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Re:ゼロから始める異世界生活のネタバレ【小説・アニメ・漫画】

「リゼロ」ルグニカ王国の騎士団とは?近衛騎士団の役割・序列・所属騎士を完全解説

「リゼロ」の物語を支える土台のひとつが、ルグニカ王国の騎士団という国家機構である。ラインハルトやユリウス、フェリスといった個性的な騎士たちは、それぞれが一個人として語られることが多いが、彼らは皆ひとつの巨大な組織――王国騎士団のなかに位置づけられている。なかでも彼らが籍を置くのが、王国騎士団の頂点に立つ近衛騎士団だ。

結論を先に述べておく。ルグニカ王国の騎士団はおおまかに5種類に分かれており、そのうち近衛騎士団が最精鋭の最上位部隊である。任務の本義は国王・王族の警護だが、国家の大事には決まって近衛が動く。そして現団長マーコス・ギルダークが組織を立て直して以降、近衛は家柄よりも実力主義の色を強め、王国でもっとも精強な集団へと変貌した。その筆頭がアナスタシア陣営の「最優の騎士」ユリウスであり、頂点に君臨するのが史上最強の剣聖ラインハルトである。

この記事では、個々の騎士ではなく「騎士団」という組織そのものを主語に据え、5つの騎士団の構造・序列・歴史、そして近衛騎士団に所属する精鋭たちを一枚の組織図として描き出す。バラバラに語られがちな騎士たちが、いかにひとつの機構として噛み合っているのかを掴んでほしい。


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目次
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この記事でわかること

  • ルグニカ王国の騎士団が「5種類」に分かれている理由とその全体像
  • 近衛騎士団が最精鋭とされる根拠と、主任務である王族警護の意味
  • 団長マーコス・ギルダーク就任で進んだ「実力主義化」という転換点
  • 近衛騎士団に所属する主要メンバー(ラインハルト・ユリウス・フェリス・ハインケルら)の序列と役割
  • 前団長ヴィルヘルム時代から現代に至るまでの近衛騎士団の歴史
  • 「最優の騎士」ユリウスと「剣聖」ラインハルトが象徴する近衛の二つの頂点

ルグニカ王国の騎士団とは|国家を守る武力の中核

ルグニカ王国――正式名称ルグニカ神聖王国は、神龍ボルカニカとの「竜の盟約」によって護られた親竜王国である。この国の統治体制を理解するには、王・王族・賢人会といった政治機構と並んで、国家の武力を担う王国騎士団の存在を押さえておく必要がある。王国の地理や政治の全体像はルグニカ王国の政治体制・王選の仕組みの解説記事ルグニカ王国そのものを掘り下げた記事でも触れているが、ここでは「騎士団」という武力組織に焦点を当てる。

物語開始時点のルグニカは、王族が謎の病で全滅し、王が不在という非常事態のただ中にある。龍との盟約を継ぐ次代の王を選ぶ王選が進行しているが、王不在の国を実務面で守り続けているのが、賢人会の統治と、そして王国騎士団の武力なのだ。騎士団は単なる戦闘集団ではなく、王都の治安維持、要人警護、対魔獣・対外戦における国家防衛までを担う、ルグニカという国家そのものの背骨である。

騎士団は「5種類」に編成されている

ルグニカ王国の騎士団は、役割と格式に応じておおむね5種類の部隊に分かれている。最上位に位置するのが近衛騎士団であり、その下に複数の正規部隊(しばしば第一軍〜第四軍の形で語られる)が連なる、という階層構造だ。所属はマントの色など、外見上の標章によって区別されると描かれており、ファンの間ではおおむね次のように整理されることが多い。

騎士団(区分) 格式・序列 主な役割
近衛騎士団 最上位(最精鋭) 国王・王族の警護、国家の大事への出動
第一軍(正規部隊) 上位 王都防衛・大規模作戦の中核
第二軍(正規部隊) 中上位 正規戦力としての各種任務
第三軍(正規部隊) 中位 正規戦力としての各種任務
第四軍(正規部隊) 下位 後方・補助を含む各種任務

ただし、ここで一点ことわっておきたい。第一軍〜第四軍の正式な名称や、各部隊に割り当てられたマントの色といった細部は、原作本文で網羅的・公式に列挙されているわけではない。「5種類の騎士団があり、近衛が最上位である」という骨格と、近衛騎士団の内実については原作・派生作品で繰り返し語られているが、下位部隊の厳密な編成については、二次資料やファンの整理に基づく部分が含まれる。本記事でも、確実に語れる近衛騎士団を中心に据え、下位部隊については「このように整理されることが多い」というレベルで扱うことにする。

