「リゼロのArc6って結局どんな話だったの?」「スバルがなぜ記憶を失ったのか理解できなかった」「プレアデス監視塔の試練が複雑すぎてついていけない」——そんな疑問を抱えたまま次の章に進んでしまった方は多いはずです。
第6章「星と星の間の誓い」は、スバルが記憶を失い・レムが目覚め・剣奴孤島へと飛ばされ・Arc7の舞台ヴォラキア帝国への扉が開かれるという、リゼロ全体の転換点となる最重要章です。プレアデス監視塔での壮絶な戦いから、死に戻りの異変まで、Arc6の全貌を一気に解説します。
この記事でわかること
- Arc6「星と星の間の誓い」の全体的なあらすじと構成
- プレアデス監視塔の目的・構造・各層の試練
- 三英傑(シャウラ・レイド・ボルカニカ)それぞれの役割
- スバルの記憶喪失の原因(ルイ・アルネブの策略)と回復方法
- シャウラとの最終決戦・エミリアの「絶対零度」初披露
- レムの意識回復と記憶喪失のまま目覚めた衝撃
- 剣奴孤島への転移とセシルス・セグムントとの初遭遇
- Arc7(ヴォラキア帝国編)への伏線と転機
※ Arc6スバルの戦闘・成長に特化した解説はこちらの記事をご覧ください。本記事はArc6の物語全体の流れと各要素の解説に特化しています。
Arc6「星と星の間の誓い」の全体構造
Arc5プリステラ後から監視塔へ
第5章「水門都市の攻防」(Arc5)では、プリステラを舞台に暴食の大罪司教ロイ・アルファルドとライ・バテンカイトスとの激戦が繰り広げられました。この戦いの中でレムが名前と記憶をライ・バテンカイトスに食われ、昏睡状態に。クルシュも記憶を奪われ、王都は大混乱に陥ります。
Arc5の作戦でプリステラを守り切ったスバルたちは、昏睡するレムを何とかしようと手がかりを求め、「全知の賢者の塔」として伝わるプレアデス監視塔を目指すことを決意します。
Arc6の登場人物は以下の通りです。
| キャラクター | Arc6での主な役割 | 関連記事 |
|---|---|---|
| ナツキ・スバル | 記憶喪失・死に戻り異変・剣奴孤島転移 | スバルの強さ |
| エミリア | シャウラとの決戦・絶対零度初使用 | エミリアArc6 |
| ベアトリス | 試練サポート・スバルの精神的支柱 | ベアトリスの強さ |
| レム | 昏睡→意識回復(記憶なし) | レムの記事 |
| ユリウス・ユークリウス | 名前を食われ「無名の騎士」として戦う | ユリウスの強さ |
| アナスタシア/エキドナ | アナスタシアの肉体をエキドナが使用 | アナスタシア |
| オット・スーウェン | 後衛サポート・各所への連絡役 | オット |
| パトラッシュ | 砂丘越えの移動手段 | パックの記事 |
Arc6の大まかな流れ
Arc6は大きく「監視塔攻略フェーズ」と「剣奴孤島フェーズ」の2部構成です。
- アウグリア砂丘越え:プレアデス監視塔を目指しての過酷な旅
- シャウラとの初接触・試練開始:番人シャウラによるルール説明
- 各試練攻略:レイド・ボルカニカへの挑戦
- スバルの記憶喪失:ルイ・アルネブによる記憶の奪取
- スバルの記憶回復:「ナツキ・スバルの死者の書」による融合
- シャウラ暴走・最終決戦:エミリアの絶対零度でシャウラを撃破
- 黒い影に飲まれ剣奴孤島へ転移:レムが目覚め、セシルスと初対面
プレアデス監視塔の構造と試練
監視塔の目的と設置者
プレアデス監視塔(大図書館プレイアデス)は、アウグリア砂丘の中心に立つ巨大な塔です。「全知」と呼ばれた賢者フリューゲルが残した膨大な知識が眠る場所であり、塔内部には死者の書(しゃのしょ)が収められた図書館フロアが存在します。
なお「三英傑の賢者」として歴史に名を残しているのはシャウラですが、シャウラ自身は「賢者の功績は全てお師様(フリューゲル)がやったこと」と明言しています。つまり実際の賢者の正体はフリューゲルであり、フリューゲル=スバル説も有力な考察対象となっています。
プレアデス監視塔 基本情報
- 場所:アウグリア砂丘の中心(近づくだけで視覚・聴覚が狂う魔の地帯)
- 建設者:賢者フリューゲル(約400年前)
- 番人:シャウラ(400年間一人で守り続けた)
