九神将「捌」モグロ・ハガネは、神聖ヴォラキア帝国が誇る最強の九武将のひとり。二つ名「鋼人」の名が示す通り、全身を金属製の外皮で覆われた不思議な亜人である。Arc7(ヴォラキア帝国編・原作小説26〜29巻)では、五席ゴズ・ラルフォンの指揮下で六席グルービー・ガムレットと共にヴィンセント皇帝捜索任務に就き、王国三騎士との激突という重大局面に立ち会った。本記事では、帝国内乱という激動の舞台でのモグロの立場・行動・戦闘を原作に沿って徹底解説する。
モグロのキャラクター全体像(出自・能力・稀血の謎)については「リゼロ」モグロ・ハガネ完全解説も合わせてご覧ください。
モグロ・ハガネとは?九神将「鋼人」の正体
基本プロフィール
| 名前 | モグロ・ハガネ(Moguro Hagane) |
|---|---|
| 所属 | 神聖ヴォラキア帝国・九神将 |
| 序列 | 捌(第八位) |
| 二つ名 | 鋼人(はがねびと) |
| 種族 | 鋼人(亜人) |
| 体長 | 3m以上 |
| 外見 | 全身金属製外皮・関節に緑色魔石・金色の瞳 |
| 特殊血筋 | 稀血(まれち)の持ち主・大精霊ルスペルとの関係が示唆される |
| 能力 | 金属外皮の防御・復元能力・地中移動(剣術・魔法は習得していない) |
| Arc7での立場 | ヴィンセント支持側(ゴズ指揮下) |
| 登場巻 | Arc7(原作26〜29巻)・Arc8 |
外見と特殊な体質——3m超の金属巨人
モグロ・ハガネの最も際立った特徴は、その異様な外見だ。体長3m以上という帝国屈指の巨体を持ちながら、全身を金属製の外皮で覆われており、関節部分には緑色の魔石が埋め込まれている。この魔石は単なる装飾ではなく、モグロの体の構造に深く関わる重要な部位とされている。
瞳は金色で、その鋭い眼光は仲間の九神将からも畏敬の念を持って見られている。人間の兵士が正面から戦えば、その圧倒的な体格差だけでも戦意をくじかれるだろう。体が金属でできているという事実は、ただ「固い」というだけでなく、通常の生命体とは根本的に異なる生理的な特性を持つことを示している。たとえば体温や感情表現など、人間的な側面が薄いため、モグロは常に「種」としての異質さを周囲に感じさせる存在だ。
しかしモグロの真の恐ろしさは外見ではなく、その体に宿る種としての強さにある。見た目のインパクトに惑わされて正面から挑めば、どんな強者でも苦戦を強いられる。
剣術も魔法も不要——種の強さで九神将に
九神将の中でも特異な点として、モグロは剣術も魔法も一切習得していない。他の九神将がそれぞれ固有の武芸や呪術・魔法を磨いてきたのとは対照的だ。たとえば壱セシルスは剣技と速さ、陸グルービーは呪具と格闘、漆ヨルナは魂婚術という独自の術を持つ。しかしモグロはただ「鋼人」という種が持つ生まれながらの強さだけで、帝国最高の武将の地位に就いている。
その強さの根幹をなすのが、金属製外皮による超高防御力と、ダメージを受けても急速に回復する復元能力だ。通常の攻撃では傷一つつけられず、刃も魔法の炎も弾き返す。さらに地中を自由に移動できるという特殊能力を持ち、地面に潜って奇襲をかけることも可能だ。これだけの能力があれば、剣も魔法も必要ないというわけだ。
ヴォラキア帝国は「強くなければ生き残れない」という弱肉強食の論理が支配する国家だ。その帝国で最高の武将として認められたモグロの「種の強さ」は、人間が何十年もかけて磨く技術を凌駕する圧倒的なものといえる。帝国が選定する九神将の基準が、純粋な「強さ」と「帝国への貢献」であることを、モグロの存在が証明している。
九神将の同僚たちとの関係については「リゼロ」ゴズ・ラルフォン完全解説や「リゼロ」グルービー・ガムレット完全解説も参照されたい。
稀血(まれち)と大精霊ルスペルの謎
モグロには、もうひとつ謎めいた側面がある。それが「稀血(まれち)」の持ち主であるという点だ。稀血とはリゼロ世界において非常に希少な血筋で、大精霊を引き寄せたり、強力な魔法生物を魅了する力を持つとされる。