序列は「座席」にまで表れる

騎士団の序列は、ただの建前ではなく日常の細部に染み込んでいる。たとえば騎士たちが食事をとる食堂では、入り口に近い席ほど位階が低く、奥の席ほど位階が高いとされる。入り口近くに第四軍の騎士が座り、奥へ行くほど上位部隊、そしてもっとも奥に近衛騎士団が位置する――という具合だ。こうした序列の可視化は、ルグニカの騎士団が単なる烏合の衆ではなく、厳格な階層をもった軍事組織であることを物語っている。

近衛騎士団とは|王国騎士団の頂点に立つ最精鋭

5つの騎士団の頂点に立つのが近衛騎士団である。読みは「このえきしだん」。騎士のなかでも精鋭中の精鋭だけが籍を置くことを許される、王国最上の部隊だ。最優の騎士ユリウスや、剣聖ラインハルトといった、物語を代表する強者たちはいずれもこの近衛に所属している。

主任務は王族警護|だが「国の大事」には必ず動く

近衛騎士団の任務の本義は、文字どおり国王・王族の身辺警護である。王の傍近くに侍り、その身命を守ることが本来の役目だ。しかし物語開始時点のルグニカには守るべき王がいない。王族が全滅したこの国で、近衛は警護対象を失った宙づりの状態にある――と思いきや、近衛は別の重要な機能を果たし続けている。

それは、「国家の大事には近衛が動く」という運用だ。王都での重大事件、国を揺るがす脅威の出現、王選候補者たちが関わる公的な局面など、ルグニカという国家の根幹に関わる事態には、決まって近衛騎士団が投入される。たとえば王選候補者の一人が魔獣や魔女教の脅威に晒されたとき、あるいは王都の治安が根底から脅かされたとき――そこに駆けつけるのは近衛の精鋭たちである。近衛は「王個人の盾」であると同時に、「国家そのものの盾」でもあるのだ。

近衛が「最強の部隊」である理由

近衛騎士団が他の部隊を圧して最強とされるのは、単に格式が高いからではない。純粋に、所属する騎士一人ひとりの実力が突出しているからである。後述するように、現団長マーコスのもとで近衛は家柄ではなく実力で人を選ぶ部隊へと変わった。その結果、現代ルグニカ最強の剣士である剣聖ラインハルト、6属性の精霊を操る最優の騎士ユリウス、王国随一の治癒術師フェリスといった、それぞれの分野で頂点級の才能が一堂に会する集団となっている。リゼロのキャラクター強さランキングでも上位を占める面々が、この近衛騎士団に集中しているのだ。

団長マーコス・ギルダークと「実力主義化」という転換

近衛騎士団を語るうえで避けて通れないのが、現団長マーコス・ギルダークの存在だ。物語開始時点で近衛騎士団を率いるのが彼であり、近衛が「王国でもっとも精強な部隊」となった背景には、このマーコスの手腕がある。

家柄重視から実力主義へ

かつてのルグニカ騎士団は、貴族の家柄や血筋がものを言う世界だった。しかしマーコスが団長に就任して以降、近衛騎士団は実力主義の色合いを強く帯びるようになったとされる。出自や家格ではなく、騎士としての純然たる力量で評価される――この方針転換こそが、近衛を王国最強の部隊へと押し上げた原動力である。平民出身であろうと、卓越した実力さえあれば近衛に名を連ねうる。この開かれた実力主義のもとでこそ、剣聖ラインハルトのような規格外の才能も、ユリウスのような研鑽の人も、正当に頂点へと至ることができたのだ。

マーコスの実力は「王国第二位」

団長マーコス自身も、決して名目だけの長ではない。その剣の実力は剣聖ラインハルトに次ぐ王国第二位と評されるほどの腕前である。組織を統率する政治力と、最前線に立てる武力を兼ね備えた人物だからこそ、彼は近衛を立て直し、率いることができた。なお、マーコスにはスラム街の貧者と共生を図る「同胞団」を率いた過去や、辺境伯ロズワールとの複雑な関係といった裏の顔も存在する。組織の長としての顔と、一人の男としての顔――この二面性についてはマーコス・ギルダークの個別解説記事で詳しく掘り下げている。

