日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」発の大人気作品「Re:ゼロから始める異世界生活」の小説第18巻のネタバレ解説です。
ネタバレを見たくない方は、ページを閉じて頂きますようお願い致します。
第17巻の詳細について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
目次
プロローグ「濁流」ネタバレ
広場では、ガーフィールとリカードが「八ツ腕のクルガン」と、ヴィルヘルムが「テレシア」と対峙している。
都市庁舎の最上階から燃え上がる黒炎が上がり、ガーフィールが上を見ると黒竜が最上階に半身を突っ込んでいた。
途端、轟音と地響きと共に水門から流れてきた濁流が遅いかかる。
ヴィルヘルムが飲まれ、リカードが飲まれ、ガーフィールが飲まれる。
視界には、黒竜がクルシュとスバルを連れ出そうと飛び立つ映像が映る。
黒竜に突然現れた大蛇の牙が襲いかかり、スバルが黒竜から落ち、濁流の中に飲まれる。
ガーフィールは、スバルに声なき声をあげた。
第1章「敗戦処理」ネタバレ
ここでプリシラが竜の血を『神竜ボルカニカが授けた、竜歴石と盟約に並ぶ三つの至宝の一つ』って言うの、何気にとんでもない設定開示だよな。カペラがスバルに刻んだ呪いが、ルグニカ建国の根幹と同じ格の代物だっていう。
そうそうそうなんだよ…!しかも避難所で暴動寸前の人々をリリアナの歌が鎮めるでしょ。あれ、憤怒シリウスの権能で増幅された絶望を“歌=心の共鳴”で上書きしてるの。後でスバルが演説で街を救う伏線に、ちゃんと音楽が先に置かれてるのが憎い構成なんだよね。
エミリアは処女かとレグルスに問われ、言葉の意味が分からないと答えると、レグルスは素晴らしいと感嘆する。
そして、エミリアを「七十九番」と呼び、同じ妻である「百八十四番」に、エミリアの結婚式に支度を命じてその場を去る。
エミリアがレグルスを本の中の悪い王様のようだと話すと、「百八十四番」はレグルスは「小さな王」であり、その指摘は在り方として正しい表現だと話した。
その時、水門から放たれた濁流が、地響きと共に都市を飲み込んだ。
流されたスバル
濁流に飲み込まれたスバルは、路地裏の一角で目覚め、プリシラ、リリアナと再会する。
カペラの血が混ざった右足は、プリシラが骨が見えるほどの傷を与えても、即座に回復する状態となっていた。
スバルが「竜の血」が原因かもと話すと、プリシラが神竜ボルカニカが授けた、「竜歴石」と「盟約」と並ぶ三つの至宝のうちの一つだと話す。
濁流の後の状況
リリアナが、水門から放流があり、それによって一時的に都市の半分程度が水没したが、すぐに水門が閉じて、今は元に戻ったと状況を説明する。
スバルは、都市庁舎で一緒に戦った仲間達の行方が知れないことに落胆するが、この程度で負けられないと決意を口にする。
プリシラは、スバルの気概への褒美として、街を跋扈する「獣と武器が融合した化け物」、通称「亜獣」の存在を教え、太陽剣を空から引き抜いて一閃して見せた。
亜獣は、目や耳、口のいずれかが奪われてしまっていた。
四番街の避難場所
プリシラとリリアナ、スバルは四番街の避難場所に入る。
中には鬱屈と下を向くプリステラの住民がおり、スバルは異様な雰囲気に飲まれそうになる。避難民同士での些細な不満が爆発し、暴動に発展しそうになる状況が起きる。
そこに、リリアナが歌を歌い、避難民の心を取り戻した。
スバルは、この状況が「憤怒」の権能によるものだったと気付いた。
プリシラとリリアナは、シュルトを探しながら他の避難所を見て回り、スバルはミューズ商会で仲間と合流しようと急いだ。
ミューズ商会に向かったスバル
スバルはプリシラと分かれ、ミューズ商会に向かう。
途中、亜獣を創造したのは「カペラ」だと勘付き、それでもどこから「素材」を調達したのかと疑問に感じた。
