「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称リゼロのアニメ2期45話のあらすじを解説、考察をご紹介していきます。
リゼロアニメ45話をより深く楽しむための情報をご紹介しますので、アニメを視聴した後の謎や疑問を確認してみてくださいね。
まだ44話を確認されていない方は、こちらの記事をチェックしてください。
リゼロのアニメ・マンガを無料で楽しもう!
現在、「Re:ゼロから始める異世界生活」のアニメはABEMAで楽しむことができます。
過去放送のアニメが見放題の有料会員を、無料体験できるキャンペーンも開催中です!
有料プランを14日間無料体験!
リゼロアニメ45話(2期20話)までのあらすじ
前話では、ついにエミリアの墓所の遺跡の第一の試練が終了しました。
エリオール大森林が凍土に変わった理由、封印の扉とエミリアの関係、ジュースがペテルギウスに堕ちたきっかけなど、重要な場面が多く描かれています。
前話で明かされた「過去のエリオール大森林」で起きた出来事のあらすじは次の通りです。
- 封印の扉の前で待つパンドラの元にエミリアが現れる
- パンドラがエミリアに「鍵」を出して扉を開いてくれれば帰ると話す
- パンドラの助言のもと、エミリアは自分にしか見えない「鍵」を掌の上に出現させる
- 封印の扉の前でフォルトナとの約束を思い出し、扉を開かない選択肢をとる
- フォルトナがパンドラに追いつき、先制攻撃を仕掛ける
- エミリアがいることに気付き、動揺するが事情を理解して抱きしめる
- 次々と「見間違え」で現れるパンドラに対して攻撃の手をやめない
- パンドラが一瞬エミリアに見え、慌てて抱き抱えてしまう
- ジュースがフォルトナに追いつき、「見えざる手」で攻撃を仕掛ける
- ジュースの視界にはフォルトナがパンドラに映っており、「見えざる手」でフォルトナを攻撃
- エミリアの手の中でフォルトナが命を終える
- ジュース発狂、パンドラが優しく囁いて闇に落とし、ペテルギウスを完成させる
- パンドラがエミリアに守るべき約束はなくなったと話し、改めて封印の扉を開くことを求める
- エミリアが暴走してエリオール大森林は凍土に変わる
- パンドラは封印の扉とペテルギウス持って立ち去る
- パンドラによってエミリアの記憶が封印される
エミリアの第一の試練終了
エミリアは、自らの手でエリオール大森林を凍土に変え、エルフの里の村人達も氷像に変えてしまったことを知りました。
しかし、後悔するかい?と聞くエキドナに対して、約束を守ったことを後悔することはしない、するとすれば自分の力が足りなかったことだと言います。
そして、いつか森とエルフの村人達を氷から溶かし、たくさん謝って許してもらうことができたら、フォルトナが望んでいた「誰でも自由に生きていける外の世界」に皆で歩み出し、幸せに生きていることを報告するのだと誓いました。
過去と向き合い、その過去を肯定して乗り越えたエミリアの「第一の試練」は終了となります。
遺跡の石室に戻ってきたエミリアは、スバルからのらぶれたーを撫でて感謝した後、思い出したフォルトナ母様との別れを惜しんで、100年越しの惜別の涙を流します。
男三人衆はロズワールの建物へ
一方、墓所の外ではリューズ・シーマが聖域の真実を語った後、力尽きたため、ラムがシーマの隠れ家に案内し、スバルとオットー、ガーフィールは別行動をとります。
向かった先はロズワールの居館で、状況の変化を見せ、降伏勧告を言い渡しました。
45話のストーリーはこの続きとなります。
リゼロアニメ45話(2期20話)の見どころ
リューズ・シーマが語る「聖域の真実」
初代ロズワールとエキドナの出会い
自室で苦しそうな表情を浮かべるロズワールの元に、エキドナが現れる。
エキドナはロズワールの症状が「発魔期」であることを一瞬で看破すると、口付けをして、ロズワールの体内からマナを吸い出した。
エキドナは「人間の魔法に対する理解の低さ」に呆れつつも、人間に「発魔期」が発生することは稀であり、エキドナ自身もかつて、その苦しさを経験したことがあると語った。
誰にも理解されない苦しみを抱えていたロズワールは孤独から解放され、エキドナを深く慕うようになる。
憂鬱の魔人ヘクトールの登場
ある日、聖域に『憂鬱の魔人』ヘクトールが登場する。
ヘクトールが聖域に現れることは織り込み済みだったが、それはエキドナやロズワールが予想していたよりも随分と早いものであり、ロズワールはすぐに逃げることを提案する。