- 目的:知識の保管、龍の加護継承のための試験場
- 別名:大図書館プレイアデス
シャウラが提示する5つのルール
番人シャウラは挑戦者に以下の5つのルールを提示します。このルールを守れば試験に挑戦できますが、ルール違反はシャウラの暴走を招くことになります。
| 番号 | ルール |
|---|---|
| ① | 試験を終えずに塔から去ることを禁ず |
| ② | 試験の決まりに反することを禁ず |
| ③ | 書庫への不敬を禁ず |
| ④ | 塔そのものへの破壊行為を禁ず |
| ⑤ | 試験の破壊は禁じない(試験の攻略方法に制限なし) |
死者の書(図書館)の存在
プレアデス監視塔内部の図書館には、死者の書が保管されています。死者の書とは、死んだ人間の生涯の記憶が記録された本です。読んだ者は、その人物が生前に見聞きしたこと・経験したことを「追体験」できます。
スバルたちは試練の過程でこの図書館に辿り着き、試練攻略のヒントを得ようとします。しかしここでスバル自身の死者の書(=まだ生きているスバルの本)が存在することが判明し、物語は急展開を迎えます。
なお、ユリウスは暴食の権能によって名前を食われており、図書館でも「名無しの騎士」として記録されている状態です(ユリウスの強さと名前消滅の詳細)。
三英傑それぞれの守護
400年前に「嫉妬の魔女サテラ」の封印に貢献した三英傑がプレアデス監視塔を守護しています。
| 三英傑 | 称号 | Arc6での役割 | 試練の内容 |
|---|---|---|---|
| シャウラ | 賢者(番人) | 監視塔全体の管理者・最終的に暴走 | 番人として試験全体を監督 |
| レイド・アストレア | 剣聖(初代) | 第2層の試験官・400年前の姿で登場 | 「レイドを一歩でも動かす」 |
| ボルカニカ | 神龍 | 最上層の試験官・龍の加護の継承者判定 | 龍から認められた者のみが通過 |
各試練の概要
初代剣聖レイド・アストレアは、第2層の試験官として400年前の姿のまま死者の書から召喚された形で登場します。試練の内容は一見シンプル——「レイドを一歩でも動かすこと」——ですが、初代剣聖の実力は圧倒的で、並みの実力者が挑んでも絶対にクリアできない難関です。
スバルたちはルイの乗っ取りで出現したロイ・アルファルドが持つ剣技を利用するなど、様々な手段でこの試練に挑みます(Arc6スバルの戦闘詳細)。
神龍ボルカニカは最上層に君臨し、「龍の加護を受けた者」のみ通過を認めます。エミリアはハーフエルフとして特別な素質を持つため、最終的にボルカニカから認められることになります。
スバルの記憶喪失:ルイ・アルネブの策略
ルイ・アルネブとは何者か
ルイ・アルネブは、暴食の大罪司教「飽食」を担当する3人目の大罪司教です。Arc5で活躍したロイ(大食)・ライ(小食)と並ぶ暴食三人衆の末っ子にあたります(大罪司教一覧)。
暴食の権能「グラ・タラ・ナリル」は、人間の「名前」または「記憶」を食べる能力です。名前を食われた者は世界の記録から消え、他人の記憶から抹消されます。記憶を食われた者は自分の経験・人間関係をすべて失います。
ルイ・アルネブが狙った理由
スバルの「死に戻り」体験は、文字通り「何度も死んだ人間の記憶」です。通常では絶対に存在しえないこの記録は、ルイにとって最高の「食材」でした。Arc6以前の膨大な死に戻り経験が詰まったスバルの記憶は、他に代えがたい唯一無二の「ご馳走」だったのです。
記憶消失の3段階プロセス
スバルが記憶を失う経緯は以下の流れで起こります。
- 死者の書から「記憶の回廊」に迷い込む:スバルの死者の書を読んだことで、スバルは自分の生前の記憶が収録された「記憶の回廊」と呼ばれる精神空間に迷い込みます
- ルイ・アルネブが記憶の回廊に侵入:その場にルイが侵入し、スバルの記憶を次々と「食べ始める」
- 「ナツキ・スバル」の記憶が消える:異世界に来てからの経験・仲間たちとの思い出・エミリアへの感情・死に戻りの記憶が根こそぎ奪われ、「コンビニ前にいた普通の高校生スバル」の状態になってしまう
