「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称リゼロのアニメ2期46話のあらすじを解説、考察をご紹介していきます。
聖域の真実が明らかになり、エミリア陣営はそれぞれの役割を果たすべく動き出します。聖域の試練、ロズワール邸、リューズ・メイエルの複製施設の3箇所で展開される物語とは!?
まだ45話を確認されていない方は、こちらの記事をチェックしてください。
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リゼロアニメ46話(2期21話)までのあらすじ
前話では、リューズ・シーマによって聖域の真実が打ち明けられました。
- 聖域は「憂鬱の魔人」ヘクトールを迎撃するためのもの
- 聖域の結界の発動条件として「混血」の亜人が必要だった
- 聖域の集落は、結界発動のために亜人を集めるための場所
- さらに結界発動のためには「術式」と「核」が必要
- 全ての準備が整う前にヘクトールが聖域に姿を現す
- エキドナによって既に「術式」は完成されていた
- リューズ・メイエルの「オド」を核にすることで結界を発動できることが判明
- ロズワールがヘクトールを相手に時間稼ぎをする
- エキドナが術式を完成させる
- ベアトリスが魔水晶を転移で運んでくる
- ベアトリスがリューズ・メイエルを魔水晶の前に連れてくる
- メイエルがベアトリスに別れを告げる
- メイエルのオドを核にして聖域に結界が展開される
ロズワールはスバル達の降伏勧告を断り、依然として状況は自分に有利であると告げます。
第一の試練を乗り越えたエミリアは墓所の外に出てきますが、そこにはラムが一人だけで帰りを待っていました。
46話のストーリーはこの続きとなります。
リゼロアニメ46話(2期21話)の見どころ
墓所の遺跡:エミリアが第二、第三の試練に挑む
ラムがエミリアにお願いをする
エミリアが試練を終えて墓所の遺跡の外に出てくると、そこにはスバル達の姿はなく、ラムだけがポツンと一人待っていた。
エミリアはそのことに落ち込むことはせず、スバルは自分がやり切ると信じてくれていたのだと考えて喜ぶ。
ラムはエミリアが本当に試練を乗り越えたことに驚きながら、「お願いがある」と話を切り出す。
ラムがスバル達の味方をしたのは、自分のお願いをエミリアに頼む前に、相手に尽くす礼儀を果たすためのものだった。
ラムの願いは「ロズワールを救うこと」。
魔書の妄執に囚われたしまったロズワールは、既に書の記述からズレてしまったこの世界に絶望している。
しかし、ロズワールの願いは、エミリアがルグニカ王国の王座に就くことができれば、果たせられるものになる。
ロズワールの生きる希望となることを、ラムはエミリアに願った。
ロズワールが悪意のある賞賛を送る
森の中からロズワールが現れ、エミリアに対して賞賛の拍手を送る。その拍手は悪意に包まれていた。
ロズワールは、「エミリアは過去を乗り越えることができない」と強く信じている。
それでも第一の試練を突破したのは、それだけ「スバルに強要されてしまった」からだと考えていた。
だからこそ、その哀れなエミリアに悪意を持って拍手をしていた。
エミリアは第二の試練へと向かう
エミリアは、ロズワールの考えを真っ向から否定して、自分は過去を直視し、その上で乗り越えたのだと話す。
書の記述から外れたこの世界は終わりを迎えると告げるロズワールに対して、自分とロズワールで始めたことを、勝手に終わらせるようなことはさせないと怒った。
エミリアはラムに視線を送り、第二の試練へと向かっていく。
ロズワールは、始めたのは「自分と先生だ」と呟いた。
ラムにエミリアの帰りを待つようにと指示をして、ロズワールは森の奥へと向かっていく。
メイエルの複製施設:ロズワールとラムが対峙
ラムは「千里眼」が通じることに恍惚となる
ラムは歓喜に包まれていた。それは恍惚と呼べる感情だった。
「千里眼」は格上の相手に対しては、「相手が本当に心を開いている」ことがなければ通じないものだった。
それが、今その相手に通じていることに、ラムの中の乙女心が震えていた。
魔水晶の前でロズワールと対峙する
ロズワールは、リューズ・メイエルの複製施設に入り、巨大な魔水晶の前に立っていた。
天候を操るほどの大魔法を行使するためには触媒が必要であり、メイエルの入る魔晶石を触媒にして、術式の発動をしようとしていたのだった。
ロズワールは、術式の準備をする手を止める。