そこに、三種類の亜獣がスバルの目の前に現れ、襲いかかってくる。
スバルは間一髪で避けるが、ユリウスが現れ、亜獣三匹を撃退した。
ユリウスが語る現在の状況
ユリウスは、スバルに濁流が生じた後の状況を説明する。
カペラが都市庁舎を放棄する前、もう一度放送を行い、「叡智の書」「人工精霊」「銀髪乙女との結婚式」の3つの追加要求を出した。
都市庁舎で戦っていた者は、スバルを発見したことで全員無事が確認されたが、ミューズ商会が襲われ、キリタカと「白竜の鱗」は安否が不明となっている。
本拠地をミューズ商会から都市庁舎に移動したため、まずはそこに向かおうとユリウスが話した。
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第2章「騎士の条件」ネタバレ
アナスタシアの『身を切る覚悟』要求、ここ読者の倫理まで試してくるよな。要は『全部は救えない、小さいものは零れる』って大人の現実を、容赦なくスバルに突きつけてくるんだ。
わかる…!でもスバルはそこで騎士道を語り返すの。『身を切るは他者を犠牲にする言葉じゃない、全部救う』って。アルにそれを“英雄幻想”だって斬られても折れない。死に戻りで何度も全部失ってきたスバルだからこそ、この理想論が綺麗事に聞こえないのが胸に来るんだよ。
エミリアは、「百八十四番」からレグルスの気に障る行動・言動をしないための助言を受ける。
そこに、カペラの放送が流れ、4つの要求が告げられる。
エミリアは、「銀翼の乙女との結婚式」が自分のことと分かると、自分が脱走するとプリステラが水没してしまうと理解した。
また、レグルスが大罪司教の一人であることを、「百八十四番」がエミリアに告げる。
エミリアは、「百八十四番」やレグルスの言うことを聞きながら、慎重に行動していくことを決意した。
都市庁舎に到着したスバル
スバルが到着すると、フェリスの激情がヴィルヘルムにぶつけられていた。
クルシュが重症となっており、フェリスの治療でも回復しないのだ。フェリスは、感情を抑え、スバルに異常がないことを確認すると、フェリスの部屋に戻る。ヴィルヘルムも追従する。
スバルが「竜の血」の影響かもしれないと話すと、リカードがそれをフェリスに伝えに行った。
去り際、リカードがスバルに「ギルティウィップ」を手渡す。前の都市庁舎での戦いでは、黒竜がスバルとクルシュを救い出し、意識のないクルシュが落ちないよう、スバルがギルティウィップで黒竜とクルシュを結びつけていたのだ。
ユリウスと暴食との戦いは、互いに手傷を追わせながらも決定打とまではならなかったと話す。
そこにアナスタシアが現れ、スバルと大事な話し合いがあると言った。
スバルとアナスタシアの会議
スバルとアナスタシアは、二人で山積している問題と複雑な状況の確認作業を行う。
スバルからはこれまでの経緯、プリシラとの出会い、竜の血による黒腫が蠢く右足が伝えられる。
アナスタシアからは、避難所の混乱、黒竜・蝿となった人々が意思疎通可能なことが伝えられた。
スバルがユリウスを人払いしたことを言及すると、アナスタシアが「人工精霊」について切り込む。スバルは、率直にベアトリスがそうだと話した。
今度はスバルが、ミューズ商会での出来事について聞く。アナスタシアが、憤怒の大罪司教の襲撃について話した。
憤怒によるミューズ商会への襲撃
アナスタシアの元に、キリタカが急ぎの報告が発生したと訪れる。
十人会のメンバーは、最初のお昼の放送よりも前に、既に何者かの手によって命を奪われていたと報告した。
そして、次に狙われるのはキリタカだろうと二人の間で認識を一致させ、キリタカが自分が囮になって時間を稼ぐと話す。
そこに、「憤怒」の大罪司教、シリウス・ロマネコンティが現れるが、アナスタシアは権能の力にかかり、恐怖で動けなくなってしまう。
