「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称リゼロのアニ38話(2期13話)のあらすじを解説、考察をご紹介していきます。
37話では、第二の試練に取り込まれたスバルが発狂したスバルの前に色欲の魔女カーミラが登場、夢の城に再び取り込まれたスバルにエキドナが愛の告白をし、その手を取ろうとするスバルを魔女5人が止めるという場面が描かれました。
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リゼロアニメ38話(2期13話)「泣きたくなる音」の見どころネタバレ
サテラとミネルヴァに言葉にスバルは混迷を極める
サテラが夢の城に現れ、エキドナが幾重もの境界を超えて、ついに夢の城にまで踏み込んできたと不快感を表す。
サテラはスバルに「あなただけをずっと愛しています」と伝えるが、スバルは混乱し、もう魔女達の力は借りない、自分だけでどうにか事態を打開するから、夢の城から出してくれと懇願する。
それは、スバルだけが苦しみ続ける選択であり、それを選ぶスバルに、ミネルヴァは「一番辛いのは自分だと言い訳できる卑怯な考え方」と辛辣な言葉を投げ、その在り方は魔女よりも歪んでいて、何よりもサテラがあまりにも救われないと伝える。
スバルは、ミネルヴァの言葉が理解できず、自分が一番辛いのは事実で、自分がいなければ誰も彼もが悲劇に沈んだだろうと訴える。
スバルが抱えていた想いを吐露する
サテラは、スバルへ伝えたかった想いを伝える。
傷つかないでと、苦しまないでと、悲しい顔をしないでと願う。愛してる、だから、愛してと言葉にする。
スバルは結局それかと、サテラの言葉の行き着く場所が、自分を愛して欲しいという繰り返され尽くした言葉に戻ってくることに落胆する。
サテラはその落胆をすぐに否定し、「あなたを、愛して」と言葉の真意を伝えた。
スバルはサテラの言葉を受けて、自分だけが傷つく選択をするのは、ここにレムがいないからだと打ち明ける。スバルの中には、ずっとレムがいないことの後悔があり、もっと自分のことを惜しまずに、最前線で体を張っていれば、レムだって守れたはずなんだと言う。
もう、誰も失いたくないんだと泣きじゃくり、そのスバルの姿を見たセクメトは、まるで子供じゃないさねと呆れるように呟いた。
スバルの混迷が極まってある判断をする
スバルの前に、傲慢の魔女テュフォンが立ち、涙するスバルを可哀想だと慰める。そして、バルを泣かせたのは誰だと、柔和な雰囲気を一変させ、魔女達を睥睨した。
テュフォンを横目に、サテラはスバルの元に近づき、愛を伝える。愛の理由は、「あなたが私に全てを与えてくれたから」だった。スバルは混迷が極まり、ついに自らの精神をここで終えようとする。
スバルの判断に、即座にミネルヴァが反応して癒しを与えようとする。
サテラは、声にならない声と共に震え、あなたが救いたいと願う全ての中に、あなたもいるべきだということに何故気付かないのと嘆く。二つの試練で、あなたは一体何を見てきたのと訴えた。
テュフォンとセクメトはスバルの判断を尊重し、スバルを癒そうとするミネルヴァの前に立ち塞がった。しかし、テュフォンの天敵とも言えるダフネが動き、百足棺の下にテュフォンを抑え、セクメトが動けないように警戒する。
スバルの精神はその間も終わりを迎えようとするが、落ちていく闇の中にカーミラの「無貌の花嫁」が干渉し、恋焦がれた声がスバルに届き、生きることを渇望する。
その声を聞き届けたミネルヴァが、ついにスバルに届き傷を癒した。
スバルは自分への価値認識を改める
癒され、戻ってきたスバルは、自分に死に戻り以外の価値があると信じて良いのかと、俺は俺の好きな人たちに、好きだと思ってもらえるのかと疑問をぶつける。
