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Re:ゼロから始める異世界生活のネタバレ【小説・アニメ・漫画】

「リゼロ」破滅願望ストライド・ヴォラキアの目的とは|クルガンとの関係

リゼロ「破滅願望」 ストライド・ヴォラキア 世界の観覧者に挑んだ男

リゼロの「ストライド・ヴォラキア」の能力、破滅願望を持つに至った理由、クルガンとの関係など、ストライド・ヴォラキアについて解説していきます。「天上の観覧者」の存在に気づいたストライドについて詳しく知りたい方は本記事をご覧下さい。

ストライド・ヴォラキアとは?

『破滅願望』の異名を持つヴォラキア皇族

ストライド・ヴォラキアは、神聖ヴォラキア帝国の皇族であり、『破滅願望』の名の下に舞台を破壊しようとした人物です。

ヴィルヘルムとテレシアの新婚旅行で初登場し、商業都市ピックタットでテレシアを狙い、ヴィルヘルムとクルガンの決闘を演出しました。

八ツ腕のクルガンが育ての親

ストライド・ヴォラキアは「選定の儀」を受ける前、高熱で生殖機能を失ってしまったことで皇帝となることができなくなり、親族からも諦められ、当時の皇帝からヴォラキアの英雄「八ツ腕のクルガン」に預けられました

皇帝の狙いはクルガンの厳しい指導によりストライドが命を落とすことでしたが、クルガンはストライドの深い闇に魅入られ、ストライドの育ての親として育てていきます。

魔女教大罪司教『傲慢』担当

ストライドは、自分と同じ世界を恨むはぐれ者達を集めていきます。

その活動の中で、ペテルギウスが現れ、魔女教大罪司教「傲慢」担当として指名され、福音書を渡されました

ストライドは魔女教の教えには興味がありませんでしたが、その立場を利用するべく大罪司教となります。ピックタットでの戦いも、ペテルギウスとの約束を果たす目的も一部にあったとされています。

ストライドの強さ・能力

ヴォラキアの至宝たる「呪いの指輪」

ストライドは、ヴォラキアの至宝である「呪いの指輪」を所持しています。

呪いは両手の指の数と同数あり、一つの指輪を使用することで、対象の心を縛ることができるようになっています。

ただし、指輪を使用するためには代償が必要であり、その代償は術者の内臓を差し出すという者でした。

ベクトールやキャロル、テレシアのお腹の子、シノビの双修羅、三つ首の邪竜バルグレンと、二度目のピックタットの戦いの時点では合計8個をの指輪を使っており、ストライドは最早生きているのが不思議な状態となっていました。

世界を恨む仲間を集める

ストライドは「世界の観覧者」のための舞台である世界を破壊するため、世界に恨みを持つ者達を仲間に引き入れていきます。

八ツ腕のクルガンは、ストライドの破滅願望に心焦がれる戦いの匂いを感じたため味方につきますが、ストライドはクルガン以外にも、次の仲間達を集めていきました。

「灰花嫁」メリンダ

メリンダは魔眼族の少女であり、年の差はかなりありますが、ストライドの奥さんです。

魔眼族は相手を見るだけで意識を支配できるなど強力な力を有しているため、強者を尊ぶヴォラキア帝国にあっても厭われてしまい、一族が一斉に粛清される危機に陥りました。

メリンダは、自らの呪いである魔眼を嫌いましたが、ストライドはメリンダの魔眼こそを愛し、追われるメリンダを助けて花嫁に迎えたのでした。

「双修羅」シャスケ、ライゾー

神聖ヴォラキア帝国にもシノビの里があり、シャスケとライゾーは「双修羅」として崇め奉られていたシノビです。

シノビは果てしない試練の末に出来上がる修羅であり、双子で修羅となることは非常に珍しいため、歴代のシノビにおいても二人は非常に特殊な存在でした。

しかし、ある日二人が里を少し空けた瞬間に、里のシノビ達が何者かの襲撃によって全滅の憂き目に遭い、シャスケとライゾーは怒り狂い、世界に復讐を誓います。

そこにストライドが現れ、世界を破綻させる自分の協力者になることを求め、味方に引き入れたのでした。

ストライドが世界を恨むきっかけ

幼少期の高熱で生殖機能を失い一族から見放される

神聖ヴォラキア帝国の皇族として生まれたストライドは、最初は将来の皇帝候補として親族からも期待を寄せられていました

しかし、幼少の頃から体が弱く、ある時に発した高熱により、生殖機能を失ってしまいます。

皇帝となる資格を失ったストライドに親族も失望し、「選定の儀」を棄権、当時の皇帝と共謀し、厳しい鍛錬で命を落とすだろうという目的で「八ツ腕のクルガン」に預けられることとなりました

高熱で命を失う寸前に「世界の観覧者」の存在を観測する

幼いながらも憎悪に燃える目をしていたストライドは、クルガンに将来の心踊る戦いをもたらす者として見込まれ、育てられていくこととなります。

しかし、クルガンとの日々の中でもストライドは高熱で命を落としかけることがあり、命を落とす寸前に、「世界の観覧者」の存在を知り、この世界が観覧者達の遊興のための舞台であることに気付きました