エキドナは、ヘクトールを迎え撃つための拠点を作るため、特別な結界を張る術式を生み出していた。その源になるのが「混血」の住民であり、ヘクトールを撃退するための結界を張る場所こそが「聖域」だった。
「聖域の真実」とメイエルの関係
聖域の結界を展開するためには、「術式」と「核」の二つが必要になる。
術式は既にエキドナによって完成されていたが、「核」の準備ができていない。
本来は、「核の適性」があるリューズ・メイエルのマナを時間をかけて聖域の土壌に浸透させ、それから結界を展開する予定だったのだ。しかし、ヘクトールはもうすぐそこに来ており、時間はない。
メイエルは、自分の身を投げ出す覚悟があることをエキドナに伝える。エキドナは、リューズのマナではなく、リューズのオドを直接媒体とすれば、土壌に馴染む時間を省略でき、すぐに結界を展開できると伝える。
しかし、それはリューズ・メイエルの人生が終わることを意味していた。
メイエルは、幸せな日々をくれた恩返しをしたいと話す。そして、「皆が幸せに笑顔でいられる聖域を守りたい」と覚悟を伝えた。
ロズワール vs ヘクトール
エキドナが準備を進める間、ロズワールは単独でヘクトールに対峙し、時間稼ぎを担当する。
ヘクトールは、今のロズワールのような道化師の格好をしており、同じ喋り方をしている不思議な人物だった。
人間の魔導の最高峰であるロズワールは、ヘクトールを前に何もできずに完封される。ロズワールのゲートは破壊され、これ以降二度と才気を振るうことはできなくなった。
ヘクトールの力の矛先は、小屋に隠れていたメイエルにも向かう。しかし、メイエルが押しつぶされる寸前、エキドナが到着し、エキドナ自身がヘクトールを相手取ることとなった。
メイエルの元にはベアトリスが現れ、エキドナに指示されていた通り、メイエルと共に魔水晶の部屋へと転移する。
ベアトリスとメイエルの別れ
ベアトリスが指示されていたのはここまでで、この魔水晶で何をするのかは知らなかった。
メイエルは、自分がこの魔水晶の中に入って結界を展開すると話す。ベアトリスは、術式を読み、エキドナの狙いを理解した。
ベアトリスは必死にメイエルを止めて抵抗する。思いつく限りの言葉を並べ、思いつく限りの案を出して、メイエルと別れずに済む方法を模索する。
メイエルは、ベアトリスに感謝する。そして、ベアトリスに「ありがとう、さようならベティー」と微笑んで、親友との永遠の別れを迎えた。
「聖域の真実」が曲げられていた理由
リューズ・シーマが見たメイエルの過去の記憶はここで途絶える。
シーマ以外のリューズが教えられていた聖域の真実はブラフであり、己の「役目」の意義が失われたことに驚愕する。
シーマが、聖域の真実を知ることができたのは、ガーフィールを助けに墓所の試練の中に入ったからだった。
そして、始祖であるメイエルの「聖域を守りたい」という意思を汲んでいたため、聖域の解放に反対していたのだと本心を打ち明けた。
エキドナが「聖域の真実」を捻じ曲げていたのは「憂鬱の魔人ヘクトール」の存在を秘匿するためだったと結論付けられる。
「世界の全てを聖域にする」
シーマが聖域解放に反対していたのは、始祖であるリューズ・メイエルの想いを踏みにじるような気がしていたからだった。
しかし、スバルと話をしたことでその気持ちが誤りであったことに気付く。スバルは、シーマ、メイエルと繋がった400年前からの願いをしっかりと受け取った。
いずれ、誰もが世界中を自由に生きていける時がくる。世界中が聖域になる。エミリアがそうするのだと、スバルは語った。
エミリアが一度墓所の外に出てくる
エミリアが第一の試練を終えて墓所の遺跡の外に出てくると、そこにはスバル達の姿はなく、ラムだけがポツンと一人待っていた。
リゼロアニメ45話(2期20話)の解説・考察
ここからは、リゼロアニメ45話(2期20話)の解説・考察をしていきます。
「憂鬱」の存在を秘匿した理由
憂鬱の魔人ヘクトールを撃退した詳しい描写はされていませんが、エキドナやベアトリス、ロズワールがその後も存命していることからも、無事に聖域の結界の効果は発揮されたものと思われます。
結界の効果については明らかになっていませんが、この点について「憂鬱の存在が秘匿されていた」点から考察していきましょう。
まず、存在を秘匿しなければならない理由として考えられるものは次の通りです。
- 存在を知られてはいけない
- 思い出させてはいけない
前者の「存在を知られてはいけない」という点については、対象が二つ考えられます。
- オド・ラグナ
- 「憂鬱」を探しているもの