近衛騎士団の組織図|所属する精鋭たち

では、近衛騎士団には具体的にどのような騎士が籍を置いているのか。団長マーコスを頂点に、副団長、そして各王選候補に仕える騎士たちまで、主要メンバーを一覧にまとめる。彼ら個人については個別記事が充実しているが、ここで初めて「同じ近衛という組織の仲間」として横並びに見てほしい。

騎士 近衛での立場 異名・特徴
マーコス・ギルダーク 団長 王国第二位の実力者。実力主義の立役者
ハインケル・アストレア 副団長 アストレア家現当主。ラインハルトの父
ラインハルト・ヴァン・アストレア 所属騎士(フェルト陣営) 「剣聖」。現代最強の剣士
ユリウス・ユークリウス 所属騎士(アナスタシア陣営) 「最優の騎士」。事実上のNo.2
フェリックス・アーガイル(フェリス) 所属騎士(クルシュ陣営) 王国の「青」。随一の治癒術師

団長と副団長|マーコスとハインケル・アストレア

組織の頂点に立つのが団長マーコスであることはすでに述べた。その補佐役である副団長を務めるのが、ハインケル・アストレアだ。彼は名門アストレア家の現当主であり、初代「剣聖」レイド・アストレアの血を引く家系の人間である。そして何より、現代の剣聖ラインハルト実の父親でもある。

ハインケル自身もかつて剣聖の座に強く憧れたが、ついに「剣聖の加護」を授かることはできなかった。息子ラインハルトが規格外の加護を得て頂点へ駆け上がっていくのを間近で見たことが、彼の屈折した人生に暗い影を落としている。組織の序列の上では副団長として息子の上に立ちながら、剣士としては遠く及ばない――この捻れた親子関係は、近衛騎士団という組織のなかに刻まれたもうひとつのドラマである。アストレア家の血脈と悲劇については剣鬼ヴィルヘルムの完全解説記事とあわせて読むと、その重みがより立体的に見えてくる。

頂点に君臨する剣聖ラインハルト

近衛騎士団――いや、ルグニカ王国そのものの武力の頂点に立つのが、「剣聖」ラインハルト・ヴァン・アストレアである。彼はアストレア家に代々受け継がれてきた剣聖の加護を継承した現代最強の剣士であり、その加護の数はArc9時点での観測で「少なくとも251個」という途方もない数に上る。剣聖の加護を持つ者だけが至上の「龍剣レイド」を抜くことができるとされ、彼はまさに人類最強の存在だ。

近衛における立場としては、ラインハルトは王選候補フェルトの守護騎士を務めている。組織の序列で言えば団長・副団長の下に位置する一所属騎士だが、純粋な戦闘力という一点においては、団長マーコスをも凌ぐ王国最強である。「役職の序列」と「個の武力」が必ずしも一致しないところに、近衛という組織の面白さがある。

「最優の騎士」ユリウス・ユークリウス

ラインハルトが「圧倒的な個の武力の象徴」だとすれば、近衛騎士団が掲げるもうひとつの理想を体現するのがユリウス・ユークリウスである。彼に与えられた称号は「最優の騎士」。これは単に強いというだけでなく、剣技・魔法・人格・立ち居振る舞いのすべてにおいて「騎士たるもののあるべき姿」を最も高い水準で満たしている、という意味の尊称だ。

ユリウスは6つの属性すべての準精霊と契約する精霊騎士であり、剣と精霊魔法を融合させた戦い方を得意とする。王選候補アナスタシア・ホーシンに仕える騎士でもある。近衛のなかでの位置づけは興味深い。純粋な戦闘力ではラインハルト、団長マーコスに次ぐ三番手とされる一方で、総合的な評価――騎士としての品格や統率力まで含めた「優秀さ」では、近衛騎士団の事実上のナンバー2として扱われる。「強さの序列」と「最優という評価」がねじれて重なるところに、ユリウスという騎士の本質がある。彼の人物像や、暴食の権能で名前を喰われる悲劇についてはユリウスの個別解説記事に詳しい。

王国の「青」フェリス(フェリックス・アーガイル)

近衛騎士団の精鋭は、剣士だけではない。フェリックス・アーガイル――通称フェリスは、剣の腕こそ乏しいものの、ルグニカ王国随一の治癒術師として近衛に名を連ねる異色の存在だ。その卓越した水魔法と治癒の才ゆえに、彼は王国の「青」と称される。これは王国を代表する術者に贈られる栄誉ある呼び名であり、攻撃ではなく「人を救う力」によって最精鋭の座を勝ち取った点で、近衛の実力主義の懐の深さを象徴している。

