日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」発の大人気作品「Re:ゼロから始める異世界生活」の小説第7巻のネタバレ解説です。
ネタバレを見たくない方は、ページを閉じて頂きますようお願い致します。
第6巻の詳細について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
目次
第1章「配られたカード」ネタバレ

7巻冒頭、スバルがレムの『英雄に手が届く』って言葉でようやく折れた心を立て直すだろ。ここで初めて死に戻りを“呪い”じゃなく“配られたカード”として戦略に組み込む決意をするのが、3章全体の起点なんだよな。
そうそう、そこなんだよ…!今までは死んで情報を得るだけで精一杯だったのが、7巻からは『得た記憶を武器に交渉する』ってフェーズに入るの。レムの一言がスバルを“足掻く側”に変える転換点で、何度読んでも泣ける場面なんだよね。
スバルが、白鯨の名前を口出すと、ヴィルヘルムが部屋中に剣気を発した。
驚くスバルだったが、すぐにヴィルヘルムは剣気をおさめ、会談の参加者に対して謝罪する。
白鯨の情報の価値と根拠
改めて、スバルが白鯨の情報を交渉のカードとして出すと、ラッセルがその情報の価値を熱弁する。
白鯨は、この国の災厄そのものであり、その霧は凶兆そのものだという。白鯨の出現を回避できるというのであれば、その情報には万金以上の価値があると説明した。
クルシュはラッセルに同意し、スバルに情報の根拠を求めた。
そして、スバルは携帯をテーブルに出し、このミーティアが白鯨の出現時間と場所を教えてくれると話す。3周目の世界で白鯨と遭遇する直前、スバルはレムが地図を読むのを助けるために、携帯を開いて灯りを灯している。この時、携帯の時刻を確認していた。
しかし、クルシュは情報が確かであると証明する根拠にはならないと話す。
そこに、レムが声を出し、メイザース領でのウルガルム襲撃の際、誰よりも早くスバルが詳しい情報を入手していたことを説明し、クルシュは「風見の加護」で、レムの話に嘘がないことをみた。
アナスタシアが到着
クルシュは、携帯の話を一笑に付さない程度の信頼を示したが、判断を行うだけの根拠には足り得ないという。
そこに、アナスタシア・ホーシンが到着し、場の空気が一変していく。
ラッセルが、スバルにアナスタシアを呼んだ真意を問いただし、クルシュ&ラッセル、アナスタシアの両方を天秤にかけて白鯨の情報を売ろうしているのではないかと疑った。
クルシュはそのような判断は絶対に受け入れられないとし、会談を打ち切ろうとした。
スバルは慌てて止めて、天秤にかけているのではないと説明する。
そして、クルシュが計画している白鯨討伐に、スバルの持つ情報は絶対に役立つと話す。
クルシュの白鯨討伐を計画していると考えられる理由
なぜスバルが、クルシュが白鯨討伐を計画していると考えるのか、その理由を問われる。
スバルは、まず、屋敷に人の出入りが多く、深夜に寝巻きでクルシュが対応していることもあったという。それは、単に王選絡みの対応だけではなく、それ以外の目的で人の出入りがあったと考えられるという。
次に、街の金物相場が、クルシュの急激な武器の収集によって大きな変動をしていること。それにより、クルシュが何かの戦いに備えようとしていることが分かる。そして、ある商人が「白鯨」であるとを漏らし聞く。
白鯨をクルシュが討つ理由は、クルシュが商人からの支持を得るため。王選を有利にするためには、現状、クルシュが領内に課している課税は高く、もちろん治安等で還元しているが、商人からの評判が悪い。その商人の大敵である白鯨を討つことができれば、商人もクルシュの味方につく、と算段を立てる。
ここまで言って、スバルは、もしかしたら自分の勘違いかもしれないが、もし白鯨討伐を考えているのであれば、エミリア陣営と同盟を結ぶメリットがあるはずだと、改めて同盟の提案をする。
クルシュは、「風見の加護」でスバルの言葉に嘘がないことを確認し、同盟を受け入れた。
ラッセルとアナスタシアの役割
交渉が成立すると、ラッセルが携帯の譲渡でスバルと通じていたことが分かり、クルシュが苦笑いする。
ただし、スバルが、ラッセルとアナスタシアに来てもらったのは、武器や物資の準備のためだと説明する。
