「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」のアニメ26話(2期1話)、「それぞれの誓い」のあらすじ解説、考察をしていきます。
第1期ラストは、スバルとエミリアが王都に戻る竜車の中で、エミリアがレムのことを忘れていることが発覚したところで終わりました。
2期はレムとクルシュの身に起きた出来事から物語が再開します。
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リゼロアニメ26話(2期1話)のあらすじ・見どころ
王都へ戻るレム・クルシュの身に起きた出来事
王都に帰る道で悪意と遭遇
レムとクルシュは同じ竜車に乗り、王都への道を進んでいた。
王都へ帰る討伐隊の面々は喜びに満ちており、全員が何らかの負傷を負いながら、白鯨討伐という偉業を成し遂げた充実感から明るい雰囲気を醸し出していた。
突然、隊列の前方の竜車が粉々に吹き飛ぶ。クルシュはすぐに頭を切り替え、全体に敵襲を知らせた。
道の前方には真っ白な服をきた真っ白な髪の青年がポツンと立っている。
クルシュは突撃を命じるが、衝突する寸前にレムがクルシュを抱えて竜車を脱出。青年と衝突した竜車は粉々となり、乗っていた討伐隊の仲間達は倒れた。
大罪司教強欲担当「レグルス・コルニアス」登場
クルシュは青年に何者かと問うが、青年は長ったらしい言葉を並べて答えようとしない。
クルシュの「百人一太刀」が放たれたが、斬撃は青年に届くことはなかった。
反対に、青年が手を振り上げた直後、クルシュの方の片腕が吹き飛ぶ。
フェリスと譫言のように呟くクルシュを、レムが治癒魔法で対処する。
大罪司教暴食担当「ライ・バテンカイトス」登場
レムが後方を確認すると、背後に大勢いたはずの討伐隊が一人残らず倒れていた。
一人の少年が立っており、僕達のペットが倒されたと聞いたので来たと話す。
少年は、想像以上に豊作で、久しぶりに飢餓が満たされたと話した。
レムが名乗りを上げ大罪司教と対峙する
レムは二人に名前を聞く。
青年は魔女教大罪司教「強欲」担当、レグルス・コルニアスと名乗る。
少年は魔女教大罪司教「暴食」担当、ライ・バテンカイトスと名乗る。
ライに名前を聞かれ、レムは「ナツキ・スバルの介添え人、レム」と名乗った。
レムと大罪司教の戦闘が始まり、ライによってレムは食べられてしまう。
スバル・エミリア達がクルシュ邸に到着
庭園でスバルがレムを発見
スバルとエミリア達もクルシュ邸に到着するが、庭園中に大罪司教に襲撃された人達が寝かされ、治癒魔術師達による治療が施されていた。
倒れるクルシュを見て、フェリスが泣き叫ぶ。
スバルがレムを見つけるが、治癒魔術師が治療しても目覚めない状態だった。
スバルがレムを救うため「死に戻り」を発動するが、戻ったのは王都へ向かう竜車の中で、既にエミリアがレムを忘れてしまっていた後だった。
クルシュ邸のベッドでレムを寝かせてもらう
クルシュ邸の中の一室を借りて、ベッドの上にレムを寝かせてもらう。
スバルは何度も「死に戻り」を発動したが、レムを救うことはできなかったと自分の無力さを嘆いた。
パックが部屋に出現
悔やむスバルの元に、パックが突然出現する。
スバルは期待するが、パックでもレムを目覚めさせることはできないようだった。
代わりに、パックからレムが「眠り姫」なった原因である「暴食の権能」について教えてもらう。
- 「暴食」の権能は簡単に言えば「食べること」
- 「名前」を食べて周囲の記憶から奪う
- 「記憶」を食べて当人の記憶を奪う
名前と記憶の両方を奪われれば、今のレムのように「眠り姫」になってしまうと、誰がレムをこうしたのかをスバルに教えた。
パックはまるで自分が消えてしまうかのように、スバルに「リアのこと、宜しく頼んだよ」と言って姿を消す。
エミリア陣営とクルシュ陣営の話し合い
クルシュ邸の応接室で、エミリア陣営とクルシュ陣営の話し合いが開かれる。