モグロの場合、四大精霊のひとつ「大精霊ルスペル」を虜にしている可能性が高いと作中で示唆されている。ルスペルは四大精霊の中でも地属性に関わる存在とされており、モグロの地中移動という特殊能力との親和性を考えれば、その関係は偶然ではないと推測できる。同じく稀血の持ち主として知られるフレデリカ・バウマンとの比較でも、モグロの稀血は興味深い考察材料となっている。
フレデリカは亜人として獣人の特性を持ち、彼女の稀血は特定の魔獣や精霊を引き寄せる。モグロの場合は鋼人という全く異なる種族だが、稀血という共通点を持つ。このことは、稀血が特定の「種」に限定されない、より広範な血筋の概念であることを示唆している。ただし、モグロとルスペルの詳細な関係は原作でも明確に描かれていないため、確定的な結論は原作の続刊を待つ必要がある。
Arc7(ヴォラキア帝国編)でのモグロの立場——ヴィンセント支持側
帝国内乱の構図——九神将の分裂
Arc7の根幹をなす「帝国内乱」は、宰相ベルステツ・フォンダルフォンと四席の九神将チシャ・ゴールドが主導したクーデターから始まる。チシャは皇帝ヴィンセントの死が引き金となる災厄(後の「大災害」)を知り、それを防ごうとした動機があった。しかし皇帝ヴィンセントもまた自分なりの謀略でこの状況を乗り切ろうとしており、帝国は正統皇帝派と反皇帝派(クーデター派)に分断されていく。
九神将は一枚岩ではなく、この内乱で各自の立場が分かれた。大まかな分類としては:
- ヴィンセント支持側(正統皇帝派):ゴズ・ラルフォン、グルービー・ガムレット、モグロ・ハガネ、マデリン・エッシャルト(状況により変動)
- クーデター側(反皇帝派):チシャ・ゴールド(主導者)、ベルステツ宰相(九神将外)
- 独自路線・実質中立:セシルス・セグマンド(独自行動)、オルバルト・ダンクルーケン(独自行動)、ヨルナ・ミシルギ(妖都カオスフレーム守護)
モグロは明確にヴィンセント支持側として機能した。過去に「クーデター側」という記述が一部で混在していたが、複数の一次ソース(rezero.fandom.com・原作レビューサイト)を確認した結果、モグロがゴズ指揮下でグルービーと共に皇帝捜索に当たったことが明確になっている。
ヨルナのArc7での立場については「リゼロ」ヨルナArc7活躍解説を参照。ゴズのArc7での役割は「リゼロ」ゴズArc7活躍解説で詳しく解説している。
ヴィンセントの謀略とモグロへの情報開示
ヴィンセントは極めて計算高い皇帝であり、自身の謀略を仲間の九神将にも段階的にしか明かさなかった。作中で示された情報開示度は以下の通りだ:
| 人物 | 謀略の開示度 | 備考 |
|---|---|---|
| 故バルロイ・テメグリフ(元九神将) | 100% | すべてを知っていた唯一の人物 |
| チシャ・ゴールド | 50% | クーデターを起こした側だが半分しか知らなかった |
| グルービー・ガムレット | 20% | モグロと同レベル・嗅覚で皇帝追跡 |
| モグロ・ハガネ | 20% | 戦闘要員として謀略の一端を担う |
| ゴズ・ラルフォン | 10% | 指揮官ながら全体像を知らない |
| セシルス・セグマンド | 0% | 壱席でありながら蚊帳の外 |
興味深いのは、最も強いとされる壱セシルスが謀略の0%しか知らされていない点だ。ヴィンセントはセシルスを信頼しながらも、その予測不能な行動特性ゆえに情報を与えなかったと考えられる。一方でモグロとグルービーがそれぞれ20%を知らされているのは、二人が協力して動く任務があり、謀略の特定フェーズを担当する役割を与えられていたからだろう。
この情報は、後のラインハルトとの戦闘がなぜ「本気ではなかった」のかを理解する上で重要な鍵となる。謀略の20%を知るモグロは、ヴィンセントの計画の中での自分の役割を理解しており、それゆえ全力での戦闘よりも「計画通りの行動」を選択する場面があった。
皇帝捜索任務——ゴズ・グルービーとの共同行動
ゴズ指揮下での行動開始——三者の役割分担