アナスタシアも、自身は商売人であり、その大敵である白鯨を討伐してくれるのであれば、助力は惜しまないと説明する。
白鯨が出現するのは30時間後と時間がない。王都中の商人から武器・物資を集めるのは商業組合を取りまとめるラッセルが、目ざとく王都で金儲けをしようと入って来ている行商人から集めるのはアナスタシアが担当することになった。
ヴィルヘルムの感謝
無事に話がまとまると、ヴィルヘルムがスバルに対して、最敬礼をして感謝を示す。
ヴィルヘルムは、前剣聖のテレシア・ヴァン・アストレアを妻に迎えたものであり、白鯨に敗れた妻の復習をするために、10年以上白鯨を追いかけてきたのだと説明した。
今夜より新編集版第20話・第21話が📺放送です。
老紳士のヴィルヘルムさんに注目🐳🐳
第20話「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア」
第21話「絶望に抗う賭け」https://t.co/j7xoprYIQx📺AT-X 22:30~
💻AbemaTV・dアニメストア 23:00~
📺TOKYO MX 23:30~
📺BS11 25:00~#rezero #リゼロ pic.twitter.com/LTiJKUVdtz— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) March 17, 2020
第2章「決戦前夜」ネタバレ

白鯨討伐のためにクルシュ陣営とアナスタシア陣営を巻き込む交渉、ここが鬼門だよな。普通なら『未来を知ってる』なんて言っても信じてもらえないのに、スバルは敢えて全部さらけ出す。
そうそうそうなんだよ…!しかもクルシュの『風見の加護』は嘘を見抜けるから、スバルが本気で本当のことを言ってるって伝わるの。死に戻りの記憶っていう一見トンデモな情報が、加護の設定とかみ合って“信用”に変わる構成が本当に上手いんだよね。
会談が終わると、アナスタシア・ラッセル・ヴィルヘルムを中心に、決戦への準備が着々と進められていく。
スバルも、何か手伝いができることがあればと考えるが、フェリスに止められ、領分ではないことに手を出すべきではないと言われてしまう。
クルシュの昔話として、ルグニカ王国の第四皇子であったフーリエ殿下が、クルシュを今のクルシュにしたと言い、スバルを見ていると、フーリエ殿下を少しだけ思い出すと、フェリスがこぼす。
フェリスは、フーリエはスバルのように「自分のせい」という言葉は絶対に口にしなかったと言い、スバルにも「せい」ではなく「おかげ」という言葉を使うようにいう。
ヴィルヘルムにとって白鯨討伐は悲願であり、家を出奔してまで白鯨出没の法則を見つけたが、協力者も支援者も見つからなかった。ヴィルヘルムは、クルシュが手を差し伸べた「おかげ」で立場を得て、スバルが情報を持ってきた「おかげ」で戦う機会を得たのだと。
ヴィルヘルムの妻への愛情
フェリスが話していると、人の恥を当人の許可もなく話すものではないと、背後に迫っていたヴィルヘルムに怒られてしまう。
勝手に過去の話を聞いてしまったスバルは黙ってしまうが、レムが、ヴィルヘルムに「とても奥様を愛していらっしゃったのですね」と声をかける。
ヴィルヘルムはそれを肯定し、妻・テレシアの花を愛でていた昔話をし、改めて、スバルに感謝を示した。
パトラッシュとの出会い
翌朝、フェリスの案内で、クルシュが保有する地竜から一頭好きなものを選ばせてもらえることになったスバル。
迷うスバルだったが、ロズワール邸で出会った地竜を見つけ、その一頭を選ぶ。
レムは、その一頭は気位がとても高く、スバルが手を食べられてしまうのではと心配したが、スバルに懐く様子を見せて驚いていた。
「鉄の牙」参戦
庭園に戻ったスバルは、ひときわ目につく獣人の集団と遭遇する。
コボルト族の団長、リカードがスバルに挨拶にくる。
2m以上のモフモフの体躯で、大声で話すリカードにスバルは圧倒されていた。
びっくりするスバルを笑いながら、その様子を見たかったと、アナスタシアが顔を出した。
そこに、クルシュも現れるが、リカードはクルシュを大人物だと見抜き、王選は厳しいんじゃないのかとアナスタシアに軽口を叩く。
アナスタシアはそれを否定せず、恩をいくらで買ってもらえるかは、リカードの働き次第なのだから頑張れと檄を飛ばす。