スバルがスバル自身にぶつけた質問に、サテラが答える。サテラは、スバルに救われ、だから救われることを願っていると伝える。
その様子を見ていたエキドナは、魔女は全員それぞれの思惑を持ってスバルを助けようとすると、満足気に頷いた。
エキドナの最終オファーとスバルの判断
エキドナは再びスバルに契約を提案し、自分であれば必ず救いたい全てを救った未来に導けると手を差し出す。
しかし、自分のことも大切にすると決めたスバルは、もうその手を取ることはできないと、はっきりとエキドナとの契約を断った。スバルは死に戻りを繰り返すこと以外の自分の価値を探して、それで皆に報いたいと新しい指針を獲得した。
エキドナは、死に戻りすることだけが価値だと認めれば、スバルの犠牲だけを許容すれば良かったと言い、スバルの下した判断、選んだ選択は、あまりにも困難な道であり、強欲だと笑った。スバルは、呆れたように、聖域でエキドナに何度も救われたと感謝を伝える。
エキドナは、嘆息するようにスバルに近づいてその胸を触り、愚かで哀れなガーフィールが外の世界を恐れていること、この問題を解決することが、スバルを取り巻く事態を解決する上で最初にすべき重要なことだとアドバイスを贈った。
スバルは新たな気持ちで聖域に戻る
スバルは、7人の魔女それぞれに、自分のためにしてくれたことに感謝を伝える。
サテラの前で立ち止まると、スバルは自分をもう少し好きになってみると笑顔を向ける。サテラは心配そうに「大丈夫?」と聞くが、スバルはその質問に手を差し伸べて返す。二人は握手する。
夢の城を出ていくスバルに、サテラは最後の言葉を伝える。
「一人で悩まないで、大切な人達と一緒に抗って、あなたが死んでしまうことを悲しむ人がいることを忘れないで」
「そしていつか、必ず、私を殺しにきてね」
そう言葉にしたサテラに、スバルは最初の盗品蔵でエミリアに伝えたように、「俺が必ず、お前を救ってみせる」と返した。
パトラッシュの愛情、オットーの友情を知る
目覚めたスバルは墓所の外にいて、パトラッシュがざらついた舌で舐めて起こしてくれていた。
側にはオットーもいて、厩舎で突然暴れ始めたパトラッシュが、縄を外したら墓所の聖域に飛ぶように走り、現状が生まれたと説明してくれる。
どうしてそんなことをしたのかと不思議に思うスバルに、オットーとパトラッシュは嘆息し、パトラッシュの「そんなこと言わせないでよ」という言葉をオットー翻訳がスバルに伝えた。
スバルは無意識に涙して、パトラッシュが自分のことを好きでいてくれることに気付いた。
墓所の試練に挑む資格が剥奪されている
スバルはオットーにパトラッシュを竜舎に戻すようお願いし、自分自身は墓所の中に入ろうとする。
しかし、入り口から一歩入った瞬間に耐え難い吐き気に襲われ、スバルはすぐに外に出て、胃の中にあるものを全て戻してしまう。エキドナが最後にスバルの胸を触ったのは、墓所の試練に挑む資格を奪うためだった。
ロズワールの寝室へ向かう
スバルはロズワールの部屋へと向かい、「墓所を無視して聖域を抜ける方法」がないか相談する。
ロズワールは、突飛な相談にスバルが聖域で何度もやり直しをしていることに気付き、スバルはその気付きを肯定し、リューズの複製施設、強欲の使徒、叡智の書に最も近い本など、重要事項も全て回収済みだと話した。
ロズワールは、最初の質問に戻り、どうして墓所の試練を回避する必要があるのかと疑問に思う。そして、スバルはエミリアの代わりに試練を受けるのが辛いとでもいうのかと疑問を口にする。そして、その選択はあり得ないことだと、真に愛していればできて当然だと自らの主張を続けた。
スバルは、ロズワールの主張に言葉ではなく表情で返す。それをみて、ロズワールは「まだ君は覚悟の研ぎ方が足りていない」と落胆し、化粧を落として不貞寝する。スバルは、覚悟のスタートラインにも立てていないと、容赦無く切り捨てた。
