「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称リゼロのアニ37話(2期12話)のあらすじを解説、考察をご紹介していきます。
36話では、ロズワールの狂気を知り、病みリアに抱き抱えられながら終わったスバル。37話では、状況の解決の糸口を求めて、エキドナに知恵を借りに墓所へ向かう場面から始まります。
リゼロのアニメ・マンガを無料で楽しもう！
現在、「Re:ゼロから始める異世界生活」のアニメはABEMAで楽しむことができます。
過去放送のアニメが見放題の有料会員を、無料体験できるキャンペーンも開催中です！
有料プランを14日間無料体験！
リゼロアニメ37話(2期12話)「魔女たちの茶会」の見どころネタバレ
スバルはエキドナの知恵を借りたいと墓所に向かう
石室に戻ってきたスバルは、エミリアを聖域に残して一人に残すと、ロズワールが追い込み、病みリアに変わることを理解した。そして、自分だけを犠牲にして、誰も彼も救ってみせると意気込む。
前の周回でロズワールが叡智の書を所持していたこと、スバルのループを知っているが判明し、スバルは何がアイツをそこまでさせていると疑問に感じる。
同時に、寝室で眠りにつくエミリアを見届け、ロズワールのようにはならないと誓った。
それでも、事態の解決方法を一人で導き出すことができないスバルは、強欲の魔女エキドナに知恵を借りるため、聖域の墓所へと向かう。
第二の試練に取り込まれる
墓所の奥の石室に入ったスバルは、エキドナに俺を呼んでくれと頼む。
しかし、スバルは魔女の茶会に招待されるのではなく、第二の試練に取り込まれる。
「ありうべからざるいまをみろ」とスバルの頭の中に自らの声が響いた。
クルシュ邸の庭園での続きの世界
スバルの意識に、エミリアの悲痛な叫び声が投影される。クルシュ邸、レムが眠り姫となったことを知ったスバルは、レムを救うために死に戻りを発動させた。
その姿を見て、スバルに助ける理由を教えてもらい、絆を結んだエミリアは、何故そうなったのかが全く理解できず、ただ「嘘つき」とスバルに怒りながら涙する。
ヴィルヘルムも駆けつけ、大声でフェリスを呼んで治療を開始する。白鯨討伐の恩人をこんな形で逝かせぬとヴィルヘルムは憤り、フェリスは命を軽んじるスバルの行動に「ふざけないでよ」と怒りながらも、傷を塞いだ。
しかし、スバルの魂はどこにも残っておらず、傷を塞いでもスバルが戻ってくることはなかった。
石室に戻ってきたスバルは、直前に見た出来事に混乱して嘔吐する。これが試練だと気付くが、すぐにまた「ありうべからざるいまをみろ」と声が響く。
ユリウス、フェリスに介錯された後の世界
ペテルギウスに憑依され、ユリウスとフェリスに介錯された後の続きの世界が映し出される。
エミリアはスバルの奮闘したボロボロの姿を見て、なぜこんなになってまで私を助けてくれるのか、その答えを知らないままに悲痛に沈む。
ユリウスは、空を見上げながら「私は君を共と呼びたかった」と呟き、スバルに友情を感じ始めていたことを明らかにした。
墓所の石室に戻ってきたスバルは、世界が続いていた可能性に触れて発狂する。しかし、試練は繰り返される。
初めて自ら死に戻りを発動させた後の続きの世界
レムが失われ、スバルが異世界転生してきて初めて自ら死に戻りを発動させた続きの世界が映し出される。
崖下にはベアトリスとラムが来ていて、ラムは憎悪の目で「最後まで訳のわからないこと」と苛立った。
ベアトリスの目からは涙が溢れ、「お前がその人でないことはわかってる、でも」と、望まぬ結末に心を粉々にされていた。
誰も救われなかった世界で、ラムは本当に救えない話だわと呟いた。
パックに氷づけにされた続きの世界
スバルがエミリアに死に戻りを共有しようとした世界、星獣化したパックの前にラインハルトが現れる。
パックは、契約に従って世界を凍土に染めようとし、リアを失わせたスバルも同罪だと断罪する。
ラインハルトは龍剣レイドを抜き、パックは自らの敗北を悟る。しかし、自らの行動を変えることはせず、ラインハルトにお前は英雄にしかなれないと伝えた。
ラインハルトの龍剣レイドの一撃は空を割り、パックは消滅した。
盗品蔵でエミリアと共に倒れた続きの世界
エミリアがサテラと偽名を偽り、盗品蔵でエルザに敗れた続きの世界。
暗闇に染まる盗品蔵の中には、エルザ一人だけが立っていて、「随分とやりがいのないお仕事だったわ」と、つまらなさそうに呟いた。
スバルのロズワール邸での続きの世界
スバルは、二度目のウルガルムの呪印による衰弱の際、エミリアの部屋に向かおうとしてレムのモーニングスターに死に戻りを発動させた。