スバルの戦い方
クルシュがスバルに声をかけ、スバルが戦闘にまで参加するとは意外だったと言う。
スバルは、確かに自分は戦力にはならないと話す。しかし、体質として、魔獣を引き寄せる性質があることをクルシュに伝えた。レムもそれを保証し、クルシュはひとまず受け止める。
続けて、白鯨の狙いを自分に誘導し、その隙に他の皆で総攻撃を仕掛けたもらいたいと戦術を提案する。
スバルはその提案を、ありがたく受け取った。
大ホールでの雄叫び
戦準備を整えた人々が、クルシュ邸の大ホールに集結する。
クルシュに挨拶するのは、50代以上の白鯨に縁のある歴々で、スバルにも感謝を示した。ヴィルヘルムの呼びかけに応じた、過去の勇士達だ。
スバルは、ラッセルとアナスタシアを見つけると、2人に金儲けの相談をした。
直後、クルシュの演説が始まる。嫉妬の魔女が現れ400年。その僕として今も謳歌し続ける白鯨。その魔獣に奪われた命は数え切れないほどに積み上がり、今も増える一方だと。
クルシュが、叫ぶ。その無為の歴史を我々が今日終わらせるのだと。出陣を叫び、白鯨を討つことを高らかに宣言した。
リゼロ連続更新4日目は「Re:ゼロから始める異世界生活4」完全版カバーイラストの公開です! 今回も大塚真一郎先生の卓越した表現力で描いていただいた、リゼロの世界観がここに! 巨大ポスターなどにしたい出来です。 #rezero http://t.co/dGpx3wxcjF
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) May 31, 2014
第3章「白鯨攻略戦」ネタバレ

いよいよ400年居座ってた『霧の魔獣』白鯨との総力戦。あの体から噴く霧が、ただの目隠しじゃなく“存在ごと消す”消滅の霧なのがゾッとするポイントだよな。
そうそう、ここ大事…!白鯨は暴食の魔女ダフネが生んだ魔獣で、その消滅の霧こそ後の6章でレムの存在が記憶ごと消される伏線なの。7巻で討ったはずの脅威が、実は物語全体に影を落としてるって気づくと震えるよね。
14年ぶりの白鯨討伐に向かうクルシュの討伐隊は、ヴィルヘルムが隊長を任され、15の小隊に分かれる。
15の小隊の隊長には、ヴィルヘルムが連れてきて、スバルも大ホールで挨拶をした老兵がそれぞれ率いる。
小隊はそれぞれ15名ずつで構成されるため、クルシュの討伐代は合計で約220名となっている。
加えて、リカードが団長として率いる「鉄の牙」30名がこれに加わる。副団長は、ミミと、その弟のへータローが務める。
残り12時間
白鯨の出現まで残り12時間が切った頃、スバルは鉄の牙の団員と言葉を交わしていく。
基本クルシュの指示で戦うことには間違いないのだが、鉄の牙は遊撃隊のように、きっちりとした指揮系統には入らない。
そう動くことを事前にスバルに知らせておき、混乱しないようにとへータローが務めている。
スバルの側にリカードが近寄り、覚悟が決まったような顔をしているという。
結局は、自分のできる範囲で、できるだけのことをするしかないのだと、スバルは心に決めていた。
リカードの乗る獣に話を向けると、名前は「ライガー」と言い、日本のトラやライオンに近い姿をしている。ライガーという騎獣は、地竜に負けない速度と体力を持ち、身軽さが特徴的で乱戦に強いという。
リカードがスバルから穴れ、周囲に大声で声をかけていく。レムが、リカードは団長として周囲の緊張をほぐしているのだろうと言った。
残り5時間
白鯨出現まで5時間を切った段階で、討伐隊はフリューゲルの大樹の元に到着した。
スバルはレムを引き連れて、改めてフリューゲルの大樹の大きさに感動していた。
スバルは、時間になるとこのミーティアが鳴ると説明するが、レムはそれが嘘だと気付いており、その上でスバルを丸ごと信じていると微笑みかける。
スバルは涙を流しそうなのを隠して、上を向いた。レムはそれを優しく包み込む。
時間までに心と体の準備を整えるため、持ち場に向かう2人。レムは、スバルに、第二夫人でも良いですよ、と悪戯っぽく囁いた。
残り間も無く
フリューフェルの大樹の麓で、各々が、自分のすべきことに集中している。
クルシュが、宝剣に刻まれた獅子の家紋に手を触れ、獅子王の意思を感じ、勇気をもらう。
スバルのミーティアから、軽やかな音楽が鳴り響いた。