アナスタシアの危機に、フェリスの禁じ手によって痛みを感じなくなったへータロー、ティビーが駆けつけ、アナスタシアの脱出のための時間を稼ぐ。
そして、キリタカ、白竜の鱗が時間を稼ぐ間に、他のメンバーは全員都市庁舎に逃げてきたと話す。
それから、キリタカと白竜の鱗は安否不明の状態が続いている。
アナスタシアの決意
スバルとアナスタシアは話を戻し、残り二つの追加要求についても検討する。
「叡智の書」については、既に燃えて灰になっているとスバルは説明するが、それは「魔女」から聞いたことであり、本当かは分からないという結論になった。
「銀髪の乙女との結婚式」は、エミリアとレグルスのことであり、議論する必要もなく許容することはできない。
スバルは、敗北が続き、危機的な状況にあっても絶対に打開してみせると息巻き、アナスタシアはそれに賛同する。
しかし、アナスタシアは、スバルに対して「身を切る覚悟」を求めた。
ユリウスの迷いと騎士としての在り方
都市庁舎の屋上で、スバルとアナスタシアの元にユリウスが合流する。
ユリウスが避難所の被害に言い淀むと、アナスタシアがそれを厳しく叱責した。
何もかも諦めないと、大きなものを救おうと決めたのなら、小さなものを零してしまうのは仕方のないことであり、大切なのはそこから目を背けないことだと、だから言いよどまず、ハッキリと言えと冷たく言う。
憤怒の影響は都市庁舎にも及んでおり、それがアナスタシアのらしくない気迫に、ユリウスのらしくない気迷いに繋がっていた。それでも、ユリウスは、アナスタシアの言葉を受け、犠牲を許容する決意をしようとする。
そこに、スバルが口を挟んだ。そして、騎士道について語る。
騎士は、自分の命をかけて困難に立ち向かう覚悟を常に持っている者だと説明する。そして、最も大切な剣を預けた相手だけでなく、その範囲は広く、その一つも零さないと、カッコつけている者なのだと話す。
ユリウスは「最優の騎士」であり、その最たる者だと解説し、問題を解決できればOKなのではなく、街を救うことが自分達の在り方なのだと言い放った。
「身を切る」は他者を犠牲にする言葉ではない。自分たちは全てを救うと。
アルの批判
そこに、行方不明だった「アル」が現れ、スバルの考えは「英雄幻想」であり、全員を溺れさせて死なせるものだと、アナスタシア側の考えを示す。
しかし、それ以上は深く話さず、用件、エミリアからスバルに伝言を預かってきたと伝えた。
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第3章「最も新しい英雄と最も古い英雄」ネタバレ
章タイトルの『最も新しい英雄と最も古い英雄』、新しい方がラインハルトの登場として、古い英雄って誰だ?って引っかかるよな。スバルの放送が“恐怖の伝染”を“希望の伝染”で塗り替える、ここの理屈が好きだ。
そうなんだよ…!特別な力ゼロの少年が、言葉だけで街全体の絶望をひっくり返すの。剣聖でも王選候補でもなく“ナツキ・スバル”が立つ意味がここにある。そしてオットーが『鬼札は要りますか』って連れてくるラインハルト参戦、震えるよね。
エミリアは「百八十四番」に白いドレスを着付けてもらい、レグルスの私室に向かう。
レグルスは、白いドレスが似合っていると言うが、エミリアの浮かない顔をして、「色欲」の放送が気に障ったのだろうと憤慨した。
エミリアが少し疲れたと言うと、結婚式までは部屋で休んでいるといい、「百八十四番」に対して防御不可の攻撃を放つ。
間一髪でエミリアが「百八十四番」を助けたが、新婦が疲れているのは「百八十四番」の責任だと話した。
エミリアの諜報
エミリアは、自室に戻ると自分に似た氷像を作ってベッドの上に寝かす。
エミリア自身は、スバル達にこの三番街の制御塔にいる大罪司教がレグルスであることを伝えるため、窓の外に氷の足場を作って移動を開始した。
