月刊コミックアライブ2018年9月号掲載のリゼロ外伝、「金獅子と剣聖、フランダース騒乱1」のあらすじネタバレ、感想、考察です。
フェルト、ラインハルトが再びフランダースの裏社会のゴタゴタに巻き込まれる…!?
リゼロ外伝「金獅子と剣聖、フランダース騒乱1」の見どころネタバレ
フランダースで『定例会』が開催
フランダースの裏社会には三大派閥があり、中立の立場にある酒場の地下の部屋で「定例会」が開催されている。
- 「黒銀貨」:統帥ドルテロ、最大派閥
- 「天秤」:代表マンフレッド、賭け街を統括
- 「華獄園」:女主人トト、花街を統括
今回の定例会では、直近二ヶ月の間に6人もの裏社会関係者が襲撃された件、明らかな裏社会への敵対行為に対する対策について話し合われていた。
定例会には、トトの正体を受けて本来参加資格のない『黄金虫』のへレインも参加している。
「黄金虫」はフランダース最大の貸金業者で、安全に商売をさせてもらうことを担保に、裏社会への組織にも貸付を行なっており、「黄金虫」に手を出すことは不可侵の不文律とされていて、もし万が一誰かが手を出せば、この場にいる全員が敵になるという立場の存在だった。
へレインは、黄金虫の事業者が襲撃され、代表が命を落としたことを報告し、三巨頭に早期解決を求める。
同時に、へレインは本件の調査報告書を提出し、犯人はフランダースの仕組みを理解していない可能性が高く、ハクチュリの「剣聖」が囲っている少女、フェルトが疑わしいと提示する。
直近「黒銀貨」と揉めたことも調べられており、その仕返しとして、フェルトの判断でラインハルトが動いた、というのが真相ではないかとへレインは訴えかけた。
ハクチュリでは「豊作祈願祭」が開催
一方、アストレア領のハクチュリでは、広場に住民全員が集まり、東西南北の四つの陣営に分かれて、トメトをぶつけ合う毎年恒例の豊作祈願祭「トメト祭」が開かれていた。
今年は、フェルトの提案で十数年ぶりにアストレア家が祭りに参加し、大盛り上がりを見せる。また、戦力の均衡を保つため、アストレア家の面々は次のように陣営を分かれた。
- 東:フェルト
- 西:フラム、グラシス
- 北:ロム爺、ラチンス
- 南:ガストン、カンバリー
- 審判:ラインハルト
お祭りは、トメトをぶつけられると失格となり、最後まで残った陣営が優勝となる。得意のすばしっこさを活かして、残り二陣営まで粘ったフェルトだったが、フラムとグラシスの双子の連携攻撃を避けきれず、顔中トメトだらけになって敗北を喫する。
フラムとグラシスが表彰台の一番高いところに立ち、街長に表彰されている所で、フェルトはカリファとイリアもお祭りに参加している姿を見つける。その近くにはデレデレのガストンがいて、仲睦まじい姿をニンマリと見つめていた。
ガストンは、「流法」という技術に対して才能があり、ラインハルトに厳しい修練を課されていたが、カリファを守るという使命感に燃え、それに耐え、着実に力をつけてきていた。
サーフィスがハクチュリに現れる
トメト祭の表彰の後、フェルトとラインハルトが、住民ではない不自然な人物を発見する。
人気のない牧場まで移動すると、ドルテロの部下サーフィスが現れ、ドルテロからの伝言を持ってきたと話す。フランダースで発生している一連の事件を触りだけ伝え、詳細は自分で調べろと投げる。
三大組織の残りの2つ「華獄園」と「天秤」から挨拶があると忠告し、この忠告も本来は危険な肩入れであり、カリファとイリアの件が極秘事項で、裏社会のフェルトに対する認識が誤解だと説明できないため、せめて筋を通すために、情報を提供したのだった。
フェルトとラチンスがシャトランジ盤で勝負
アストレア邸に戻ると、談話室でフェルトはラチンスとシャトランジ盤で戦う。
ラチンスはフランダースに頻繁に出向いており、フェルトがフランダースの事件について聞くと、ラチンスは概要を把握していて、フェルトに説明する。