1分ほどの静寂の後に、リーファウス平原に巨大な魚雲が現れ、白鯨が出現する。
その威容に、クルシュは一瞬息を飲んでしまう。
クルシュが、一瞬遅れながらも、意を決して総攻撃の号令をかけようとすると、既にレムとスバルが飛び出しており、先制攻撃を仕掛けた。
致命的な一瞬の遅れをフォローされたクルシュは、その姿を見て、思わず笑いを噛み殺し、あの馬鹿どもに続け!と号令をかけた。
討伐隊VS白鯨
レムとスバルの先制攻撃のうち、魔鉱石を使った大砲が次々と火を吹き、白鯨から大量の出血を強いる。
スバルは白鯨の背後に回り込み、白鯨の注意を自分に集め、白鯨が討伐隊に背を向けるように仕向ける。
作戦は第二段階に入り、「夜払い」と呼ばれる灯りを放つ魔鉱石が夜空に打ち上げられた。
リーファウス平原から暗闇が溶け、昼間のような明るさがもたらされる。
全容が明らかになった白鯨は明らかかに異様な大きさを誇り、それは魔獣ではなく、山と表現すべきものだった。
スバルは、白鯨の威容に震えるが、レムから勇気をもらい、作戦通り自分達が囮になる作戦を敢行する。
スバル囮作戦
スバルとレムが囮になって白鯨の注意を引きつけている間、討伐隊の攻撃が次々に白鯨を襲っていく。
クルシュの無形の剣「百剣一太刀」、次々と着弾する大砲、剣鬼ヴィルヘルムの斬撃、リカードの大鉈の連撃、鉄の牙の集団攻撃、魔法隊の最大魔法、最大の攻撃を一気に集中させた。
全ての作戦が見事に決まった初撃ではあったが、レムが、白鯨を地に落としてしまいたかったと、悔しそうに言葉を絞り出す。
唯一の望みは、火魔法で白鯨の毛を焼いた箇所への攻撃ならば、ダメージが通りやすいというものだった。
討伐隊の面々の認識は一致しており、総攻撃の二陣が始まった。
総攻撃第二陣
見ていることしかできないスバルとレムの隣に、フェリスが並び、歯痒さは自分もあるという。
スバルは、フェリスは回復特化の生命線であり、その役割だけビシッとこなしてくれと話す。
スバルのあまりの変わりっぷりに、フェリスは驚いていた。
レムが、ヴィルヘルム様が!と注目すると、剣鬼が白鯨の尾から背に向けて、剣を突き刺しながら疾走していた。白鯨から、大量の出血が見られる。ヴィルヘルムの鬼気迫る奮迅に、討伐隊の攻撃の勢いが増していく。
ついにヴィルヘルムは、白鯨の左目を抉り取って見せ、右目に向けて突き出した。
白鯨の反撃
片目をえぐり取られた白鯨は、怒り狂い、高鳴りの不協和音をリーファウス平原に鳴り響かせる。
そして、全身の窪みから、霧を噴出さる。夜払いで視界良好だった夜が、白い世界に包まれていく。
レム、スバル、フェリスは霧を発生させる中心に向かおうとするが、クルシュが総員退避の号令を出す。
瞬間、レムとフェリスは進路を変えたが、元の進路に高圧力の霧が猛威を伴って突き刺さった。
白鯨は二つの霧を用いる。一つは、自分の領域を広げるための拡散する霧。もう一つが、今、元の進路を襲って大地をえぐりとった消滅させる霧だ。
そして、小隊からのクルシュへの報告を受け、消滅する霧で命を落としたものは、世界からも存在を消されてしまうことが判明した。レムの存在を、ラムや、エミリアが忘れてしまった原因がここにあった。
そして、誰もが命を落とした者を忘れる中、スバルだけが覚えている事実に驚いていた。
絶望の光景
一時体制を立て直し、討伐隊の主要メンバーが作戦を練り直す。
攻撃は通っており、もう一度総攻撃を仕掛けて同じダメージを与えれば、白鯨も地に落ちるだろうと考える。
クルシュは、二つしかないという「退魔石」を一つ打ち上げるように、フェリスに依頼する。
退魔石が打ち上がると、拡散されていた霧が晴れる。
霧は、白鯨が保有する大量のマナが形を変えたものである。スバルは嫌な予感がした。
次の瞬間、霧が体内に入り込もうとしていることに気付く。隣の小隊の隊員が奇声を上げ、地竜から落下した。
霧を介して精神に介入し、隊員を発狂させていたのだ。スバルの近くにいた小隊は、ほんの数名だけに抵抗があり、あとは全員が狂ってしまっている。
体内のオドに直接干渉しており、フェリスにしか治療できない類のものだった。
クルシュが号令をかけ、多少手荒な対応をしても、動けるものは負傷者を大樹の元に運び込むように指示をする。
レムとスバルは、フェリスが全員を治療するまで、白鯨が待っていてくれるとは思えないと話す。