スバルの近くにはラムも到着しており、レムの行動の判断理由を聞いている。
レムは、既にスバルは救える見込みのない状況であり、ただ状況の悪化を防いだだけ、スバル君もきっとそれを望んでいたとラムに説明した。
スバルは、これまでの全ての死に戻りの世界を見る。そして、心が砕かれる。
世界で一番厳しい女性の言葉が聞こえる
石室で声もなく倒れるスバルの耳に、レムの声が聞こえる。
レムは「もう、立てなくなってしまいましたか、スバルくん」と言って、スバルはその姿を見て、嘘だと驚陸、レムは嘘ではなく、望んでくれるならいつだって側にいる、自分はスバル君専属の万能お役立ちメイドだと笑顔を向けた。
慰めるレムに、スバルは苦悩を打ち明ける。自分がもっと強く賢ければ、みんな辛い想いも、苦しい想いもしないで済んだのだと。本当に世界が続いていたのなら、自分は何度皆んなを犠牲にしたのだと、絞り出すような声で話した。
レムはスバルを抱きしめ、大丈夫、愛してる、だから全部大丈夫だと慰める。そして、スバルの心に寄り添い、スバルの想いを全てレムに預けて、今は眠ってしまっていいと甘やかした。
スバルの中に、王都でのレムからの言葉、「諦めるのは簡単です、でも、スバル君には似合わない」が思い出される。そして、スバルは目の前にいるレムが、レムではないことに気付く。
レムは、世界で誰より自分に厳しくて甘くない女なんだと叫び、レムの顔と声で甘やかすなと怒った。
色欲の魔女カーミラが登場
少女は、おどおどとした表情で「聞いてた話と違うよ」と呟き、自分は色欲の魔女カーミラだと自己紹介する。
スバルは、レムの姿になったことに怒っていたが、カーミラは「別の誰かに見えたなら、あなたがそう見たがっていただけ」と話し、自分は本当はこんなことしたくなかったと伝える。
勢いが収まらないスバルはカーミラににじり寄るが、「それ以上は命に関わるよ」とエキドナの声が頭に響くと、夢の城に招かれた。
エキドナの思惑
エキドナは、カーミラの権能「無貌の花嫁」は、相対していると呼吸を忘れさせるものだと説明する。そして、カーミラにスバルの元へ行くようお願いしたのは、第二の試練でスバルの心が粉々になる寸前だったからだと話した。
スバルは自分が助けられたことを知ると、魔女の茶会の席につく。エキドナは、聞かれるより先に、今、スバルが聞きたいであろうことを説明し始める。
第二の試練の世界は、前回と同様にスバルの記憶から再現した世界であり、どこまでもよくできた「非現実」だと打ち明ける。しかし、死に戻りは嫉妬の魔女の権能であり、その正体が不明である故に、並行世界ではない、つまり続きの世界がないと否定することはできないと説明した。
答えを得られない重大な違いにスバルは困惑するが、エキドナは「救えなかった多くより、救えた多くを数えるべき」だと、全身全霊で奮闘してきたスバルのこれまでを称賛する。
スバルは、自分を支えようとしてくれるエキドナに、なぜそこまでしてくれるのだと質問する。
エキドナは一つ咳払いをして、意を決したように「ボクと契約を交わしてはくれないだろうか」と切り出した。
エキドナの契約
エキドナが提示した契約は、強欲の魔女との正式な契約だった。エキドナは、契約のメリットを伝える。
契約を結べば、今後、スバルの前に立ちはだかる障害に対して、自慢の知識量に基づいて、解決方法という知恵を貸すことができる。また、スバルの「死に戻り」を共有できる相手として側にいることができる。
スバルは、エキドナの優しさに空を見上げ、それもいいかもと呟く。その言葉に食いつき気味に反応して、エキドナは「ということは！」と立ち上がった。
スバルが契約の結び方を聞くと、エキドナは「魂の繋がりを結ぶ」必要があると話し、互いの掌を合わせようとする。二人の間で正式な契約が結ばれる直前、憤怒の魔女ミネルヴァがその場に衝撃と共に現れ、契約にまったをかけた。
魔女達が勢揃いで契約を止める
スバルは、他の魔女が出てくるためには、エキドナの肉体を貸す必要があるんじゃないのかと驚くが、それは嘘だと明かされた。
ミネルヴァは、契約した場合の不都合を説明していないと弾劾するが、エキドナは、スバルの経験を共有して欲しいだけだと説明し、スバルは何の不都合もないように感じる。
カーミラが現れ、エキドナの話したことは全部本当だけど、話さずに隠していることがいっぱいあるとスバルに教える。スバルが迷わないよう、エキドナは、契約した暁には「君の望む未来に必ず連れていく」と誓う。
その直後、怠惰の魔女セクメトが現れ、エキドナの誓いには「最後には」という枕詞がつくと付け加える。また、セクメトは「この場の公平性を保つためのお目付役」であり、中立の立場ではあるが、「あの子への義理は果たす」と話した。