へータローが率いていた鉄の牙は、魔女教登場の際に即座に離脱し、王都から援軍を集めて戻っていた。そこには、クルシュ、レム、そして「暴食」によって記憶を失った人々だけが残っていた。
フェリスはこれ以上クルシュを危険に晒すことはできないと、エミリア陣営との同盟の話をなかったことにしたいと打診する。しかし、ヴィルヘルムは「暴食」打倒の機会が失われると、同盟を支持した。
フェリスはヴィルヘルムに食ってかかるが、それをクルシュが止め、自分の思いを打ち明ける。
クルシュの言葉、態度は、記憶を失う前のクルシュそのものだった。フェリスはクルシュに泣いて抱きつき、エミリアとスバルに謝罪した。
エミリアがレムの部屋でスバルを慰める
話し合いが終わり、スバルはレムの眠る部屋へと戻る。
そこにエミリアが現れ、全く寝ないスバルを心配し、自分にも悩みを一緒に抱えさせてほしいと話す。
エミリアは、スバルが自分を助けてくれたように、自分もスバルを助けたいのだと伝えた。
エミリアの言葉に涙を流すスバルを、エミリアは後ろからそっと抱きしめる。
スバルはエミリアの腕の中で、魔女教を打倒し、必ずレムを取り戻すことを決意した。
リゼロアニメ26話(2期1話)の解説・考察
クルシュが笑うのが下手なことを後悔した理由
竜車の中でクルシュがレムに対して「笑うのが下手なことを後悔したまま」と話したのは、「フーリエ殿下」に対してです。
フーリエ殿下は、クルシュに好意を持っていた「ルグニカ王国の王子」だった人物です。王族のみかかる病が流行った時に、フーリエ殿下も亡くなってしまっています。
クルシュも好意を持っていましたが、最後までフーリエ殿下にそのことを伝えることができず、その言葉を紡ぐことができたのは、フーリエ殿下が息を引き取った後でした。
そのため、クルシュは「フーリエ殿下の妻となるべく、女性らしくあれなかったこと」に後悔を感じていたのです。
クルシュがいきなり負傷した理由
クルシュがいきなり負傷した理由は、「強欲の大罪司教」レグルス・コルニアスによるものです。
レグルスの権能についてはまた別記事で詳しく紹介しますが、レムやクルシュの攻撃がレグルスの直前で止まっていることから、その正体を推測することができます。
ヴィルヘルムが同盟支持をした理由
アニメでは語られませんでしたが、ヴィルヘルムがエミリア陣営との同盟を支持した理由は、魔女教打倒の機会だけでなく、個人的な理由も含まれていました。
この時ヴィルヘルムは肩から血を滲ませており、それは「死神の加護」の影響によるものです。
「死神の加護」を持つ者に与えられた傷は治ることがなく、その相手との距離が近づくほど効果が高まります。
そして、ヴィルヘルムの肩に傷をつけた相手は、妻であり、前剣聖であるテレシアでした。
肩の傷が開いたということは、ヴィルヘルムの近くにテレシアがいたということになり、そこに魔女教の関与が疑われるため、ヴィルヘルムは魔女教打倒の機会を得るため、同盟の支持をしていたのでした。
リゼロアニメ26話(2期1話)まとめ
数年ぶりのリゼロアニメ2期がいよいよスタートしました!
26話では、レムとクルシュに起きた出来事から、スバルを中心にそれぞれが新しい覚悟を持ったところまでが描かれます。
27話では、エミリアは同盟締結の承認を得るために、メイザース領に戻り、ロズワールと会おうとします。
果たして、無事にロズワールと合流し、クルシュ陣営との同盟を締結することができるでしょうか?
続きの27話のあらすじネタバレはこちら
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本ページの情報は2022年4月1日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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