スバルは、レムに一番危ないところに付き合ってくれと言い、レムは、どこまでも、と答える。
スバルは、死に戻りを宣言しようとし、魔女の香りを身にまとった。
スバル囮作戦2
魔女の香りを身にまとったスバルとレムの元に、白鯨がすぐに襲いかかってくる。
白鯨の息までかかる至近距離で、食べられる寸前で回避し続けるスバルとレム。
そこに、ヴィルヘルムの斬撃が白鯨に再び襲いかかる。ミミとへータローが音波の衝撃波で追撃する。凄まじい破壊力に、白鯨の高度が落ちてくる。リカードとヴィルヘルムが、霧を生み出す白鯨の無数の口を叩き潰していく。
討伐隊と鉄の牙も再結集し、戦いを援護する。
リカードは手応えを語るが、ヴィルヘルムは、白鯨の強さに対して手応えがなさすぎると不安に感じていた。
白鯨が再度高度をあげ、消滅型の霧の攻撃を仕掛けてくる。
慌てて全員が散会するが、周囲を見やると明らかに人数が削られていた。
スバルが主力の生存を確認しようと周囲を見渡すと、そこにヴィルヘルムの姿があり、しかし、次の瞬間白鯨が彼を飲み込んだ。
一瞬のことに喪失感に包まれたスバルだったが、ライガーに乗ったリカードがレムとスバルを突き飛ばす。スバルが振り返ると、ライガーは無残に死に絶え、リカードは大量の出血を流していた。
白鯨は、正面と後ろ、そして上空と、三体に増えていた。
そしてメロンブックス様は、こちらの『剣鬼』イラストカード! 若き日のヴィルヘルムが、ヴィル爺の衣装に!#rezero #リゼロ pic.twitter.com/78VVbUafof
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) June 14, 2019
第4章「絶望に抗う賭け」ネタバレ

討伐戦は綺麗事じゃ済まなくて、犠牲を出しながらの“賭け”になる。スバルが安全な後方じゃなく、自分も命を張って盤面に立つのがこの巻の覚悟の見せ場だよな。
そうそうそうなんだよ…!1巻の“手ぶらの高校生”が、ここでは仲間の命を背負って采配する側になってるの。死に戻りで何度も失ってきたからこそ、一度きりの命の重さを誰より分かってる――その積み重ねが7巻の重厚さなんだよね。
騎士の一人が膝をつく。騎士の一人が武器を落とす。それが連鎖し、諦めの金属音がリーファウス平原に鳴り響く。
騎士の耳に、「飲み込ませるな」と声が響く。メイド服の少女が駆け出し、持っている鉄球で白鯨を打ち付ける。
少年は、「飲み込まれる前なら助け出せるはずだ」と、乗り慣れていない様子で地竜に乗る。
スバルは、この程度の絶望で俺が諦めるか、と叫んだ。
反撃に出る討伐隊
スバルを乗せた地竜は、スバルの声に応えて、恐れも知らずに白鯨に向かって突進していく。
スバルに注意を向けた白鯨を、レムが鉄球でビシビシしばいていく。
白鯨からの思わぬ反撃がくるが、飛び出てきたミミが魔力防壁を展開して防ぐ。
危機を紙一重ですり抜けながら、スバルはなおも戦場をかける。その横に、クルシュが地竜を並べ、戦況についてのおかしさを相談する。
白鯨が複数個体いるのだとしたら、それが伝わっていないのはおかしいとクルシュが話す。そこに何らかの、状況を解決する糸口があるように見えると、クルシュはスバルに伝えた。
復活する討伐隊
クルシュが、討伐隊に向けて、武器を持って、立ち上がり、顔を上げろと叫ぶ。
スバルを剣で指して、あれはこの中で最も弱い人間だという。その人間が諦めていないのに、どうして下を向いているのだと劇を飛ばした。
戦意を喪失していた討伐隊も、一気に戦う意思を取り戻す。
そして、白鯨に向けて突撃を開始する。
スバルは命がけで白鯨の注意を惹きつける。途中、半歩足りない寸前まで追い込まれたが、ミミとへータローの音波攻撃に救われた、
へータローが、リカードの伝言をスバルに伝える。「なんや、軽うなっとるで。ワイが死なんかったんがその証拠や」とへータローがリカードの声真似をしてまで伝えてくれた。
白鯨のからくり
戦場を囮として駆け巡るスバルが、白鯨についてあることに気がつく。三体とも、ヴィルヘルムに抉られた左目がないのだ。
スバルは、三体が分裂したことを確信した。討伐隊の主力が陥落し、人数が削られても、かろうじて戦線を維持できているのは、一体一体が軽くなっていたせいだった。