Arc7の中盤、水晶宮(帝都ルプガナの中枢)からヴィンセントがラインハルトたち王国三騎士によって連れ去られる事態が発生する。この時、水晶宮では五席ゴズ・ラルフォンが実質的な指揮権を持っており、六席グルービー・ガムレットと八席モグロ・ハガネに皇帝捜索・奪還の任務が下された。
三人の役割分担はそれぞれの能力に適合したものだった:
- ゴズ・ラルフォン:指揮・統率。「獅子騎士」の二つ名を持つ圧倒的な戦闘力と帝国への忠誠心で任務全体をリードする。ゴズは九神将の中でも特に帝国の正統性を重んじる将であり、ヴィンセント支持という立場に最も積極的だった
- グルービー・ガムレット:追跡役。ハイエナ人としての超高感度嗅覚は帝国の端から端まで追跡可能とされており、ヴィンセントの居場所を特定する上で不可欠な存在
- モグロ・ハガネ:戦闘要員・突破力。不死に近い防御力で前線に立ち、敵を足止め・排除する。地中移動による奇襲も戦術の一つ
この三者の組み合わせは、追跡(グルービー)・戦闘(モグロ)・指揮(ゴズ)という機能的な編成だ。ヴィンセントがグルービーとモグロに20%の情報を与え、ゴズに10%しか与えなかったのは、二人を実質的な行動隊として位置づけていたことを示している。
グルービーのArc7での詳細な行動については「リゼロ」グルービーArc7活躍解説で詳しく取り上げている。
王国三騎士との遭遇——ラインハルト・ユリウス・フェリス
グルービーの嗅覚がヴィンセントを捉えると、捜索チームは必然的に彼を護衛していたルグニカ王国の三騎士と対峙することになった。この「帝国九神将 vs 王国三騎士」という構図は、Arc7における異国間の緊張を象徴する場面だ。
王国三騎士の内訳は:
- ラインハルト・ヴァン・アストレア:「剣聖」の称号を持つルグニカ最強にして世界屈指の実力者。生まれながらに無数の加護を持ち、後天的に全ての加護を所持できるという規格外の存在。九神将の誰と戦っても圧倒できるとされる
- ユリウス・ユークリウス:王国騎士団の中で「最高の騎士」と称される。精霊魔法と剣技を組み合わせた戦闘スタイルで、九神将クラスとも互角に近い戦いができる
- フェリス・アーガイル:水魔法の天才・治癒師。直接的な戦闘力よりも支援・回復面での能力が突出しており、チームとしての持続力を大幅に高める
この三人と、グルービー・モグロの二人が対峙した。帝国側には九神将二名という強力な布陣だったが、ラインハルトという次元の違う存在の前では、その差がいかに大きいかが露わになった。
本気でなかった戦闘——謀略の中の「演技」
グルービーとモグロはヴィンセントから謀略の20%を知らされており、この戦闘がヴィンセントの計画の一部であることを理解していた。つまり、ラインハルトたちとの戦闘は純粋な「敵の排除」ではなく、ヴィンセントの大きな絵の中で意味を持つ「演技」の側面を持っていたのだ。
結果として、グルービーとモグロはラインハルトを相手にボロボロにされてしまったとされている。剣聖ラインハルトの実力は九神将をも圧倒し、二人が「本気でなかった」という理由がなくとも、この戦闘の結果は変わらなかった可能性が高い。しかしヴィンセントの謀略という大きな文脈の中では、この「敗北」もまた計算された結果のひとつだ。
モグロにとってこの戦闘は「倒すべき敵」との戦いではなく、ヴィンセントの計画を完遂するためのパフォーマンスに近いものだった。それがわかると、モグロというキャラクターへの見方が変わる。単純に強さを誇示する「番人」ではなく、皇帝の意志を理解した上で動く「忠実な将」としての側面が浮かび上がるのだ。
この戦闘はArc7における王国と帝国の関係性を描く重要な場面であり、後のヴィンセントの謀略全体の伏線ともなっている。単純な力の優劣だけで語れない複雑さが、リゼロのArc7の面白さのひとつだ。
チシャ死後——モグロのArc7後半の行動
チシャ死亡と水晶宮での邂逅