フェリスは王選候補クルシュ・カルステンに深い忠誠を捧げる騎士でもある。猫耳と少女のような外見を持ちながら歴とした男性であるという特異なキャラクター性とあわせ、彼についてはフェリックス・アーガイルの完全解説記事で多面的に紹介している。剣を持たぬ者が最精鋭の騎士団に在籍するという事実こそ、近衛が「家柄でも剣の腕一辺倒でもなく、真の実力を評価する」組織であることの何よりの証だ。

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近衛騎士団の歴史|ヴィルヘルム時代から現代まで

現在の実力主義の近衛騎士団は、最初からこの形だったわけではない。ここに至るまでには、栄光と崩壊、そして再建の歴史があった。近衛騎士団の現在を理解するには、その来歴を辿る必要がある。

前団長ヴィルヘルムの時代と近衛の崩壊

現団長マーコスより前、近衛騎士団を率いていたのがヴィルヘルム・ヴァン・アストレア――のちに「剣鬼」と呼ばれる男である。ただし注意したいのは、ヴィルヘルムは王国北方の辺境貴族トリアス家の三男という出自であり(旧名ヴィルヘルム・トリアス)、剣聖の加護を持たない人物だという点だ。彼が「ヴァン・アストレア」の名を冠するのは、先代剣聖テレシアに勝利したうえでその夫(婿)となったためであり、加護による剣聖ではなく、あくまで人としての修練によって剣の頂きに迫った剣士である。この点は、加護を持つ孫ラインハルトとは決定的に異なる。

ヴィルヘルムが団長を務めた時代、近衛騎士団はある事件をきっかけに大きく揺らぐことになる。王族に関わる誘拐事件とその捜索・討伐作戦が失敗に終わったことで、近衛騎士団はその機能を大きく損ない、一時は組織として崩壊寸前にまで追い込まれたとされる。ヴィルヘルム自身もこの時期に近衛を退いている。栄光ある最精鋭部隊が、ひとつの事件で瓦解の瀬戸際に立たされたのだ。剣鬼ヴィルヘルムの数奇な生涯についてはヴィルヘルムの完全解説記事で詳述している。

マーコスによる再建|実力主義の近衛の誕生

崩壊しかけた近衛騎士団を立て直したのが、現団長マーコス・ギルダークである。もし彼の再建の尽力がなければ、近衛騎士団は完全にその機能を失っていただろう、とまで言われる。マーコスは家柄偏重の旧来の体質を退け、実力本位で騎士を選び抜く新しい近衛を一から作り上げた。その結果として誕生したのが、剣聖ラインハルト、最優の騎士ユリウス、青のフェリスといった頂点級の才能が集う、現在の「王国最強の部隊」なのである。

つまり今日の近衛騎士団の強さは、「ヴィルヘルム時代の崩壊」という痛みを経て、マーコスが実力主義という新たな理念のもとに再建した」という歴史の産物だ。組織の盛衰そのものが、ルグニカという国家の波乱を映す鏡になっている。

騎士団と王選|なぜ各候補に「守護騎士」がいるのか

近衛騎士団の面々を見ていくと、ある特徴に気づく。ラインハルトはフェルトの、ユリウスはアナスタシアの、フェリスはクルシュの――というように、それぞれが特定の王選候補に仕える「守護騎士」でもあるのだ。これは、ルグニカが王不在の王選のただ中にあるという特殊な状況と深く結びついている。

王選候補は次代の国王たりうる存在であり、その身を守る騎士が必要だ。そして候補の傍に付く守護騎士は、その候補の「格」を示す看板にもなる。最強の剣聖ラインハルトを擁する陣営、最優の騎士ユリウスを擁する陣営――騎士の質が、そのまま候補者の評価に直結する。近衛騎士団という最精鋭集団のメンバーが各候補に分散して仕えている構図は、王選という国家的イベントの緊張感を、騎士団のレベルでも反映しているのである。

王選候補 守護騎士(近衛所属) 騎士の特色
フェルト ラインハルト 剣聖。王国最強
アナスタシア・ホーシン ユリウス 最優の騎士・精霊騎士
クルシュ・カルステン フェリス 王国の「青」・治癒術師
エミリア (自然騎士スバルら) ※近衛の正規騎士ではない

なお補足すると、王選候補エミリアに付き従う主人公ナツキ・スバルは、正規の手続きを経た近衛騎士ではない。彼が「騎士」を名乗る経緯は物語上重要な意味を持つが、ここで扱う「王国騎士団の組織」とは別の文脈にある点に留意したい。物語全体の人物相関はリゼロの相関図で俯瞰できる。