記憶喪失後のスバルは、エミリアの顔を見ても誰だかわからず、ベアトリスが「僕のための人」であることも理解できません。死に戻りの能力は残っているものの、それが何なのかも把握できない状態です。
「ナツキ・スバルの死者の書」による回復
記憶喪失状態のスバルが唯一頼れるヒントは、自分自身の死者の書が図書館に存在するという事実です。本来、死者の書は「死んだ者の記録」しか残らないはずですが、スバルの場合は死に戻りによって何度も「死」を経験しているため、まだ生きているにもかかわらず死者の書が存在するという異常事態が起きています。
記憶喪失スバルがこの本を手に取り読み進めることで、記憶を持つ「本来のスバル」と記憶喪失の「コンビニスバル」が精神の中で融合し、記憶が回復します。この過程でルイ・アルネブも撃退され、スバルは完全な自分を取り戻します(死に戻りの権能詳細)。
シャウラとの最終決戦
シャウラ暴走のきっかけ
シャウラは400年間、フリューゲル(お師様)を待ち続けた孤独な番人です。試験のルールが正しく遵守されている間は人間形態を保ち理性的に振る舞いますが、ルール違反があると「紅蠍(こうかつ)」の巨体に戻って暴走します。
Arc6終盤、試験のルールが複合的に破られたことでシャウラの制御が外れます。暴走したシャウラはスバル一行を15回以上も死に戻らせるほどの絶対的な脅威となり、塔全体が崩壊の危機に瀕します。
エミリアの「絶対零度(アブソリュート・ゼロ)」初披露
Arc6はエミリアにとって大きな転換点でもあります。聖域でのトラウマ解放(Arc4)を経て覚醒したエミリアが、Arc6で初めて本格的な強敵と正面から戦い始めた章です。
シャウラとの最終決戦において、エミリアは「アブソリュート・ゼロ(絶対零度)」を初披露します。氷系魔法を極限まで高めた究極魔法であり、触れたものを完全に凍てつかせる絶大な破壊力を持ちます(エミリアArc6の詳細解説)。
連携による撃破
シャウラの撃破はエミリア単独ではなく、複数メンバーの連携によって実現します。
- メィリィ・ポートルート:野生動物を操り囮として機能。シャウラの注意を引きつける
- ユリウス(無名の騎士):剣技と精霊魔法で攪乱。名前がない状態でも諦めず戦い続ける(ユリウスの活躍)
- ベアトリス:スバルの精神的支柱として機能しつつ、障壁魔法で被害を最小限に(ベアトリスの活躍)
- エミリア:絶対零度でシャウラの紅蠍形態を撃破、番人としての役割を終わらせる
シャウラは最終的に「番人としての役目を終えた」状態で消滅します。400年間フリューゲルを待ち続けた彼女の最期は、リゼロ屈指の感動シーンとして語られています。
レムの問題:意識回復・しかし記憶は空白のまま
Arc5でのレムの状態
レムはArc5のプリステラ戦で、暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスに「名前」と「記憶」の両方を食われました。通常、名前を食われると世界の記録から抹消されますが、レムの場合は記憶も同時に奪われたため存在は消えていないが深い昏睡状態に陥ります(レムの状態詳細)。
スバルだけが「レム」を覚えており、他の全員の記憶からは「レム」という存在が消えてしまっている——これがArc5から続く最大の悲劇です。
Arc6でレムが目覚める
Arc6の後半、プレアデス監視塔攻略が完了した後、スバルたちは黒い影に飲まれてヴォラキア帝国の剣奴孤島へと転移します。この転移の際、昏睡していたレムが意識を取り戻します。
しかし——喜びも束の間。目覚めたレムが最初に発した言葉は「…あなた、誰ですか?」でした。
レムは意識を取り戻したものの、記憶は一切ない状態。スバルのことも、自分がレムであることも覚えていません。名前を聞かれてもわからないため、Arc7では「ユーゲン」と名乗ることになります(Arc7でのレムの記憶回復)。
レムの記憶回復タイムライン
| 時期 | レムの状態 |
|---|---|
| Arc5終盤 | 名前・記憶を食われ昏睡。全員の記憶から消える |
| Arc6終盤 | 意識回復するが記憶なし。「ユーゲン」と名乗る |
| Arc7〜Arc8 | 記憶なしのまま戦場で活躍(詳細はArc7レム記事) |
| Arc9 第35話 | 記憶が完全回復(WEB版) |