Arc7の終盤、チシャ・ゴールドと正統皇帝ヴィンセントの決戦が水晶宮で行われる。この戦いでチシャは謎の光によって致命傷を負い、最終的にヴィンセントを庇う形で命を落とす。九神将内でのクーデター側の実質的なリーダーを失ったことで、帝国内乱は収束に向かい始める。
チシャ死亡後、モグロは水晶宮に現れ、ヴィンセントとの合流を果たした。ここでモグロはヴィンセントの命令に従い、次なる役割を担うことになる。これはモグロがArc7を通じて一貫してヴィンセント支持側であり続けたことを示す、重要な場面だ。
バルロイ・テメグリフとの戦闘——不死の元九神将を迎え撃つ
Arc7終盤において、死亡したはずのバルロイ・テメグリフ(元九神将)が不死の亜人として復活し、竜に乗って帝都上空を飛び回るという異常事態が発生した。この不死者問題はArc7の締めくくりにおける大きな混乱要因となった。
ヴィンセントはモグロにバルロイと、マデリンの飛竜メゾレイアを足止めする任務を命じた。ここでモグロは自らの巨体と防御力を活かし、バルロイとの直接対決に臨んだ。バルロイはかつては九神将の一員だった人物であり、その実力は確かなものがある。しかし不死の状態とはいえ、モグロの防御力を突破することは困難だった。
モグロはバルロイとの戦闘で善戦し、勝利に近い状況まで追い込んだとされている。金属外皮の防御はゾンビ化したバルロイ相手でも有効に機能し、モグロの戦闘力の高さを示した場面だ。この戦闘はArc7からArc8へと繋がる重要な伏線でもあり、バルロイとモグロの関係はArc8でさらに展開されることになる。
Arc8でのモグロの詳細については「リゼロ」モグロArc8活躍解説を参照していただきたい。
モグロの戦闘力と能力の詳細
金属外皮がもたらす圧倒的防御力
モグロの戦闘力の核心は、その金属製外皮が生み出す防御力にある。通常の刃物はおろか、一般的な魔法攻撃も弾き返す硬度を持ち、並の武将が正面から戦っても傷一つつけられない。九神将という帝国最強の序列に「捌」として名を連ねているのは、この防御力があってこそだ。
さらに特筆すべきは、仮に攻撃を受けてダメージを負ったとしても、急速に回復する復元能力を持つ点だ。倒しても倒しても立ち上がってくるという、文字通りの消耗戦における最強の存在といえる。この復元能力は、Arc8でバルロイが「魔核(コア)」を利用する場面にも関わってくる重要な設定だ。
関節部の緑色魔石は、この復元能力のエネルギー源や媒介として機能している可能性がある。鋼人という種としての特性と、魔石の存在が組み合わさってモグロの独自の体を形成していると解釈できる。通常攻撃は一切受け付けず、通ったとしてもすぐに復活が可能という特殊な体の持ち主——これが「鋼人」という二つ名の由来でもある。
地中移動という隠れた特殊能力
モグロのもう一つの重要な能力が、地中を自由に移動できるというものだ。3m超の巨体を持ちながら地面に潜り込み、地中を通って移動できるというこの能力は、単純な防御要員に留まらない多面的な戦い方を可能にする。
地中移動による奇襲は、相手が地上での戦闘に意識を集中している状況で特に有効だ。巨大な体が突然地面から出現するというシチュエーションは、心理的なプレッシャーも大きい。また防衛・撤退時にも地中経路を使うことで、地上での追撃を回避できるという戦術的利点がある。
この地中移動能力は稀血によるルスペルとの関係とも無関係ではない可能性がある。リゼロ世界では稀血の持ち主が精霊と特殊な関係を持つ事例が複数存在するため、今後の原作でより詳細な説明がなされることを期待したい。少なくとも、モグロの「地に潜る」という能力と地属性の大精霊ルスペルとの相関は、偶然とは考えにくい。
九神将序列の中でのポジション——捌の意味
九神将の序列は単純な強さの順番ではなく、各自の能力・役割・帝国への貢献度などが総合的に評価された上での序列だ。参考までに九神将の全序列を確認しておこう:
- 壱:セシルス・セグマンド(「青き雷光」・世界最強クラスの剣士)
- 弍:アラキア(「嵐の乙女」・神の子)
- 参:オルバルト・ダンクルーケン(「老将」・縮地の使い手)
- 肆:チシャ・ゴールド(「不変の金」・Arc7でクーデター主導)
