リゼロ短編集6メロンブックス限定特典「魔女のアフターパーティー/魔女たちの反省会」のあらすじ紹介、感想、考察をご紹介します。
短編集6「魔女のアフターパーティー/魔女の条件」で、コレット、パルミラがオメガの旅の同行者となった後のストーリーで、夢の城で魔女達による話し合いが描かれます。
オメガが二人を同行者として認めた理由、そして旅の目的は!?
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リゼロ「魔女のアフターパーティー/魔女達の反省会」あらすじネタバレ
コレット・パルミラを連れ歩くことを反対される
コレット・パルミラがオメガの旅に同行することになった後、夢の城で魔女のお茶会が開催された。
ミネルヴァは二人の同行に反対するが、エキドナはあえて話題を旅の目的にすり替えてふざける。二人の諍いをセクメトが気怠そうに仲裁し、カーミラ、テュフォンはミネルヴァの見方をした。
エキドナは、魔女全員が敵に回ったら大変だと、宿主である自分が失われれば、みんなも危ないと立場逆転を狙った脅しをするが、ダフネにそれは脅しとして成立していないと突っ込まれ、エキドナはそれを認めた。
魔女達の被害
話は魔女という存在そのものに移り、400年前にいた魔女達は、歴史の裏側でエキドナによって魂が収集され、夢の城に集められたと事実が整理される。
それは、エキドナが勝手にやったことだと、カーミラがエキドナをじと目で見るが、エキドナは見つめられることに抵抗する。カーミラは相手を見つけておねだりするだけで、相手の命を捧げさせることができる魔女であり、意識的に出した被害の数で魔女No.1だった。
ただし、最も大きな被害を出した魔女はミネルヴァだったと明かされる。ミネルヴァの権能は、破壊を癒しのエネルギーに変えるものだが、これはオドラグナと強制接続して概念の書き換えをしていたため、本来世界に出てくるはずのマナを奪い取っていた。
その反動がリゼロ世界に現れ、あらゆる場所で天変地異が発生、ミネルヴァは最も多くを救った魔女である一方で、知らぬうちに最も被害を出した魔女になっていた。
コレット・パルミラがオメガに同行する危険性
ただし、ミネルヴァによる被害の数の多寡が、ミネルヴァ自身の優しさを否定する事実ではなく、ミネルヴァはコレット、パルミラの魔女の瘴気への耐性を認めつつも、危険がないわけではないと、やはり同行に反対を示した。
エキドナは、二人には恩があり「生きていく知恵と技術を与えたい」と嘯くが、セクメトに熱でもあるのかと嘲られ、ダフネに魔女では前代未聞の溺死寸前までになったから本当にあるのかもと悪ノリをされる。
ダフネの冗談をテュフォンが真に受け、溺死は自分が先輩だと主張すると、エキドナはその事実を認めて先輩に敬意を表し、ミネルヴァとカーミラが話がズレていることにツッコミを入れた。
オメガを危険から守るための同行者として必要
エキドナは、冗談での説明をやめ、今の体は貧弱であり、生きていくために同行者が必要だと話す。シーマの器にエキドナの魂を注ぐため、エキドナは色々と削ったのだと言及した。
その言葉を受け、セクメトはかつての失敗、魔女スピンクスの件を出す。次、同じことになれば世界滅亡の可能性があり、そのこと自体には興味はないが、エキドナのお気に入りが大変な目に遭うことが問題だと指摘する。
そして、だから自分は他の誰よりも、エキドナが世界から興味をなくすことが怖い、そうなった場合に何をするかわからないと意見を示した。
しかし、エキドナはその心配はないといい、今回削ったのは「力」であり、その結果として、知識は残っているものの、魔女として培った力と技術を失ったと打ち明ける。
カーミラの在り方
ダフネは、エキドナが森で炎の制御ができなかったのはそのせいかと納得するが、エキドナは一瞬ためてから肯定し、ミネルヴァはその「ため」を受けて、あれはエキドナのドジの可能性を指摘した。
昔からエキドナはうかつで、何回か森を焼いたことがあり、エキドナはそれを否定するが、カーミラが「昔、エキドナは寝巻着で人前に出てきたこともある」と追い討ちをかける。
エキドナにどちらの味方なんだと嘆息されるが、カーミラは「私は私の味方」と言い切り、エキドナは思い出したように納得した。
実体化と力を取り戻すまでの期間
エキドナは、短時間であれば実体化もできるが、できるだけ避けたいと話す。
実体化をすれば魔女共通の敵に見つかる可能性が高くなり、逆に女子三人でキャッキャと旅をしていれば、魔女が人を連れ立って歩くとは考えにくいため誤魔化せると、コレット、パルミラを同行させる理由をアピールした。
力が戻ってくるまでには二年から三年かかると予想され、それを受けてミネルヴァが、「二年」と区切りをつけた。
旅の目的地
話題はあてのない旅の目的地に変わり、ルグニカは魔女全員が息を引き取った場所であるため、移動したいという意見で一致する。
グステコは極寒の土地であるため論外となり、残りの選択肢はヴォラキアかカララギだが、カララギはエキドナが建国を手伝った縁があり、400年後の今、どうなっているのかを知りたいという理由で、カララギに向かうことが決まった。
リゼロ「魔女のアフターパーティー/魔女達の反省会」の感想・考察ネタバレ
王選終了時点でエキドナが力を取り戻している可能性
聖域解放時点で、王選開始からは１ヶ月も経過していないため、まだ三年がまるまる残っている状態となっています。
エキドナがある程度の力を取り戻すまでの期間が２〜３年と言及されましたが、これは王選終了のタイミングと重なる可能性が高く、そうなると、神龍ボルカニカとの盟約の儀式をするタイミングで、エキドナが乱入してくる可能性もあるのではと思われます。
この場合、ロズワールとここで対峙する可能性があり、ロズワールがオメガをエキドナと認識するのか、違うと認識するのかは注目したいところですね。
エキドナとホーシン、プリステラの関係
エキドナがカララギ都市国家の建国を手伝っていたことが明らかになり、荒地のホーシンと面識があることがほぼ確定しました。
水門都市プリステラの地下通路は、400年前にできたとは思えない設計思想で作られていると言及されており、地下の大神殿も未知の技術が使われているので、プリステラ建造にもエキドナは関与していたのではと思われます。
リゼロ「魔女のアフターパーティー/魔女達の反省会」まとめ
エキドナのドジっ子っぷりが明らかになり、久々に魔女達の団欒を楽しむことができましたね！
エキドナが力を削って魂を上書きしたこと、力が戻るまで２〜３年かかることが分かり、本編再登場までは相当時間がかかりそうな雰囲気が出てきました。
カララギに行くと決めたエキドナですが、本当にカララギに行けるのか、次の「魔女のアフターパーティー/One Wild Night」を楽しみにしましょう。
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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