己の運命が遊興の一部だと知ったストライドは激しい憎悪に燃え上がり、舞台装置である世界を破壊すべく、動き出します

ストライドの主なストーリー

ピックタットの銀華演舞を演出

世界の崩壊を求めるストライドは、神聖ヴォラキア帝国とルグニカ王国の戦争を望みます

しかし、ルグニカ王国には「剣聖」が存在しているため、まずは剣聖を排除するべく、商業都市ピックタットで襲いかかりました。

「呪いの指輪」で剣聖テレシアの父ベクトールの命を握り、目論見通りクルガンとの一騎討ちを演出しますが、剣聖が代理に剣鬼ヴィルヘルムを立ててきた上に、クルガンが敗北しそうになり、撤退を決めます。

キャロルに「呪いの指輪」を使う

ヴィルヘルム達が王都へ戻った後、ストライドもルグニカ王国の王都へと侵入します。

未熟なレベルのシノビをヴィルヘルム、ロズワールが密談している酒場に放っている間、自身はアストレア邸に赴き、キャロルに「呪いの指輪」を使いました

キャロルは暫くの間昏睡状態となり、目覚めた後も「愛する者に触れると呼吸が止まる」状態になってしまいます。

ティシュアに「呪いの指輪」を使う

ヴィルヘルム達がストライドの足取りを追って、ルグニカ王国中を捜査していく中、ストライドは再びアストレア邸に現れました。

キャロルはストライドの呪いにより「操り人形」となってしまっており、グリムを切り伏せ、テレシアとティシュアを庇ったベクトールの命を奪ってしまいます

ストライドは、テレシアのお腹の子供と、母ティシュアに「呪いの指輪」をかけ、テレシア、キャロルを連れてピックタットへ戻っていきました。

ティシュアはヴィルヘルムへの伝言役に使われており、ヴィルヘルムが屋敷に戻ってくると、ピックタットへの招待を伝えられます。

ピックタットを世界から切り離す

商業都市ピックタットには、魔女スピンクスが言及していた大規模術式がかけられ、世界から切り離される状態となりました

ピックタットの中では、加護も無効化され、神龍との盟約も効果を発揮しない状態となります。

準備が整ったストライドは、ピックタットの中央区にあるランドマークである石塔の中に入り、最後の仕上げにかかりました。

ピックタットで黒龍を召喚

ストライドは「龍の牙」をキャロルに持たせ、ルグニカ王国民20名の血を吸わせます。

ルグニカの危機を知った黒龍バルグレンは、石塔の屋上に召喚されますが、ストライドが即座に「呪いの指輪」三つを使い、自らの操り人形にしようと試みました。

バルグレンは抵抗していきますが、時間と共に支配が強まり、ピックタットに向かっていたルグニカの討伐隊に対して、龍の息吹を放ち、半数を戦闘不能状態へと陥れました。

ロズワール、グリムと対峙

商業都市ピックタットに討伐達が入ってくると、魔眼に魅入られた住民達に襲撃させ、その隙をついてロズワールとヴィルヘルムを石塔の屋上に招待しようとします。

しかし、ヴィルヘルムを庇ったグリムが代わりに屋上に現れ、ストライドは双修羅の片割れにロズワールを、キャロルにグリムを当てて戦わせました。

双修羅がキャロルごとグリムを突き刺そうとすると、ロズワールがそれを庇い、命を落とします

グリムを「待ち望んだ只人」と発言

また、グリムがあり得ない方法でキャロルの剣撃を止めた際には、ヴィルヘルムではなく、グリムこそが「待ち望んだ凡人」だったかと発言し、大きな高揚を見せていました。

ロズワールが倒れた後は、無防備となったストライドにグリムが大盾を弾き飛ばし、ストライドは回避するために「陽剣ヴォラキア」を抜きます

しかし、皇帝の資格を持たないストライドは片腕が燃え上がり、助かるために片腕を切断することとなりました。

半数の「呪いの指輪」が失われ、キャロルと邪竜バルグレンにかけられていた呪いが消滅します。

キャロル、グリムに敗北

ストライドは、キャロル、グリムのコンビと相対しますが、双修羅の片割れも敗北し、邪竜バルグレンも操ることができなくなり、最大の窮地を迎えました。

しかし、キャロル達に敗北することはせず、バルグレンの背中から飛び降り、追ってきたバルグレンに食べられる最期を迎えます

口の中に入る瞬間は、「灰花嫁」メリンダが石塔の窓からストライドに飛びつき、二人は抱き抱えられる状態で、邪竜バルグレンのお腹の中に入りました。

バルグレンの意識を奪うがボルカニカに浄化される

邪竜バルグレンはその後、ピックタットの街に龍の息吹を放ち続けます

ヴィルヘルムが即座に対峙しに向かいますが、様子を見て、邪竜バルグレンではなく、ストライドが意識を奪っていることに気付きました。

ヴィルヘルムとグリムの二人に弱らせられた後、ジオニス陛下によって召喚された神龍ボルカニカによって浄化され、命を終えます

ただし、生き残った八ツ腕のクルガンによって、ストライドの目的は「神龍ボルカニカを召喚させること」であり、この戦いはストライドにとっても勝利であったと明かされました

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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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りさ
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