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【リゼロ】九神将の生死・退場まとめ|誰が死に、誰が生き残ったかを章ごとに完全整理

神聖ヴォラキア帝国の頂点に立つ最強戦力、九神将(きゅうしんしょう)。Arc7「殉情の神聖ヴォラキア帝国編」からArc8「情愛の帝都ルプガナ決戦編(通称・大災編)」にかけて、彼らは内乱と未曾有の大災を駆け抜けました。その過程で散っていった者、生き延びた者、忠義のために自らの死を選んだ者──。本稿では「誰が死に、誰が生き残ったのか」という一点に絞り、九神将の最終的な生死を章ごとに完全整理します。

結論を先に示すと、九神将の中で原作準拠で「死亡」が明確に確定しているのは肆・チシャ・ゴールドのみです。チシャは皇帝の影武者として、主君ヴィンセントの身代わりに焼死しました。一方で、前任の玖だったバルロイ・テメグリフは本編開始前にすでに故人であり、その空席をマデリン・エッシャルトが繰り上げで継いでいます。残る神将たちは大半が大災を生き延びていますが、Arc8の終盤については原作の情報が部分的にしか確定しておらず、本稿では「確定」と「未確定」を明確に分けて整理します。


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この記事でわかること

  • 九神将の序列(壱〜玖)と各メンバーの二つ名・能力の早見表
  • 九神将のうち原作で「死亡確定」しているのは誰か(結論:肆・チシャのみ)
  • 前任の玖バルロイ・テメグリフの死と、マデリン繰り上げ就任の経緯
  • チシャ・ゴールドが皇帝の影武者として焼死した「大災」の真相
  • Arc8大災編の終結時点で、誰が生き残り誰が退場したかの一覧整理
  • 原作で明言されていない部分はどこか(情報の確定/未確定の切り分け)

九神将とは──ヴォラキア帝国「最強」の称号

九神将とは、神聖ヴォラキア帝国の皇帝が直々に任命する、帝国最強の九人の武人に与えられる称号です。武こそ国是とするヴォラキアにおいて、この「将」の座は単なる役職ではなく、帝国全土でその名を轟かせる栄誉そのもの。序列は壱(いち)から玖(く)まで漢数字で示され、壱が筆頭、玖が末席とされています。ただしこの番号は厳密な「強さの順位」というより、任命された順や立ち位置を反映した序列であり、実際の戦闘力とは必ずしも一致しません。九神将の全体像については、九神将一覧の完全解説でメンバー構成や二つ名を詳しくまとめています。

本稿のテーマである「生死・退場」を読み解く前提として、まずは九人のラインナップを整理しておきましょう。生死を考えるうえで重要なのは、「玖」の座が物語の中で交代しているという点です。本編に登場するマデリン・エッシャルトの前に、バルロイ・テメグリフという飛竜使いが玖を務めていました。彼の死がマデリン就任の引き金になっているため、生死整理の起点として外せません。

九神将メンバー早見表(序列・二つ名・能力)

序列 名前 二つ名 能力・特徴
セシルス・セグムント 青き雷光 加護を一切持たない純粋な技量の剣士。愛剣「夢剣マサユメ」。常人離れした速度で帝国最強格
アラキア 精霊喰らい 精霊を取り込んで力を引き出す精霊喰らい。プリシラ(プリスカ)に仕えた過去を持つ
オルバルト・ダンクルケン 悪辣翁 帝国最強の忍。隠形と奇策に長け、「白皇の術」など特殊な秘術を操る老人
チシャ・ゴールド 白蜘蛛 他者に成り代わる能力を持つ策謀家。皇帝ヴィンセントの影武者を務める
ゴズ・ラルフォン 獅子騎士 獅子のごとき巨躯と大音声。正規軍を率いる統率力と防衛の要
グルービー・ガムレット 呪具師 ハイエナ人の呪具師。呪いの道具を扱い、医術にも通じる
ヨルナ・ミシグレ 極彩色 魔都カオスフレームを統べる。愛した者を強くする「魂婚術」の使い手
モグロ・ハガネ 鋼人 特殊な血を持つ鋼の巨人。常に甲冑をまとった寡黙な存在
マデリン・エッシャルト 飛竜将 絶滅したはずの希少種・竜人。飛竜を駆る。前任バルロイの死後に就任
(前任の玖) バルロイ・テメグリフ 魔弾の射手 飛竜使いと狙撃の天才。本編開始前にすでに故人。マデリンの前任

