「リゼロ」工業都市コスツールは、ルグニカの五大都市の一つに数えられる大都市です。観光には向かないものの、魔造具の生産によって街は栄えています。リゼロのコスツールを詳しく知りたい方は本記事をご覧ください。
工業都市コスツールとは？
ルグニカ王国の五大都市の一つ
工業都市コスツールは、ルグニカ王国の西方にある五大都市の一つです。
現当主のロズワールが当主となった頃は、規模はまだ半分程度でしたが、王都から「同胞団」「金翼党」が移住したことで街が大きく発展することとなりました。
カール時代に発展した都市
ロズワール・カール・メイザースによって開発された魔造具の生産が主な産業です。
魔造具は、魔法をより便利な形で利用できるようにするための道具のことであり、生活のあらゆる場面で使われています。
リゼロ世界では、キッチンで料理する際は火のマナによって調理器具を温める仕組みとなっていますが、これも魔造具の一種で、マナを込めることで適した温度のフライパンになるなどの効果があります。
新ロズワール邸、ミロード家の近く
場所は新ロズワール邸、ミロード家の近くです。
フレデリカの全力疾走で二十分程度で往復できる距離にあるため、エミリア陣営との関係性も深く、五大都市の中でもエミリア支持が固まっている街となっています。
工業都市コスツールに残された謎
「十年以内に規模を２倍にする必要がある」発言
現当主ロズワールが王都から「同胞団」「金翼党」を移住させる際、「コスツールを十年以内に規模を２倍にする必要がある」と発言しています。
この理由はまだ明らかになっておらず、五大都市の一つとすることが目的なのか、聖域と同じように一定人数以上を特定範囲に入れることが目的なのかは不明です。
「同胞団」引越し時から存在する「光虫」
魔造具の生産を行う人手として、ロズワールが貧民街出身の人間で構成されていた「同胞団」をコスツールに移住させていますが、この時から「光虫」が存在すると判明しています。
「光虫」はエミリア達の奮闘によって撃退されましたが、まだその存在の出どころは不明となっています。
工業都市コスツールの主な人物
レノ・レックス
レノ・レックスは工業都市コスツールの都市長です。元々は「同胞団」のまとめ役であり、コスツール移住後も魔造具の生産を指揮し、その流れで都市長に就任することとなりました。寡黙で誠実な男であり、西方辺境伯領会合でもエミリアの味方となっています。
ベルモント
ベルモンは王都で「同胞団」にスパイとして潜入していた「六枚舌」です。ラッセルの指令によりコスツールに移住しましたが、その後はまだ物語に出てきていません。六枚舌なので、ものすごく自然にコスツールに馴染んでいる可能性が高いです。
ファリド・インプセン
ファリド・インプセンは、王都で問題視されていた「金翼団」の表の代表です。溢れる愛国心を持っていましたが、貴族の四男で家も役割も何もかも与えられず、持て余した情熱があらぬ方向へと向かっていました。ロズワールに魔造具をルグニカに広めるという役割を与えられ、コスツールに移住しました。
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