部屋の中で、レグルスが対話鏡を通じて、「色欲」と会話している声が聞こえる。
色欲に放送と水門の放流に文句を言っていたが、水門は自分ではないと色欲は説明しているようだった。
妻の一人が、レグルスの部屋を訪れ、結婚式場の飾り付けの指示を仰ぐ。
レグルスは、そうだったと思い出してその場を去った。
対話鏡でアルと連絡
エミリアが部屋の中に入ると、対話鏡からの呼び出しの連絡がきた。
恐る恐る受信すると、鏡の向こうから「アル」の姿が現れ、エミリアもアルも驚く。
エミリアは、すぐに三番街の制御塔はレグルス、一番街の制御塔はカペラがいると伝え、スバルへの伝言を頼んだ。
アルは、仕方ないとばかりにそれを受け、エミリアはアルを信じ切って任せ、部屋に戻っていく。
エミリアは、アルとスバルはどこか似ている、と感じていた。
ガーフィールも合流
アルの後ろからガーフィールが現れ、スバルに抱きついて再会と無事に喜んだ。
ガーフィールはスバルを探して街を探索していたところ、似たような匂いを見つけ、その先にアルがいたと判明した。
アルは、エミリアからの伝言をスバルとアナスタシアに伝え、二人はその情報の価値に驚き、エミリアが冒した危険に思いを馳せる。
スバルの秘策
アルがこの集まりについて聞くと、スバルが魔女教対策本部であり、ミーティアで状況をひっくり返すと話す。
恐怖を伝染させたのが放送なら、希望を伝染させることもできるだろうと、スバルは説明した。
そこに対し、アナスタシアは放送を使えば水門が解放される可能性があると反論する。
スバルは、エミリアの情報から水門開放と大罪司教の関係性に違和感が発生したと返す。
エミリアの情報から、水門が開放されたのは一番街の制御等から。しかし、水門が開放されたとき、担当している「色欲」のカペラは都市庁舎にいた。
それに加え、アルが確信めいた声で「奴らは負けたことがないから、こちらの動きなんて気にも止めない」と言い放った。
そこまで話し、アナスタシアも放送のミーティアを使うことに賛成する。
放送する人物
スバルは、アナスタシアやユリウス、ヴィルヘルム、クルシュなどに放送を依頼しようとするが、悉く却下される。
ガーフィールが、「大罪司教を倒した人物」と名乗れるのは大将しかいないと、スバルを推す。
ユリウス、アナスタシアもそれに同意する。しかし、アルは反対した。
アルは、ガーフィールに、凡人に全てを背負わせるような可哀想なことをするなと言う。
そして、スバルに対しても、自分がプリシラだけを考えて守るように、スバルもエミリアだけを考えて守ればいいと、大切なもの以外を諦める選択肢を提案する。
しかし、スバルはそれは自分が取っていい選択肢ではないと感じる。
アルが、スバルのそれは「英雄幻想」であり、本当にそれを選ぶのなら、絶対に負けてはいけないと強く言う。スバルの負けは、スバルだけのものではなくなると。
スバルは覚悟を決めて、受ける。ガーフィールが、大将!と呼んだ。
スバルの演説
避難所に、スバルの演説が届く。
何も特別な能力を持たない少年であるスバルが、街の仲間を、友人を、大切な人を守るために、それぞれが絶望に屈せずに戦おうと言葉を紡ぐ。
スバルの言葉は、人々に寄り添い、染み渡っていく。
そして、絶望が蔓延していたプリステラから、大歓声が沸き起こった。
鬼札
スバルの演説に、王選陣営も大賛辞を送った。
そして、いよいよ4つの制御塔の同時攻略作戦の会議が始まる。
そこに、今まで行方不明だったオットーが現れ、「鬼札」は必要ですか?と話す。
すると、「剣聖」ラインハルトが、遅参を詫びて参戦を表明した。
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第4章「歴史刻む星々」ネタバレ
この章が18巻の核心だと思う。クルガンもテレシアも“死者を操られてる”って判明して、ヴィルヘルムが亜人戦争の三大脅威『魔女スピンクス』の名前を出すんだよな。死者の軍勢を操った魔女。