※二つ名・序列はWeb版・書籍版に基づく整理ですが、媒体や登場時期によって表記揺れがあります。能力の詳細は各キャラクターの個別記事もあわせてご参照ください。セシルスの完全解説アラキアの完全解説オルバルトの完全解説などで掘り下げています。

結論|九神将の生死・退場まとめ表(8章大災編 終了時点)

まず全体像を一枚の表で押さえます。本稿では生死の状態を、原作で明確に示された「死亡確定」、命に別状なく描かれている「生存確定」、そして原作で明言が乏しく断定を避けるべき「未確定(生存と見られる)」の三段階でラベリングします。これは推測で「死亡」を断定してしまう誤情報を避けるための切り分けです。

序列 名前 8章終了時点の状態 退場・転機のあった章
セシルス・セグムント 生存確定 Arc8で幼児化→克服し決戦で活躍
アラキア 未確定(生存と見られる) Arc8終盤で暴走、最終状態は明言が乏しい
オルバルト・ダンクルケン 生存確定 Arc7で片腕喪失、Arc8でもう片腕喪失も生存
チシャ・ゴールド 死亡確定 Arc8 帝都決戦(大災)で焼死
ゴズ・ラルフォン 生存確定 Arc8 籠城戦を守り抜き健在
グルービー・ガムレット 未確定(生存と見られる) 明確な死亡描写は確認されていない
ヨルナ・ミシグレ 生存確定 Arc8終幕での生存が確認されている
モグロ・ハガネ 未確定(明言が乏しい) 最終状態は原作で明確に示されていない
マデリン・エッシャルト 未確定(生存と見られる) 前任バルロイの死後に就任
(前任玖) バルロイ・テメグリフ 死亡(本編開始前) 本編以前の戦闘で死亡

この表から見えてくるのは、「九神将は大量死する」というイメージとは裏腹に、現役メンバーで死亡が確定しているのはチシャただ一人という事実です。ヴォラキア帝国全体を巻き込んだ大災という極限状況でありながら、九神将の主要戦力はおおむね生き残っています。これは彼らが文字通り帝国最強の人材であることの裏返しでもあります。以下、各メンバーの生死をひとりずつ詳しく見ていきましょう。

肆・チシャ・ゴールドの死|九神将で唯一の「死亡確定」

九神将の生死を語るうえで、絶対の起点となるのが肆・チシャ・ゴールドの死です。「白蜘蛛」の異名を持つ彼は、他者に成り代わる能力を活かして皇帝ヴィンセント・ヴォラキアの影武者を長年務めてきた策謀家でした。皇帝の知恵袋であり、最も信頼された臣下の一人です。チシャの能力や立ち位置の詳細はチシャ・ゴールド完全解説でまとめています。

Arc7での「裏切り」──皇帝追放という布石

チシャの死を理解するには、Arc7での彼の行動を押さえる必要があります。Arc7冒頭、皇帝ヴィンセントは突如として帝位を追われ、辺境へと放逐されます。このクーデターの実行役こそチシャでした。チシャは自らの能力で皇帝に成り代わり、ヴィンセントを「アベル」という一人の男に貶めたうえで帝都から遠ざけたのです。表面的には主君に対する大逆──しかし、これは後にチシャがヴィンセントを守るために仕組んだ壮大な計略の第一手であったことが明かされます。Arc7の全体像はプレアデス監視塔(Arc6)を経た後の流れとして、帝国編で一気に動き出します。