背後には、杖をこちらに向けたラムが立っていた。
ラムとロズワールの契約
ロズワールは、ラムが積年の想いを果たすことができないと感じ、本当に残念がった。
ラムとロズワールは、ロズワールの目的が完了した暁には「ロズワールの魂はラムに捧げる」という契約を結んでいた。
その生死は問われておらず、既に書の記述から世界がずれたため、ラムが術式で手を離せない自分の隙を狙って現れたのだと、ロズワールは勘違いをしていた。
ラムは、魂の抜けたロズワールを手に入れても仕方がないと話し、狙いは奇襲ではないと話す。
そして、魔女の妄執からあなたを奪いにきたのだと、高らかに宣言した。
フレデリカの青い輝石からパックが顕現
人類最高の魔導師であるロズワールは、正面から自分と対峙して、今のラムが勝てるとでも思っているのかと不適な雰囲気を醸し出す。
ラムは、ロズワールの意見を肯定し、切り札を取り出した。
ラムの手にあるのは、スバルが持っていた「フレデリカの青い輝石」だった。
輝石からは、ガーフィールの体内のマナを吸い上げたばかりの、大精霊「パック」が顕現した。
ロズワールは「これならば確かに!」と、ラムがスバル達に協力をした理由に納得を得る。
三人の魔力は高まり、そして戦いが始まった。
ロズワール邸:スバル達が夜中に到着
ガーフィールがクウォーターと判明
ロズワールが降伏勧告を受け入れなかったことで、スバルとオットーは困惑する。
ガーフィールは、今から屋敷に向かえばいいと話し、自分もフレデリカと同じく「クウォーター」だから、聖域の外に出れると打ち明けた。
三人は一度分かれ、スバルはラムにエミリアを任せ、オットーは竜車を準備し、ガーフィールは自らの「武器」を取りに戻った。
合流した後、三人は大急ぎでロズワール邸を目指して竜車を走らせる。
また、ガーフィールは「地霊の加護」で戦闘の傷やマナを回復するため、竜車には乗らず、荷台に捕まった状態で地面に足をつけて走っていた。
深夜にフレデリカがペトラを起こす
屋敷では、ペトラが自室でお屋敷での幸せな日々を感じながら眠りについていた。
夜中にフレデリカが起こし、すぐに隠し通路から屋敷の外に出て、アーラム村に向かって走りなさいと話す。
ペトラは、たまに感じる危険な雰囲気を察知し、フレデリカに一瞬抱きついた後、すぐに行動を開始した。
レムの部屋の前でエルザが登場
屋敷の脱出経路へと進むペトラだったが、スバルにレムのことを頼まれていたことを思い出す。
「危険」と「約束」の板挟みに珍しく混乱するが、レムを一緒に逃すべく、最上階へと上がっていった。
混乱の中でレムの部屋の前に到着すると、そこにはエルザの姿があり、「小さい方のメイドさん?」と話しかけてくる。
しかし、そこにフレデリカが現れ、会話からエルザ達が「レムの存在を認識していない」ことをペトラに暗に伝え、今度こそ逃げなさいとペトラを逃した。
ペトラが走り出した背後から、フレデリカとエルザの戦闘が始まる。
ペトラの助けを呼ぶ声にスバルが応じる
ペトラは、エルザの「あなたでは相手にならない」という言葉を思い返していた。
このまま屋敷の外に脱出すれば、きっと大好きなフレデリカ姉様は敗北してしまうと気付く。
ペトラは意を決して、屋敷にいるはずの大精霊ベアトリスを探して、次々とドアを開いていく。
しかし、どれだけ扉を開いても、ベアトリスのいる禁書庫には繋がらない。
ペトラは、か細い心が極まって、いるはずのないスバルに助けを求める。
いるはずのないスバルはペトラの頭を撫でて、助けを呼ぶ声に応じた。
ガーフィールとフレデリカが10年ぶりの再会を果たす
フレデリカとエルザの力の差は歴然だった。
全力のフレデリカに対し、エルザは余裕を見せて遊んでいる。
エルザが本気の動きを見せたとき、フレデリカは全くその動きを捉えることができず、自らの最後を悟った。
しかし、覚悟した最期は訪れず、目の前には10年前に別れて以来の最愛の弟、ガーフィールが立っていた。
ガーフィールとエルザの戦いが始まる
ガーフィールは、10年ぶりに姉であるフレデリカと再会するが、身長が驚く程伸びていた姉に驚く。
隙を見てレムを連れ出すように頼むが、フレデリカは戸惑う。ガーフィールは「後ろを気にしながら戦えるほど柔な相手じゃない」と厳しく現実を直言する。
しかし、すぐに自分の武器である盾が「幼少の頃にフレデリカと遊んでいたもの」だと話し、自分の最強は姉ちゃんと始まったのだと、姉を想っていることをしっかりと告げた。
リゼロアニメ46話(2期21話)の解説・考察
オットーの呼称「内政官様」とは?