そうそう、そこ超重要なの…!スピンクスは権能『見えざる王の秘蹟』で死者を自在に操る存在で、これがテレシアを冒涜してる黒幕に直結する伏線なの。しかもラインハルトがリリアナに加護を“今、授かった”って言う異常さもさらっと描かれて、彼の正体の謎も同時に積まれてる。クルシュの竜の呪いをスバルが手で引き受ける場面も、もう優しさが痛い。
遅れてきたラインハルトに対し、スバルは喜びつつも、遅いわ!と告げる。
他のメンバーにも思うことがあれば言うように伝え、ラインハルトはそれぞれの物言いに肩の荷を下ろした。
ラインハルトが遅れた理由
ラインハルトとフェルトは、今朝の朝食後、アストレア領について話し合いをするため、ハインケルの元を訪れた。
しかし、お昼に「色欲」の放送が流れた直後、ハインケルがフェルトの人質を取り、ラインハルトに自分を守るように命じた。
そこからオットーが現れるまで膠着状態を崩すことができず、ラインハルトが到着するのが遅れたと説明する。
オットーの動き
オットーは朝食後、キリタカに会いにミューズ商会に向かったが、途中で制御塔を襲撃する大罪司教「暴食」と遭遇してしまっていた。
「白竜の鱗」によって助けられ、かろうじて逃げることのできたオットーは、その後は慎重に動き、そこでラインハルトと遭遇したのだと話した。
二人の状況を確認し、話が大罪司教の四つの要求に入ると、オットーが「叡智の書」を持ち込んだのは自分だと自白した。
「叡智の書」と「人工精霊」
オットーは、昨日の初回のミューズ商会との交渉決裂後、復元師「ダーツ」の所に向かい、焼け焦げた「叡智の書」の復元を頼んだと話す。
復元師は、物を元に戻す魔法に特化した術師のことで、「ダーツ」であれば灰から本を復元することも可能だとアナスタシアが補足した。
そして、入手した場所や復元の目的は陣営内部の情報だから話すことはできないとキッパリ告げる。
スバルも、大罪司教が望む「人工精霊」はベアトリスのことだと全員に共有した。
制御塔と大罪司教の場所
また、エミリアの伝言とオットーの話により、各制御塔にいる大罪司教が判明した。
一番街は色欲、二番街は暴食、三番街は強欲、四番街は憤怒、だ。
この情報を使って、それぞれ相性の良いメンバーを組んで、スバル達は戦いに臨むことができる。
アルの不可解な激情とプリシラ・リリアナの到着
スバルが、アルにも協力してもらうぞと水を向ける。
しかし、アルは「それが兄弟の本気の本音なら協力するんだがな」と、スバルの手を振り払った。
その声には激情が含み、その視線は激しく怒っていた。
そこに、元気な声でリリアナが部屋に入り、その後からプリシラが登場し、自身も参加する意思を示す。
アルは再会に喜び、プリシラの発言に驚き、諦めて自分も大罪司教討伐戦への参加を決めた。
オットーが叡智の書を持ち出した目的
場の話題がプリシラに集中した隙に、スバルはオットーを呼び出して二人きりになり、叡智の書について確認する。
オットーは、ロズワールのことを全く信用しておらず、この1年での悪巧みはなくても、その前のことは分からないと説明する。
オットーは、ラムの話を聞いて、聖域の問題が解決して雪が溶けた後に、ロズワールの叡智の書の燃えカスを見つけていた。
ロズワールが叡智の書に従って未来の策謀をしていたなら、この先の陣営に降りかかる障害のことを、過去の記述をみれば読み解けると考えていた。
そのため、ダーツに復元の依頼をしたのだという。
そして、大罪司教が叡智の書の要求をした以上、自分が回収に向かう必要があるとスバルに伝えた。
ヴィルヘルムからテレシア、クルガンが語られる
スバルとオットーの元にヴィルヘルムが訪れ、クルシュが目覚めてスバルを呼んでいると伝える。
クルシュの部屋の前で、スバルは都市庁舎広場での戦いで現れた、二人の剣士とその原因を話す。