Arc8 帝都決戦で訪れた「予言」と焼死

チシャの死が訪れるのは、Arc8「情愛の帝都ルプガナ決戦編(大災編)」のクライマックス、帝都決戦のさなかです。帝国には古くから「帝都の上空から降る災いの光」にまつわる予言があり、その災いを成就させるためには「皇帝」が滅びる必要があるという構図が存在しました。

このとき皇帝の姿をとっていたのはチシャです。帝都決戦の最中、空から謎の光(大災の予兆ともいえる現象)が降り注いだ際、チシャは皇帝ヴィンセントに化けたまま、本物のヴィンセント(アベル)を庇って焼死しました。「皇帝」の姿のまま死ぬことで予言を形式的に成立させ、本物の主君の命を守り抜いたのです。自らの死をもって主君を生かす──まさに影武者としての究極の忠義であり、九神将で唯一、原作で明確に死亡が描かれたメンバーとなりました。

影武者の務めとは、主君に降りかかる刃を、主君の代わりにその身で受けること。チシャ・ゴールドは「白蜘蛛」の異名どおり、最後まで糸を張り巡らせ、自らを囮として主君ヴィンセントの命運を手繰り寄せた。その死は敗北ではなく、計略の完成であった。

なお、チシャの死の「章」について補足します。資料によっては「第七章で」と記す解説も見られますが、彼が皇帝として焼死する大災の発生はArc8の帝都決戦であると複数の解説が一致しています。Arc7の追放はあくまで布石であり、死そのものはArc8で訪れると整理するのが妥当です。皇帝ヴィンセント側の視点は関連キャラ解説群や、帝国編の流れを追えるリゼロあらすじ総まとめでも確認できます。

前任の玖・バルロイ・テメグリフの死とマデリン就任

現役九神将の生死を整理する前に、「玖」の座の交代に触れておく必要があります。本編に登場する玖はマデリン・エッシャルトですが、その前任者はバルロイ・テメグリフでした。「魔弾の射手」と恐れられた飛竜使いであり、狙撃の天才です。

義兄マイルズの仇を討つための戦い

バルロイには、育ての親であり義兄でもあるマイルズという恩人がいました。マイルズはルグニカ王国へ潜入する任務中、剣聖ラインハルト・ヴァン・アストレアと遭遇して討たれてしまいます。義兄を奪われたバルロイは、その復讐心を胸に、ルグニカ側の精鋭と対峙することになりました。

この戦いでバルロイは飛竜と魔弾を駆使して善戦しますが、最終的に最優の騎士ユリウス・ユークリウスらに敗れ、受けた攻撃により命を落とします。ピクシブ百科事典でも「web原作、書籍版本編時点で故人」と明記されており、バルロイは本編開始前にすでに死亡しているのがポイントです。つまり、スバルが帝国に飛ばされて出会う九神将の中に、生身のバルロイは存在しません。彼の最期の戦いは外伝的なエピソードとして描かれています。

マデリン・エッシャルトの繰り上げ就任

バルロイの死は帝国に大きな波紋を広げました。そして空席となった「玖」の座を継いだのが、絶滅したはずの希少種族・竜人の少女マデリン・エッシャルトです。マデリンはベルステツらの推挙を受けて九神将に列せられたとされ、バルロイへの深い思慕を抱いていることでも知られます。彼女が「飛竜将」を名乗るのも、飛竜使いだったバルロイの後継という文脈が色濃く反映されています。マデリンの能力や人物像はマデリン完全解説で詳しくまとめています。

つまり「玖」というポジションだけを見れば、バルロイ(死亡)→マデリン(就任)という世代交代が起きており、生死整理の観点では「玖の座は一度死を経験している」と言えます。マデリン自身はArc7・Arc8を通じて重要な役割を果たしますが、その最終的な生死は原作で明確に断定できる描写が乏しく、本稿では「未確定(生存と見られる)」と慎重にラベリングしています。