「オド・ラグナ」はリゼロ世界の出来事の全てを記憶している場所です。魔女や大罪司教の権能は、オド・ラグナの力の一部を借りているものとされています。
一方で、オド・ラグナに干渉しているであろう権能(「叡智の書」や「見間違え」)が存在していることから、「オド・ラグナ」に記憶されてしまえば、その記憶に干渉しうる権能を持った人物に、憂鬱がどこにいるのかを知られてしまう可能性があります。
よって、憂鬱を封印した場所を知られないために、存在を秘匿した、と考えることができます。
「憂鬱」の封印の対象
憂鬱への対処方法については、「特定の記憶の封印」である可能性もあります。
これは、ヘクトールがエキドナに対して「なりたくてこうなった訳ではない」と話していることから推測することができます。
- ヘクトールが「憂鬱の魔人」になったのは「特定の出来事」がきっかけ
- その特定の出来事の記憶を封印することができれば、憂鬱の魔人にならなくて済む
そのため、聖域の結界によって「憂鬱の魔人になっていないヘクトール」が存在するのであれば、ヘクトールに「憂鬱」の存在を思い出させないために、その存在を秘匿している可能性もあるのではと考えられます。
この辺りは「クリンド」の存在もあるので、可能性の高い説だろうとは思いますが、果たして真実はどうか楽しみですね。
ロズワールの「私の400年は軽くはない」発言の意図
「私の400年は軽くはない」という言葉は、初代ロズワールの発言のように聞こえます。
魔女教討伐戦を振り返ってみると、ユリウスが400年前の失伝魔法に「魂の転写技術」があったことを言及しているため、現在の時間軸に存在する「ロズワール・L・メイザース」は、初代ロズワールの魂が転写されている可能性が高いと考えられるでしょう。
初代ロズワールの目の色は「青色」で、現在のロズワールは「片目が青色」になっています。これも、ロズワールの「魂の転写」を示唆しているのかもしれません。
ロズワールの考えの根本には「想いは変わらない」ことがある
ロズワールはスバルによって引き起こされた変化に対して、初めて感情を発露させ、激情をぶつけました。
ロズワールの怒りの根本には、「想いは変わらない」という信念があります。
自身のエキドナへの想いは変わらない、エキドナの自分への想いは変わらないと信じたいからこそ、誰かが想いを変えることに対して激しい拒絶感を感じていると思われます。
それほどまでに、ロズワールにとって、エキドナと過ごした日々こそが「幸い」の全てであり、その幸いを守れなかったからこそ、自身の全てを捧げようとしているのだと解釈できます。
リゼロアニメ45話(2期20話)まとめ
リゼロアニメ45話(2期20話)は、聖域の真実が明らかになった後、現在の聖域内での動きも活発化します。
スバル、オットー、ガーフィールのトリオはメイザース邸へと向かい、エミリアは残り二つの試練へと挑みます。
ロズワールは聖域に大雪を降らせる術式の発動を目論み、その背後からラムが登場します。
次回は、ラムとロズワールの契約、思いの丈、ロズワールに起こる変化が描かれることでしょう。楽しみすぎる!
リゼロのアニメ・マンガを無料で楽しもう!
現在、「Re:ゼロから始める異世界生活」のアニメはABEMAで楽しむことができます。
過去放送のアニメが見放題の有料会員を、無料体験できるキャンペーンも開催中です!
有料プランを14日間無料体験!
※リゼロ最新巻29巻が126円(600円割引)で読める!!
リゼロ最新刊29巻が2022年3月25日に発売されました。U-NEXTの31日間無料トライアルに登録することでリゼロの最新刊を600円割引の「126円」で読むことができます。
九神将「ヨルナ・ミシグレ」を陣営に引き入れるため魔都カオスフレームに向かったスバル達は、「幼児化」の危機にさらされ「かくれんぼ」を提案される。再びの窮地に立ち向かうため、スバルはついにルイ・アルネブと向き合うこととなる…!?
本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
下記のリゼロのアニメ・OVAの映像作品は動画配信サービスを利用することで視聴できます。
- リゼロアニメ 1st season
- リゼロアニメ 2nd season
- リゼロOVA「Memory Snow」
- リゼロ劇場版「氷結の絆」
動画配信サービスには初回登録時に無料で利用できるトライアル期間があり、無料期間を活用することで、リゼロの映像作品を無料で楽しむことができます。
リゼロ作品の取り扱いがあり、かつ無料トライアルの提供がある動画配信サービスを調査しましたので参考にしてください。