剣奴孤島:Arc7への転機
黒い影による突然の転移
プレアデス監視塔攻略を終えたスバルたちの前に、突如として黒い影が現れます。この黒い影は「魔女の残滓」とも呼ばれる存在で、嫉妬の魔女サテラとの繋がりを持つ謎の力です(死に戻りと黒い影の関係)。
黒い影に飲み込まれたスバルとレムは、砂丘からまったく異なる場所——ヴォラキア帝国の「剣奴孤島(けんぬこじま)」に転移してしまいます。剣奴孤島は帝国が剣闘士(剣奴)を育成・管理する孤立した島であり、Arc7の主舞台となるヴォラキア帝国に属する場所です。
死に戻りセーブポイントの異変
剣奴孤島への転移と同時に、スバルは重大な異変に気づきます。死に戻りのセーブポイントが変化しているのです。
通常、死に戻りのセーブポイントは「強い感情の残滓」が刻み込まれた特定の時点に固定されます。しかし剣奴孤島転移後は、セーブポイントが安定しない・あるいは以前とは異なる箇所に設定されているという異常事態が発生し、Arc7でもこの「セーブポイントの不安定さ」が物語の核心に関わってきます。
セシルス・セグムントとの初遭遇
剣奴孤島で目を覚ましたスバルが最初に出会うのが、セシルス・セグムントです。セシルスはヴォラキア帝国の九神将の一人で、「青き雷光」の異名を持つ最強クラスの剣士です(セシルスの詳細解説)。
ただしArc6でスバルが出会った時点のセシルスは、何らかの理由で子供の姿になっていました(詳細はArc7以降で明かされます)。スバルもまた島内で様々な困難に直面し、この強烈な個性を持つセシルスとの関係を少しずつ築いていくことになります。
セシルス・セグムントとは
- 肩書き:ヴォラキア帝国九神将・第1位
- 異名:「青き雷光」
- 特徴:天才剣士。自由奔放で戦闘に喜びを見出す
- Arc6でのスバルとの関係:剣奴孤島で初遭遇、Arc7で本格的に絡む
Arc6がArc7に与えた影響
Arc6「星と星の間の誓い」は、単独の章として完結しながらもArc7「帝国動乱」への伏線を多数仕込んでいます。
| Arc6で起きたこと | Arc7への影響 |
|---|---|
| 剣奴孤島への転移 | Arc7の舞台がヴォラキア帝国になる直接のきっかけ |
| レムの意識回復(記憶なし) | 「ユーゲン」として動くレムとの再会・記憶回復が長期課題に |
| セシルスとの初遭遇 | Arc7でセシルスが重要キャラとして活躍 |
| 死に戻りセーブポイントの異変 | Arc7以降の死に戻りの不安定さとして引き継がれる |
| ルイ・アルネブ(幼児化) | Arc6終盤にスピカとして生まれ変わり、以降スバルに同行 |
特に注目すべきは、Arc6までで「ルグニカ王国」を舞台にしていたリゼロが、Arc7からは「ヴォラキア帝国」という全く新しい舞台に移行する点です。九神将・皇帝ヴィンセント・アベルといった新キャラクターが続々登場し、世界観が大幅に広がります(Arc7概要解説)。
また、ハリベルやメディア・ラムなど別軸のキャラクターも絡んでくることで、物語はよりスケールアップします(ハリベルの詳細)。
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まとめ
Arc6「星と星の間の誓い」は、スバルが最も深い絶望(記憶喪失)に落ちながらも自己を取り戻す物語です。同時に、エミリアの覚醒・レムの目覚め・セシルスとの出会いと、Arc7以降に向けた大きな布石が次々と打たれています。
- プレアデス監視塔は「全知の賢者フリューゲル」が残した知識の塔で、三英傑(シャウラ・レイド・ボルカニカ)が守護
- スバルはルイ・アルネブに記憶を奪われ「コンビニ前のスバル」状態に → 自分の死者の書で回復
- エミリアが絶対零度を初披露しシャウラを撃破。シャウラは番人の役を終え消滅
- レムは昏睡から意識回復するも記憶なし。「ユーゲン」として目覚める
- 黒い影でヴォラキア帝国の剣奴孤島に転移。セシルス・セグムントと初遭遇
- 死に戻りセーブポイントの異変が発生しArc7へと続く
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