九神将や帝国キャラの強さ序列に興味がある方は、リゼロ キャラランキングもあわせてご覧ください。本稿はあくまで「生死・退場」に特化した整理ですが、強さの角度からの比較もまた別の面白さがあります。

Arc7「殉情の神聖ヴォラキア帝国編」での退場・転機

九神将の生死が大きく動き始めるのはArc7です。Arc7は剣奴孤島ギヌンハイブを舞台に幕を開け、皇帝追放後の帝国を二分する内乱へと発展します。この章で九神将は敵味方に分かれ、スバルたち反乱軍と激突しました。

オルバルトの片腕喪失

参・オルバルト・ダンクルケンは、Arc7でスバルたちと激戦を繰り広げた「悪辣翁」です。帝国最強の忍として隠形と奇策で反乱軍を翻弄しましたが、戦いの過程で嫉妬の魔女の影に巻き込まれ、片腕を失っています。それでもオルバルトは死なず、しぶとく生き延びました。彼の生命力の異常な高さは、後のArc8でさらに証明されることになります。

アラキアの暴走の伏線

弐・アラキアは「精霊喰らい」として圧倒的な力を見せますが、Arc7の時点では精霊を取り込むことのリスクが繰り返し示唆されます。彼女はかつてプリシラ(本名プリスカ・ベネディクト)に仕えた身であり、その忠義と力の暴走の危うさが、Arc8終盤の展開へと繋がっていきます。アラキアの戦いぶりの詳細はアラキア完全解説を参照してください。

ヨルナ・セシルスの参戦

漆・ヨルナ・ミシグレは魔都カオスフレームの女主人として登場し、Arc7では反乱軍側に立つ重要なキーパーソンとなります。「魂婚術」で愛する者を強化する彼女の力は、戦況を左右する要素でした。一方、壱・セシルス・セグムントもArc7で本格参戦し、「青き雷光」の名にふさわしい超高速戦闘で読者に強烈な印象を残します。両者ともArc7では命を落とすことなく、Arc8の大災編へと駒を進めました。ヨルナの人物像はヨルナ完全解説、セシルスはセシルス完全解説でまとめています。

Arc7全体の流れを章単位で追いたい方は、各話の展開を整理した解説記事も合わせて読むと、九神将がどの局面で動いたかが立体的に見えてきます。あらすじ総まとめから各章へ辿るのがおすすめです。

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Arc8「大災編」での生死|大半が生き残った理由

Arc8「情愛の帝都ルプガナ決戦編」、通称「大災編」は、九神将の生死が最も激しく試される章です。この章では魔女スフィンクスが引き起こす「大災」──帝国中の死者を屍人(アンデッド)として蘇らせ、聖なる神聖ヴォラキア帝国そのものを滅ぼそうとする未曾有の脅威──が物語の核心となります。九神将は帝都ルプガナを中心に多方面で死闘を繰り広げました。

生存確定組|セシルス・ゴズ・ヨルナ・オルバルト

壱・セシルスは、もともとArc7でオルバルトの秘術「白皇の術」によって幼児化させられており、さらにArc8では肆・チシャがその「白皇の術」をコピーして再びセシルスを幼児化させます(チシャが主君を守るためにセシルスへ協力を請うた末の措置でした)。一時は戦力外となりますが、幼い体のままでも持ち前の天才性を失わず、やがて幼児化を克服。九神将「壱」として決戦で本来の力を取り戻し、超高速戦闘で大災に立ち向かいました。Arc8終了時点で生存が確定しています。

伍・ゴズ・ラルフォンは、「獅子騎士」の統率力を活かし、帝都北西の砦・ガルクラ(ガークラ)での籠城戦を担いました。前線での派手な戦闘ではなく、屍人の大群を後方拠点で食い止め続ける防衛の要としての働きです。大災が終息した時点でゴズは健在であり、Arc9以降も帝国の九神将として活躍が期待される生存確定組です。ゴズの帝国における役割はゴズ・ラルフォン解説で掘り下げています。