そこに、一体の白鯨が怪しい動きを見せ、ミミとへータローが攻撃を仕掛ける。その傷跡から、瀕死のヴィルヘルムが出てきた。
スバルは、ヴィルヘルムをミミとへータローに預けてフェリスの元に送り、自身はレムとクルシュの元に向かった。
作戦会議
白鯨が分裂しているという仮説を、スバルはクルシュとレムに話す。
スバルは、二体を下で戦わせて上空で傷を癒している一体が本体であり、その一体を倒せば勝利となるはずだと伝える。
そして、スバルが一つだけアイディアがあると言い放った。
レムが、最大の氷魔法で氷柱を作り上げる。それを、上空に浮かぶ白鯨に向けて射出する。
白鯨は、難なくそれをかわすが、スバルが白鯨の鼻先に立っていた。スバルは、レムの作り上げた氷柱に乗って、はるか上空の白鯨の元へ来たのだ。
スバルは、白鯨の目の前で落下を始め、そして、魔女の香りを強めた。白鯨は、正気を失ったかのようにスバルを追いかける。
レムとパトラッシュが、スバルをキャッチし、間一髪で頭たから突っ込んでくる白鯨を回避する。すぐに全力疾走を開始するが、白鯨はなおも正気を失ったかのようにスバルを追いかける。
スバルが祈ると、轟音が二度鳴り響き、フリューゲルの大樹が、倒れ、白鯨を押しつぶした。
最愛の妻に捧ぐ
身動きの取れない白鯨の鼻先に、ヴィルヘルムが立っている。
「我妻、テレシア・ヴァン・アストレアに捧ぐ」とヴィルヘルムは宣言する。
続いてとらのあな様からは、グリム&キャロルのイラストカードをお届けです!
ヴィルヘルムとテレシアの関係はもちろんのこと、この2人の今後の関係も楽しみですね~!#rezero #リゼロ pic.twitter.com/DdI5iu0r7w— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) February 20, 2020
第5章「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア」ネタバレ

そして剣鬼ヴィルヘルム。彼が白鯨を追い続けた理由が、妻で前剣聖のテレシアを奪われた“14年越しの復讐”だったって明かされる場面、鳥肌立つよな。
そうそう、ここが7巻最大の山場…!剣の天才ヴィルヘルムが、剣を捨てて笑っていてほしかった最愛の妻を白鯨に奪われて、剣鬼として生き直すの。討伐の瞬間に妻への愛を叫ぶシーンは、スバルとエミリアの愛と重なって何度読んでも号泣なんだよね。
ヴィルヘルムは、ルグニカ王国の地方貴族であるトリアス家の三男として生を受けた。
トリアスは、北のグステコ聖王国の国境近く、ルグニカの最北の領地を治める歴史ある名家であるが、ヴィルヘルムが生まれた頃には、既に没落貴族と表現して良いほどの弱小化の道を辿っていた。
ヴィルヘルと剣の出会い
ヴィルヘルムは兄二人とは年が離れており、跡目争いとは無縁に育った。
文官としての資質にかけていたヴィルヘルムは8歳の頃から剣に魅入られ、宝剣を裏山で振り、14歳になる頃には、領地一番の使い手となっていた。
兄との些細な口論を契機に、ヴィルヘルムは「王都に出て騎士となる」と言い残し、家を出る。
ルグニカ王国はその頃、領土の東を中心として、「亜人戦争」という内戦を繰り広げられており、王国軍として志願したヴィルヘルムは、簡単に登用された。
15歳になったヴィルヘルムは、既に戦場でも敵がいなかった
剣鬼と少女の出会い
ヴィルヘルムは、自分より強い相手とついぞ出会うことなく、亜人の死体を積み上げていく。
18歳になる頃には、敵味方問わず、「剣鬼」という名前を知らないものはいない程だった。
既に敵はおらず、ヴィルヘルムは、自分を仮想敵として、王都の使われていない開発区で剣を振るい続けていた。
ヴィルヘルムの剣鬼にあてられると、全ての人間が蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
だが、その日、ヴィルヘルムの修行場にいた少女には通じず、ヴィルヘルムは、嘆息を吐き出す。武と無縁の平和に生きている人間に対しては、剣気は全く通じないのだと感じた。
少女に呼ばれてヴィルヘルムが近づくと、朝日に照らされた黄色の花畑が広がっていた。少女が、種をまいてつくったのだと言う。
少女は「花は、好き?」と聞くが、ヴィルヘルムは、「いや、嫌いだな」と答えた。