スバル達が聖域を出る際、アーラム村の村長である「若返りババア」が事情は「内政官様に聞いている」とオットーを指して発言していますが、これはスバルの策略です。
聖域において、オットーは次の面で有能さを示しています。
- ラムも認める智略
- スバルの「友人」という心の支え
- ガーフィールが驚いた戦闘能力
オットーは「行商人」であり、元々はロズワールとのコネを作るためにスバル達に同行していたため、聖域が解放され、本来の目的が達成されれば、エミリア陣営から離れ行商人ライフに戻る可能性が高いです。
しかし、スバルはオットーが「好き」なので、オットーをエミリア陣営に入れて留まらせようと考えており、気の弱いオットーの性格を利用し、陣営の中枢を担う一翼だと「既成事実」を作ろうとしていたのでした。
これがオットーの「内政官様」という名称に繋がっており、聖域後のオットーの動きに関与してきいます。
ロズワールが墓所の前で「あなたもまた変わっていく」と微笑んだ理由
墓所の遺跡の前で、ロズワールは儚げな笑顔の表情を見せ、エミリアに対して「あなたもまた変わっていく」と言いました。
この表情、発言からは次のことを読み取ることができます。
- ロズワールは周囲が「変わっていく有様」を見てきた
- そのことを寂しいと感じている
400年の想いを繋げてきたロズワールにとって、その間に交わってきた人々が「変わっていく」のは当然のことです。
ベアトリスが400年間の孤独を泣き叫んだように、ロズワールにもまた、孤独による寂寥感が合ったのかもしれません。
もしかしたら、停滞によって生じる孤独に流されないようにするため、ロズワールは「人は変わらない」という想いをより頑なにしていった可能性もありそうですね。
いずれにせよ、ロズワールは「一人で歩いてきた」という想いが心の中にあり、この想いへの一抹の寂しさが、聖域の最後へと繋がります。
フレデリカとガーフィールの再会が10年ぶりとなった理由
フレデリカとガーフィールは、ロズワール邸で10年ぶりの再会を果たします。
アニメでは描かれませんでしたが、原作ではフレデリカが10年間ずっと手紙を送り続けており、ガーフィールはその一切を読んでいなかったことが判明します。
そのため、ガーフィールはフレデリカの近況を一切知らなかったため、フレデリカのことを知る度に驚きを得ていました。
ちなみに、聖域解放後のストーリーでは、今度はガーフィールがまめに手紙を書くようになります。
リゼロアニメ46話(2期21話)まとめ
リゼロアニメ46話(2期21話)では、いよいよ聖域編のクライマックスへと向かって物語が展開されました!
試練を乗り越えて聖域の結界を解放しようとするエミリア、書の記述に従って大雪を降らせようとするロズワールに対峙するラムとパック、エルザ&メイリィが襲撃する屋敷に到着したスバル・ガーフィール・オットー。
全ての局面で勝利し、全員を救って聖域を解放することがスバルの勝利条件です。
次回47話では、まずはラムとパックのコンビがロズワールと対峙する場面が描かれるでしょう!
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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