また、サーフィスのもたらした情報から、フェルトが一連の事件の犯人として疑われていると察し、「挨拶」に対して警戒するように忠告した。
フェルトは筋は良いが、シャトランジ盤はラチンスの圧勝で終える。
ロム爺と相談
三日待っても「挨拶」が訪れずにヤキモキしたフェルトは、執務室でロム爺に愚痴る。
ロム爺はフェルトの相手をしながら、アストレアの領地運営の状況を確認しており、その奔放さに驚愕していた。
ハクチュリの人々は、人が良すぎていいようにされていて、滅茶苦茶な領地運営となっていた。ラインハルトの曽祖父の時代までは良かったようだが、祖父の時代から酷いもので、早急にまともな内政官が必要だと主張する。
フェルトが、ロム爺はできないのかと聞くと、頭脳労働でも領地運営は専門外だとされてしまった。
問題が山積している状況にフェルトが困ると、ついに閃き、「挨拶」を待つのではなく、こちらから「挨拶」に行こうと決断する。こうなればフェルトを止めることはできないと知っているロム爺は、「剣聖」を説得する役割を担うことを決めた。
フランダースへ「挨拶」に赴く
フランダースには、フェルト、ラインハルトの他に、カンバリーが道案内として同行する。
カンバリーとラチンスはフランダースの常連で、花街に入り、裏組織「華獄園」の屋敷へと案内する。一際豪華なお屋敷の入り口には小人族の男が用心棒として立っていて、フェルト達の姿を見て驚いた。
そして問答無用で魔法を放った。
リゼロ外伝「金獅子と剣聖、フランダース騒乱1」の感想・考察ネタバレ
ガストンとカリファがいい感じ!
水門都市プリステラで娘がいるとフェルトに言われていたガストンでしたが、やはりイリアのことであると明らかになりました。
気は優しくて力持ちなガストンであれば、言葉を発することのできない訳あり美女のカリファをきちんと守ることができるでしょう!
二人が結婚する際には、ハクチュリでお祭りになりそうです。
流法はラインハルトの修練で身につけていた
この時点でガストンは「流法」をある程度身につけており、これがラインハルトによる修練の結果だと判明しました。
流法に関しては、キャロルやグリムが師匠の説もありましたが、二人は王都にいるので、指導はラインハルトしかできませんよね。
「黒銀貨」が襲ってくることはないにせよ、「天秤」「華獄園」「黄金虫」あたりはフェルトの弱点をついてくる可能性が高いので、フランダースにフェルトが行っている間にハクチュリが襲撃され、それをガストンが「流法」で迎え討つような展開もありそうです。
カンバリーが「花街の遊び人」として人気者に
カンバリーがまさかの花街の人気者となっており、引く手数多の状態となっていました。
王都でもヴォラキア貴族から金貨をもらったり、貧民街を脱出しようと思えばトンチンカンはできたはずですが、どこにお金が消えていったのかが、カンバリーとラチンスの行動から分かるような気がしますね。
リゼロ外伝「金獅子と剣聖、フランダース騒乱1」まとめ
ハクチュリとフランダースは1日で往復できる距離にあり、今回は五大都市の一つフランダースでフェルトが活躍するお話となりそうです。
既に「黒銀貨」の統帥である「豚王」ドルテロはフェルトを大器と見ており、部下のサーフィスも同意見で、友好的な関係を築けています。
王選で勝つためには国民の総意を得ることが必要で、人口の多い五大都市は、支持を集めておきたい重要な場所です。
フランダースに行くと決めたフェルトが、黒銀貨以外の裏社会の主要人物達と会い、味方にしていくことができるか注目です。
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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