テレシア
ヴィルヘルムと少女は、この花畑近くで出会うことが多くなった。
出会えることを待ち望み、早朝に足が花畑に向くこともあった。
3ヶ月も経つ頃、少女はテレシアと名乗った。ある日、なぜ剣を振るのかとテレシアが聞くと、ヴィルヘルムは、それしかないからだと答えた。
会うたびに、花は好きになったか、なぜ剣を振るのか、とお決まりの会話がされていく。
ヴィルヘルムは、花は嫌いじゃなくなり、剣を振る理由は、これしか守る方法が思いつかなかったからだと、トリアスの兄弟を思って話す。
叙勲
戦場でのヴィルヘルムは、一つでも多く首をとる戦い方から、少しでも味方の被害を少なくする戦い方に変わっていった。
そんなヴィルヘルムの姿を見て、騎士叙勲の話が出た。
プリシラが笑顔でおめでとうと言い、騎士はだれかを守るの人のことだという。
ヴィルヘルムは、守りたいものの中に、プリシラがいることに気づいた。
トリアス領侵攻
内戦は飛び火し、東から北へ、トリアス領へと戦火が広がっていった。
騎士としての出動命令はなく、ヴィルヘルムは軍規を無視してトリアス領へ向かう。
そこにあったのは、守りたいと決めていたトリアス領が、蹂躙される姿だった。
単身、亜人の軍勢に向かって行くヴィルヘルム。屍を築き上げるが、多勢に無勢であり、窮地を迎えた。
しかし、切り刻まれていくのは亜人の方だった。ヴィルヘルムが見惚れる剣戟が、亜人の血の海を築いていく。
「剣聖」テレシア・ヴァン・アストレア
あの美しい剣戟の主が、当代の剣聖、テレシア・ヴァン・アストレアであると知ることに、そこまで時間はかからなかった。
ヴィルヘルムは、花畑に向かい、そこにいる少女に斬りかかる。しかし、指先で渾身の一撃もとめられ、愛剣も簡単に奪われる。
テレシアは、もうここにはこないという。剣を振るべき理由、だれかを守るために剣を振ることを、私も良いと思ったとヴィルヘルムに伝えた。
ヴィルヘルムは、花を愛した少女を取り戻すため、テレシアから剣を奪うことを決心する。
亜人戦争集結
剣聖が戦場に出て2年、亜人戦争は終結した。
圧倒的な貢献を果たしたテレシアに対し、様々な叙勲がなされるセレモニーが開催される。
そこに、ボロボロの姿のヴィルヘルムが現れる。示し合わせたように、剣聖と剣鬼は、舞台に上がる。
始まった戦いの美しさに、それを見ていたものは涙を流す。人は、ここまでの領域にたどり着けるのかと。
剣鬼の宝剣の先端が折れる。しかし、剣聖の聖剣は真っ二つに折れていた。
ヴィルヘルムは、自分より弱いテレシアに、剣を持つ理由はもはやないという。
テレシアは、花は好きかと聞く。ヴィルヘルムは、嫌いじゃなくなったと答える。
テレシアは、どうして剣を振るのかと聞く、ヴィルヘルムは、お前を守るためにと答える。
テレシアは、私を愛しているのかと聞くと、ヴィルヘルムは、恥ずかしそうに、いつか気が向いた時にな、と答えた。
ヴィルヘルムVS白鯨
場面が戻り、ヴィルヘルムが白鯨にとどめをさす。
ヴィルヘルムは、テレシアに戦いが終わったことを報告する。
そして、テレシアへの愛を叫んだ。
クルシュが、ヴィルヘルムが白鯨を討ち取ったことを叫び、勝利を宣言した。
第20話「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア」のあらすじを公開しました。ヴィルヘルムと白鯨の因縁とは………。https://t.co/Mqc94Y38Yd#rezero #リゼロ pic.twitter.com/XQJ7LllGVW
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) August 12, 2016
第5章「メイザース領への道」ネタバレ

白鯨を討っても終わりじゃなく、本命の“怠惰”大罪司教ペテルギウスが待つメイザース領へ向かう流れ。勝った高揚と次の絶望が地続きなのがリゼロらしいよな。
そうそうそうなんだよ…!一つ脅威を越えた達成感の余韻もそこそこに、本当の地獄はこれからって突きつけられるの。7巻の勝利は8巻の魔女教討伐戦への“助走”でもあって、巻をまたいだ緊張の持続が読者を離さないんだよね。
リーファウス平原に、歓喜の声が響き渡り、感類の涙が零れおちる。