一人は八ツ腕のクルガン、一人はテレシア・ヴァン・アストレア。二人とも間違いなく死んでおり、死者蘇生をしているのではなく、死者を操っている者がいると話す。
そして、かつての亜人戦争側に、同じように死者を操って王国の三大脅威の一つとなっていた人物がいると話す。
三大脅威は、「亜人族の英雄」リブレ・フエルミ、「大参謀」バルガ・クロムウェル、「魔女」スピンクス。
この魔女こそが、かの亜人戦争において、死者の集団を操って王国と対峙したものだった。
クルシュの竜の呪い
スバルがクルシュの部屋に入ると、弱々しく体を起こしたクルシュがそこにいた。
クルシュは、自分と同じ竜の血の呪いを受けたスバルのことを案じていたのだ。
スバルは、クルシュの高貴さに痛み入り、その手に触れる。すると、激痛が走り、スバルの体にクルシュの黒い呪いが移り、クルシュの体からは呪いが薄れていった。
スバルはこの手段でクルシュを助けようとするが、クルシュはスバルまで戦闘不能になったら致命的だとそれを止める。
そして、スバルに後を任せて安心して眠りについた。
スバルはヴィルヘルムと共に、階下の会議に戻る。フェリスも戦線復帰を決めた。
ラインハルトの異常が露見、四番街にはプリシラ、リリアナ
作戦会議場では、プリシラが四番街の制御塔、「憤怒」の大罪司教には自分とリリアナが当たると言い張っていた。
スバルがラインハルトに「リリアナ」に加護がないか分からないかと聞くと、ラインハルトはその力は「審判の加護」だと話し、「今、授かった」と口にする。
そして、リリアナに「伝心の加護」がついていると説明した。
スバルはラインハルトの異常さを感じるが、思考が流れていってしまう。
一番街にはヴィルヘルム、ガーフィール
最大の脅威である一番街の制御塔、「色欲」に対しては、因縁のあるヴィルヘルム、ガーフィールが向かう。
ヴィルヘルムには、妻・テレシアとの因縁があり、そして主であるクルシュに「竜の血」をかけた「色欲」カペラがいる。
ガーフィールは「ミミ」に命を救われており、ミミはテレシアの「死神の加護」によって瀕死の状態にある。二人には、カペラと戦うだけの理由があった。
三番街にはスバル、ラインハルト
三番街の制御塔、「強欲」レグルス・コルニカスに対しては、スバルとラインハルトが向かう。
レグルスは「無敵」に近い権能を持っているとスバル達は認識しており、その無敵に対抗できる最大戦力ラインハルトを仕向けるという算段だ。
そして、スバルがラインハルトの届かない部分に力添えをする、という大まかな方針を立てる。
二番街にはユリウス、リカード
スバルとヴィルヘルムは、因縁のある「暴食」の相手を、ユリウスとリカードに託す。
その願いに、ユリウスは今度こそ必ず応えると言い、受け取る。
しかし、ユリウスはこの時、どこか体調が悪いようなそぶりを見せていた。
三つの対話鏡は「憤怒」「本部」「色欲」
本部にはアナスタシア、アル、フェリスが残り、指揮・連絡を行うことになる。
三つの対話鏡は、一つは、状況に一番大きな変化をもたらす「憤怒」と対するプリシラへ。
一つは、「放送」のミーティアで全員に連絡を伝えられる「本部」アナスタシアへ。
一つは、相手の戦力が多く、緊急事態が発生する可能性がある「色欲」と対するヴィルヘルムへ。
これで作戦会議は終了し、いよいよ制御塔の四箇所同時襲撃作戦が始まる。
エミリアと「百八十四番」
エミリアがアルに伝言を伝え、自室の部屋に戻ると「百八十四番」がそこにいた。
彼女は、エミリアが氷像を身代わりとして、逃げ出したと考えていた。そして、それをレグルスに言わないことに「勇気」を振り絞ったとエミリアに伝えた。
エミリアがもう一度勇気を出して立ち向かおうと言葉をかけるが、「百八十四番」はもう無理だと話し、自分の死を覚悟した。
そこに、スバルの放送が聞こえてくる。
