることでしょう。

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