スバルは、ロズワールの求める「覚悟」の正体を問いただす。それは、「エミリアの指示を踏みにじってでも、目的を遂行すること」だった。大切な人の気持ちを踏みにじってでも、聖域を解放し、そこに命があれば、希望が生まれ、可能性が生まれ、それ故に人は救われると主張を展開する。
ロズワールの狂気にスバルは言葉を失う。その様子を見て、ロズワールはスバルの覚悟を完成させるため、スバルが思うよりも状況が絶望的であることを伝える。
屋敷を刺客に襲わせる依頼は、ロズワールが出したものだった。
ロズワールのスバルへの期待
ロズワール邸に刺客を送り込むのは、スバルの覚悟をとぐためだった。
スバルの権能を持ってしても、二つの場所で同時に発生する問題を解決することはできない。故に、スバルは最も大事なものを選ぶことになる。そして、一つを取りこぼせばあとは止まらない。そうなれば、自分と同じ「唯一以外を救わない存在」としてスバルは完成する。
それが、ロズワールがスバルに期待することだった。
驚愕するスバルは、ロズワールはどうかしていると慄き、ロズワールはそれを肯定する。400年前、あの瞳に魅入られて以来、自分はどうかしており、そのどうかしていなくては挑めない境地に、孤独の道を行くのに、人の心は邪魔なだけだと言った。そして、ロズワールは、それをスバルにも強いる。
愕然とし、頭を床につけ、謝る。スバルは墓所の試練に挑む資格は失われ、従おうとしてもできないと許しを乞う。その姿勢に、ロズワールはスバルを追い込む必要性をさらに強めた。
スバルが望めば強欲の魔女エキドナは、必ず資格を再発行する。いまだ状況は立て直すことができ、それ故に行動は変わらないと告げる。怒気を込めた声で、エキドナを理解しているのは君だけじゃないと言葉をぶつける。
スバルは、ロズワールは自分のことが憎いのかと行動の理由を尋ねる。その問いにロズワールはあり得ないと答え、スバルは私の希望であり、期待と呼べる感情を人に抱くのは、ラムとスバルの二人しかいないと打ち明け、君を心から信じていると笑顔を向けた。
スバルは狂乱して走り出す
ロズワールの部屋を出たスバルは、狂乱しながら森の中を走り抜ける。
自分は人間であり、ロズワールのようにはならないと否定するものの、ロズワールが用意した盤面をどうにかする方法は一切思いつかない。
どうすればいいと悩み、茫然となり、気づけば夜が過ぎ、朝焼けが迫っていた。
うわ言のように繰り返すスバルの問いに、突然、「どうしたらいいか、教えて上げましょうか」とオットーの声がする。
オットーはスバルの状況を全て理解しているかのように振る舞い、「任せてください」と胸を張る。スバルは驚くが、オットーはまず準備があると言って、スバルにまずは深呼吸することを求める。
スバルがゆっくりと大きく息を吸い、目を閉じると、その油断だらけの顔にオットーパンチがお見舞いされた。
行動の理由を問うようなスバルの眼差しに、オットーは怒りの友情に燃えながら、「友達の前で、カッコつけるのなんかやめちまえよ、ナツキスバル」と言った。
リゼロアニメ38話(2期13話)「泣きたくなる音」まとめ
38話ではスバルが「自分も大切にする」という新しい指針を得て夢の城から出てきましたが、それ以上の狂気でロズワールが絶望的な盤面を用意していたことが判明し、スバルは半狂乱状態となってしまいました。
スバル単独では、聖域とロズワール邸の二つをどちらも救うことができない中、熱い友情のオットーパンチで登場したオットー。
次回39話では、オットーの存在を武器に、聖域とロズワール邸の攻略作戦が相談されることでしょう!
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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