リゼロの「グラムダート・ホルストイ」中級伯の立場と性格、ヴォラキアの流血外交での動き、その後のルグニカ亡命など、グラムダートについて詳しく解説していきます。ヴォラキア秘伝「飛竜操り」を土産にルグニカ亡命を企図したグラムダートがどうなったかなど知りたい方は本記事をご覧ください。
グラムダート・ホルストイとは？
ヴォラキア帝国中級伯
グラムダートは、神聖ヴォラキア帝国の中級伯である貴族です。
適度な上昇志向である野心と、一部の部族を動かすことができるなどの権力を保有しています。
バルロイに共謀者として選ばれる
ルグニカからの使者がヴォラキアに訪れた際には、バルロイによって共謀者に選ばれ、協力してヴィンセントを討ち取るための動きをしていました。
ただし、バルロイはヴィンセントと繋がっており、グラムダートはその裏にいる人物を引っ張り出すために声をかけられていたのでした。
裏でベルステツと繋がっていた可能性
ヴォラキア流血外交が失敗に終わると、グラムダートはベルステツによって首だけとなってヴィンセントに差し出されます。
しかし、この首は偽物であり、本物はルグニカ王国に亡命しようと移動している最中でした。
このことから、グラムダートは裏で宰相ベルステツと繋がっていたことが判明しています。
グラムダート・ホルストイの能力
そこそこの野心とそこそこの権力
グラムダートは、そこそこの野心、そこそこの権力を持っている人物です。
本人的には必死の全力ですが、傑物が揃うヴォラキアの上層では力が及ばず、操りやすい手駒の一つとしてしか数えられていませんでした。
動かせる部族には「虫籠族」などがおり、ヴィンセントが水晶宮に戻るのを邪魔しようと動かしていました。
グラムダート・ホルストイの主なストーリー
バルロイと共謀して皇帝ヴィンセントを討ち取ろうとするが失敗
グラムダートは、バルロイ・テメグリフと共謀して、ヴィンセント・ヴォラキアを討ち取ろうと試みます。
しかし、ルグニカ王国からきていたラインハルト、ユリウス、フェリスによって妨害され、ものの見事に企みは失敗してしまいました。
秘伝「飛龍操り」を持参してルグニカに亡命
ヴィンセントが王宮に復帰し、ヴォラキアにいては命がないと悟ったグラムダートは、秘伝「飛竜操り」をお土産に持参してルグニカに亡命しようとします。
時間稼ぎのため、宰相ベルステツが偽首をヴィンセントに差し出しますが、即座に偽物であることが見破られ、セシルス・セグムント、チシャ・ゴールドが追手として派遣される事態となります。
トンチンカンに金貨を渡して見張りを依頼
ボルドーに連絡を入れたグラムダートは、ルグニカ王都に潜伏して返事を待つこととなります。
セシルスが王都に現れたことを知ると、トンチンカンにヴォラキアの金貨を渡して見張り役を頼みましたが、他にも金貨を渡していた荒くれ者達がセシルスに絡んでしまい、結局そこから辿られ、セシルスに発見されてしまうこととなりました。
セシルス、チシャに囚われ強制送還
セシルスはグラムダートの命を奪おうとしていましたが、間一髪のところでチシャ・ゴールド、ユリウス達が登場し、グラムダートは命を落とさずに済みます。
しかし、そのままヴォラキア帝国に強制送還となり、恐らくその場で命を落とす以上に酷い目に遭うこととなりました。
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