漆・ヨルナ・ミシグレは、帝都の最終決戦でプリシラと共に戦い、暴走したアラキアと対峙しました。Arc8終幕の時点でヨルナの生存は確認されており、こちらも生存確定です。

参・オルバルトは、Arc7で片腕を失ったのに続き、Arc8の大災で残ったもう片方の腕まで失います。それでもこの老忍は死にませんでした。両腕を失ってなお生き延びるその執念深さは「悪辣翁」の面目躍如であり、最新章の時点でも生存が確認されています。文字通り、九神将屈指の「死なない男」と言えるでしょう。

未確定組|アラキア・マデリン・モグロ・グルービー

一方、Arc8終盤の状況が原作で明確に断定しきれないメンバーもいます。ここは推測で「死亡」と書かないことが重要です。

弐・アラキアは、Arc8の終盤、プリシラと帝国を救うために四大精霊の一柱「ムスペル」を取り込もうとします。しかし大精霊ムスペルはアラキアの器には大きすぎ、彼女は自我を失い暴走してしまいました。決着後の彼女の最終的な状態については原作で明言が乏しく、プリシラやヨルナと共にあると見られるものの、本稿では「未確定(生存と見られる)」と整理します。死亡が確定したという描写は確認できません。

玖・マデリン捌・モグロ・ハガネ陸・グルービー・ガムレットの三名についても、Arc8終了時点で明確な死亡描写は確認されていません。とりわけモグロは寡黙な「鋼人」で登場機会自体が限られており、最終状態についての言及が乏しいため、本稿では断定を避けます。グルービーは「呪具師」として呪いと医術に通じる人物ですが、こちらも明確な死亡描写は見当たりません。これらは「生存と見られる/明言が乏しい」とラベリングするのが誠実な整理です。

大災はどう終結したか──プリシラとスフィンクス

九神将の生死を語るうえで欠かせないのが、大災の終結のさせ方です。大災編のクライマックスでは、王選候補の一人プリシラ・バーリエルが、スフィンクスの術「不死王の秘蹟」によって屍人として復活し、その状態でスフィンクスを討ち倒して帝国を救うという凄絶な役割を担いました。しかしスフィンクスの死とともに術式が解け、プリシラの体は崩壊していきます。スバルは「死に戻り」で彼女を救おうとしますが、プリシラ自身がそれを拒み、自らの意思で散っていきました。

つまりArc8の最大の「死」は九神将ではなくプリシラのものであり、九神将側はチシャの自己犠牲を除けば、この大災を概ね生き延びたことになります。これは九神将が単なる消耗品の戦力ではなく、それぞれが物語の今後を担う存在として温存されたとも読めます。なお、プリシラとヴィンセント(プリスカの異母兄)の血縁関係も、この章の悲劇性を深める要素です。

九神将の生死を「章ごと」に時系列整理

ここまでの内容を、改めて時系列で俯瞰します。「いつ・どの章で・誰に何が起きたか」を一本の線でつなぐと、九神将の生死の流れが明確になります。

時系列 出来事 該当する神将
本編開始前 義兄マイルズの仇討ちの戦いで敗死 玖・バルロイ・テメグリフ(死亡)
本編開始前〜Arc7前 空席の玖をマデリンが繰り上げ就任 玖・マデリン・エッシャルト(就任)
Arc7 皇帝に成り代わり追放を実行(計略の布石) 肆・チシャ(離反を装う)
Arc7 嫉妬の魔女の影で片腕を喪失も生存 参・オルバルト
Arc8 チシャが白皇の術をコピーして再び幼児化→克服 壱・セシルス
Arc8 ガルクラ籠城戦を守り抜き健在 伍・ゴズ
Arc8 残る片腕も失うが生き延びる 参・オルバルト
Arc8(大災終盤) ムスペルを取り込もうとして暴走 弐・アラキア(最終状態は未確定)
Arc8(帝都決戦) 皇帝の姿のまま庇って焼死(予言成就) 肆・チシャ(死亡確定)
Arc8 終幕 プリシラがスフィンクスを討ち大災終結 九神将は概ね生存