近衛騎士団が活躍した主要な場面

近衛騎士団は、物語の節目で幾度となく国家の盾として動いてきた。組織としての近衛が真価を発揮した代表的な局面を振り返っておこう。

白鯨討伐戦|国家規模の魔獣討伐

三大魔獣のひとつ「白鯨」の討伐戦は、まさに「国の大事に近衛が動く」典型例だ。クルシュ陣営を中心に編成された討伐隊には、剣鬼ヴィルヘルムをはじめとする手練れが集結し、長年王国を脅かしてきた巨大魔獣に挑んだ。個人の武勇だけでなく、組織だった連携によって国家的脅威を打ち倒すという、騎士団本来の役割が発揮された戦いである。

魔女教との戦い|国家を揺るがす脅威への対処

大罪司教を擁する魔女教は、ルグニカのみならず世界全体を脅かす存在だ。彼らが王都や各都市を襲撃する局面では、近衛の騎士たちが前線に立つ。プレアデス監視塔を巡る一連の出来事や、王都・各都市での攻防において、ユリウスをはじめとする近衛の精鋭が国家の盾として奮戦する姿が描かれている。こうした「国家の根幹を揺るがす脅威」への対処こそ、近衛騎士団が存在する意義そのものだ。

近衛騎士団に関するよくある疑問

近衛騎士団のトップは誰?

組織上のトップ(団長)はマーコス・ギルダークである。ただし純粋な戦闘力で言えば、団長マーコスを上回る王国最強の剣士ラインハルトが一所属騎士として在籍しているため、「役職上の頂点=マーコス」「武力の頂点=ラインハルト」と、二つの頂点を区別して捉えるのが正確だ。

ユリウスとラインハルト、近衛で上なのはどっち?

純粋な戦闘力の序列では、ラインハルトが王国最強、次いで団長マーコス、そしてユリウスが三番手とされる。一方、騎士としての総合的な「優秀さ」では、ユリウスが「最優の騎士」として近衛の事実上のNo.2と評される。「強さ」と「最優という評価」は別の物差しであり、両者は単純な上下関係では割り切れない――というのが、この問いに対する誠実な答えだ。

騎士団は本当に「5種類」で確定なの?

「ルグニカの騎士団がおおむね5種類に分かれ、近衛が最上位である」という骨格は、原作・派生作品で繰り返し示されている。一方で、下位部隊それぞれの正式名称やマントの色といった細部は、原作本文で完全に体系立てて明言されているとは言いがたく、二次資料やファンによる整理に依拠する部分がある。「近衛が頂点に立つ階層構造」という大枠を押さえたうえで、下位部隊の細部は「諸説ある」という前提で捉えておくのが安全である。

まとめ|近衛騎士団はリゼロの騎士たちを束ねる「機構」

ルグニカ王国の騎士団は、近衛騎士団を頂点とする5種類の階層構造をもつ国家機構である。なかでも近衛騎士団は、王族警護を本義としながら国家の大事には必ず動く、王国最精鋭の部隊だ。要点を改めて整理しておく。

  • ルグニカの騎士団はおおまかに5種類に編成され、近衛騎士団が最上位の最精鋭である。
  • 近衛の主任務は国王・王族の警護だが、国家の大事には決まって近衛が出動する「国の盾」でもある。
  • 団長マーコス・ギルダークの就任以降、近衛は家柄重視から実力主義へと転換し、王国最強の部隊となった。
  • 所属する精鋭は、剣聖ラインハルト(武力の頂点)、最優の騎士ユリウス(評価の頂点)、青のフェリス(治癒の頂点)、副団長ハインケルら。
  • 前団長ヴィルヘルムの時代に誘拐事件を機に崩壊しかけ、マーコスが実力主義のもとで再建した歴史をもつ。
  • 各騎士は王選候補の守護騎士を兼ね、騎士団の質が王選の構図そのものに反映されている。

個々の騎士記事を読むだけでは見えてこない「組織としての近衛騎士団」を主語に据えると、ラインハルトもユリウスもフェリスも、ひとつの大きな機構のなかで噛み合っていることが分かる。彼ら一人ひとりの物語は、マーコスユリウスラインハルトフェリスヴィルヘルムの各個別記事で、より深く味わってほしい。

近衛騎士団の騎士たちが躍動するアニメ「リゼロ」は、配信でいつでも視聴できる。組織としての騎士団を意識しながら本編を観返すと、これまで見えなかった国家の構造が浮かび上がってくるはずだ。


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