残った2体の白鯨も、本体からのマナ供給が途切れて悶え苦しみ、クルシュと大砲によってそれぞれ簡単に討伐された。
喜びが身を包むのを制して、クルシュは、負傷者の手当や死者の埋葬など、山積されるすべきことに意識を向ける。
そこに、スバルの悲痛な声が上がる。レムが目覚めない。
レムの策略
スバルとレムは、白鯨の猛追に追われ、フリューゲルの大樹が倒れてくるすぐ近くを走っていた。
当然、大樹が倒れる衝撃に巻き込まれ、上も下も分からない状態に吹き飛ばされる。
スバルは、レムに身を守られながら、地面に激突していた。そして、レムが目を覚まさず、スバルが叫んでいるのだ。
涙を流すスバルに、レムがうっすらと目を開けて、か細い声でスバルの無事を喜ぶ。
体の力が抜けていくレムに、スバルはただただその身を案じる。レムが、最後の言葉と捉えられるような発言をして、好きって言ってほしいとお願いをする。スバルは、大好きだ、レムがいなきゃやっていけないと叫ぶ。
レムはスバルへの愛を言葉にし、スバルも未来にレムがいないとダメだ、お前は俺のものだと返す。
すると、ケロっとしたレムが目を覚まし、状態を起こし、「言質、頂きました」と悪戯っぽく笑って見せたのだ。
ラブラブの二人に、フェリスがもういいでしょ、と声をかけた。
クルシュの高潔
クルシュがスバルの元に来て、功労者を労う。
戦いの事後処理として、白鯨の屍を運び出すため、フリューゲルの大樹をどかそうと作業しているのだと説明する。
白鯨の死体を人民が見て初めて、真の安堵を得ることができるのだと。
スバルは、元々国民の支持が厚いクルシュが、さらに名声をあげ、商人たちからの支持も深まれば、対立できる王選候補などいないのでは、ということに今更ながら気付く。
しかし、クルシュはスバルの功績をとうとうと述べ、立役者だと告げる。
クルシュはスバルの功績に報いるため、カルステン家に迎えたいところだが、と話すが、やはりスバルは、エミリアを助けると返した。
クルシュは別の形で報いることと、いずれ敵対する日がきたとしても、スバルに対して友好的であることを約束した。
スバルに手を貸す人々
スバルは、魔女教徒との戦いに向け、クルシュ陣営の力を借りたかったのが本音だというが、あまりの負傷者の多さに無理は言えないと話す。
しかし、次々とスバルに協力を申し出る人々が集まってくる。
クルシュ陣営からは、ヴィルヘルとフェリス、討伐体から20名。
鉄の牙からは、リカードとミミ、団員10名。
王都に帰還するのは、クルシュ、レム、へータロー、負傷者、白鯨の頭を連れていく。
そこに、街道封鎖を担当していた鉄の牙の半分が援軍に加わる。ミミの二人目の弟、ティビー、アナスタシアの右腕であり交渉や会計も担当、が率いてくる。
そして、鉄の牙の傍に、アナスタシアの騎士、ユリウスも存在した。
スバルは既に、ユリウスの練兵場での行動の目的を理解していた。それでも、敵愾心を持ってしまっていたのだが、ついに謝罪し、ユリウスも、スバルを侮ったことを心から謝罪する。
二人の間のわだかまりも、溶けていく。
作戦会議
スバルが、共に戦ってくれる50人の集団に対して、状況の説明を開始する。
目標はメイザース領のロズワール邸。襲撃してくる魔女教徒の撃退だ。
白鯨と魔女教徒の関係は、騎士団も同一見解を持っており、ヴィルヘルムの独自調査においても同じ結論に至っていた。
魔女教徒を司るのは六人の大罪司教であり、魔女教の戦力を削れる機会を得られることは、フェリスやユリウス、商会傭兵の鉄の牙にも大きなメリットがある。
スバルは、現有戦力と未来の情報からたてた作戦の説明を始めた。
次巻、第8巻のネタバレについて詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。
🍁週末のリゼロの楽しみ方①🍁
ただいまABEMAにて新編集版全話が無料🆓配信中です🌟
スバルの異世界召喚
エミリアの膝枕
パックのみょんみょんみょん
レムの笑顔
飛んでるラムなどなど…みなさんのお気に入りシーンを何度もみてください👀👀‼https://t.co/C2dBxbPyq7#rezero #リゼロ pic.twitter.com/jx4xBCwsVm
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) November 21, 2020