この時系列で見ると、九神将の生死を分けたのは「役割」であったことがわかります。チシャは影武者という役割ゆえに死を引き受け、ゴズは防衛という役割ゆえに前線の死から遠ざかり、オルバルトは忍としての生命力で死を回避した。バルロイの死だけが本編より前の出来事であり、それが玖の交代という形で物語に影を落としています。リゼロの登場人物の相関を俯瞰したい場合はリゼロ相関図もあわせてご覧ください。

よくある誤解と注意点|「九神将 死亡」検索で出やすい混同

「九神将 死亡」「チシャ 死亡」「九神将 生き残った」といった検索でたどり着いた方が混同しやすいポイントを整理しておきます。

誤解1|「九神将は内乱で多数が死亡した」

大規模な内乱と大災を描いたArc7・Arc8の印象から「九神将は大量死した」と思われがちですが、実際に死亡が確定しているのは現役ではチシャのみです。バルロイは本編開始前の故人であり、内乱・大災での死ではありません。むしろ九神将の生存率は高く、「最強の称号は伊達ではない」という結論になります。

誤解2|「チシャはヴィンセントを裏切った悪役」

Arc7でチシャが皇帝を追放する場面だけを切り取ると裏切り者に見えますが、これは主君ヴィンセントを守るための計略でした。最終的にチシャは皇帝の身代わりとなって死を選んでおり、その忠義は揺らいでいません。「裏切り」は表向きの仮面に過ぎなかったというのが原作の真相です。

誤解3|「暴走したアラキアは死亡した」

アラキアがムスペルを取り込んで暴走したのは事実ですが、それが即「死亡」を意味するわけではありません。原作で彼女の死は明確に描かれておらず、生存していると見られます。暴走=死亡と早合点しないことが重要です。本稿が「未確定」とラベリングしているのは、こうした断定の危うさを避けるためです。

注意|Arc7以降は情報が流動的

Arc7・Arc8は比較的新しい章であり、固有名詞や細かな展開について情報が安定していない部分があります。本稿は原作準拠で慎重に整理していますが、原作で明言されていない事項については「未確定」と明示しています。最新の正確な情報は原作小説で確認することを強くおすすめします。生死の全体像をさらに俯瞰したい方は、九神将に限らず全キャラの死を整理した記事や、各神将の個別記事も参照してください。

まとめ|九神将の生死を一言で

本稿の結論を改めて整理します。

  • 死亡確定(現役):肆・チシャ・ゴールド。Arc8の帝都決戦で、皇帝ヴィンセントに化けたまま本物を庇って焼死。予言を形式的に成立させた究極の自己犠牲。
  • 死亡(本編開始前):前任の玖・バルロイ・テメグリフ。義兄マイルズの仇討ちの戦いで敗死。その死がマデリン繰り上げ就任の引き金に。
  • 生存確定:壱・セシルス、参・オルバルト、伍・ゴズ、漆・ヨルナ。大災を生き延び、Arc9以降への活躍が期待される。
  • 未確定(生存と見られる/明言が乏しい):弐・アラキア、陸・グルービー、捌・モグロ、玖・マデリン。明確な死亡描写は確認されていない。

一言でまとめれば、「九神将で確実に死んだのはチシャだけ。大災編でも最強集団はおおむね生き残った」──これが原作準拠の答えです。チシャの死が際立って語られるのは、それが九神将で唯一にして、最も美しい忠義の死だったからにほかなりません。九神将一人ひとりの能力・人物像をさらに深掘りしたい方は、九神将一覧の完全解説から各キャラの個別記事へ進んでみてください。

そして、ここまで読んでヴォラキア帝国編の映像で九神将の活躍を体感したくなった方は、アニメ版のチェックもおすすめです。原作の文章で味わった激戦が、動きと音で蘇ります。


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