エミリアは、これが自分の騎士様だと「百八十四番」に自慢し、彼女を守るために結婚式を開きましょうと告げた。
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』
2nd season 後半クール📺放送情報公開#rezero #リゼロ pic.twitter.com/HeKUVwalJx
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) December 10, 2020
第5章「いつか好きになる人」ネタバレ
レグルスの結婚観、ここまで来ると哲学なんだよな。『顔が好きだから笑うことも泣くことも怒ることも禁じる、ただ好きな顔をしていろ』──相手の感情も人格も丸ごと“所有物”にする、強欲の罪の極北。
そうなんだよ…!それに対してエミリアが『スバルにエミリアたんって呼ばれるのが好き』『あなたのものにはならないわ』って真っ向から返すでしょ。感情を奪う男に、感情そのもので殴り返すの。そこで扉が吹き飛んでスバルとラインハルトが『花嫁をさらいに来た』──最高の合流、何度読んでもガッツポーズ出ちゃう。
エミリアと「百八十四番」は、結婚式のための飾り付けをして、大聖堂に向かう。
そこにはレグルスがいて、エミリアの容姿の美しさを褒める。
そして、「七十九番」を空番にしておいて正解だったと話した。
かつて、レグルスは自分の理想に近い女性を見つけ、妻に迎えようとしたが断念。それで「七十九番」を空にしていたが、その理想に近いエミリアを見つけ、これを運命だと話す。
レグルスの話
レグルスは、エミリアの顔が好きだと話す。
だから、笑うことも、泣くことも、怒ることも、喜ぶことも禁じる。何をしていようと、何を考えていようと構わない。ただ自分が好きな顔をしていろと命じる。
妻は番号で呼ぶが、それは顔以外の要素を排除するためであり、殺すこともあるが、それでも顔に対する愛情は永遠だと話す。
エミリアの話
エミリアは、スバルに「エミリアたん」と呼ばれることが好きだと話す。
そして、結婚は好きな人同士がする幸せなものだとも伝える。
いつか、自分が女性として男性を好きになるときがきて、その相手はもう決まっているとレグルスに告げる。
そして、「あなたのものにはならないわ」とハッキリと言葉にした。
結婚式場の扉が開く
その瞬間、結婚式場の扉が、荒々しい音を立てて開く。
片方は、ただ開いただけで、片方は、吹き飛んでレグルスに激突した。
扉の外には、スバルとラインハルトが立っていて、花嫁をさらいに来たと宣言した。
オットーが遭遇した大罪司教
オットーは、叡智の書を回収しに、ダーツの下に向かっていた。
亜獣を避けながら、慎重に進むオットーの前に、一人の異様な少年が現れる。
少年は、大罪司教「暴食」担当、ライ・バテンカイトスと名乗った。
次巻、第19巻のネタバレについて詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。
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『Re:ゼロから始める異世界生活』
2nd season 後半クール
\2021年1月6日(水)より
AT-X、TOKYO MX、BS11ほかにて放送開始📺限界を、ぶち破れ――
🐰公式サイト https://t.co/tCYPlAX1tM
🤡PV https://t.co/CuapzwFEL8#rezero #リゼロ pic.twitter.com/Ps2axAJRt7— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) December 28, 2020
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