傲慢の魔女テュフォン、暴食の魔女ダフネも登場し、夢の城に６人の魔女が集結した。
エキドナの演説
スバルは、最善の道を通って望む未来に導いてくれるのかと聞くが、エキドナは無言を返すだけだった。
焦れるスバルに、望む未来に到るまでの道のりで出る犠牲を許容する、それがスバルの覚悟ではなかったかと突きつける。困惑するスバルの言葉を切るように、エキドナは思いの丈を告白する。
エキドナは強欲の魔女であり、スバルの死に戻りの権能は「究極の理想の体現」だった。エキドナの好奇心はもはやスバル無しでは満たされることはなく、それ故にどこまでもスバルに尽くせると話す。
無理に権能を発動させることはないが、「僕は僕の強欲を抑制できない」と打ち明け、スバルに選択を迫る。その答えさえも、エキドナは好奇心を満たすものだと伝えた。
スバルはショックで涙する
スバルは、異世界転生して初めて死に戻りの権能を共有することができ、親身に相談に乗ってもらい、事態解決への知恵を貸してもらい、困ったことがあれば墓所の石室に訪れるほどに、エキドナを信頼していた。
そのエキドナが、スバルを助けたのは善意ではなく、強欲の魔女として知識欲を満たすためだけの行動だったと分かり、スバルは再び心の支えを失ってショックを受ける。
エキドナを「他人の感情が理解できない」と糾弾するが、エキドナはその悲痛な叫びさえも華麗に受け流し、契約のすり合わせをしようとテーブルにつくことを提案した。
スバルが選んだ手
スバルは、ベアトリスの「その人」を聞き、その答えが聞けたら自分も選べそうだと告げる。
エキドナは、しばし沈黙で考えた後、「さあ、一体誰なんだろうね」ととぼけるように話す。そして、禁書庫をその人に渡すために任せたのではなく、ベアトリスにその人を待つように約束させて、誰をその人に選ぶのかを知りたかったのだと打ち明ける。
スバルは驚愕するが、400年孤独に過ごしたことも、悩み抜いた結果、宿業からの解放を願ったことについても、「素晴らしいと、そう思っているよ」と評価した。
エキドナのその考えを聞いて、スバルは、エキドナではなく、ベアトリスの手をとることを決意する。
サテラが夢の城に登場
夢の城の空に陰りが見え、遠くから闇を背負って一人の少女が近づいてくる。
セクメトはため息をつき、カーミラは怖がり、ダフネは涎をたらし、テュフォンは無邪気に喜び、ミネルヴァは泣きそうになり、エキドナは軽蔑の眼差しを向ける。
嫉妬の魔女サテラが、夢の城に現れた。
リゼロアニメ37話(2期12話)「魔女たちの茶会」まとめ
エキドナの長い長い演説によって、スバルの心の支えは失われましたが、契約せずにすむことができました。
この時エキドナと契約してしまうと、スバルは膨大な死に戻りを発動させられるルートに入ります。これは「ゼロからカサネル異世界生活」のIFルートで描かれていますので、気になる方は読んで見てください。
嫉妬の魔女サテラも夢の城に現れ、いよいよ400年前の魔女が全員揃いましたが、サテラ登場の目的は一体何なのか、次話が楽しみですね！
リゼロのアニメ・マンガを無料で楽しもう！
現在、「Re:ゼロから始める異世界生活」のアニメはABEMAで楽しむことができます。
過去放送のアニメが見放題の有料会員を、無料体験できるキャンペーンも開催中です！
有料プランを14日間無料体験！
※リゼロ最新巻29巻が126円(600円割引)で読める!!
リゼロ最新刊29巻が2022年3月25日に発売されました。U-NEXTの31日間無料トライアルに登録することでリゼロの最新刊を600円割引の「126円」で読むことができます。
九神将「ヨルナ・ミシグレ」を陣営に引き入れるため魔都カオスフレームに向かったスバル達は、「幼児化」の危機にさらされ「かくれんぼ」を提案される。再びの窮地に立ち向かうため、スバルはついにルイ・アルネブと向き合うこととなる…!?
本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
下記のリゼロのアニメ・OVAの映像作品は動画配信サービスを利用することで視聴できます。
- リゼロアニメ 1st season
- リゼロアニメ 2nd season
- リゼロOVA「Memory Snow」
- リゼロ劇場版「氷結の絆」
動画配信サービスには初回登録時に無料で利用できるトライアル期間があり、無料期間を活用することで、リゼロの映像作品を無料で楽しむことができます。
リゼロ作品の取り扱いがあり、かつ無料トライアルの提供がある動画配信サービスを調査しましたので参考にしてください。
