リゼロの「ヴィンセント・ヴォラキア」の立場と能力、主なストーリー・出来事について解説しています。七章で大活躍するヴィンセントについて詳しく知りたい方は本記事をご覧ください。
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ヴィンセント・ヴォラキアとは?
ヴォラキア帝国第77代皇帝
ヴィンセントは、神聖ヴォラキア帝国の第77代皇帝です。
前皇帝ドライゼン・ヴォラキアの六十六人の子供達の一人であり、「選定の儀」を勝ち抜き、皇帝の座につきました。
プリシラの兄
ルグニカ王国である王候補の一人となっているプリシラの腹違いの兄であり、兄弟姉妹の中でも、この二人は極めて優れた傑物で、互いに認め合い、情を持っている兄妹でもありました。
本来「選定の儀」では、兄弟姉妹が最後の一人になるまで命を奪い合う慣しですが、ヴィンセントはアラキアへの褒章とプリシラへの愛情があり、妹の死を偽装して逃していたのでした。
ヴィンセント・ヴォラキアの強さ・能力
異常なまでの深謀遠慮
ヴィンセントの強さの特徴は「深謀遠慮」であり、その企みの深さと広さは追随するものがありません。
ルグニカ王国のマイクロトフが「守」の賢人なら、ヴィンセントは他者を傅かせ侵略する「攻」の賢人と言えるでしょう。
直接的な戦闘能力に長ける訳ではありませんが、「選定の儀」時点で後の「青き雷光」セシルス・セグムントを懐刀にしているため、ラインハルト以外の脅威は相手になりません。
陽剣ヴォラキア
ヴォラキア皇帝の証である「陽剣ヴォラキア」を抜くことはできますが、「選定の儀」を完遂せずに妹のプリスカを逃しているため、陽剣を完全に掌中に収めることはできていません。これはプリシラも同様です。
陽剣は皇帝の威光の象徴でもあるため、その扱いに疑義が生じれば家臣達に付け入る隙を与えることとなります。帝国の実質的なNo.2である宰相ベルステツには、しつこく陽剣を出すよう求め、ヴィンセントに疑いをかけています。
ヴィンセントの「選定の儀」とは
包囲網を一網打尽
ヴィンセントは候補者の中でも圧倒的な「傑物」と評価されており、選定の儀においても、誰がみても大本命となっていました。
帝都で「選定の儀」の開始が宣言されると、有力候補者のラミアが他の候補者を取り纏め、ヴィンセントに対して包囲網を敷いて一気に押し寄せてきます。
しかし、ヴィンセントはこの動きを既に何年も前から読み切っており、周到な準備と謀略によってあっさりと撃破しました。
プリスカをプリシラにする
「選定の儀」では、ヴィンセントとプリスカの一騎討ちまで盤面が進みますが、二人は直接相対する事はありません。
包囲網を撃破する際、プリスカの従者であるアラキアに力を借りたヴィンセントは、その働きに報いるため、プリスカを救うための機会を与えます。
アラキアは、情に深いプリスカには、情さえ切り捨てられるヴィンセントには勝てないと感じ、一計に協力し、プリスカの死を偽装しました。
これにより、公にはヴォラキア皇族プリスカ・ベネティクトは死亡したこととなり、その影武者であったプリシラとして、プリスカは第二の人生を歩んでいくこととなります。
宰相ベルステツによる反乱
ヴィンセントはベルステツの大切なラミアの命を奪っている
第七章では、ヴィンセントは宰相ベルステツや九神将達に皇帝の座を追われ、覆面の男アベルとしてスバルの前に登場します。
ベルステツは、「選定の儀」で包囲網を敷いたラミアの戦略参謀を努めており、ラミアに対して心かの忠誠を誓っていました。
ラミアはヴィンセントの謀略によって命を落とすため、ベルステツは表面上はヴィンセントに従いながらも、反乱を起こす機会を周到に準備していたものと思われます。
プリスカ存命により陽剣ヴォラキアが揺らぐ
また、「選定の儀」は、苛烈な生存競争を強いる帝国において、皇帝の権威を確かにするための通過儀礼です。
兄弟姉妹を根絶やしにするという通過儀礼があればこそ、ヴォラキア国民も忠誠を皇帝に捧げる訳なので、この前提が崩れれば、皇帝の威信に傷がつき、反乱を起こされてしまうことになります。
「選定の儀」を通過した証明は「陽剣ヴォラキア」の輝きによってもたらされますが、ヴィンセントだけでなく、プリスカもまた存命であるため、陽剣の輝きは常にヴィンセントにだけに輝くものではなく、この弱点をベルステツに突かれてしまいます。
ヴィンセント・ヴォラキアの主なストーリー
「選定の儀」を受けヴォラキア皇帝となる
ヴィンセントは、先代皇帝の六十六人の候補者の中から、「選定の儀」を通じてプリスカ以外の兄弟姉妹を滅ぼし、第77代皇帝の座につきます。
妹として情のあるプリスカについては、その死を偽装することで、皇族としての人生を終了させる代わりに生きながらえさせました。
剣奴孤島ギヌンハイヴの反乱を鎮圧
皇帝の座についた直後、剣奴孤島ギヌンハイヴで反乱が発生し、ヴィンセントは交渉のテーブルにはつかず、即座に討伐隊を派遣します。
なお、この時にプリシラとなった妹の目撃証言があったため、プリシラが嫁として嫁いだ家に身柄を抑えにいきましたが、逃走を許してしまいました。
ルグニカ王族滅亡の際に不可侵協約を結ぶ
ルグニカ王族が滅亡となると、ルグニカから不可侵協約の締結打診があり、ラインハルトを使者に加えることを条件に使節団を招き入れます。
この時、九神将の一人であるバルロイと共謀し、その命と引き換えに王国の力を計り、帝都の水晶宮に備えられている秘密兵器の発動準備をしました。
ベルステツ反乱により皇帝の座を追われる
それからおよそ二年後、ヴィンセントは宰相ベルステツが主導した反乱によって、ヴォラキア皇帝の座を追われます。
この時、ヴィンセントは単独で逃亡しており、懐刀のセシルスや、右手であるチシャ・ゴールドの姿もありませんでした。
九神将や貴族達も寝返ったとされており、正体をバレないよう覆面を被り、アベルとして動きます。
シュドラクの民、スバルを味方に引き入れる
ヴォラキア帝国の最東端、バドハイム密林を超えた丘にある歴代皇帝の墓へと向かったヴィンセントは、そこで姿隠しのミーティアと武器を取り、唯一自らの味方に取り込める可能性のある有力勢力、シュドラクの民との合流を目指します。
道中、プレアデス監視塔から飛ばされてきたスバルと出会い、協力しながら「血命の儀」を乗り越えてシュドラクの民との盟約を結び直し、自らを追撃してきていた帝国部隊を撃破しました。
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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