- 伍:ゴズ・ラルフォン(「獅子騎士」・帝国に最も忠実)
- 陸:グルービー・ガムレット(「呪具師」・ハイエナ人)
- 漆:ヨルナ・ミシルギ(「極彩色」・カオスフレーム主)
- 捌:モグロ・ハガネ(「鋼人」・金属外皮の巨人)
- 玖:マデリン・エッシャルト(「飛竜将」・龍騎士)
モグロが捌(第八位)という序列なのは、戦闘力そのものが劣るからではなく、剣術・魔法という帝国が重視する武の要素を持たないことが影響している面もある。純粋な耐久力・生存性という観点では、九神将の中でもトップクラスと評価できるだろう。どんな戦いでも「生き残る」ことができるモグロの価値は、長期戦や消耗戦において際立つ。
九神将全体の序列と役割については「リゼロ」九神将一覧完全解説で詳しく解説している。また、同じArc7で活躍したヨルナについては「リゼロ」ヨルナ・ミシルギ完全解説を参照。
Arc7の結末とモグロのその後
内乱終結とモグロの立場確定
Arc7はチシャ死亡とバルロイたちの不死者問題が収束することで、帝国内乱に一応の終止符が打たれる。ヴィンセントは正統皇帝としての地位を回復し、九神将の再編が始まる。モグロはヴィンセント支持側として一貫して行動し続けたため、内乱後も九神将としての地位を維持する。
Arc7終結時点でのモグロは、バルロイとの戦闘で消耗しつつも生存しており、帝国の戦力として機能し続けている。この「生き残り」という事実が、Arc8での重要な展開への布石となっている。九神将の多くがArc7の内乱で傷つく中、モグロの復元能力はその消耗を最小限に抑える大きな強みとなった。
Arc8への繋がり——バルロイとの因縁が生む悲劇
Arc7でのバルロイとの戦闘は、Arc8での壮絶なエピソードへと繋がる。Arc8では「スフィンクス」の術によってゾンビ化したバルロイとの関係が核心的なテーマとなり、モグロの体内の「魔核」がバルロイの最後の選択に深く関わることになる。
Arc7でモグロがバルロイと対峙し、その存在を直接体験したことは、Arc8での展開における感情的な重みを生む。Arc8での物語はモグロとバルロイ双方にとって試練の展開となるが、それを読む際にArc7のこの戦闘を知っているかどうかで、その重みは大きく変わる。
Arc8でのモグロとバルロイの物語については「リゼロ」モグロArc8活躍解説で詳しく解説している。
まとめ——Arc7モグロが体現したもの
Arc7(ヴォラキア帝国編)でのモグロ・ハガネをまとめると:
- 立場はヴィンセント支持側(確定)——ゴズ指揮下でグルービーと共に皇帝捜索任務に就いた。クーデター派との混同情報は誤りで、複数の一次ソースで支持側と確認できる
- ヴィンセントの謀略を20%知らされていた——グルービーと同レベルの情報開示を受けており、ラインハルトとの戦闘が完全な「本気」でなかった背景となっている
- 王国三騎士との激突——グルービーと共にラインハルト・ユリウス・フェリスと対峙し、剣聖の圧倒的な力の前にボロボロにされた。しかしこれは謀略の一環
- チシャ死後もヴィンセントに従い行動——水晶宮でヴィンセントと合流し、バルロイとの戦闘で善戦
- Arc8への橋渡し——バルロイとの因縁がArc8の核心的エピソードへと繋がる
モグロというキャラクターは、台詞が少なく「寡黙な巨人」として描かれることが多い。しかしその存在感はArc7の帝国内乱という壮大なドラマの中で確かな重みを持っており、単なる「強い武将」以上の物語的意義を担っている。ヴィンセントの謀略という大局の中で忠実に動きながら、バルロイという特殊な因縁と向き合う——この複雑さこそが、モグロをArc7の名脇役たらしめている所以だ。
Arc8での展開と合わせて読むと、Arc7でのモグロの行動がより深い意味を持って見えてくる。リゼロ原作小説でこの物語を追いたい方はぜひ26〜29巻を手に取っていただきたい。
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